在留外国人に対する基礎調査(令和3年度)
調査結果報告書
令和4年8月
出入国在留管理庁
- 1 -
[目次]
第1 調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1 調査目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 調査対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 調査項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4 調査期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
5 調査方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
6 有効回答数等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
7 令和3年度在留外国人に対する基礎調査に関する有識者会議・・・・・・・・・・・・2
(1)構成員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)開催状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
8 調査実施機関・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
第2 回答結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
I 回答者の属性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1 性別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2 年齢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3 国籍・地域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4 出生の場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
5 在留資格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
6 同居人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
7 日本での通算在住年数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
8 2021 年の世帯年収・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
9 過去1年間の母国の家族などへの仕送り(送金)の有無・・・・・・・・・・・・・・5
10 母国の家族などへの1か月の仕送り(送金)額・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
11 母国の家族などへの仕送り(送金)先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
12 日本語能力(話す・聞く)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
13 日本語能力(読む)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
14 回答の際の使用言語・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
II 来日前について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
1 日本に来た理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
2 出身国で最後に通った学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
3 日本で通ったことがある学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
III.1 生活環境全般の満足度について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
- 2 -
III.2 日本語学習における困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
1 日本語学習における困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
III.3 日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーション・・・・・・・・・・27
1 日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーションを受けた経験・・・・27
2 受けたオリエンテーションの内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
3 オリエンテーションを実施した団体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
4 日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報・・・・・・・・・・32
III.4 情報の入手・相談対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
1 通信環境(電話)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
2 通信環境(インターネット)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
3 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先・・・・・・・・・・・35
4 「外国人生活支援ポータルサイト」の認知度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
5 「外国人生活支援ポータルサイト」を知ったきっかけ・・・・・・・・・・・・・・・37
6 「外国人生活支援ポータルサイト」を知った情報の発信源・・・・・・・・・・・・・37
7 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごと・・・・38
8 公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS・・・・・・・・46
9 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと・・・・・・・・・・・49
III.5 医療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
1 病院で診察・治療を受ける際の困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
2 病院での言葉の問題への対応状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
III.6 災害・非常時の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
1 災害時の困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
2 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(情報入手)
・・・・・・・・・・・82
3 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(ワクチン接種)
・・・・・・・・・82
4 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)
・・・・・・・・・・・・83
III.7 住宅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86
1 住居探しの方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86
2 住居探しにおける困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
III.8 子育て・教育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95
1 日本に居住する子どもの有無、子どもの人数、子どもの年齢・・・・・・・・・・・・95
2 妊娠・出産についての困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97
3 子育てについての困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102
- 3 -
4 子どもの日本語学習支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107
5 子どもが日本語学習支援を受けたいが、受けられていない理由・・・・・・・・・・・107
6 学校・保育園等が休校・休園になった際の困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・108
7 子どもの就学先及び子どもが就学していない理由・・・・・・・・・・・・・・・・・109
8 子どもが通っている学校において、子どもが困っていること・・・・・・・・・・・・111
9 子どもが通っている学校において、親として困っていること・・・・・・・・・・・・118
III.9 仕事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
1 就労(パート・アルバイトを含む)の有無・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
2 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと・・・・・・・・・・・・・・・127
III.10 日本人との関わり・社会参加・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138
1 日本人との付き合いの有無・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138
2 日本人との付き合いがない理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142
3 社会参加の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142
4 (社会参加について)参加したいと思うが、参加したことがない理由・・・・・・・・145
5 社会参加に関する希望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146
III.11 人権問題(差別)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
1 生活での差別の経験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
2 差別を受けた際の相談先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・152
3 差別や人権に関する要望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155
III.12 社会保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・158
1 年金制度に関する困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・158
2 介護保険制度に関する困りごと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・163
III.13 支援について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・167
1 支援の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・167
2 支援を行っている団体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168
3 支援の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168
4 支援を受けていない理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・169
5 支援に関して望むこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・170
IV 今後について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
1 今後の日本での滞在希望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
- 4 -
V 孤独の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・179
1 概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・179
2 調査結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・180
VI 意見・要望等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・198
1 外国人の方々が日本においてよりよい生活を送るために必要な支援や取組・・・・・・198
おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・203
資料編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・204
I 調査項目・選択肢一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・204
II 参考統計資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・207
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第1 調査の概要
1 調査目的
在留外国人の置かれている状況及び在留外国人が抱える職業生活上、日常生活上、社会生活
上の問題点を的確に把握し、外国人に関する共生施策の企画・立案に資することを目的として
実施したもの。
2 調査対象
在留外国人統計(令和3年6月末)を踏まえて決定した国籍・地域別及び在留資格別の標本
数に基づき、令和4年1月 17 日時点で、直近の上陸許可年月日から1年以上経過している 18
歳以上の中長期在留者及び特別永住者から計 40,000 人を回答対象者として無作為抽出した。
(注記)詳細は、巻末の参考統計資料参照。
3 調査項目
(1)回答者の属性
(2)来日前について
(3)生活について
生活環境全般の満足度、日本語でのコミュニケーション、日本で生活する上で必要となる
情報に関するオリエンテーション、情報の入手・相談対応、医療、災害・非常時の対応、住
宅、子育て・教育、仕事、日本人との関わり・社会参加、人権問題(差別)
、社会保険、支援
について
(4)今後について
(5)孤独の状況
(6)意見・要望等
(注記)詳細は巻末の調査項目・選択肢一覧を参照。
(注記)経年比較を行う観点等から、
「令和2年度在留外国人に対する基礎調査」
(令和2年9月実
施。以下、
「令和2年度調査」という。
)と同様の調査項目が多くなっているが、下記7の
有識者会議の議論等も踏まえ、質問項目や選択肢の追加・変更を行っている。
4 調査期間
令和4年2月 18 日(金)〜令和4年3月3日(木)
5 調査方法
Web調査(調査対象者にQRコード付の調査協力依頼状を郵送し、当該QRコードを読み
込んで、インターネット上のアンケートに回答してもらう形式)
(注記)調査協力依頼状及び調査票(回答画面)は、8言語(ルビ付き日本語、英語、中国語、韓
国語、ポルトガル語、ベトナム語、フィリピノ語、ネパール語)に翻訳。また、回答に当
たっては、回答者が最も回答しやすい言語を選択の上、回答してもらった。
6 有効回答数等
 配布数:40,000 件(うち未着分:1,572 件)
、有効回答数:7,982 件(回答率:20.8%)
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7 令和3年度在留外国人に対する基礎調査に関する有識者会議
本調査においては、調査項目、調査結果の取りまとめ等に関して、専門的な見地から助言等
を得るため、
「令和3年度在留外国人に対する基礎調査に関する有識者会議」を設置した。
(1)構成員(座長にじゅうまる、敬称略、五十音順)
氏名 所属
アンジェロ・イシ 武蔵大学 社会学部メディア社会学科 教授
小島 祥美 東京外国語大学 多言語多文化共生センター長
是川 夕 国立社会保障・人口問題研究所 国際関係部長
にじゅうまる 近藤 敦 名城大学 法学部法学科 教授
山根 隆之 川崎市 市民文化局 市民生活部長
(2)開催状況
回数 開催日程 主な議題
第1回 令和3年 12 月 10 日(金) 調査項目について
第2回 令和4年 6月 24 日(金) 調査結果の取りまとめについて
8 調査実施機関
本調査の実施、調査結果の集計等は、株式会社シード・プランニングに委託して行った。
利用上の注意
・百分率(%)の計算は、小数第2位を四捨五入し、小数第1位までを表示している。そのため、四
捨五入の影響で、%を足し合わせて 100.0%にならない場合がある。
・ポイント差は、表章数値から算出している。
・本文及び図表は、
表示の都合上、
調査票の選択肢等の文言を一部簡略化している場合がある。
また、
設問ごとに回答条件が異なっている。詳細は、巻末の調査項目・選択肢一覧参照。
・本調査においては、在留資格制度上及び本調査の設問の設定上想定し難い回答結果も一部見受けら
れたが、得られた回答結果をそのまま掲載している。
・令和2年度調査との比較表においては、双方に共通する選択肢の結果のみを表示している。
・回答者数が 100 未満の場合には、比率が上下しやすく誤差が生じやすいため、クロス集計は、原則
として、
回答者数が 100以上の設問を対象に行い、
特に傾向がみられる項目を中心に掲載している。
また、
令和2年度調査との比較表についても、
同様の理由から、
原則として、
双方の回答者数が 100
以上のもののみ表示している。
・本報告書で使用している符号等が示す意味は以下のとおりである。
n:各設問に対する回答者数
「全体」+10 ポイント以上:各項目における「全体」の割合よりも 10%以上割合が高い
「全体」-10 ポイント以下:各項目における「全体」の割合よりも 10%以上割合が低い
「令和2年度調査」+10 ポイント以上:令和2年度調査における同項目の割合よりも 10%以上
割合が高い
- 3 -
第2 回答結果
I 回答者の属性
1 性別
性別をみると、
「男性」が 47.5%、
「女性」が 52.3%であった。
図表1 性別(単一回答)
2 年齢
年齢をみると、
「20〜29 歳」
の割合が最も高く、
33.3%となっている。
次いで、
「30〜39 歳」
(30.2%)、「40〜49 歳」
(18.3%)となっている。
図表2 年齢(単一回答)
3 国籍・地域
国籍・地域をみると、
「中国」の割合が最も高く、28.8%となっている。次いで、
「ベトナ
ム」
(16.4%)、「ブラジル」
(11.5%)、
「韓国」
(10.1%)の順となっている(「その他」
を除く)。図表3 国籍・地域(単一回答)
- 4 -
4 出生の場所
出生場所をみると、
「日本以外の国・地域」の割合が高く、89.9%となっている。
図表4 出生の場所(単一回答)
5 在留資格
在留資格をみると、
「永住者」の割合が最も高く、29.0%となっている。次いで、
「技術・
人文知識・国際業務」
(14.4%)、「技能実習」
(12.1%)、「留学」
(10.6%)となっている。
図表5 在留資格(単一回答)
6 同居人
同居している人をみると、
「配偶者・パートナー」
の割合が最も高く 49.5%となっている。
次いで、
「子ども」
(31.8%)、「友人・知人」
(12.9%)となっている。また、
「同居している
人はいない」が 24.2%となっている。
図表6 同居人(複数回答)
- 5 -
7 日本での通算在住年数
日本での通算在住年数をみると、
「3年以上 10 年未満」の割合が最も高く、38.7%となっ
ている。次いで、
「10 年以上 20 年未満」
(21.3%)、「1年以上3年未満」
(20.0%)となって
いる。
図表7 日本での通算在住年数(単一回答)
8 2021 年の世帯年収
2021 年の世帯年収
(税金、
社会保険料等が控除される前の金額。
賞与を含む。)をみると、
「100 万円以上 200 万円未満」の割合が最も高く、18.8%となっており、次いで、
「100 万円
未満」
(18.0%)、「200 万円以上 300 万円未満」
(16.8%)となっている。
図表8 2021 年の世帯年収(単一回答)
9 過去1年間の母国の家族などへの仕送り(送金)の有無
過去 1 年間の母国の家族などへの仕送り
(送金)
の有無をみると、
「している」
が 45.3%、
「していない」が 54.7%となっている。
図表9 過去1年間の母国の家族などへの仕送り(送金)の有無(単一回答)
- 6 -
10 母国の家族などへの1か月の仕送り(送金)額
過去1年間に母国の家族などへの仕送り(送金)を「している」場合について、母国の家
族などへの1か月の仕送り(送金)額をみると、
「5万円未満」の割合が最も高く 44.4%と
なっている。
図表 10 母国の家族などへの 1 か月の仕送り(送金)額(単一回答)
11 母国の家族などへの仕送り(送金)先
過去1年間に母国の家族などへの仕送り(送金)を「している」場合について、その仕送
り(送金)先をみると、
「親・親族」の割合が最も高く 87.6%となっている。
図表 11 母国の家族などへの仕送り(送金)先(複数回答)
12 日本語能力(話す・聞く)
日本語能力(話す・聞く)をみると、
「幅広い話題について自由に会話ができる」の割合が
最も高く、23.9%となっている。また、
「日本語での会話はほとんどできない」と回答した割
合は、3.4%である。
図表 12 日本語能力(話す・聞く)(単一回答)
- 7 -(1)【国籍・地域別】日本語能力(話す・聞く)
日本語能力(話す・聞く)を国籍・地域別にみると、
「幅広い話題について自由に会話がで
きる」は「韓国」
(54.8%)
、「台湾」
(45.2%)において全体と比較して割合が高くなってい
る。一方、
「ブラジル」において「日本語での会話はほとんどできない」の割合(8.4%)が
全体と比較して高くなっている。
図表 13 【国籍・地域別】 日本語能力(話す・聞く)(単一回答)(%)幅広い話題
について自由に
会話ができる
効果的に言葉を
使うことができる
長い会話に
参加できる
身近な話題
についての
会話はできる
日常生活に
困らない程度に
会話できる
基本的な挨拶
の会話はできる
日本語での
会話はほとんど
できない
全体 (n=7,538) 23.9 10.7 9.3 14.2 23.1 15.3 3.4
中国 (n=2,266) 28.5 16.1 10.0 12.8 16.9 12.2 3.4
ベトナム (n=1,309) 9.0 6.0 6.5 22.1 32.5 22.2 1.8
韓国 (n=465) 54.8 11.6 9.5 7.5 13.5 2.8 0.2
