NTT東日本は、専用サービスにおいてサービス品質保証(SLA:Service Level Agreement)の導入と長期継続利用割引のメニュー追加について、本日、総務大臣に認可申請及び届出を行いました。
なお、認可を受けた後、平成13年10月1日(月)から実施する予定です。
1.サービス品質保証(SLA)の導入について
(1)概要
NTT東日本が提供する高速ディジタル伝送サービスおよびATMメガリンクサービスの品質基準として、「故障回復時間(1時間未満の故障回復)」を設定し、その設定値を超えた場合には、一定率の料金を返還します。
なお、SLAの適用については、新たなお申込みは不要で、該当する回線について全て自動適用となります。
(2)対象サービス
高速ディジタル伝送サービス(ディジタルアクセスおよびYインタフェースのものは除く)
ATMメガリンクサービス(シングルクラスおよびエクストラクラスのものは除く)
※(注記)
接続専用回線の接続料についても同様とします。
※(注記)
臨時契約は対象外とします。
(3)返還料金
お客さまに責任のない理由により、回線等が全く利用できない状態または同程度の状態が発生し、1時間未満にその故障が回復しない場合は、以下の表に定める故障回復時間に応じて、月額料金(*)に対する一定率の料金を返還します。
[
画像:返還料金]
2.長期継続利用割引のメニュー追加について
(1)概要
ディジタルアクセスについて、従来の「契約期間」のみを条件とした長期継続利用割引に「契約期間と契約回線数」を条件としたメニューを追加します。
対象はディジタルアクセスで、500回線以上(接続専用回線は除く)を一括して6年間継続利用のお申込みをいただいた場合に、下表の割引を行います。
(2)対象サービス
ディジタルアクセス
(3)割引メニュー
※(注記)
太枠内が今回追加した割引メニューです。
[
画像:割引メニュー]
(注1)
ご契約いただいているディジタルアクセス回線数のうち、光品目(DA1500、DA6000)が100回線以上含まれていることが必要です。
(注2)
割引額は、割引率を月額料金のうちの基本額に乗じて計算します。
3.実施時期
平成13年10月1日(月)予定