国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学 様
大学のさまざまなサービスを提供する上で必須となる認証システムについてOSSTech製品の採用により、使い勝手に優れた統合認証基盤システムを実現
OpenAM
Unicorn ID Manager
OpenLDAP
OpenLDAP は LDAP を実装した製品です。 LDAP はディレクトリサービスを実現するためのプロトコルです。 ディレクトリサービスにより、ユーザーアカウントやアドレス帳などの各種情報を一元的に保存、管理することが可能です。 また、メールサーバーやファイルサーバーなどがディレクトリサービスに接続し、各種情報を利用することが可能です。 これにより、アカウント情報等を各サーバーで保持する必要がないため、認証の統合が実現できます。
コミュニティ版のOpenLDAPの機能に加えて、弊社OSSTechがご提供するOpenLDAP には以下の機能が追加されています。
コミュニティ版の OpenLDAPにはない独自のチューニングや機能を追加。商用・大規模システムでの運用に適しています。
| パスワードポリシー機能 | OSSTech版 | 標準OpenLDAP *1 |
|---|---|---|
| パスワードのハッシュ化 | ○しろまる *2 | ○しろまる |
| パスワードの有効期限の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワードの変更禁止期間の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワード最小バイト長の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワード最大バイト長の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワードの期限切れの事前警告期間の指定 | ○しろまる *3 | ○しろまる *3 |
| 認証失敗時のアカウントロック | ○しろまる | ○しろまる |
| アカウントロックされる認証失敗回数の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| アカウントロックが解除される期間指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| 認証失敗回数のカウンターがリセットされる期間の指定 | ○しろまる | ○しろまる |
| 初回認証時のパスワード変更要求 | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワード履歴の記録 (履歴に残っているパスワードは使用不可能) | ○しろまる | ○しろまる |
| 期限切れパスワードによる認証(bind)の最大回数指定 (パスワード有効期限が切れた後に許可するログインの回数) | ○しろまる | ○しろまる |
| パスワードの複雑性のチェック | ○しろまる | △しろさんかく(バイト長制限のみ) |
| パスワードに含まれる文字種の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| パスワードに含まれる英文字の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| パスワードに含まれる英大文字の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| パスワードに含まれる英小文字の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| パスワードに含まれる数字の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| パスワードに含まれる記号の最小数指定 | ○しろまる | ×ばつ |
| 外部プログラムによるパスワードの複雑性のチェック | ○しろまる | ×ばつ |
※(注記))注記
OSSTech版 OpenLDAP 2.6 の AWS上での性能測定結果(参照系)
OSSTech版 OpenLDAP 2.6 の AWS上での性能測定結果(更新系)
AWS EC2 M7i.flex_large (2core/8GBメモリ)
Red Hat Enterprise Linux 9.6 (x86_64)
OpenLDAP
測定方法
RPM (Red Hat Package Manager) パッケージ形式で提供します。
OSSTech OpenLDAPは、エクスジェン・ネットワークス株式会社の LDAP Manager のメタディレクトリとして利用可能です。
OSSTech OpenLDAP 2.5 (旧製品) の情報はこちら
この製品・サービスを導入頂いている企業様導入事例をご紹介します。
世界を代表する国内組織や大手企業など堅牢なセキュリティが求められる環境で多数の実績を有しています。
大学のさまざまなサービスを提供する上で必須となる認証システムについてOSSTech製品の採用により、使い勝手に優れた統合認証基盤システムを実現
OpenAM
Unicorn ID Manager
OpenLDAP
Samba を導入し、ICカードのみでWindowsログオンOpenAMとの連携でWebアプリに自動ログインID/パスワード不要のシングルサインオン環境を実現
OpenAM
Samba
OpenLDAP
クラウドはOpenAMでシングルサインオン、イントラネットはSambaやOpenLDAPで統合認証ID管理も認証基盤もすべてオープンソースで構築
OpenAM
Samba
Unicorn ID Manager
OpenLDAP
Mailman
「OpenAM」「OpenLDAP」の導入により、さまざまなサービスの認証を統合他社でも使える共通ID「IIJ ID」の普及を目指す
OpenAM
OpenLDAP