[中部]三重弁護士会
三重弁護士会
〒514-0036 津市丸之内養正町1番1号
TEL 059-228-2232
FAX 059-227-4675
ウェブサイト 三重弁護士会
1 三重弁護士会を修習地、就職地に選んでください!
この頁を見て下さっている修習生、登録替えを検討されている弁護士の方々、ありがとうございます。
三重弁護士会は60期以降の中堅・若手会員が主体的に会を運営し、「顔の見える魅力ある弁護士会」を目指しています。
これからの三重弁護士会には、若い人たちのパワーが必要です。
ぜひ、三重弁護士会を修習地、就職地に選んでください。
以下、三重県や三重弁護士会の魅力をお伝えします。
2 三重県の魅力〜住みやすい!
- 三重県は、自然豊かで、観光資源も豊富にあり、食べ物も美味しく、とっても住みやすい地域です。
- 三重県は、日本列島のほぼ中央、太平洋側に位置し県土が細長く、北勢、中勢、南勢、伊賀、東紀州地区と地域別に個性豊かな特徴があります。北勢・中勢は名古屋圏、伊賀は大阪圏、東紀州は和歌山に近く、県外へのアクセスも便利で、週末は気軽に都会、田舎など県外に出かけることができます。
気候風土は穏やかで、山渓谷、川、海と自然に恵まれ、県土の3分の1以上が自然公園地域となっています。歴史的・文化的・地理的な背景からみると、三重県は近畿地方、中部地方双方に属するともいえます。
なお、お天気情報では近畿地方とも、中部地方ともされて紹介されることもありますね。
- 三重県の人口は、2025年(令和7年)年1月現在、約175万人です。県庁所在地である津市が約27万人、四日市市が約30万人、鈴鹿市が約19万人です。県内各地に分散しており、過密地域もありません。
東紀州は世界遺産に認定された熊野古道、南勢は伊勢神宮、北勢・中勢は鈴鹿サーキット、伊賀は伊賀忍者にまつわる観光施設など、観光資源が豊富にあります。
三重県では、世界が誇る松阪牛をはじめ、伊勢エビ、赤福、天むす、伊勢うどんなど美味しい食べ物を沢山食べることができます。ちなみに、カレーには豚肉を入れる派、牛肉を入れる派がいます。
ちなみに、車2台以上を保有し、バーベキューをすることができる庭付きの自宅に住んでいる県民も相当数います。
- このような地域性から、県民性は、穏やか、おおらかです。
3 三重弁護士会の魅力
魅力その1 裁判所の支部が多いが今の時代大丈夫!
裁判所の配置は、地方裁判所は中勢地区に津地方裁判所本庁、北勢地区に四日市支部、南勢地区に松阪支部と伊勢支部、伊賀地区に伊賀支部、東紀州地区に熊野支部があります。簡易裁判所は、北勢地区の桑名、中勢地区の鈴鹿、東紀州地区の尾鷲にあります。
支部も多く、東京に行くより熊野に行く方が遠いと言われる大変な時代もありましたが、今は、紀勢自動車道・熊野尾鷲道路が開通し、津から熊野まで二時間で移動できるようになりました。刑事事件の接見など以外はウエブ会議等を積極的に採用されているので、管轄が支部である仕事も苦になりません。支部ごとに個性豊かな裁判官がおり、仕事でもほんの隙間の世間話でも、とても楽しく勉強になります。
魅力その2 若い弁護士が多く、「顔の見える弁護士会」です!
三重弁護士会の会員数は、2025年(令和7年)7月現在201名です。登録換えや、ご家族の都合で引っ越してきた等、三重県出身ではない会員も相当数います。
弁護士1人当たりの三重県民の人口は、約8500人です。
日本の全人口約1億2300万人に対する弁護士1人当たりの人口数は約2600人ですので、それと比較すると、弁護士数が少ない地域です。まだまだ弁護士需要はあります。
一般民事、家事事件および刑事事件など幅広く事件を取り扱っている「マチ弁」の事務所が多いです。採用を募集している事務所は複数あります。
魅力その3 会務では、若い会員が主体的に活躍しています!
三重弁護士会は、会長1名と副会長4名の執行部体制を採っています。
ここ数年、会長は50期後半、副会長は60期前後という構成で、60期後半から常議員を担当しており、比較的若い世代で執行部等を経験し、会務の中心として活躍しています。
大規模会とは違い、若い世代から重要な会務の経験ができるという魅力があります。
委員会は、日弁連の委員会に対応するほぼすべての委員会(委員会の名称が異なっていたり、日弁連の複数の委員会を1つの委員会にまとめていたりする委員会もあります。)があり、会員は平均2つの委員会に所属しています。
新入会員は、刑事弁護委員会、人権擁護委員会といった、活動が活発な実動部隊といえる委員会のいずれかに所属しており、入会当初から積極的に会務に携わり、会員全員が委員会活動を分担して担っています。
「顔の見える弁護士会」ならでは、委員会では、先輩会員が、新人会員のお世話をしているため、新人会員も、安心して新たな委員会活動ができます。
魅力その4 新人会員も積極的に法律相談、国選等の公的活動をしています!
法律相談からの受任は自由です。会への負担金もありません。
法律相談の配点も名簿から公平に配点され、現在は、おおよそ数ヶ月に1回は配点されます。このような状況から、三重弁護士会では新人会員も積極的に事件を受任しています。
法律相談センターの設置については、津や四日市(平日毎日、弁護士会)、名張、松阪、伊勢(週に一度)があります。
その他、市町や社会福祉協議会、自治体、商工会議所等から法律相談担当の派遣依頼もあります。
国選弁護は、津本庁・四日市支部の会員は、概ね平均で月1件程度を、その他の支部の会員はばらつきがあり、件数の多い会員では、月2、3件引き受けています。
顔の見える弁護士会ならでは、否認事件、裁判員裁判等刑事弁護に不安があるときは刑事弁護委員会が開設しているメーリングリストで相談することができますのでサポート体制は万全です。
なお、法テラスや公設事務所の状況は次のとおりです。
2008年(平成20年)1月から、法テラス三重地方事務所が開設され、スタッフ弁護士2名が、資力の乏しい方のための民事法律扶助事件、あるいは国選弁護・少年付添事件の処理をして下さっています。2002年(平成14年)6月には、弁護士過疎対策の一つとして、弁護士ゼロワン地域の熊野市に熊野ひまわり基金法律事務所が開設され、公募により定期的に(原則3年)後任弁護士が選任されています。支援体制も整えられておりますので、弁護士過疎地で公設事務所弁護士として活動されることに関心のある方は、ぜひ、熊野公設事務所への応募をお願いいたします。
4 皆さんも即主役です!ぜひ、三重弁護士会に来てください!
三重弁護士会では、弁護士の公的役割に対する市民からの期待の高まりと共に、「いじめ予防授業」、「第三者委員会」など、行政機関からの要望で、各種公的委員への就任依頼、講師・相談担当者の派遣依頼等も年々増加しています。
また、中小企業に対する法的支援を強化するため、「事業承継」をはじめとした商工会議所等中小企業関係団体と連携した活動も増えています。
大規模会ではなかなか担当できない重要な会務もあります。
三重弁護士会の魅力は「顔の見える弁護士会」であること、皆さんが新しい体験をするときには先輩たちの暖かいサポートがあることです。
ぜひ、安心して、修習先、就職先に三重弁護士会を選んでください。