原子力発電環境整備機構
2021年11月26日号 Vol.156
発行:原子力発電環境整備機構(NUMO)
・包括的技術報告書の国際レビュー開始について
包括的技術報告書
経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)とのキックオフミーティングの様子
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対話型全国説明会の開催について
対話型全国説明会では、高レベル放射性廃棄物の最終処分の方法である「地層処分」の仕組みや、処分地の選定プロセス、
地層処分の実現に向けた取組みなどについて、少人数での対話形式でご説明しています。
初めての方もぜひご参加ください。お申込みをお待ちしております。
開催日程
【2021年 12月】
・12月 4日(土) 13:30〜:高知県須崎市 須崎市立市民文化会館
・12月 9日(木) 18:00〜:京都府舞鶴市 舞鶴市商工観光センター
・12月 14日(火) 18:00〜:茨城県ひたちなか市 ワークプラザ勝田
【2022年1月】
・1月 20日(木) 18:00〜:静岡県静岡市 JR静岡駅ビル パルシェ
・1月 27日(木) 18:00〜:宮城県仙台市 ハーネル仙台
【2022年2月】
・2月 8日(火) 18:00〜:佐賀県鳥栖市 サンメッセ鳥栖
・2月 16日(水) 18:00〜:徳島県鳴門市 うずしお会館(鳴門市産業振興センター)
・2月 26日(土) 13:30〜:岡山県岡山市 第一セントラルビル1号館
【2022年3月】
・3月 3日(木) 18:00〜:東京都新宿区 ビジョンセンター西新宿
・3月 5日(土) 13:30〜:山形県酒田市 酒田市中央公民館
本説明会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を実施したうえで開催いたします。
詳細については以下のページをご覧ください。
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「高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する対話型全国説明会」
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世界で最も地層処分事業が進んでいる国
出典:諸外国における高レベル放射性廃棄物の処分について(2021年版)
(公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター)
皆さまは世界で最も地層処分事業が進んでいる国がどこか知っていますか?
答えはサンタクロースで有名な北欧の国、フィンランドです。 処分施設建設地の選定は1983年から始まりました。
地質の特徴や社会的な要因を考慮して行われた絞り込みの結果、 102か所の調査地域が選ばれました。
選出された地域の自治体から調査の同意を得るなどのプロセスを経て、 5か所で日本の「概要調査」にあたるボーリング調査が実施されました。
この調査の後、より詳細な調査を4か所で実施した結果、候補地域間の地質条件に差がないことが分かりました。
この結果を受けて、処分の実施主体であるポシヴァ社は、自治体の受け入れ姿勢や高レベル放射性廃棄物の輸送などの面から、
1999年にフィンランド南西部のオルキルオトという小さな島を処分施設の建設候補地として選定しました。
その後、オルキルオトは2001年に処分施設の建設地として正式に決定され、地下特性調査施設「オンカロ」の建設が開始されました。
そして2016年から処分場建設が開始され、2020年代には処分が開始される予定です。
地層処分事業への理解を得るためのポシヴァ社の活動は現在も継続されており、地域の方々への情報提供などを行っています。
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地下施設体験映像「地下350mの世界を体験!幌延深地層研究センターVRツアー」
NUMOでは、地層処分の研究開発について、より多くの方に知っていただくため、地下350mにある施設の体験映像として、
幌延深地層研究センター(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)の360°VR映像を公開しております。
是非ご覧ください。
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