国土技術政策総合研究所は、共同研究「海岸保全における砂袋詰め工の性能評価技術に関する研究」(H22〜H24)参加メーカー3社と共同で、新たな海岸保全工法「浜崖後退抑止工」(※(注記))を開発しました。
その成果である「浜崖後退抑止工の性能照査・施工・管理マニュアル」の報告会を、平成25年7月2日に文部科学省研究交流センターにて開催しました。報告会には、行政、大学、建設コンサルタント会社、建設資材メーカーなどから約92人が出席しました。
報告会では、マニュアルのポイント説明に加えて、東京大学の佐藤愼司教授を座長に迎えてパネルディスカッションを行いました。その結果、浜崖後退抑止工に関する期待が大きいことが明らかになりました。
※(注記)浜崖後退抑止工とは、浜崖の基部を砂袋詰め工と養浜で保護することにより浜崖の後退を抑制する工法です。