フィリピン (n=559) 16.1 5.2 8.6 16.3 34.5 15.6 3.8
ブラジル (n=903) 19.8 7.3 6.0 8.7 26.9 22.8 8.4
ネパール (n=190) 10.5 10.0 11.1 12.1 33.7 19.5 3.2
インドネシア (n=178) 12.9 13.5 13.5 20.8 25.3 12.4 1.7
アメリカ合衆国 (n=209) 33.5 9.1 12.0 12.0 19.1 12.9 1.4
台湾 (n=261) 45.2 16.9 10.3 12.6 12.6 1.9 0.4
タイ (n=97) 17.5 5.2 13.4 16.5 24.7 19.6 3.1
その他 (n=1,101) 24.1 9.7 11.9 13.9 20.9 15.8 3.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下54.8 - 8 -(2)【在留資格別】日本語能力(話す・聞く)
日本語能力(話す・聞く)を在留資格別にみると、
「幅広い話題について自由に会話ができ
る」は「永住者」
(39.2%)において全体と比較して割合が高くなっている。一方、
「日本語
での会話はほとんどできない」は「永住者の配偶者等」
(11.7%)において全体と比較して割
合が高くなっている。
図表 14 【在留資格別】 日本語能力(話す・聞く)(単一回答)(%)幅広い話題
について自由に
会話ができる
効果的に言葉を
使うことができる
長い会話に
参加できる
身近な話題
についての
会話はできる
日常生活に
困らない程度に
会話できる
基本的な挨拶
の会話はできる
日本語での
会話はほとんど
できない
全体 (n=7,538) 23.9 10.7 9.3 14.2 23.1 15.3 3.4
永住者 (n=2,311) 39.2 11.0 9.5 9.3 19.8 8.7 2.4
技能実習 (n=965) 3.1 4.1 3.5 21.0 33.3 31.3 3.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 29.4 17.0 14.6 14.4 16.6 6.3 1.6
留学 (n=848) 15.4 15.4 12.5 22.3 22.9 10.8 0.6
定住者 (n=587) 19.6 6.6 7.0 9.5 25.7 23.7 7.8
家族滞在 (n=504) 9.3 7.3 5.0 14.9 26.6 30.2 6.7
日本人の配偶者等 (n=534) 25.3 9.2 10.7 13.5 26.6 12.4 2.4
特定活動 (n=185) 11.9 8.6 8.6 14.6 31.4 17.3 7.6
永住者の配偶者等 (n=154) 10.4 9.7 5.2 11.7 24.7 26.6 11.7
その他の在留資格 (n=300) 20.0 10.7 8.0 16.0 19.3 20.0 6.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 9 -
13 日本語能力(読む)
「日本語能力
(読む)」をみると、
「幅広い場面で使われる日本語を理解することができる」
の割合が最も高く 26.7%となっている。
「あまり分からない」、「全く分からない」と回答し
た割合はそれぞれ 10.0%、3.3%となっている。
図表 15 日本語能力(読む)(単一回答)
- 10 -(1)【国籍・地域別】日本語能力(読む)
日本語能力(読む)を国籍・地域別にみると、
「幅広い場面で使われる日本語を理解するこ
とができる」は「中国」
(45.5%)、「韓国」
(60.6%)、「台湾」
(55.2%)において全体と比較
して高くなっている。一方、
「ブラジル」で「全く分からない」の割合(9.5%)が高い。
図表 16 【国籍・地域別】 日本語能力(読む)(単一回答)(%)幅広い場面で使われる
日本語を理解することが
できる
日常的な場面で使われる
日本語の理解に加え、
より幅広い場面で使われる
日本語をある程度理解する
ことができる
日常的な場面で使われる
日本語をある程度理解する
ことができる
基本的な日本語を
理解することができる
全体 (n=7,538) 26.7 18.9 17.6 11.8
中国 (n=2,266) 45.5 23.7 12.3 4.9
ベトナム (n=1,309) 5.7 16.8 29.0 24.6
韓国 (n=465) 60.6 20.2 10.3 2.4
フィリピン (n=559) 10.2 10.9 20.8 17.5
ブラジル (n=903) 11.5 9.1 14.1 14.0
ネパール (n=190) 6.3 30.0 26.8 7.4
インドネシア (n=178) 7.3 18.5 23.0 26.4
アメリカ合衆国 (n=209) 27.8 15.8 22.0 10.5
台湾 (n=261) 55.2 30.3 9.6 3.1
タイ (n=97) 11.3 11.3 18.6 13.4
その他 (n=1,101) 20.3 19.8 17.9 10.6
基本的な日本語を
ある程度理解することが
できる
あまり分からない 全く分からない
全体 (n=7,538) 11.8 10.0 3.3
中国 (n=2,266) 6.4 5.9 1.4
ベトナム (n=1,309) 17.4 4.6 1.8
韓国 (n=465) 4.5 1.7 0.2
フィリピン (n=559) 21.6 15.6 3.4
ブラジル (n=903) 13.5 28.3 9.5
ネパール (n=190) 14.2 12.1 3.2
インドネシア (n=178) 15.7 7.9 1.1
アメリカ合衆国 (n=209) 13.4 7.2 3.3
台湾 (n=261) 1.1 0.8 ­
タイ (n=97) 16.5 21.6 7.2
その他 (n=1,101) 13.4 12.3 5.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下60.6 - 11 -(2)【在留資格別】日本語能力(読む)
日本語能力
(読む)
を在留資格別にみると、
「幅広い場面で使われる日本語を理解すること
ができる」は「永住者」
(37.1%)及び「技術・人文知識・国際業務」
(41.9%)において全
体と比較して高くなっている。一方で、
「定住者」や「永住者の配偶者等」で「あまり分から
ない」の割合が全体と比較して高くなっている(それぞれ 25.4%、22.1%)。図表 17 【在留資格別】 日本語能力(読む)(単一回答)(%)幅広い場面で使われる
日本語を理解することが
できる
日常的な場面で使われる
日本語の理解に加え、
より幅広い場面で使われる
日本語をある程度理解する
ことができる
日常的な場面で使われる
日本語をある程度理解する
ことができる
基本的な日本語を
理解することができる
全体 (n=7,538) 26.7 18.9 17.6 11.8
永住者 (n=2,311) 37.1 17.7 14.9 8.0
技能実習 (n=965) 0.9 4.6 23.1 30.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 41.9 29.0 13.3 6.8
留学 (n=848) 33.1 36.2 20.4 5.3
定住者 (n=587) 14.1 12.8 15.8 11.8
家族滞在 (n=504) 12.5 15.5 21.8 12.7
日本人の配偶者等 (n=534) 22.3 16.9 19.9 13.1
特定活動 (n=185) 9.2 13.5 24.3 21.1
永住者の配偶者等 (n=154) 9.7 14.9 17.5 9.7
その他の在留資格 (n=300) 27.3 13.0 18.0 9.3
基本的な日本語を
ある程度理解することが
できる
あまり分からない 全く分からない
全体 (n=7,538) 11.8 10.0 3.3
永住者 (n=2,311) 8.8 10.6 2.9
技能実習 (n=965) 29.2 9.4 2.0
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 5.0 2.4 1.6
留学 (n=848) 2.4 1.9 0.7
定住者 (n=587) 12.9 25.4 7.2
家族滞在 (n=504) 17.1 13.9 6.5
日本人の配偶者等 (n=534) 13.5 10.7 3.7
特定活動 (n=185) 14.6 10.3 7.0
永住者の配偶者等 (n=154) 17.5 22.1 8.4
その他の在留資格 (n=300) 12.3 15.0 5.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 12 -
14 回答の際の使用言語
回答の際の使用言語は「日本語」の割合が 27.6%で最も高く、次いで、
「中国語(簡体字)」(21.3%)、「英語」
(17.0%)となっている。
図表 18 回答の際の使用言語(単一回答)
- 13 -
II 来日前について
1 日本に来た理由
日本に来た理由をみると、
「スキルの獲得・将来のキャリア向上のため」
が最も高く 19.3%
となっており、次いで、
「日本が好きだから」
(18.0%)、「勉強のため」
(17.1%)の順となっ
ている。
図表 19 日本に来た理由(単一回答)
2 出身国で最後に通った学校
出身国で最後に通った学校をみると、
「大学(学士課程)
」の割合が最も高く 32.8%となっ
ている。次いで、
「高校」
(31.0%)、「専門学校・短期大学」
(16.7%)となっている。
図表 20 出身国で最後に通った学校(単一回答)
- 14 -
3 日本で通ったことがある学校
日本で通ったことがある学校については、
「就学したことはない」
の割合が最も高く 53.3%
となっている。就学したことがある場合、
「専門学校・短期大学」
(15.5%)、「大学(学士課程)」
(13.8%)の順に割合が高くなっている。
図表 21 日本で通ったことがある学校(複数回答)
- 15 -
III.1 生活環境全般の満足度について
生活環境全般の満足度をみると、
「満足している」の割合が最も高く(47.0%)
、次いで、
「どちらかといえば満足している」
(40.8%)となっている。
「満足している」、「どちらかと
いえば満足している」の合計は、87.8%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「満足している」、「どちらかといえば満足している」
の合計
は、4.2 ポイント増加している。
図表 22 生活環境全般の満足度(単一回答)
【参考】令和2年度調査との比較
- 16 -(1)【国籍・地域別】生活環境全般の満足度
生活環境全般の満足度を国籍・
地域別にみると、
「フィリピン」
において
「満足している」
の割合が全体と比較して高くなっている(68.0%)
。一方で、
「台湾」、「中国」において同
回答の割合が全体と比較して特に低くなっている(それぞれ 35.8%、36.1%)。令和2年度調査と比較すると、
「中国」、「韓国」において「満足している」の割合が増加
している。
図表 23 【国籍・地域別】 生活環境全般の満足度(単一回答)
【参考】令和2年度調査との比較(%)満足している
どちらかといえば
満足している
どちらかといえば
満足していない
満足していない 分からない
令和2年度(n=477) 31.7 56.0 7.1 2.3 2.9
令和3年度(n=2,300) 36.1 54.7 5.7 1.6 1.9
令和2年度(n=206) 53.9 34.5 6.3 1.9 3.4
令和3年度(n=1,313) 53.1 31.2 8.9 2.1 4.6
令和2年度(n=181) 30.4 47.0 12.2 5.0 5.5
令和3年度(n=807) 40.1 44.5 8.9 3.5 3.0
令和2年度(n=126) 70.6 17.5 1.6 0.8 9.5
令和3年度(n=562) 68.0 23.5 2.7 1.2 4.6
令和2年度(n=153) 52.3 28.1 8.5 5.2 5.9
令和3年度(n=914) 52.0 35.6 5.6 1.5 5.4
ベトナム
フィリピン
ブラジル
中国
韓国
- 17 -(2)【在留資格別】生活環境全般の満足度
