PowerPoint プレゼンテーション


新型コロナウイルス感染症対策のポイント ―外来編―
新型コロナウイルス感染症対策は、「標準予防策」を基本としたインフルエンザ対策が
実施できれば、「時間帯隔離」「出入り口の区別」「共用スペース(診察室・トイレ・処
置室等)の分離」等特別な対策は必要ありません。
各医療機関・ご施設等においてこれまで実施してきたインフルエンザ対策を参考にしつ
つ下記の項目を実施し、新型コロナウイルス感染症疑いもしくは患者に対応しましょう。
院内では「患者」「医療従事者」双方が
着用することが効果的です。
後に、診察した患者さんが陽性と分かっ
ても、双方でマスクを着用していること
で感染のリスクを下げることが可能です。
*N95マスクは、気管内挿管・気管支鏡・サク
ション等のエアロゾルを発生する医療行為時に使用
するマスクですので、日常的に着用する必要はあり
ません。
―ゴーグル・フェイスシールド―
咳がひどい患者さんに近接
するときに追加しましょう
日常清掃に必要な洗浄剤は、
市販の住宅用または清掃用
の洗浄剤でよいです。キッ
チンペーパーや手拭き用
ペーパーで湿らせて拭きま
しょう。
職員・患者さんが共に良く触るところ、
共用スペース等は、消毒より「汚染除
去」が重要です。清掃用の洗浄剤で
1回/日は、拭き掃除をしましょう。
30分に1回以上数分程度「対角線
上の窓や、ドアと窓を開ける」など
して、外気を取り入れ空気の流れを
作りましょう。
*二酸化炭素測定計を用いて、1000ppm
以下の数値を目安にするのもよいでしょう
手を
洗いましょう
サージカルマスクを
着用しましょう
環境整備を
しましょう
検体採取に
特別な部屋は
不要です
患者の感染症の有無にかかわらず、
手洗いをしましょう。特に「患者さ
んに触れる前後」が必要です。
「流水と石鹸」「アルコール製剤に
よる手指消毒」どちらでも効果があ
ります。
検体採取のための部屋が準備できな
くても、患者さん毎の標準予防策(適
切な防護具の着用・手指衛生・環境整
備)と換気できれば、診察室での検体
採取が可能です。
別室を設けることができる場合は、
そのままご使用ください。
換気をしましょう
表1 手洗いが必要な場面
・手袋・エプロン・ガウンは、日常的に着用する必要
はありません
感染リスクがある物質によって適した防護具を選ん
で、着用します。
2023年6月 青森県健康福祉部保健衛生課

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /