放送法で「放送事業者は放送番組の適性を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第3条の4)と設置を義務づけられた、放送局内の機関です。

番組審議会の委員は放送法第51条の2「学識経験を有するもの」と定められておりNIBでは下記の方々に委嘱しています。

NIBでは、放送番組の向上や改善などを目的に毎月1回、番組審議会を開き、NIBが放送
した番組について意見や感想を頂いています。

第333回番組審議会は、9人の委員に番組を視聴してもらい、御意見を頂きました。
対象番組は、6月28日に放送した「長崎せんべろはしご酒」です。飲食店が集中している
長崎の街で、お酒好きな芸能人がお店を巡り、酒と肴を堪能しながらトークを繰り広げ、
長崎の食の魅力を発信する番組です。
委員からは、「2か所での同時進行という構成にすることで出演者のいろいろなトークが
聞けて、飽きのこない作りになっていた。」「どのメニューも美味しそうで、長崎の食
の魅力が発信できた。」「締めの料理のランキングは長崎らしく興味深い内容で、また、
思案橋の街の雰囲気がとても良く伝わってきた。」という評価の一方で、「テロップの
文字が効果的に使われていたが、少し過剰だと感じるところもあった。場面によっては、
文字よりもタレントの表情を見たかった。」「『はしご酒』というには訪れた店の数が
少なかった。」「『せんべろ』という言葉の説明があったほうが良かった。」という意見
も出されました。

NIBでは、視聴者の皆様からのご意見やご要望などを承っています。