肝炎疾患診療連携体制
肝炎ウイルスに感染していても、適切な健康管理や治療で肝炎から肝硬変や肝がんに悪化するのを予防することが可能です。肝臓の状態は人によって異なりますので、まずは、医療機関を受診し、詳しい検査を受けて自分の肝臓がどのような状態にあるのか知っていただくことが大切です。
県では、肝疾患における診療連携体制を確立することを目的として、「肝疾患診療連携拠点病院」及び「肝疾患専門医療機関」を選定しています。
◇肝疾患診療連携拠点病院
県では、県内で肝疾患診療ネットワークの中心的な役割を果たしている「独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター」を肝疾患診療連携拠点病院に指定しています。肝疾患診療連携拠点病院内には肝疾患相談センターが設置されており、肝疾患に関する一般的な医療情報、専門医療機関や公的助成制度の情報提供などが行われています。また地域での適切な肝炎への医療提供体制が確保されることを目的とした医療従事者に対する研修会等が実施されています。
◇肝疾患専門医療機関
かかりつけ医と肝疾患診療連携拠点病院である長崎医療センターとの連携を図り、肝疾患における診療体制を構築するため、以下について実施可能である医療機関を「肝疾患専門医療機関」として選定しています。
(1)専門的な知識を持つ医師による診断と治療方針の決定
(2)インターフェロン等の抗ウイルス療法
(3)肝がんの高危険群の同定と早期診断
(4)肝がん治療
肝疾患専門医療機関一覧(令和5年4月1日)[PDFファイル/93KB]
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