- 発表日:
- 2023年3月23日(木)
- 発表資料:
- 放置しないで!窓・ドアの危険サイン 〜事故に遭わないための点検ポイント〜
- 映像資料:
- 窓「1.経年劣化で壊れた窓に指を挟まれる」
- 資料の概要:
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、住宅設備機器・建材メーカーである株式会社LIXILと連携して、窓・ドア※(注記)1の経年劣化による事故を未然に防ぐための点検ポイントを紹介します。
経年劣化で壊れた上げ下げ窓が落下して手が挟まれる様子
重大な事故の背後には、軽微な事故が複数存在し、その背後にはさらに多くのヒヤリハット
※(注記)2が隠れていると言われており、重大な事故や軽微な事故に遭わないためにはヒヤリハットや事故の予兆を見逃さないことが大切です。
NITE が収集した製品事故情報
※(注記)3のうち、2013年から2022年に発生した窓・ドアの経年劣化が疑われる事故により重傷を負ったものが5件ありました。また、軽傷を負った事故が3件、ヒヤリハットが3件ありました。
また、株式会社LIXILによると、2013年から2022年の10年間に寄せられた問い合わせの中には、窓・ドア製品で事故につながるおそれがあった経年劣化の事象が92件ありました。幸いにも事故には至らなかったものの、そのまま使用を続けていた場合、人的被害を生じてしまう可能性があるものです。
暖かくなり外出や換気の回数が増えるこの時期に、点検ポイントを参考にして早めにご家庭の窓・ドアを確認し、事故に遭わないよう気をつけましょう。
■しかく窓・ドアの点検ポイント
□しろいしかく がたつきがないか。
□しろいしかく スムーズに開閉せず、重たくなっていないか。
□しろいしかく 開閉時に異音がしないか。
□しろいしかく 破損や変形がないか、さびている箇所はないか。
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※(注記)1)本資料では、開き窓、上げ下げ窓、玄関ドア、室内引戸などの製品をまとめて「窓・ドア」としています。
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※(注記)2)本資料では、人的被害を伴わない製品のみの破損及び周囲の製品や建物などに被害を及ぼすものも含みます。
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※(注記)3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。
発表資料
映像資料