生活環境全般の満足度を在留資格別にみると、
「特定活動」や「定住者」において「満足
している」
(それぞれ 54.6%、
53.3%)
の割合が全体と比較して高くなっている。
一方で、
「留学」や「技術・人文知識・国際業務」において同回答の割合が全体と比較して低くな
っている(それぞれ 36.9%、37.8%)。令和2年度調査と比較すると、
「技能実習」を除く在留資格において「満足している」の
割合が増加している。
図表 24 【在留資格別】 生活環境全般の満足度(単一回答)
【参考】令和2年度調査との比較(%)満足している
どちらかといえば
満足している
どちらかといえば
満足していない
満足していない 分からない
令和2年度(n=386) 44.3 42.2 5.7 3.1 4.7
令和3年度(n=2,311) 50.3 40.5 4.5 1.5 3.2
令和2年度(n=173) 60.7 24.3 6.4 2.9 5.8
令和3年度(n=965) 52.5 31.0 8.1 2.6 5.8
令和2年度(n=259) 34.4 49.4 8.9 2.3 5.0
令和3年度(n=1,150) 37.8 48.7 7.7 2.2 3.7
令和2年度(n=273) 30.8 49.8 10.3 1.8 7.3
令和3年度(n=848) 36.9 51.7 7.2 1.7 2.6
令和2年度(n=127) 50.4 33.9 7.1 3.1 5.5
令和3年度(n=587) 53.3 35.6 4.9 1.5 4.6
技術・人文知識・国際業務
定住者
永住者
技能実習
留学
- 18 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】生活環境全般の満足度
生活環境全般の満足度を日本語能力別
(話す・聞く)
にみると、
日本語能力が高いほど、
「満足している」、「どちらかといえば満足している」の合計が大きくなる傾向があり、
「幅
広い話題について自由に会話ができる」では9割を超えている。
図表 25 【日本語能力別(話す・聞く)】 生活環境全般の満足度(単一回答)(4)【日本人との付き合いの有無別】生活環境全般の満足度
生活環境全般の満足度を日本人との付き合いの有無別にみると、
「日本人と付き合いが
ある(あった)
」では「満足している」、「どちらかといえば満足している」の合計は 88.7%
であり、「日本人の知人はいないし、付き合ったこともない」
(79.5%)と比較して高い。
図表 26 【日本人との付き合いの有無別】 生活環境全般の満足度(単一回答)
- 19 -
III.2 日本語学習における困りごと
1 日本語学習における困りごと
日本語学習における困りごとをみると、
「日本語教室・語学学校等の利用・受講料金が高
い」
(15.0%)が最も高くなっている。また、
「特に困っていない」の割合は 32.6%となって
いる。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困っていない」の割合が 4.5 ポイント増加している
ほか、全ての困りごとの割合が減少している。
図表 27 日本語学習における困りごと(複数回答)
【参考】令和2年度調査との比較
- 20 -(1)【国籍・地域別】日本語学習における困りごと
日本語学習における困りごとを国籍・地域別にみると、
「ネパール」において「日本語教室・
語学学校等の利用・受講料金が高い」
(34.2%)
の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 28 【国籍・地域別】 日本語学習における困りごと(複数回答)(%)自分のレベル
に合った日本
語教育が受
けられない
母語による
指導を受けら
れない
日本語教育
の内容が実
用的でない
日本語教
室・語学学
校等の利
用・受講料
金が高い
近くに日本
語教室・語
学学校等が
ない
都合のよい
時間帯に利
用できる日本
語教室・語
学学校等が
ない
日本語を学
べる場所・
サービスに関
する情報が
少ない
学んだ日本
語を活かせる
機会がない
全体 (n=7,982) 8.6 7.5 6.7 15.0 7.8 11.8 10.2 10.7
中国 (n=2,300) 9.1 10.3 11.7 17.8 6.4 10.0 12.8 18.6
ベトナム (n=1,313) 14.5 7.5 5.2 10.7 13.1 13.5 10.3 12.0
韓国 (n=807) 4.6 3.3 3.1 9.5 4.8 5.2 6.2 2.6
フィリピン (n=562) 5.3 5.2 4.3 18.7 8.2 11.6 9.8 4.8
ブラジル (n=914) 4.4 3.2 3.1 10.9 7.0 19.3 8.3 2.5
ネパール (n=190) 13.2 14.2 5.3 34.2 6.3 12.1 12.6 6.8
インドネシア (n=180) 16.7 7.8 3.3 15.0 8.9 11.1 10.6 12.8
アメリカ合衆国 (n=213) 8.5 3.3 5.2 13.1 7.5 12.7 6.6 7.0
台湾 (n=265) 9.4 5.7 6.4 12.1 3.8 7.9 9.4 19.6
タイ (n=99) 14.1 18.2 6.1 15.2 15.2 18.2 18.2 8.1
その他 (n=1,139) 5.9 8.7 6.1 17.5 7.2 12.1 9.3 7.7
教える人の
専門性が
低い
無料の
日本語教室
が近くにない
無料の
日本語教材
が見付けられ
ない
オンラインで
学ぶことが
できない
その他
特に
困っていない
日本語の
学習をしてい
ない
全体 (n=7,982) 2.8 12.1 5.9 4.1 3.2 32.6 14.6
中国 (n=2,300) 4.5 12.0 6.2 4.7 1.2 30.6 9.0
ベトナム (n=1,313) 1.4 16.1 8.0 3.9 1.7 25.2 13.6
韓国 (n=807) 1.2 5.3 2.4 1.7 3.6 61.6 10.2
フィリピン (n=562) 3.2 16.4 7.3 3.2 4.8 26.9 19.6
ブラジル (n=914) 1.0 9.7 5.8 6.3 5.7 27.6 26.7
ネパール (n=190) 2.6 16.3 7.4 5.3 1.1 21.6 12.6
インドネシア (n=180) 5.6 12.8 6.7 5.0 2.2 17.2 11.7
アメリカ合衆国 (n=213) 4.2 5.6 0.9 3.3 7.0 32.4 32.9
台湾 (n=265) 1.5 10.9 3.4 3.0 0.8 49.1 6.0
タイ (n=99) 5.1 24.2 10.1 6.1 3.0 33.3 9.1
その他 (n=1,139) 2.6 11.9 5.4 3.3 6.0 31.7 17.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下61.649.1
- 21 -(2)【在留資格別】日本語学習における困りごと
日本語学習における困りごとを在留資格別にみると、
「留学」において「日本語教室・語学
学校等の利用・受講料金が高い」
(26.9%)、「学んだ日本語を活かせる機会がない」
(23.9%)
の割合が全体と比較して高くなっている。
令和2年度調査と比較すると、
「留学」において割合が増加している困りごとが多い。
図表 29 【在留資格別】 日本語学習における困りごと(複数回答)(%)自分のレベル
に合った日本
語教育が受
けられない
母語による
指導を受けら
れない
日本語教育
の内容が実
用的でない
日本語教
室・語学学
校等の利
用・受講料
金が高い
近くに日本
語教室・語
学学校等が
ない
都合のよい
時間帯に利
用できる日本
語教室・語
学学校等が
ない
日本語を学
べる場所・
サービスに関
する情報が
少ない
学んだ日本
語を活かせる
機会がない
全体 (n=7,982) 8.6 7.5 6.7 15.0 7.8 11.8 10.2 10.7
永住者 (n=2,311) 6.0 5.2 5.4 13.3 6.9 11.9 8.9 5.6
技能実習 (n=965) 13.2 7.7 4.2 7.4 13.7 13.4 10.4 11.4
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 9.9 8.7 9.8 18.0 6.7 13.4 11.7 15.6
留学 (n=848) 13.6 13.6 12.7 26.9 3.8 7.4 11.4 23.9
定住者 (n=587) 6.6 5.1 4.4 14.0 7.5 16.0 10.4 4.9
家族滞在 (n=504) 8.9 10.1 9.9 19.6 10.9 13.5 13.9 13.5
日本人の配偶者等 (n=534) 8.2 9.4 6.4 18.0 9.7 11.0 11.6 7.3
特定活動 (n=185) 13.0 4.3 3.2 11.9 11.9 15.1 11.9 15.1
永住者の配偶者等 (n=154) 4.5 9.1 5.8 19.5 7.8 12.3 13.6 13.0
その他の在留資格 (n=300) 7.7 9.0 7.3 16.3 9.3 13.3 12.3 14.0
特別永住者 (n=444) 2.3 2.3 0.2 1.4 1.6 2.3 1.6 1.4
教える人の
専門性が
低い
無料の
日本語教室
が近くにない
無料の
日本語教材
が見付けられ
ない
オンラインで
学ぶことが
できない
その他
特に
困っていない
日本語の
学習をしてい
ない
全体 (n=7,982) 2.8 12.1 5.9 4.1 3.2 32.6 14.6
永住者 (n=2,311) 2.2 9.6 4.6 3.5 2.9 35.5 20.0
技能実習 (n=965) 2.1 18.5 9.3 5.1 2.5 22.1 13.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 3.1 12.8 6.4 3.7 1.7 33.8 10.3
留学 (n=848) 4.8 8.4 5.7 3.8 1.3 28.9 3.5
定住者 (n=587) 1.7 13.6 7.7 6.5 6.0 28.8 19.6
家族滞在 (n=504) 4.4 17.1 6.9 6.2 2.6 23.0 13.5
日本人の配偶者等 (n=534) 3.6 13.3 4.9 3.4 4.1 31.8 18.4
特定活動 (n=185) 2.2 15.7 4.3 2.7 3.8 23.8 16.8
永住者の配偶者等 (n=154) 3.2 15.6 8.4 5.8 4.5 19.5 18.2
その他の在留資格 (n=300) 3.3 15.3 6.0 6.3 5.0 21.7 15.7
特別永住者 (n=444) 0.9 2.3 1.4 0.5 7.0 76.1 8.8
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下76.1 - 22 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
2技能実習
- 23 -
3技術・人文知識・国際業務
4留学
- 24 -
図表 30 ×ばつ地理区分別】 日本語学習における困りごと(複数回答)(%)自分のレベル
に合った日本
語教育が受
けられない
母語による
指導を受けら
れない
日本語教育
の内容が実
用的でない
日本語教
室・語学学
校等の利
用・受講料
金が高い
近くに日本
語教室・語
学学校等が
ない
都合のよい
時間帯に利
用できる日本
語教室・語
学学校等が
ない
日本語を学
べる場所・
サービスに関
する情報が
少ない
学んだ日本
語を活かせる
機会がない
全体 (n=2,311) 6.0 5.2 5.4 13.3 6.9 11.9 8.9 5.6
東アジア (n=1,038) 6.6 6.3 7.9 14.8 7.0 7.7 9.7 9.5
東南・南アジア (n=311) 8.4 6.8 3.9 15.4 8.7 13.2 13.5 1.9
南米 (n=544) 3.5 2.4 2.4 9.6 6.8 19.7 7.5 1.3
北米・欧州・オセアニア (n=81) 7.4 2.5 4.9 6.2 3.7 6.2 2.5 4.9
その他 (n=337) 5.6 5.9 3.9 14.5 5.6 12.2 5.9 4.2
