Oracle DatabaseによるJavaアプリケーションの開発

Oracle DatabaseによるJavaアプリケーションの開発

Universal Connection Pool(UCP)や組み込みJVM(OJVM)に対応したJDBCを使用できます。技術記事、ホワイトペーパー、コード・サンプル、FAQもご覧ください。

操作ガイド

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JDBCとUCPの利点

クラウド上かオンプレミスかを問わず、Oracle Autonomous Databaseを使用したJavaアプリケーションの開発は迅速かつ簡単です。Java開発者は、Oracle Autonomous Database、パフォーマンスのセルフチューニング、高可用性、インメモリ処理、プラガブル・データベースなどの最新機能を利用して、高性能で、拡張性と信頼性の高いアプリケーションを設計および開発することができます。これまでの複数のリリースで追加された、Oracle JDBCの主な機能は以下のとおりです。

Java標準およびフレームワーク JDK8、JDK11、JDK17、JDK19、JDK21をサポートし、JDBC 4.2およびJDBC 4.3を実装。対応するJARファイルはojdbc17.jar(23.6以降)、ojdbc11.jar(23ai、21c)、ojdbc10.jar(19c)、ojdbc8.jar(23ai、21c、19c)。Javaアプリケーション向けのUniversal Connection Pool(ucp17.jar、ucp11.jar、ucp.jar)、R2DBC SPIを実装するOracle R2DBCドライバ v1.1.1、JDBCドライバにおけるGraalVM Native Imageのサポート、Project Loomの仮想スレッド、Universal Connection Poolの非同期拡張、非同期データベースアクセスを可能にするJDBC Reactive Extensions(JDBC標準を拡張するメソッド群)、Oracle Cloud Infrastructure Toolkit for IntelliJ v1.0.1
接続
マルチクラウド集中型設定プロバイダのサポート(Azure、OCI、WebServer)、OCI IAMトークン認証のサポート、DB認証とAzure AD統合のためのOAUTH2のサポート、最大1024バイトのパスワードのサポート、TCPS接続と接続プロパティの受け渡しを容易にするEasy Connect Plus、接続プロパティを設定するためのojdbc.propertiesファイル、TNS_ADMINを設定するための複数の方法、接続プロパティとしてのサーバのドメイン名(DN)証明書の設定、新しいウォレットプロパティ(my_wallet_directory)のサポート、LDAPS/LDAP対応のEasy Connectサポート
パフォーマンス データベース・パイプライン処理のサポート、True Cacheのサポート、JDBC標準バッチAPIの内部的なパイプライン処理対応、JDBCリアクティブ拡張機能、UCPリアクティブ拡張機能(23ai)、Traffic DirectorモードのOracle接続マネージャ(CMAN-TDM)のサポート、executeBatch()およびexecuteLargeBatch()による応答時間の改善、Bequeath(BEQ)プロトコルのサポート
拡張性 ディレクトリベースのシャーディングのサポート、シャード・データベース・アクセス用のJavaデータ・ソース、Oracle Database Shardingを使用したXAトランザクションのUCPサポート、Oracle RACデータ・アフィニティ、ミッドティア用のシャード・ルーティングAPI、マルチテナントおよびシャード・データベース用の共有プール、およびランタイム・ロード・バランシング(RLB)
高可用性 バッチおよびテンプレート用のACによるセッション移行(安定したリストア可能な属性)、透過的アプリケーション・コンティニュイティ(TAC)、セッション状態安定カーソルのサポート、バッチ処理におけるドレイン機能のサポート、アプリケーション・コンティニュイティ(AC)、DRCPによるAC、FANサポートおよびトランザクション・ガード(TG)
セキュリティ 最大1024バイトの長いパスワードのサポート、サムプリントに基づく証明書選択のサポート、RADIUSおよびRADIUSの2要素認証のサポート、LDAP/LDAPSに対応したEasy Connectのサポート、Kerberos Constrained Delegationのサポート、Automatic Provider Resolution(OraclePKIProvider)、Key Store Service(KSS)のサポート、HTTPSプロキシのサポート、TLSv1.2のサポート、Kerberos、Oracle Wallets、およびJKS
データ型 AIベクトル検索およびVECTORデータ型のサポート、oracle.jdbc.OracleTypeにおけるネイティブBooleanデータ型のサポート、二面性ビュー対応のための新しいユーティリティメソッド(getJsonSchema()およびisDualityView())のサポート、新しいJSONデータ型のサポート、PL/SQLの連想配列へのアクセス対応、Oracle REF CURSORをINバインドパラメータとして使用する機能
診断性と可観測性 自己駆動型の診断機能(本番環境、デバッグ、メトリクスに対応する単一のojdbcX.jarの提供)、初回障害時の診断機能(重要な実行状態をメモリ上に記録し、エラー発生時にダンプとして出力)
オープンソース・プロジェクト Azure、OCI、Open Telemetryに対応した構成およびリソース・プロバイダのサポート、Oracle Database Operator for Kubernetes v1.0.0、App Stack for Java v0.1.0、ストリーミングモードおよびデータローダーモードに対応したReactive Streams Ingest(RSI)、OCI Toolkit for Eclipse v1.3.4、OCI Toolkit for IntelliJ v1.0.1のサポート
チュートリアル
Oracle Database 19cをクラウドで試す
ドキュメント
リソース
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