厚生労働省は毎年9月24日から9月30日を結核予防週間と定めており、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
結核は過去の病気ではありません。 2023年、日本において1日に約28人の新しい結核患者が発生しており、結核は日本の重大な感染症です。
(長崎県の現状) 長崎県は2023年の結核罹患率が全国ワースト6位です。 2021-2023年における、県内の結核新登録患者のうち約6割が80歳以上の高齢者です。
結核とは?
結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。 痰に結核菌がいる患者がせきをすると空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。 結核の症状に特徴的なものがなく、初期には目立たないことが多いため、特に高齢者は気がつかないうちに進行してしまうことがあります。咳や痰が2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
結核予防のポイント
健康的な生活が免疫力を高め、結核の予防につながります。また、早く見つけることが重症化を防ぎ、周囲への感染予防につながることから、症状がなくても、定期的に健診を受けましょう。
・適度な運動
・十分な睡眠
・バランスの良い食事
・タバコを吸わない
・定期健診(年1回は健康診断[胸のレントゲン検査]を受けましょう!)
リーフレット・チラシ
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