教える人の
専門性が
低い
無料の
日本語教室
が近くにない
無料の
日本語教材
が見付けられ
ない
オンラインで
学ぶことが
できない
その他
特に
困っていない
日本語の
学習をしてい
ない
全体 (n=2,311) 2.2 9.6 4.6 3.5 2.9 35.5 20.0
東アジア (n=1,038) 2.3 10.4 4.7 3.6 0.9 41.5 11.6
東南・南アジア (n=311) 3.2 13.5 6.1 2.3 3.2 28.0 21.9
南米 (n=544) 1.1 7.9 4.2 5.5 4.4 28.9 29.6
北米・欧州・オセアニア (n=81) 2.5 3.7 1.2 1.2 3.7 39.5 38.3
その他 (n=337) 2.4 8.0 4.2 1.8 6.2 33.5 24.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上
- 25 -(3)【日本での通算在住年数別】日本語学習における困りごと
日本語学習における困りごとを日本での通算在住年数別にみると、通算在住年数が短いほ
ど、
「特に困っていない」の割合が低くなる傾向にある。
図表 31 【日本での通算在住年数別】 日本語学習における困りごと(複数回答)(%)自分のレベル
に合った日本
語教育が受
けられない
母語による
指導を受けら
れない
日本語教育
の内容が実
用的でない
日本語教
室・語学学
校等の利
用・受講料
金が高い
近くに日本
語教室・語
学学校等が
ない
都合のよい
時間帯に利
用できる日本
語教室・語
学学校等が
ない
日本語を学
べる場所・
サービスに関
する情報が
少ない
学んだ日本
語を活かせる
機会がない
全体 (n=7,538) 9.1 8.0 7.1 15.9 8.2 12.4 10.8 11.3
1年未満 (n=10) ­ 20.0 10.0 10.0 10.0 20.0 ­ ­
1年以上3年未満 (n=1,511) 11.9 10.3 7.1 17.3 10.7 12.6 12.6 16.9
3年以上10年未満 (n=2,918) 10.8 9.6 8.4 17.8 8.2 12.5 11.8 13.9
10年以上20年未満 (n=1,603) 6.8 6.2 8.1 15.5 7.2 13.5 9.5 9.2
20年以上30年未満 (n=971) 5.3 3.4 4.1 12.4 7.0 11.8 9.0 3.4
30年以上40年未満 (n=353) 5.4 4.2 2.0 9.9 6.2 9.9 7.9 0.8
40年以上 (n=54) 3.7 7.4 3.7 7.4 7.4 5.6 9.3 1.9
生まれてからずっと (n=118) 0.8 0.8 ­ 2.5 1.7 1.7 1.7 0.8
教える人の
専門性が
低い
無料の
日本語教室
が近くにない
無料の
日本語教材
が見付けられ
ない
オンラインで
学ぶことが
できない
その他
特に
困っていない
日本語の
学習をしてい
ない
全体 (n=7,538) 2.9 12.8 6.2 4.3 3.3 34.5 15.4
1年未満 (n=10) ­ 30.0 ­ 10.0 ­ 10.0 10.0
1年以上3年未満 (n=1,511) 2.8 16.1 8.9 5.0 2.6 22.8 10.6
3年以上10年未満 (n=2,918) 3.5 14.2 6.6 4.8 3.1 26.8 13.2
10年以上20年未満 (n=1,603) 2.8 10.4 4.6 3.9 3.1 32.9 15.5
20年以上30年未満 (n=971) 2.0 9.9 4.4 3.8 2.7 36.8 21.2
30年以上40年未満 (n=353) 2.5 6.8 4.0 2.5 4.8 38.8 26.1
40年以上 (n=54) ­ 13.0 5.6 ­ 1.9 46.3 24.1
生まれてからずっと (n=118) ­ 1.7 0.8 ­ ­ 74.6 17.8
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下74.646.3
- 26 -(4)【日本語能力別(話す・聞く)
】日本語学習における困りごと
日本語学習における困りごとを日本語能力別(話す・聞く)にみると、日本語能力が低い
ほど、
「特に困っていない」と回答する割合が低くなっている。また、日本語能力の低い人(「日本語での会話はほとんどできない」及び「基本的な挨拶の会話はできる」
)では、
「日本
語の学習をしていない」
(それぞれ 36.3%、23.2%)や「無料の日本語教室が近くにない」
(それぞれ 16.0%、18.2%)の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 32 【日本語能力別(話す・聞く)】 日本語学習における困りごと(複数回答)(%)自分のレベル
に合った日本
語教育が受
けられない
母語による
指導を受けら
れない
日本語教育
の内容が実
用的でない
日本語教
室・語学学
校等の利
用・受講料
金が高い
近くに日本
語教室・語
学学校等が
ない
都合のよい
時間帯に利
用できる日
本語教室・
語学学校等
がない
日本語を学
べる場所・
サービスに関
する情報が
少ない
学んだ日本
語を活かせる
機会がない
全体 (n=7,538) 9.1 8.0 7.1 15.9 8.2 12.4 10.8 11.3
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 6.7 4.1 6.5 11.9 4.4 4.9 6.2 5.7
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 8.3 7.7 8.8 14.6 5.8 8.3 10.9 15.4
長い会話に参加できる (n=699) 8.6 10.0 9.0 21.9 7.7 13.0 12.4 14.2
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 10.0 8.5 9.2 19.6 9.8 14.9 12.5 14.5
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 10.2 9.3 5.9 17.0 11.3 16.4 13.1 13.0
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 11.4 9.6 6.0 15.0 10.1 16.9 12.2 10.9
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 5.1 7.8 4.7 10.2 5.1 15.2 7.4 5.1
教える人の
専門性が
低い
無料の
日本語教室
が近くにない
無料の
日本語教材
が見付けられ
ない
オンラインで
学ぶことが
できない
その他
特に
困っていない
日本語の
学習をしてい
ない
全体 (n=7,538) 2.9 12.8 6.2 4.3 3.3 34.5 15.4
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 2.1 6.4 2.9 2.4 2.1 52.9 12.4
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 3.7 8.1 4.1 2.2 2.0 37.3 11.2
長い会話に参加できる (n=699) 4.1 12.3 5.4 4.0 2.6 28.5 11.0
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 3.1 12.9 6.4 4.4 3.2 23.9 12.2
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 2.9 17.1 8.1 5.3 2.9 21.8 13.9
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 2.9 18.2 9.5 6.4 4.7 12.8 23.2
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 2.0 16.0 7.4 8.6 3.9 9.0 36.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下52.936.3
- 27 -
III.3 日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーション
1 日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーションを受けた経験
日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーション(以下「生活オリエンテ
ーション」という。)を受けた経験をみると、「受けたことがある」は全体の35.6%となっ
ている。
図表33 生活オリエンテーションの受講歴の有無(単一回答)(1)【国籍・地域別】日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーションを受
けた経験
生活オリエンテーションを受けた経験を国籍・地域別にみると、生活オリエンテーショ
ンを受けた経験があると回答した人の割合は「中国」
(25.4%)、
「韓国」
(6.2%)、
「ネ
パール」(21.1%)、「台湾」(17.0%)、「アメリカ合衆国」(24.9%)において、全
体と比較して低くなっている。
図表34 【国籍・地域別】 生活オリエンテーションの受講歴の有無(単一回答)
- 28 -(2)【在留資格別】日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーションを受け
た経験
生活オリエンテーションを受けた経験を在留資格別にみると、生活オリエンテーション
を受けた経験があると回答した人の割合は「特別永住者」の地位をもって在留する者
(6.5%)、「永住者」(23.2%)、「日本人の配偶者等」(19.7%)において全体と比較
して低くなっている。
図表35 【在留資格別】 生活オリエンテーションの受講歴の有無(単一回答)
- 29 -
2 受けたオリエンテーションの内容
生活オリエンテーションを受けた経験があると回答した人のうち、81.9%の人が「ごみ出
し」
についてのオリエンテーションを受けたと回答している。
次いで、
「住民登録」
(67.9%)、「電気・ガス・水道」
(59.8%)が高い割合を示している。
図表 36 受けたオリエンテーションの内容(複数回答)
- 30 -(1)【在留資格別】受けたオリエンテーションの内容
受けたオリエンテーションの内容を在留資格別にみると、
「技能実習」において、全体と
比較して高い割合を示す項目が多い。
図表 37 【在留資格別】 受けたオリエンテーションの内容(複数回答)(%)住民登録 ごみ出し
電気・ガス
・水道
労働・雇用
教育・
日本語学習
出産・子育て医療・福祉
全体 (n=2,839) 67.9 81.9 59.8 54.2 47.0 20.9 44.5
永住者 (n=536) 69.2 77.4 51.9 59.0 47.4 35.3 44.6
技能実習 (n=725) 60.7 85.2 65.5 64.8 44.4 8.1 45.9
技術・人文知識
・国際業務
(n=410) 73.2 81.0 60.0 50.2 47.3 18.8 40.7
留学 (n=376) 73.9 84.0 62.8 41.0 56.6 6.6 43.1
定住者 (n=233) 65.2 83.7 56.2 62.7 42.1 35.6 50.2
家族滞在 (n=152) 68.4 82.2 64.5 36.2 35.5 52.6 46.7
日本人の配偶者等 (n=105) 63.8 81.9 50.5 40.0 47.6 20.0 37.1
特定活動 (n=103) 68.0 82.5 68.0 55.3 49.5 10.7 53.4
永住者の配偶者等 (n=42) 61.9 71.4 57.1 52.4 45.2 31.0 38.1
その他の在留資格 (n=128) 77.3 79.7 58.6 44.5 49.2 18.8 42.2
