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2024年09月18日

熱く沸く!長崎東中学・高校体育祭

創立76年の県立長崎東高校と創立21年の長崎東中学校の体育祭。中高合わせて約1200人が参加しました。

今年のテーマは「沸東」。
一人ひとりの沸き上がる若いエネルギーを一つにし、長崎東の新たな一ページを創り上げていくという思いを込めます。
中学・高校全30クラスを青、黄色、緑、赤、桃の5チームに分け、リレーや長縄跳び、応援合戦など14種目で競いました。

沸騰

パワーや筋力自慢の男子高校生15人がエントリーしたのは、大人気種目「Mr.東」。

Mr東

重さ30キロの俵を頭の上で持ち上げる我慢比べです。去年は、当時2年生で柔道部の堀暁登くんが最後まで残り優勝。桃組の団長となった今年。狙うは2年連続の「Mr.東」です。

【桃組団長 柔道部・堀暁登くん(高3)】
「緊張はしてないけど、青組のもう一人の『堀』に勝てるように頑張ります」

堀・弟

青組の「もう一人の堀」とは...?

【双子の堀兄弟】
「弟の堀暁登です。兄の堀陽登です」

ライバルは、双子の兄で青組団長の堀陽登くんです。

【双子の兄 柔道部・堀陽登くん(高3)】
「まっ頑張ります。勝ちます」

【双子の弟 柔道部・堀暁人くん(高3)】
「気持ちがあれば勝てるので頑張ります」

堀・兄

「Mr.東」の称号を懸けた闘いが始まりました。俵の重さは30キロ。最初は笑顔も見せますが...時間が経つにつれ、一人また一人と脱落していきます。

脱落者が...

1分半が過ぎ、去年の王者、双子の弟、堀暁登くんは苦しい表情。惜しくもここで脱落。そして最後まで耐えたのは...去年はけがで出場できなかった双子の兄・堀陽登くん。1分55秒間持ち続け、「Mr.東」の称号を勝ち取りました。

堀。兄ミスター

【双子の兄 青組団長 柔道部部・堀陽登くん(高3)】
「始まる前まではちょっと緊張してたんですけど、青団の皆が盛り上げてくれて、最後は出たかったんで優勝出来て本当にうれしいです」

MR.東優勝コメント

【双子の弟 桃組団長 柔道部 堀暁登くん(3年)】
「ちょっとやらかしました。いやー悔しかったですね、悔しかったです」

高校生の競技「綱引き」は、それぞれ男女40人が息を合わせ引き合います。

決勝は、赤組対桃組。優勝したのは...桃組!前方に柔道部や野球部、後方にラグビー部の男子を固め、圧倒的な強さを見せました。

綱引き・桃

【桃組団長 柔道部・堀暁登くん(高3)】
「Mr.東は負けちゃったですけど、皆のお陰で楽しい体育祭が出来ているので、皆で全力で楽しんで最高の体育祭をつくり上げたいと思います」

桃団長。堀
綱引き・桃優勝

中学1年生120人による集団行動「東竜門」は、中学校が創立した21年前に始まりました。

【黄組 射撃部・山村貫仁くん(中1)】
「他の人と列を合わせて元気よく行進するのがそろってとても楽しかったです」

【黄組 射撃部・熊本愛來さん(中1)】
「東は高校生もいるから新しいことがたくさんあって毎日楽しいです」

東竜門

【緑組団長 バドミントン部・北村咲和さん(高3)】
「もうぶち上げです。私たちがメインの体育祭だし最後の体育祭なので、 うまくいかないなってこともたくさんあって、きついことも多かったけど、やっぱりみんな仲間いるからやってこられたなと思っています」

緑・団長

特別プログラムとして行われた長崎東の龍踊「東龍」。

東龍

【東龍部 リーダー・小野凌太郎くん(高3)】
「何としても伝統を残したいというそういう思いでやりました」

体育祭で最後に披露されたのは、5年前。在校生で唯一「東龍」を知る高校3年生が伝統を後輩につなげたいという思いから復活。今年4月に活動を再開し、夏前から練習を重ねました。

復活

【東龍部 リーダー・小野凌太郎くん(高3)】
「本当に最高でした。みんなの『モッテコイ』という声や入場する前から『頑張れ』という声が声援をもらえて本当に心が熱くなって、その力が僕の龍を振る力の原動力になったと思います」

小野君

「後輩たちには、この龍の伝統を受け継いできた皆さんにご協力をお願いして、僕たちが卒業してこの体育祭を見に来た時にやって良かったなと思えるような演技をこれからつないでいってほしいなと思います」

東龍・復活

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