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豚熱(CSF)・アフリカ豚熱(ASF)

最終更新日 2025年4月24日 | ページID 025215

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豚熱(CSF)

豚熱(CSF:classical swine fever)はCSFウイルスの感染によって起こる豚およびいのししの熱性・敗血症性の疾病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
日本では清浄化対策の推進により平成19年4月に清浄化を達成していましたが、平成30年9月9日に岐阜県の養豚場で26年ぶりに発生が確認されました。その後、岐阜県内で7例発生し、岐阜県と愛知県で死亡・捕獲した野生いのししでCSFの感染が確認されています。
平成31年2月6日には、愛知県の養豚場でCSFの発生が確認され、発生農場の豚の移動先である長野県、岐阜県、滋賀県および大阪府の関連農場においてもCSFの疑似患畜が確認されています。令和元年に本県でも発生が確認されました。
詳しくはこちら(農林水産省HP)をご覧ください。

(注記)CSFは豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。
(注記)豚肉の摂取によって、CSFが人に感染することは世界的に報告されていません。

アフリカ豚熱(ASF)

アフリカ豚熱(ASF:African swine fever)はASFウイルス感染によって豚およびいのししに急性出血熱などCSFに類似の症状を引き起こし、致死率の高い疾病です。
これまで日本での発生報告はありませんが、近年、海外からの旅客携帯品からASFウイルスの遺伝子が検出されており、国内への侵入を防ぐために水際検疫の強化が徹底されています。
詳しくはこちら (農林水産省HP)をご覧ください。

(注記)ASFの原因となるウイルスは、CSFの原因となるウイルスと異なるものです。
CSF:CSFウイルス(フラビウイルス科ペスチウイルス属)
ASF:ASFウイルス(アスファウイルス科アスファウイルス属)

農家の皆様へ

  • CSFおよびASFウイルスの農場内への侵入を防ぐために、飼養衛生管理基準の遵守を徹底してください。
  • また、どちらもいのししにも感染するウイルスですので、野生動物の侵入防止対策を十分に行ってください。
  • 飼養する家畜の健康観察は欠かさず行い、異状を認めた場合は直ちに診療獣医師・家畜保健衛生所へ連絡をしてください。
  • 中国など近隣国を含む海外での発生が確認されています。畜産関係者の皆様におかれましては、発生国へ渡航する際には畜産関係施設への立ち入りを避けるとともに、農場へ立ち入る人の海外渡航歴を確認するなど侵入防止にご協力お願いします。


【リーフレット】
CSF・ASFの侵入防止対策を徹底しましょう!(農林水産省)
予防対策の重要ポイント

【関連情報リンク】
*農林水産省:豚熱(CSF)についてアフリカ豚熱(ASF)について
*農研機構 動物衛生研究部門 家畜疾病図鑑Web:豚熱(CSF)アフリカ豚熱(ASF)

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〒918-8226 福井市大畑町69-10-1(地図・アクセス)
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