NTT東日本は、光サービスの新たな付加価値の創造を目指し、多チャンネル映像配信サービス「映像通信網サービス」を提供開始することとし、本日、総務大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。
1.サービスの概要
本サービスは、映像受信者ビルまで光ファイバを引き込み、70〜770MHzの周波数帯域を利用して、ディジタル映像、アナログ映像等を複数の拠点に効率的に同時配信することが可能です。
<主な特徴>
(1)
70〜90MHz帯にFMラジオ、90〜468MHz帯にアナログ映像、90〜770MHz帯にディジタル映像を伝送することができます。
(2)
標準テレビ映像換算で最大約400チャネル※(注記)1まで一括伝送が可能です。
(3)
映像伝送をIP化せずに伝送することにより、新たな不正コピー防止措置などを行う必要がありません。
※(注記)1
デジタル放送(MPEG2、6M圧縮)に換算した場合
2.料金
(1)契約単位
第1種サービス : 第2種契約者回線への発信のみのために提供するもので、契約者ごとに1の契約
第2種サービス : 第1種契約者回線からの着信のために提供するもので、契約者回線(受信者ビル)ごとに1の契約
第1種サービスはネットワーク構成に応じて以下の方法により算出します。また、第2種サービスは契約者回線ごとに基本料を頂きます。
※(注記)2
別途、NTT東日本収容ビルに端末設備を設置するためのコロケーション費用等が必要です。
※(注記)3
基本料と加算料があります。基本料、加算料ともに、接続する第2種サービスの回線数に応じて適用する加算額があります
※(注記)4
中継回線の距離に応じて適用(1kmまでごと)します。
(3) 初期費用
<1>契約料
第1種サービス : 800円(契約者ごと)
第2種サービス : 800円(契約者回線ごと)
<2>工事費
工事の態様に応じて別途必要となります。
3.提供開始日
認可後、すみやかに提供開始いたします。
4.提供エリア
東京23区の一部より提供開始し、順次拡大してまいります。