特別永住者 (n=29) 69.0 75.9 44.8 51.7 51.7 37.9 37.9
年金・
社会保険
税金 住宅 交通 防災
多言語対応
の相談窓口
その他
全体 (n=2,839) 44.7 48.5 45.9 48.6 54.6 16.6 1.1
永住者 (n=536) 44.2 45.1 42.0 40.1 52.1 21.3 2.4
技能実習 (n=725) 51.9 59.0 54.3 62.9 60.1 12.6 0.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=410) 44.6 47.6 42.0 45.4 48.8 12.7 1.0
留学 (n=376) 33.8 37.0 48.7 50.0 50.5 13.0 0.3
定住者 (n=233) 48.9 52.4 42.5 36.1 61.8 31.8 1.3
家族滞在 (n=152) 30.9 40.1 36.8 37.5 48.7 11.8 0.7
日本人の配偶者等 (n=105) 36.2 33.3 32.4 42.9 44.8 14.3 ­
特定活動 (n=103) 54.4 57.3 52.4 52.4 64.1 12.6 1.9
永住者の配偶者等 (n=42) 38.1 50.0 35.7 38.1 69.0 31.0 4.8
その他の在留資格 (n=128) 46.9 47.7 46.9 52.3 55.5 21.1 0.8
特別永住者 (n=29) 48.3 51.7 34.5 37.9 51.7 20.7 3.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下64.859.0 62.969.071.4
- 31 -
3 オリエンテーションを実施した団体
生活オリエンテーションを受けた経験があると回答した人のうち、61.7%の人が「所属
機関・団体等」によるオリエンテーションを受けたと回答している。
図表38 オリエンテーションを実施した団体(複数回答)(1)【在留資格別】オリエンテーションを実施した団体
オリエンテーションを実施した団体について在留資格別にみると、
「行政機関」及び
「所
属機関・団体等」に回答が二分しているほか、回答数が少ないため留意が必要であるが、
「永住者の配偶者等」で「NPO等の民間支援団体」と回答した割合(19.0%)が全体と
比較して高い。
図表 39 【在留資格別】 オリエンテーションを実施した団体(複数回答)(%)行政機関 国際交流協会
NPO等の民間支
援団体
所属機関・団体等
(学校、会社、監理
団体、外国人技能
実習機構(OTIT)、
登録支援機関等)
その他
全体 (n=2,839) 41.5 10.5 7.9 61.7 7.0
永住者 (n=536) 53.9 18.3 11.0 39.4 11.8
技能実習 (n=725) 21.7 3.6 3.7 84.3 2.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=410) 46.6 12.4 8.8 59.8 7.8
留学 (n=376) 35.6 9.0 5.9 74.5 4.5
定住者 (n=233) 66.1 10.3 13.7 30.9 10.3
家族滞在 (n=152) 61.2 14.5 8.6 48.0 2.0
日本人の配偶者等 (n=105) 41.9 14.3 7.6 57.1 9.5
特定活動 (n=103) 30.1 2.9 3.9 75.7 7.8
永住者の配偶者等 (n=42) 59.5 11.9 19.0 42.9 9.5
その他の在留資格 (n=128) 37.5 12.5 8.6 68.8 12.5
特別永住者 (n=29) 44.8 17.2 13.8 51.7 20.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下84.375.7
所属機関・団体等(学校、会社、監理団体、外国人
技能実習機構(OTIT)、登録支援機関等)
- 32 -
4 日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報
日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報は、
「税金」が最も高く
(57.1%)
、次いで、
「年金・社会保険」
(56.9%)、「医療・福祉」
(54.5%)となっている。
図表40 日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報(複数回答)
- 33 -(1)【在留資格別】日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報
日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報を在留資格別にみると、
「留学」で「住民登録」
(64.6%)及び「住宅」
(55.0%)が、
「技術・人文知識・国際業務」で「税金」
(69.3%)
が、
「定住者」
及び
「家族滞在」で「教育・日本語学習」
(それぞれ 57.9%、
56.2%)が、全体と比較して高い割合となっている。
図表 41 【在留資格別】 日本での生活に困らないために知っておいた方が良いと思う情報(複数回答)(%)住民登録 ごみ出し
電気・ガス
・水道
労働・雇用
教育・
日本語学習
出産
・子育て
医療・福祉
年金・
社会保険
全体 (n=7,982) 50.7 45.4 36.8 52.0 45.1 32.7 54.5 56.9
永住者 (n=2,311) 44.5 41.3 32.5 51.5 48.2 32.6 56.5 63.7
技能実習 (n=965) 52.7 45.3 37.5 53.0 28.5 34.5 41.9 41.3
技術・人文知識・
国際業務
(n=1,150) 53.2 49.6 39.1 58.3 43.6 33.7 59.4 63.7
留学 (n=848) 64.6 54.5 45.5 46.9 41.2 22.1 50.8 43.8
定住者 (n=587) 46.8 41.1 35.9 50.8 57.9 35.1 56.2 59.1
家族滞在 (n=504) 47.0 46.6 34.9 48.2 56.2 39.3 57.5 52.0
日本人の配偶者等 (n=534) 51.9 49.8 38.8 55.4 49.4 34.3 61.2 65.4
特定活動 (n=185) 57.8 50.3 38.9 55.7 38.4 31.4 48.6 51.4
永住者の配偶者等 (n=154) 40.3 39.6 29.9 46.1 50.0 31.8 54.5 57.8
その他の在留資格 (n=300) 58.0 44.0 36.0 50.7 45.7 31.3 52.3 55.3
特別永住者 (n=444) 48.4 39.2 38.7 48.4 42.8 36.0 56.1 59.2
税金 住宅 交通 防災
多言語対応
の相談窓口
その他 分からない
全体 (n=7,982) 57.1 44.2 35.7 40.6 36.9 2.9 5.9
永住者 (n=2,311) 54.9 39.6 30.9 40.2 37.3 3.9 6.0
技能実習 (n=965) 46.9 39.9 42.2 42.2 31.4 0.6 7.0
技術・人文知識・
国際業務
(n=1,150) 69.3 52.4 35.4 41.5 34.5 2.4 3.7
留学 (n=848) 54.5 55.0 44.1 39.7 33.3 1.2 3.1
定住者 (n=587) 56.6 41.4 33.0 42.8 46.0 2.4 6.3
家族滞在 (n=504) 56.5 44.8 33.5 40.9 43.1 1.8 6.0
日本人の配偶者等 (n=534) 62.4 42.3 39.0 41.2 41.6 4.9 4.7
特定活動 (n=185) 58.4 48.1 40.0 45.4 42.7 2.7 4.3
永住者の配偶者等 (n=154) 53.9 36.4 26.0 33.8 45.5 0.6 8.4
その他の在留資格 (n=300) 59.7 46.3 36.7 42.3 42.7 3.0 5.0
特別永住者 (n=444) 57.0 40.3 33.3 34.0 25.9 7.4 14.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下69.364.6
- 34 -
III.4 情報の入手・相談対応
1 通信環境(電話)
情報を入手したり、相談をしたりする時に利用している通信端末(電話)についてみると、
「携帯・スマートフォン」が最も高く、91.9%となっている。
図表 42 利用している通信端末(電話)(複数回答)
2 通信環境(インターネット)
情報を入手したり、相談をしたりする時に利用している通信端末(インターネット)につい
てみると、
「有料のインターネット環境
(自分でプロバイダー契約している場合:自宅のパソコ
ン、自己保有のスマートフォン等)
」が最も多く、88.6%となっている。
なお、
「無料のインターネット環境」のみを回答した者は全体の 5.7%であった。
図表 43 利用している通信端末(インターネット)(複数回答)
- 35 -
3 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先をみると、
「日本語のテレビ・
ラジオ・新聞・雑誌」の割合が最も高くなっており(47.9%)
、次いで、
「日本人の友人・知人」
(35.3%)、「同じ国籍・地域の友人・知人」
(32.2%)となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「同じ国籍・地域の友人・知人」の割合が 9.9 ポイント増加し
ているほか、多くの項目の割合が増加している。
図表 44 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先(複数回答)
【参考】令和2年度調査との比較
30.4%
22.3%
18.6%
18.2%
27.0%
12.2%9.1%23.5%9.7%10.3%8.5%1.7%
35.3%
32.2%
24.3%
22.1%
16.1%
15.2%
12.5%
12.3%
12.0%
11.6%8.0%1.5%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
日本人の友人・知人
同じ国籍・地域の友人・知人
家族・親族
公的機関(市区町村・都道府県・国)のウェブサイト
その他のSNS
公的機関(市区町村・都道府県・国)のSNS
公的機関(市区町村・都道府県・国)の窓口
その他のウェブサイト
公的機関(市区町村・都道府県・国)の広報紙
大使館・領事館
外国人支援団体
その他
令和2年度調査(n=1,502)
令和3年度調査(n=7,538)
- 36 -(1)【在留資格別】公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先を在留資格別にみると、
「永
住者」で「日本語のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌」
(62.4%)が、
「留学」で「学校・大学・
職場」
(58.5%)が、
「家族滞在」、「日本人の配偶者等」及び「永住者の配偶者等」で「家族・
親族」
(それぞれ 35.3%、55.8%、39.0%)が、全体と比較して高い割合となっている。
図表 45 【在留資格別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報の入手先(複数回答)(%)日本語の
テレビ・ラジオ・
新聞・雑誌
母国語の
テレビ・ラジオ
・新聞・雑誌
家族・親族
日本人の
友人・知人
同じ国籍
・地域の友人
・知人
学校・大学・
職場
大使館
・領事館
外国人
支援団体
全体 (n=7,538) 47.9 16.3 24.3 35.3 32.2 22.8 11.6 8.0
永住者 (n=2,311) 62.4 17.0 33.4 35.0 28.0 16.9 10.4 4.3
技能実習 (n=965) 25.3 13.3 5.7 28.2 26.4 15.8 10.7 17.4
