オラクル、エージェント型業務運用、予測的インサイト、よりスマートな意思決定を強化することにより、AIドリブンの財務の未来を牽引

テキサス州オースティン —2025年11月20日

Magic Quadrant for Cloud ERP

(本資料は米国2025年 11月 5日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクルは、2025年Gartner®サービス中心型企業向けクラウドERPのMagic Quadrant™ および 2025年Gartner® 製品中心型企業向けクラウドERPのMagic Quadrant™の両方で再びリーダーの1社と評価され、それぞれのレポート開始以来保持している位置づけを維持しました。それぞれのレポートにおいて、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」において実行能力とビジョンの完全性を基に評価されています。

オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるロンディ・エン(Rondy Ng)は次のように述べています。「財務は、プロセスを自動化するだけでなく、パフォーマンスを向上させるインテリジェント・エージェントの活用によって、新しい時代を迎えています。オラクルは『Oracle Cloud ERP』により、エージェント型財務の未来を切り開いています。オラクルのプラットフォームは、オラクルの統合アプリケーション・スイートの幅の広さとエージェント型AIのインテリジェンスを組み合わせることで、組織がより迅速に行動し、よりスマートな意思決定を行い、より正確に業務を遂行できるよう支援します。引き続きGartnerに評価されたことで、イノベーションへの絶え間ないコミットメントが強化され、エージェント型財務はオラクルから始まることが再確認されたと考えています。 」

「Oracle Cloud ERP」で直接利用できるネイティブなAIエージェント により、オラクルは、財務部門がビジネス上の価値に対して、より戦略的な推進ができるよう支援しています。このAIドリブンな財務の新時代では、組み込みのインテリジェンスが、タッチレス操作、リアルタイムの予測的インサイト、アクションとの連係を強化し、組織の迅速な適応、スマートな業務、測定可能なビジネス・インパクトの実現を可能にします。

「Oracle Cloud ERP」を使用すると、組織は以下にアクセスできます。

• エージェント型業務のための唯一の統合エンタープライズ・プラットフォーム: 「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上にネイティブに構築された「Oracle Cloud ERP」は、「Oracle Fusion Cloud Applications」 の一部であり、財務、人事、サプライ・チェーン、および分析のプロセスを単一のインテリジェント・プラットフォームで統合します。統合データ・モデルは、サイロを排除し、ワークフローを効率化し、トランザクション・データから意思決定まで、あらゆるプロセスにわたり信頼できる唯一の情報源を確保します。
• エージェント型財務の動作: エージェント型のエクスペリエンスにより、得られた洞察を行動につなげ、財務チームがよりスマートに働けるように支援します。インテリジェントな自律型エージェントは、財務プロセスを監視から予測へと変え、検出、決定、行動のために継続的に機能し、俊敏性、正確性、制御の新しい基準を構築します。
• 世界有数のインテリジェントなクラウド・インフラストラクチャ: アプリケーションからインフラストラクチャまで、オラクルのエンジニアド・スタックが自律型のパフォーマンス、セキュリティ、スケーラビリティを強化します。重要な点は、組み込み済みのAIエージェントと統合インフラストラクチャが、AIを活用したネイティブなエンタープライズ・セキュリティを確保します。「Oracle Autonomous AI Database」、「Oracle Analytics Cloud」、および「Oracle Integration Cloud」により、オラクルは、継続的なイノベーションを実現するインテリジェントで構成可能な基盤を提供します。

オラクルは、長年にわたるERP分野での実績とグローバルな展開、そして確かな成果により、AI時代におけるファイナンス変革の標準的な存在として評価されています。グローバル企業から急速に成長するイノベーターまで、世界のリーダーたちは「Oracle Cloud ERP」を使用してよりスマートな運営を行っています。 そうした企業の例として、代表的なメディアおよび出版ブランドのHearst、グローバルなエンジニアリング、調達、コンサルティング、建設会社のBlack & Veatch世界をリードする多国籍プロフェッショナルサービス・ネットワークの1つであるPwCなどが挙げられます。

• Hearstの財務業務担当シニア・バイスプレジデントであるDavid Hovstadius氏は以下のように述べています。「事業が拡大する中で、財務プロセスの効率化と意思決定の迅速化が不可欠になっていました。『Oracle Cloud ERP』の導入によって、15種類あった勘定科目表を1つに統合し、クラウドの機能を活用してコスト削減と業務効率の向上を実現しました。その結果、ビジネスにより多くの価値を提供できるようになりました」
• Black & Veatchの最高財務責任者(CFO)であるMichael Williams氏は以下のように述べています。「当社のオンプレミス・システムでは、重要なデータの可視性が制限され、ビジネスの変化に迅速に適応することができませんでした。『Oracle Fusion Applications』により、新たな組み込み済みのAI機能を備えた単一のプラットフォーム上で業務運営を標準化することで、効率の向上、インサイトの拡大、クライアントのニーズへの対応が可能になりました」
• PwCのパートナーで、ERPの社内導入の共同リーダーも務めるNeil Wilson氏は次のように述べています。「財務業務を『Oracle Cloud ERP』で標準化し、新たな組み込みの生成AIおよびエージェント型AI機能を導入することで、レポートの簡素化、財務管理の強化、ネットワーク全体にわたる迅速なインサイトを得ることができます。また、当社独自の変革を実現することで、金融のモダナイゼーションを検討しているクライアントにもたらすことができる経験もより豊かになります」

世界中のあらゆる業界・地域における11,000社以上の企業が、「Oracle Cloud ERP」を活用し、ビジネスの最適化を図っています。オラクルのイノベーター・コミュニティに参加する企業が増えるにつれ、専用AIエージェント、財務管理、強力なAIおよび生成AI機能、会計ハブ、調達、プロジェクト管理、エンタープライズ・パフォーマンス管理、リスク管理、サブスクリプション管理、サプライチェーン・マネジメントおよび製造、Oracle B2Bなど、より多くの企業が包括的なエンタープライズ財務および業務機能のセットから利益を得られるようになるでしょう。