研究成果概要
【資 料 名】
災害時における合成開口レーダ(SAR)の散乱変化事例解説集
【概 要】
夜間や悪天候のために光学センサの使用が困難な災害時にはSARの散乱変化に基づく
調査を実施することが有効であり、多種多様なSARの散乱変化特性について幅広く理解しておくことが求められる。
本資料は、近年の災害事例を用いてSARの散乱変化の特徴と判読上の留意事項を解説し、
SAR画像による土砂災害判読の調査要領を提案した。
【担当研究室】
土砂災害研究室
【執 筆 者】
鈴木 大和・松田 昌之・中谷 洋明
1.1 後方散乱
1.2 前方散乱
1.3 2回散乱
1.4 体積散乱
1.5 局所入射角との関係
2.1 災害時における SAR の散乱変化に対する考え方
2.2 災害時における SAR の散乱変化モデル
A ) 農地や道路に対する土砂の堆積
B ) 流木等の漂流
C ) 河道閉塞による湛水(天然ダム)
D ) 浸水・洪水
E ) 橋梁の流失
F ) 森林斜面の崩壊(馬蹄形)
G) 森林斜面の崩壊(細長形)
H) 裸地斜面の崩壊
I ) 住宅地に対する土砂の堆積
J ) 建物・構造物の倒壊
K ) 降灰
L ) 火砕流の流下
4.1 災害時における SAR の散乱変化の傾向
4.2 SAR 画像による土砂災害判読の調査要領
4.3 その他留意事項