2019年9月27日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 石塚博昭
NEDOと経済産業省は、9月25日(水)に第1回カーボンリサイクル産学官国際会議を開催しました。本会議では、温暖化問題への対応が強く求められている中、環境と成長の好循環の実現に向け、カーボンリサイクルに向けたイノベーションや国際協調の重要性について議論が展開されました。その中で、菅原経済産業大臣から、「相互交流の推進(Caravan)」、「実証研究拠点の整備(Center of Research)」、「国際共同研究の推進(Collaboration)」からなる「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ」が発表されました。
パリ協定の発効により、温暖化対策へのモメンタムが一層強くなる一方で、世界のエネルギー需要は今後も大幅に増加してきています。環境と成長の好循環の実現に向け、カーボンリサイクルは重要かつ有望な分野の一つとなります。今回、カーボンリサイクルに関して議論する世界初の国際会議を開催し、カーボンリサイクルについての世界の最新の知見、国際連携の可能性を確認するとともに、菅原大臣から、相互交流の推進や、実証研究拠点の整備、国際共同研究の推進からなる「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ」が発表され、技術開発を加速度的に進め、各国と協調しながらイノベーションの進展を図ることとしました。
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