住宅ストック高度化研究室では、良質な住宅ストック形成と適正な管理・流通がなされる市場環境の実現を目指して、住宅の管理・流通に関する調査、研究、開発と技術指導等に取り組んでいます。
更新履歴
2025年4月1日
研究室HPを更新しました。
2024年11月7日
「令和6年能登半島地震建築物被害調査等報告(速報)」が公表されました。
2024年10月28日
研究室HPを更新しました。
研究テーマ
- 住宅ストック対策に関する研究
- 居住の安心・安定の確保に関する研究
- ・BIM等を活用した住宅の維持管理や生産の効率化・高度化
- ・マンションの適正管理、老朽化対策、新たな再生手法の構築 等
- ・自然災害に対する住宅の安全性の確保、被災者の住宅復興の円滑化 等
研究成果・活動情報
- 住宅ストック対策
- マンション等の維持管理段階におけるBIMデータ等活用手法(R5-6)
- マンション等、共同住宅ストックの適切な維持管理・運営の実現や、BIMを含めたDXの推進によるマンション等のライフサイクルを通じた、各段階における業務の合理化、効率化の推進に向け、維持管理・運営の実態を踏まえた簡易BIMモデルの作成要領策定や、維持管理・運営に関わる関係主体等の実情にあわせたBIMの導入・活用手法について研究を行っています。
- 既存マンションにおける省エネ性能向上のための改修効果の定量化に関する研究(R5-7)
(住宅計画研究室と連携) - 省エネ性能が劣る既存マンションに対する性能向上改修の推進に向けて、省エネ改修効果の定量化手法の開発など、管理組合の合意形成に資する研究を進めています。
- 「マンションの躯体外断熱改修の実態と傾向」国総研レポート2024(R6.6.14公表)
>継続的な調査により、マンションの外断熱改修実施状況は約60件を確認しています(R6.5末時点) - マンション管理組合の管理方式からみる性能向上改修の計画実施体制(R5-6)
- 「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」等の改定に向けた取組み(R5-)
(住宅局・建築研究部長・住宅研究部長・住宅計画研究室と連携) - 平成16年6月に住宅局と共同で公表したマニュアルの技術的内容の改定に向けた検討、及びこれに関連する長期修繕計画作成のあり方について検討を行っています。
- 居住の安心・安定の確保
- 災害時の公的住宅供給や住宅再建に対する支援
- 令和6年能登半島地震建築物被害調査等報告(速報)(R6.11.1公表)New!
- その他の研究・活動
- これまでの主な研究
- 公共賃貸住宅に係るBIM検証調査(H30-R4)
- 住宅の経年劣化・瑕疵等の要因分析と対処法の検討(H27-28)
- 社会資本等の維持管理効率化・高度化のための情報蓄積・利活用技術の開発(H25-28)
- 外壁等の落下に対する日常安全性確保のための維持管理情報の活用技術
- 既存住宅ストックの情報蓄積・活用技術に関する研究
- 社会資本の予防保全的管理のための点検・監視技術の開発(H22-24)
- 住宅・建築物の予防保全に関する研究
⇒ 自走式外壁診断装置の実用化に向けた検証(H25-26)
壁面走行型外壁診断装置の概要 (PDF形式/550kB) - 多世代利用型超長期住宅及び宅地の形成・管理技術の開発(H20-22)
- 持続可能な社会構築を目指した建築性能評価・対策技術の開発(H16-18)
- 建築物の環境負荷算出のための設計支援システム(BEAT-Bldg)
※(注記)BEAT-Bldgプログラムの配布・利用に関する問合せへの対応は終了しました。 - 社会資本ストックの管理運営技術の開発 (H14-16)
- 公共建築物の効率的なマネジメント技術に関する研究
研究者情報
室長
宮田 征門
建築設備の省エネルギー、運用最適化
主任研究官
牧 奈歩
マンション再生、建築計画