大阪ガス株式会社と大阪ガスマーケティング株式会社、Daigasエナジー株式会社、Daigasガス&パワーソリューション株式会社は、新型コロナウイルスの感染症への対応として、国外での感染拡大が確認された2020年1月下旬から現在まで、「新型インフルエンザ等対策業務計画」に基づき以下の取り組みを実施するとともに、地域の皆さまと協同して社会貢献活動を実施しています。
(1)ガス・電気の安定供給・保安確保の取り組みについて
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2020年3月より安定供給のため対策本部を設置し、現在、警戒体制の下、ガス・電気の安定供給、保安の確保に取り組んでいます。また、新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発出された際には、状況に応じて非常体制に移行し、対策強化に努めています。
ガス・電気の安定供給・保安確保の取り組みについて
(2)お客さまへの対応について
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お客さまの安全を確保するため、お客さま宅内で一定の作業時間を要する業務については、事前にご訪問の承諾をいただき、訪問の際は、訪問者の出社時検温、うがい・手洗いやマスク等感染対策用品の着用などによる感染対策を講じています。
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新型コロナウイルス感染症拡大の影響により生活福祉資金付制度※(注記)の貸与がなされているお客さま、または、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う休業・失業等により一時的にガス料金または電気料金の支払いが困難であると当社が判断するお客さまへの対応として、ガス料金および電気料金等の特別措置により、お客さま等からお申し出をいただいた場合、ガス料金および電気料金の支払期限日延長を実施しております。
※(注記)
生活福祉資金貸付制度
各都道府県社会福祉協議会が、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、休業や失業等により生活費の貸付けが必要な世帯等に対して、生活費等の必要な資金の貸付け等を行う制度(2020年3月25日に受付が開始された新型コロナウイルス感染拡大の影響による緊急小口資金・総合支援資金の貸付制度)
(3)ショールーム・イベントにおける安全に配慮した新たな取り組みについて
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コロナ禍においてショールームにお越しになれないお客さまの住宅設備検討の一助となるよう、食と住まいの情報発信拠点“hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)”において、コミュニケーションアプリを活用したオンライン見学や3Dバーチャル見学のサービスを実施しています。
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天然ガスや地球環境について楽しく学べるガス科学館では、小学生を中心とした皆さまに活用いただいておりましたが、コロナ禍で閉館をしております。見学いただけない代わりのメニューとして、ウェブサイトで、360度3Dカメラで撮影したガス科学館や、見学時に提供しているコンテンツを動画にして公開しています。
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従来施設等で開催していた「ガスてん」などの催事は、お客さまの安全に配慮して、オンラインも活用しています。
hu+gMUSEUMのバーチャル見学のイメージ
hu+gMUSEUMのバーチャル見学のイメージ(バーチャル見学ではオレンジの丸ボタンを押すと説明を見る事ができます)
(4)従業員の安全への対応について
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オフィスでは、消毒液の配置、手洗いの励行及び執務室などへのパーテーションの導入などによる感染予防対策を講じています。
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従業員の感染予防対策として、リモートアクセスの環境整備、Web会議システムや社用SNS等を導入し、在宅勤務の環境を整備しました。また、利用対象者及び利用頻度の拡大による在宅勤務ならびに時差勤務の積極的な活用を推進しています。なお当社の出社抑制率は、2021年4月25日の緊急事態宣言発出以降、平均で約60%※(注記)で推移しました。今後も、感染予防対策及び人流抑制の観点から在宅勤務及び時差勤務を積極的に活用します。
※(注記)
当社の事業を継続するうえで出社が必要なガス製造・発電、供給・保安に関する業務等の従事者を除く。
※(注記)
時差勤務や直行直帰などを活用している社員も含めると約80%で推移しました。
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感染拡大状況に応じ、出張や集合型の研修・セミナーなどの中止や延期またはオンライン開催をしています。
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コールセンターにおいては、2020年度は座席間隔拡大、電気の切り替えやガス機器の購入等に関するお問い合わせの受付時間を短縮しました。また、同受付について2021年4月からは受付時間を短縮変更し、お客さまにはインターネット受付もご案内しています。
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従業員には社用携帯へのCOCOAの導入を推進しています。
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新型コロナウイルスワクチンの職域での接種に関する政府方針を受け、Daigasグループ従業員および、協力会社従業員を対象に6月21日からワクチンの職域接種を開始しました。まずは、ガスの製造・供給・保安等、社会機能維持業務を担う従業員や、基礎疾患保有者から順次実施します。
(5)社会貢献活動について
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オンラインセミナー「Reスタート!〜“現場のリアル”から考えるwithコロナ時代の『活動再開と第2波対策』〜」全5回を開催し、NPOなどの社会活動団体が、コロナ禍で活動を継続するために役立つ情報や専門家らのアドバイスを発信しました(2020年7月29日〜9月2日)。
「Reスタート!〜"現場のリアル"から考えるwithコロナ時代の『活動再開と第2波対策』〜」の内容
「Reスタート!〜“現場のリアル”から考えるwithコロナ時代の『活動再開と第2波対策』〜」の内容
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コロナ禍で日々奮闘されている関西の飲食店さまを応援するために、「Daigasグループ×さきめし 」Happy eat projectキャンペーンを実施いたしました。飲食店のチケット(食券)を先に購入して、後日食べに行く仕組みの飲食店支援プロジェクト「さきめし」とのコラボ企画で、お一人あたり3,000円分の「さきめし」電子チケットを抽選で1,000名さまにプレゼントいたします。(応募期間:2021年3月15日〜3月22日、3月末にチケットを配布)
<「『Daigasグループ×さきめし』 Happy eat project」キャンペーンについて>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000003079.html別ウインドウで開く
【Daigasグループ“小さな灯”運動の活動】
Daigasグループ“小さな灯”運動は、全てのグループ会社の従業員を対象にした下記の活動を行いました。
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障がいのある方々の社会参加等を目的として、福祉作業所で作られた授産製品(焼き菓子やパン、雑貨等)を販売する「ふれあいバザー」は、2020年4、5月の緊急事態宣言時には安全を考慮し、開催しませんでした。その代わりとして、5月、7月にDaigasグループ従業員に対してオンラインカタログによるネット販売を実施しました。2020年8月以降は「ふれあいバザー」を感染対策を行った上で再開し、状況に応じて継続しています。
「ふれあいバザー」の様子
「ふれあいバザー」の様子
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Daigasグループ従業員から新型コロナウイルス感染防止に必要な物資を広く募集し、マスク、消毒液など3,000点近い物資が集まり、児童養護施設11カ所、福祉作業所9カ所、NPO法人1団体に寄贈しました(2020年5月〜7月)。
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「チャイケモウォーク※(注記)2020」開催中止を受け、「今年はおうちでTシャツを着てチャイケモを応援しよう」ライブ配信についてDaigasグループ従業員に参加協力を呼びかけ、開催をサポートしました(2020年5月)。
※(注記)
NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス主催の「がんになっても笑顔で育つ!」をスローガンに掲げた、小児がんの子どもと家族を応援するためのウォークイベント。
「今年はおうちでTシャツを着てチャイケモを応援しよう」ライブ配信の様子
「今年はおうちでTシャツを着てチャイケモを応援しよう」ライブ配信の様子
引き続き、お客さまにガスや電気を安定的かつ適切に供給するため、万全の感染予防措置を講じながら事業を継続してまいります。