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 50.9 15.1 12.0 41.3 36.0 27.3 11.7 7.6
留学 (n=848) 42.6 20.6 11.7 35.0 40.9 58.5 15.4 8.3
定住者 (n=587) 35.4 18.2 29.0 37.5 38.2 20.3 10.2 8.9
家族滞在 (n=504) 42.5 15.1 35.3 33.7 38.9 11.3 12.9 7.1
日本人の配偶者等 (n=534) 55.6 14.0 55.8 36.3 26.0 12.0 9.4 2.8
特定活動 (n=185) 32.4 14.6 12.4 30.8 28.1 21.6 11.4 15.7
永住者の配偶者等 (n=154) 42.9 13.6 39.0 36.4 39.6 13.6 10.4 4.5
その他の在留資格 (n=300) 44.3 16.3 12.0 38.0 30.3 22.3 17.7 12.3
公的機関
(市区町村・
都道府県・
国)の窓口
公的機関
(市区町村・
都道府県・
国)の広報紙
公的機関
(市区町村・
都道府県・
国)のウェブサ
イト
その他のウェブ
サイト
公的機関
(市区町村・
都道府県・
国)のSNS
その他のSNS その他
入手できてい
ない
全体 (n=7,538) 12.5 12.0 22.1 12.3 15.2 16.1 1.5 2.9
永住者 (n=2,311) 15.8 16.3 25.1 12.4 14.1 12.7 1.3 1.3
技能実習 (n=965) 6.2 5.5 8.3 8.0 14.8 19.3 2.1 6.5
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 12.2 11.3 30.1 15.8 16.6 18.7 1.4 2.3
留学 (n=848) 9.4 8.6 21.1 12.4 13.3 16.6 0.8 2.7
定住者 (n=587) 17.4 14.1 19.1 13.5 21.5 19.9 1.7 2.9
家族滞在 (n=504) 13.9 12.7 24.2 12.7 14.7 17.3 1.6 3.4
日本人の配偶者等 (n=534) 9.9 11.0 19.9 10.7 12.7 11.8 1.5 3.4
特定活動 (n=185) 7.6 7.0 15.7 13.0 16.8 23.8 0.5 6.5
永住者の配偶者等 (n=154) 14.9 11.0 15.6 9.7 13.6 13.0 1.3 0.6
その他の在留資格 (n=300) 11.3 10.7 28.7 13.3 17.7 15.0 3.7 4.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下62.4 - 37 -
4 「外国人生活支援ポータルサイト」の認知度
「外国人生活支援ポータルサイト」を「知っている」と回答した割合は 10.6%であった。
図表 46 「外国人生活支援ポータルサイト」の認知度(単一回答)
5 「外国人生活支援ポータルサイト」を知ったきっかけ
「外国人生活支援ポータルサイト」
を知ったきっかけは、
「ウェブサイト」
が最も多く 60.3%
であった。
図表 47 「外国人生活支援ポータルサイト」を知ったきっかけ(複数回答)
6 「外国人生活支援ポータルサイト」を知った情報の発信源
「外国人生活支援ポータルサイト」を知った情報の発信源は「出入国在留管理庁・出入国在
留管理局」が最も高く 57.4%であった。
図表 48 「外国人生活支援ポータルサイト」を知った情報の発信源(複数回答)
- 38 -
7 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごとをみると、
「多
言語での情報発信が少ない」が最も高く 34.1%となっている。一方、
「特に困っていない」は
32.0%、
「入手できていない」は 5.6%であった。
令和2年度調査と比較すると、
「やさしい日本語での情報発信が少ない」が6ポイント減少
している一方、
「多言語での情報発信が少ない」等の項目において割合が微増している。
図表 49 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごと(複数回答)
【参考】令和2年度調査との比較
- 39 -(1)【在留資格別】公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごとを在留資格
別にみると、
「家族滞在」、「特定活動」において、
「多言語での情報発信が少ない」と回答す
る割合(それぞれ 45.6%、44.9%)が全体と比較して高い。
令和2年度調査と比較すると、
「やさしい日本語での情報発信が少ない」の割合が多くの
在留資格で減少している一方、
「公的機関(市区町村・都道府県・国)のウェブサイト上で、
必要な情報にたどり着くことが難しい」等、複数の在留資格で増加している項目もある。
図表 50 【在留資格別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごと(複数回答)(%)多言語での情報発信
が少ない
やさしい日本語での
情報発信が少ない
メールでの情報発信が
少ない
SNSでの情報発信が
少ない
スマートフォン等で利
用できる公的機関
(市区町村・都道府
県・国)が作成したア
プリでの情報発信が
少ない
全体 (n=7,538) 34.1 17.4 10.8 14.4 15.9
永住者 (n=2,311) 28.3 16.7 8.5 11.3 13.0
技能実習 (n=965) 37.0 17.8 9.2 16.8 14.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 32.6 15.4 14.1 18.7 21.7
留学 (n=848) 30.1 18.3 16.9 17.2 19.7
定住者 (n=587) 42.2 16.9 7.3 13.1 12.4
家族滞在 (n=504) 45.6 18.5 10.5 14.1 14.5
日本人の配偶者等 (n=534) 37.8 21.2 11.0 10.7 15.5
特定活動 (n=185) 44.9 21.6 10.8 17.8 18.4
永住者の配偶者等 (n=154) 33.8 12.3 9.7 9.1 19.5
その他の在留資格 (n=300) 38.7 19.3 11.7 16.0 16.0
日本で発行される母
語で書かれた新聞・
雑誌での情報発信が
少ない
公的機関(市区町
村・都道府県・国)
のウェブサイト上で、必
要な情報にたどり着く
ことが難しい
その他 特に困っていない 入手できていない
全体 (n=7,538) 10.3 17.0 1.6 32.0 5.6
永住者 (n=2,311) 8.8 15.1 1.8 42.5 4.4
技能実習 (n=965) 14.5 12.4 0.4 22.6 10.7
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 8.7 22.3 1.8 30.7 3.4
留学 (n=848) 8.0 19.3 1.2 27.4 5.3
定住者 (n=587) 9.9 14.0 1.5 30.8 5.1
家族滞在 (n=504) 11.7 13.9 1.2 23.4 7.5
日本人の配偶者等 (n=534) 14.8 23.8 2.6 33.0 3.7
特定活動 (n=185) 16.8 11.9 1.1 18.4 10.8
永住者の配偶者等 (n=154) 9.7 16.9 1.3 31.8 7.8
その他の在留資格 (n=300) 7.0 21.3 4.7 23.3 4.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 40 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
2技能実習
- 41 -
3技術・人文知識・国際業務
4留学
- 42 -
5定住者
- 43 -
図表 51 ×ばつ地理区分別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際
の困りごと(複数回答)(%)多言語での情報
発信が少ない
やさしい日本語で
の情報発信が
少ない
メールでの情報
発信が少ない
SNSでの情報
発信が少ない
スマートフォン等で
利用できる公的
機関(市区町
村・都道府県・
国)が作成したア
プリでの情報発信
が少ない
全体 (n=2,311) 28.3 16.7 8.5 11.3 13.0
東アジア (n=1,038) 15.5 10.0 9.3 9.2 16.2
東南・南アジア (n=311) 39.5 25.7 8.4 14.1 13.2
南米 (n=544) 37.9 20.2 4.2 15.1 10.1
北米・欧州・オセアニア (n=81) 40.7 21.0 11.1 9.9 7.4
その他 (n=337) 39.2 22.3 12.5 9.8 9.2
日本で発行される
母語で書かれた
新聞・雑誌での情
報発信が少ない
公的機関(市区
町村・都道府県・
国)のウェブサイト
上で、必要な情
報にたどり着くこと
が難しい
その他 特に困っていない 入手できていない
全体 (n=2,311) 8.8 15.1 1.8 42.5 4.4
東アジア (n=1,038) 5.5 15.6 1.3 49.7 4.7
東南・南アジア (n=311) 11.9 12.2 1.3 30.5 4.8
南米 (n=544) 12.9 11.8 1.1 39.0 4.6
北米・欧州・オセアニア (n=81) 11.1 14.8 3.7 50.6 1.2
その他 (n=337) 9.2 21.7 4.5 35.3 3.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 44 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入
手する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごとを日本語能
力別(話す・聞く)にみると、日本語能力が低いほど、
「多言語での情報発信が少ない」と回
答する割合が高くなっている。
図表 52 【日本語能力別(話す・聞く)】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際
の困りごと(複数回答)(%)多言語での
情報発信が
少ない
やさしい日
本語での情
報発信が少
ない
メールでの情
報発信が少
ない
SNSでの情
報発信が少
ない
スマートフォ
ン等で利用
できる公的
機関(市区
町村・都道
府県・国)が
作成したア
プリでの情報
発信が少ない日本で発行
される母語
で書かれた
新聞・雑誌
での情報発
信が少ない
公的機関
(市区町
村・都道府
県・国)の
ウェブサイト
上で、必要
な情報にた
どり着くことが
難しい
その他
特に困って
いない
入手できて
いない
全体 (n=7,538) 34.1 17.4 10.8 14.4 15.9 10.3 17.0 1.6 32.0 5.6
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 15.1 10.4 8.8 13.2 16.5 4.5 18.9 2.5 50.4 2.7
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 24.3 16.0 11.1 14.0 18.0 6.8 17.3 1.4 37.9 4.4
長い会話に参加できる (n=699) 33.5 19.5 15.5 16.5 18.6 8.9 20.0 1.7 32.3 4.4
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 40.1 22.9 13.3 17.3 16.0 12.8 17.8 1.2 26.0 4.6
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 43.6 23.2 10.9 14.3 15.4 13.9 16.3 1.1 23.7 6.5
