大阪ガスは、「再生可能エネルギーをより多くのお客さまへ届ける米国コミュニティソーラー事業への参画」を評価され、一般財団法人新エネルギー財団が主催する「令和5年度 新エネ大賞」の「分散型新エネルギー先進モデル部門」において「審査委員長特別賞」を受賞しました。
また、この度の受賞に伴い、1月31日(水)に開催された表彰式にて、表彰状を受領しました。
授賞式
【新エネ大賞について】
新エネ大賞は、新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰するものです。
【案件概要】
<受賞件名>
再生可能エネルギーをより多くのお客さまへ届ける米国コミュニティソーラー事業への参画
<受賞内容>
通常の電力販売では、お客さまが太陽光発電によるエネルギーを使用する際には、自宅あるいは施設の屋根に太陽光パネルを設置する必要があった。そのため屋上へのアクセスが制限されている、もしくは物陰に隠れて太陽光が届かないなどの理由で、設置場所に制約がある顧客は太陽光発電によるエネルギーを使用することができなかった。その解決法の一つとして導入されたコミュニティソーラーは、消費地から離れた場所に分散型の太陽光発電所を設置し、お客さまと間接的な契約を結ぶビジネスモデルである。
コミュニティソーラーでは、太陽光発電所・お客さま・電力会社の三者が関係しており、電力料金の支払いに充当できる「電力クレジット」を介して取引を行うことで、各者にメリットのある『三方よし』の形となっている。お客さまは、「電力クレジット」を用いて、通常の電力料金よりも比較的安く電力を購入することでメリットを享受できる。
米国コミュニティソーラー業界のリーディングカンパニーであるサミットリッジエナジー社と当社との合弁会社は、分散型太陽光発電所を複数集めて大きな規模にまとめることで、事業運営に必要な融資等を組成しやすくする事業スキームを構築している。
コミュニティソーラーを対象とした本スキームにより、当社は再生可能エネルギー普及、および低・脱炭素化社会の実現に関する様々な側面で貢献している。
イメージ図
以上