本居宣長記念館のホームページ|三重県松阪市|古事記|短歌|博物館|鈴屋|収蔵|有形文化財|

資料名の◎にじゅうまるは国重要文化財、○しろまるは三重県有形文化財、●くろまるは松阪市指定文化財であることを示しています。

1.周辺の人々

2.宣長の画像

3.宣長の生涯

4.地図と風俗

5.遺品と居宅

6.宣長の学問

母から、京都で学ぶ息子宣長に送られた「酒は盃三杯以上呑んではいけない」という戒めの手紙。

帰郷した宣長は、書斎にこの軸を掛けていたという。

円山応震画

宣長の名声は高まり、入門を希望する人が諸国から松阪を訪れる。

宣長の長男。失明するが、国文法で顕著な業績を残す。

失明した春庭に代わって宣長の養子となり、その名跡を継ぐ。

宣長と松阪の町人たち。歌会の様子を描く。

瓶の山桜・机の上の本・着ている衣など、宣長好みの品々。

賛には「敷島の大和心を人とはば朝ににほふ山ざくら花」の歌が書かれる。

京都の画家・鴨川井特が描いた亡くなる直前の宣長像。

宣長の「日記」は、生まれた日の記事で始まる。

23歳、宣長は医学修行のために上京(京都へ行く)

宣長問い、賀茂真淵答え。宣長は通信教育で勉強した。

宣長69歳。9月13夜、『古事記伝』完成祝賀歌会での歌。

「古事の記をらよめば古のてぶりこととひ聞き見るごとし」

安永7年(1778)6月24日付、荒木田経雅宛。

経雅は宣長の友人で伊勢神宮内宮神官。この手紙で宣長は、経雅に徹底した質疑応答を勧める。

命日の決め方から葬送行列、墓参りのことまで、宣長は亡くなるちょうど1年前に本書で指示した。

小津茂右衛門コレクション

架空の町。作製時19才の宣長は住人の系図まで創造した。

少年宣長は日本のかたちを畳一枚の地図に写した。

紀行。43歳の春、宣長は吉野飛鳥を旅し古代史蹟を徹底探査する。

伊勢神宮の「御師」は、神主と今の旅行代理店、ホテルを兼ねた。全国からの参宮の人を伊勢の山海の珍味でもてなした。彼らは宣長学の普及者でもあった。

28歳で町医を開業。この箱で宣長は家族を養った。

『古今集』、『後撰集』……小口を見ると、よく読んだ本は歴然としている。

このほか、本居宣長記念館では『源氏物語玉の小櫛』板木や『古事記伝』板木(寄託)を収蔵する。

勉強を教わったお礼に、また宣長の好みで、鈴は次第に集まっていった。

宣長が12歳から72歳まで過ごした家。明治42年(1909)、魚町から松坂城跡に移築された。

53歳のときに、家の2階に増築した四畳半の書斎。

27歳の時に購入。おびただしい書き込みがある宣長手沢本。

宣長の使用した『古事記』(寛永版本)。

宣長の歌論。処女作。

宣長の『源氏物語』論。

34歳頃の著作。和歌を論じながら、宣長の関心は古代へと移っていく。

『古事記』に描かれた日本の上代の「道」。

『古事記』の注釈書。35年の歳月をかけた畢竟の大著。

69歳の宣長が門人の要請で書いた国学の入門書。