PD:後藤 厚宏(内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)重要インフラ等におけるサイバーセキュリティの確保担当 プログラムディレクター)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を迎える我が国にとって、サイバー攻撃の脅威は切実な問題であり、強固なサイバーセキュリティの確保による世界で最も安心・安全な社会基盤の確立が必達の課題である。
本研究開発では、重要インフラ等※(注記)1におけるサイバーセキュリティを確保するために、重要インフラサービスの安定運用を担う制御ネットワークおよび制御ネットワークを構成する制御・通信機器(以下「制御・通信機器」という。)のサイバー攻撃対策として、制御・通信機器のセキュリティ確認※(注記)2技術、制御・通信機器および制御ネットワークの動作監視・解析技術と防御技術を研究開発する。その成果を、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会をターゲットに、実証実験等を通して、通信・放送、エネルギー、交通などのインフラシステムに適用できることを確認する。また、今後普及・拡大が見込まれるIoTシステムのセキュリティ確保に向けて前記技術を拡張するとともに、技術導入を支援する認証制度の設計、分野を超えた運用のための共通プラットフォームの実現、セキュリティ人材育成に取り組む。
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
---|---|
プロジェクトコード | P15011 |
担当部署 | IoT推進部 (TEL:044-520-5211) |