2024年9月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者等を一般に広く募集します。
なお、本事業は、政府予算に基づき実施するため、政府方針の変更等により、公募の内容等が変更される場合があります。
本公募は、2024年1月31日付け公募予告を行った「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(以下、「DTSU事業」という)」と、2024年2月27日付け公募予告を行った「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(以下、「GX事業」という)」の公募を、同時に行うものです。
NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。
2023年度においては、DTSU事業で計3回分の応募受付と審査を行い、55件で総額約308億円分の採択を行いました。
2024年度においては、4回の応募受付と審査によりDTSU事業で約200億円分を採択する予定であることに加え、新たに着手するGX事業において約300億円分を採択する予定です。なお、第4回DTSU事業及び第1回GX事業の交付予定額は17件の合計で約94.9億円(うち、DTSU事業は約75.2億円、GX事業は約19.7億円)となります。
DTSU事業及びGX事業は、いずれも助成率や助成金の額が異なる3つのフェーズ(以下〔1〕〜〔3〕)から構成されます。応募時には、自社の状況に最も合致しているフェーズを選択し、ご応募ください。なお、ステージゲート審査を経て次のフェーズに移行することも可能とします。
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
※(注記)事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
※(注記)事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
※(注記)1:事業会社との連携(共同研究、調達、販路開拓等)に係る書面(MOU等の文書)の提出が必要となります。
※(注記)2:DTSU事業では、助成対象費用の1/6以上の金額の出資を、NEDOが定める所定の期間内に得ることを出資報告書もしくは出資意向確認書の提出により示す場合、NEDO負担率は2/3以内、それ以外の場合は1/2以内とします。また、GX事業では、NEDO負担率は2/3以内とします。
ただし、ステージゲート審査を経てフェーズを移行する場合でも、当該事業全体で、1件当たりの助成金額の上限を30億円、事業期間の上限を6年とします。
助成対象経費:
技術シーズの事業化に必要な経費(実用化開発、事業化可能性調査等)
対象技術:
経済産業省所管の鉱工業技術(例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等。但し、原子力技術に係るものは除く。)
具体的技術シーズがあって、研究開発要素があることが想定されること。例えば、スマートフォンのアプリ開発のためのソフトウェアのコーディングなど、研究開発要素が薄いものや、既存製品(購入品)を利用しただけのものについては対象外とする。
競争力強化のためのイノベーションを創出しうるものであること。
なお、医薬品開発及び再生医療等製品に係る開発は原則として対象外とします。ただし、創薬支援技術の開発や、医薬品開発を加速する支援技術の開発、医療機器、医療検査技術等、経済産業省所管の鉱工業技術に係る複合技術の開発は助成対象とします。
上記に加え、GX事業では、脱炭素成長型経済構造移行推進戦略を踏まえて、CO2の排出削減に向けた野心的な目標を掲げるなど世界規模でのカーボンニュートラルの実現及び日本の産業競争力の強化のためのイノベーションを創出しうるものであること。
なお、審査においては、技術開発状況や経営体制だけでなく、事業の成長性を示すための顧客ニーズの蓋然性や事業会社等との関係構築を高く評価いたします。顧客ニーズの蓋然性を示し、事業会社等との関係構築を行うツールとしては潜在的な顧客企業からのLOI(Letter of Intent)の取得が例として挙げられます。具体的な活用方法やメリットについては、経済産業省で作成した下記の「GXスタートアップの創出・成長に向けたガイダンス」を参考としてご参照ください。
別ウィンドウで開きますGXスタートアップの創出・成長に向けたガイダンス
また、自社のCO2の排出量の把握および削減目標の設定について、参考資料として経済産業省が作成した「CO2排出削減計画チェックシート」を添付しました。任意でご活用ください。
詳細については、資料欄の公募要領をご参照ください。
DTSU事業・GX事業とも、公募は通年で実施し、年4回程度、提案受付期間を設定し、その都度、審査を実施する予定です。提案受付期間等は、本公募ページに掲載する「ディープテック・スタートアップ支援事業 公募に係る日程一覧」において定めます。なお、今回の提案受付期間は2024年10月24日10時00分〜2024年10月30日正午とします。この間に下記Web入力フォームにアップロードを完了させてください。
提出先のWeb入力フォームへのアップロードのみ可となっております(持参、郵送、FAX又は電子メールによる提出は不可)。
パートナーVC用「VC等、CVC情報項目ファイル」(分類番号28)は、パートナーVCが直接下記Web入力フォームよりNEDOに提出ください。
※(注記)追加資料7 ハンズオン計画書(分類番号12)は、「書面審査用ファイル」として、提案者より提出すること。
本事業の内容、提案等にあたっての手続き等について、下記の日時で公募説明会を行います。応募資格として出席を義務付けるものではありませんが、可能な限り、ご参加ください。
開催日 | 時間 | 実施方法 | 申込ページ |
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2024年9月20日(金) | 10時30分〜11時30分 (10時00分から待機可能) |
Microsoft Teams | 別ウィンドウで開きます申し込みはこちら |
1社2名までの登録にご協力をお願いいたします。また、ネットワークの制約上、申し込み数が上限に達する場合は、登録を締め切らせていただきますが、キャンセルが発生した場合は再登録が可能となります。
DTSU事業・GX事業への今回のご応募に関するご不明点等について、DTSU事務局が事前の相談に応じます。希望者は、添付の「事前相談用シート」に相談内容や希望日時を記載の上、本ページ最下部のDTSU事務局メールアドレスあてに、メールでご送付ください。特に、GX事業への応募を検討されている場合は、提案内容が対象事業となりうるか等、相談に応じることが可能ですので、是非ご活用ください。なお、提案内容の善し悪しや、審査の採否に係わるご質問等についてはお答えできませんので予めご承知置きください。
本ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、公募要領、提案書作成にあたって(様式)等をご参照の上、応募してください。
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(旧Twitter)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
技術・事業分野 | 分野横断的公募事業 |
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プロジェクトコード | P23019 |
事業名 | ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む) |
公募期間 | 2024年09月13日〜2024年10月30日 |
問い合わせ先 |
スタートアップ支援部 担当者:DTSU事務局 ※(注記)原則メールにて問い合わせをお願いします。 TEL:044-520-5173 E-MAIL:dtsu@nedo.go.jp |