高レベル放射性廃棄物等の
地層処分事業について
ご紹介します。
2023年2月号
基本方針の改定案には、国が主導し、地元電力・NUMO協働で全国行脚(100以上の
自治体を訪問)するなど政府の責任で最終処分に向けて取り組んでいくことや、処分
事業主体であるNUMOの地域体制強化などが示されています。今後、基本方針の改定
案はパブリックコメントを経て年度内に閣議決定する予定です。
2023年2月10日に開催された「最終処分関係閣僚会議」にて、「特定放射性
廃棄物の最終処分に関する基本方針」(以下、基本方針)の改定案が取りまとめら
れました。
出展:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
出典:2023年2月10日最終処分関係閣僚会議 経済産業省説明資料
「高レベル放射性廃棄物の最終処分の実現に向けた政府を挙げた取組の強化について」より
https://www.ca
s.go.jp/jp/seisa
ku/saisyu_syob
un_kaigi/dai8/g
ijisidai.html
最終処分
関係閣僚会議
についてはこちら
最終処分関係閣僚会議で示された方針をふまえ、国
や各地域の電力会社と協働してできるだけ多くの自
治体を訪問し、関心喚起を図るなど、文献調査の実
施地域の拡大を目指す取組みを一層強化してまいる
NUMO理事長
近藤 駿介
所存であり、その決意を新たにしたところです。社会全体の利益のために
率先して文献調査を受け入れてくださった北海道の寿都町及び神恵内村の
皆さまにあらためて深く感謝申し上げるとともに、さらに複数の自治体で
文献調査を受け入れていただきたく、心からお願い申し上げます。
NUMOは国と一丸となって、
地層処分事業に取り組んでまいります。
2023年2月
発行:原子力発電環境整備機構(NUMO)
https://www.numo.or.jp
フランスで地層処分場の決定に向けて大きく前進!
フランスの放射性廃棄物管理機関(ANDRA)が2023年1月、地層処分場の設置許可申
請書を政府に提出したことを公表しました。高・中レベル放射性廃棄物を地層処分する
施設「Cigéo(シジオ)」が、フランス東部のムーズ県とオート=マルヌ県にまたがる、
ビュール地区を含めた区域に建設される予定です。今後、原子力安全機関(ASN)によ
る安全審査が進められるとともに、法定の公開ヒアリングを開催することとしています。
その後、政府の諮問機関であり、行政最高裁判所である国務院による審議を経て、設置
許可がデクレ(政令)によって与えられます。
NUMOは日本での地層処分実現に向け、世界の叡智を結集し、地層処分事業に取り組ん
でまいります。
ANDRA提供: Cigéo(シジオ)処分施設プロジェクト
アニメーション動画『地層処分って?』を公開しました!
地層処分について若年層を中心に関心を高めてもらおうと、短尺の動画『地層処分って?』
https://www.numo.or.jp/chisou
shobun/what_movie.html
特設ページ
はこちら
https://www.youtube.com/
@ChannelNUMONUMOYouTubeチャンネル
はこちら
https://international.andra.
fr/submission-application-
authorization-create-cigeo
ANDRAの
プレス文はこちら
(英語のページです)
を制作しました。全5話構成で、高レベル放射性廃
棄物や地層処分の概要、海外での地層処分の状況な
どを紹介しています。
下にスクロールすることで、地下深くに進む様子を
体験しながら各動画を順に視聴できる特設ページも
開設しました。ぜひ、ご覧ください!