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 48.2 16.1 9.6 13.4 13.7 14.3 13.9 1.6 20.2 9.1
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 48.0 9.4 6.3 11.7 11.3 12.5 10.2 1.6 18.8 14.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 45 -(3)【日本での通算在住年数別】公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手
する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごとを日本での
通算在住年数別にみると、
通算在住年数が短いほど、
「多言語での情報発信が少ない」
の割合
が高くなっている。
図表 53 【日本での通算在住年数別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際
の困りごと(複数回答)(%)多言語での
情報発信が
少ない
やさしい日
本語での情
報発信が少
ない
メールでの情
報発信が少
ない
SNSでの情
報発信が少
ない
スマートフォ
ン等で利用
できる公的
機関(市区
町村・都道
府県・国)が
作成したア
プリでの情報
発信が少ない日本で発行
される母語
で書かれた
新聞・雑誌
での情報発
信が少ない
公的機関
(市区町
村・都道府
県・国)の
ウェブサイト
上で、必要
な情報にた
どり着くことが
難しい
その他
特に困って
いない
入手できて
いない
全体 (n=7,538) 34.1 17.4 10.8 14.4 15.9 10.3 17.0 1.6 32.0 5.6
1年未満 (n=10) 70.0 30.0 20.0 10.0 30.0 10.0 20.0 ­ 20.0 ­
1年以上3年未満 (n=1,511) 40.6 18.5 13.0 15.9 17.0 12.0 16.0 1.4 22.6 8.1
3年以上10年未満 (n=2,918) 37.1 18.5 12.2 17.2 18.1 11.3 19.2 1.5 26.1 5.6
10年以上20年未満 (n=1,603) 29.8 15.8 9.7 12.2 15.0 8.6 16.0 1.9 37.4 5.0
20年以上30年未満 (n=971) 28.2 15.6 7.1 9.9 11.9 8.0 15.6 1.4 45.0 4.2
30年以上40年未満 (n=353) 26.6 16.7 8.2 11.3 12.5 10.2 15.9 2.5 45.9 3.1
40年以上 (n=54) 22.2 16.7 9.3 5.6 11.1 11.1 11.1 5.6 55.6 3.7
生まれてからずっと (n=118) 11.9 15.3 2.5 5.9 4.2 4.2 6.8 ­ 67.8 1.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下70.067.8
- 46 -(4)【日本人との付き合いの有無別】公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を
入手する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際の困りごとを日本人と
の付き合いの有無別にみると、
「日本人の知人はいないし、付き合ったこともない」におい
て、
「特に困っていない」の割合が全体と比較して低い。
図表 54 【日本人との付き合いの有無別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手する際
の困りごと(複数回答)(%)8 公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS
公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS をみると、
「Facebook」
の割合が最も高く 55.8%となっている。次いで、
「LINE」
(50.9%)、「YouTube」
(40.2%)とな
っている。
図表 55 公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS(複数回答)
多言語で
の情報発
信が少ないやさしい日
本語での
情報発信
が少ない
メールでの
情報発信
が少ない
SNSでの
情報発信
が少ない
スマートフォ
ン等で利
用できる公
的機関
(市区町
村・都道
府県・国)
が作成した
アプリでの
情報発信
が少ない
日本で発
行される母
語で書か
れた新聞・
雑誌での
情報発信
が少ない
公的機関
(市区町
村・都道
府県・
国)のウェ
ブサイト上
で、必要な
情報にたど
り着くことが
難しい
その他
特に困って
いない
入手できて
いない
全体 (n=7,538) 34.1 17.4 10.8 14.4 15.9 10.3 17.0 1.6 32.0 5.6
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 33.8 17.4 10.6 14.2 15.8 10.1 17.0 1.7 32.7 5.3
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 39.4 18.0 14.3 18.0 18.7 13.5 17.2 1.0 19.5 9.9
注)緑字は「全体」-10ポイント以下
- 47 -(1)【国籍・地域別】公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS
公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS を国籍・地域別にみ
ると、
「ベトナム」、「フィリピン」及び「ネパール」において「Facebook」の割合(それぞれ
90.1%、
86.8%、
83.7%)
が全体と比較して顕著に高い。
また、
「インドネシア」で「Instagram」
の割合(70.2%)が、
「韓国」で「LINE」の割合(64.9%)が、
「中国」で「WeChat」の割合
(59.5%)が全体と比較して顕著に高い。
図表 56 【国籍・地域別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS(複数回答)(%)Facebook Twitter Instagram LINE WhatsApp WeChat
全体 (n=7,538) 55.8 21.7 26.9 50.9 10.0 18.9
中国 (n=2,266) 21.3 25.1 15.3 56.9 2.5 59.5
ベトナム (n=1,309) 90.1 9.7 21.9 43.3 1.1 1.3
韓国 (n=465) 12.7 17.4 23.7 64.9 0.2 0.4
フィリピン (n=559) 86.8 15.6 26.7 41.7 2.5 1.1
ブラジル (n=903) 74.8 18.5 46.2 39.0 35.3 1.2
ネパール (n=190) 83.7 18.4 36.8 46.8 6.8 1.6
インドネシア (n=178) 68.5 25.3 70.2 47.8 39.3 2.2
アメリカ合衆国 (n=209) 51.2 40.2 23.9 56.9 7.7 1.9
台湾 (n=261) 57.1 43.7 33.7 71.6 1.9 3.8
タイ (n=97) 74.2 19.6 29.9 67.0 1.0 ­
その他 (n=1,101) 65.0 28.2 32.1 49.7 22.5 1.9
Weibo カカオトーク Viber Youtube その他
全体 (n=7,538) 5.9 3.3 2.8 40.2 3.4
中国 (n=2,266) 17.7 1.0 0.6 32.9 3.1
ベトナム (n=1,309) 0.8 0.8 2.7 39.6 1.8
韓国 (n=465) ­ 38.9 0.2 28.2 1.9
フィリピン (n=559) 0.9 0.9 6.6 49.9 2.9
ブラジル (n=903) 0.8 0.8 1.4 50.5 2.7
ネパール (n=190) 1.6 0.5 24.7 48.4 4.2
インドネシア (n=178) 1.7 1.7 1.7 51.1 1.7
アメリカ合衆国 (n=209) 1.4 1.4 1.0 49.8 11.5
台湾 (n=261) 1.1 0.8 0.8 38.7 3.1
タイ (n=97) ­ ­ ­ 47.4 ­
その他 (n=1,101) 0.8 1.0 5.2 42.4 6.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下90.186.874.883.768.574.270.264.971.667.059.5 - 48 -(2)【在留資格別】公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS
公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS を在留資格別にみる
と、
「技能実習」、「定住者」
及び
「特定活動」
において
「Facebook」
の割合
(それぞれ 81.2%、
71.2%、71.9%)が全体と比較して高くなっている。
図表 57 【在留資格別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)による情報発信を希望する SNS(複数回答)(%)Facebook Twitter Instagram LINE WhatsApp WeChat
全体 (n=7,538) 55.8 21.7 26.9 50.9 10.0 18.9
永住者 (n=2,311) 46.3 20.2 23.8 54.2 11.6 20.6
技能実習 (n=965) 81.2 8.6 24.0 33.2 4.6 7.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 53.7 29.5 28.2 56.1 7.1 21.0
留学 (n=848) 47.2 36.8 32.8 57.0 4.6 33.6
定住者 (n=587) 71.2 21.6 39.9 45.0 24.0 7.2
家族滞在 (n=504) 56.5 17.3 23.8 51.0 10.3 21.8
日本人の配偶者等 (n=534) 47.4 20.0 23.0 57.9 11.2 14.6
特定活動 (n=185) 71.9 11.9 27.6 43.8 5.4 9.2
永住者の配偶者等 (n=154) 53.2 11.0 22.7 46.1 13.0 27.3
その他の在留資格 (n=300) 54.7 26.0 26.0 50.7 13.3 20.0
Weibo カカオトーク Viber Youtube その他
全体 (n=7,538) 5.9 3.3 2.8 40.2 3.4
永住者 (n=2,311) 3.4 3.5 2.2 40.9 4.5
技能実習 (n=965) 3.9 1.3 2.4 39.1 2.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 7.1 4.6 3.7 39.2 2.5
留学 (n=848) 18.6 1.5 2.2 32.5 2.9
定住者 (n=587) 1.9 2.6 2.7 47.0 2.2
家族滞在 (n=504) 6.0 2.8 5.6 45.4 2.2
日本人の配偶者等 (n=534) 3.4 6.6 3.0 39.3 5.1
特定活動 (n=185) 3.2 2.7 1.6 38.4 3.2
永住者の配偶者等 (n=154) 4.5 3.9 1.9 40.3 1.3
その他の在留資格 (n=300) 5.3 3.7 3.0 44.0 4.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下81.271.271.9 - 49 -
9 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごとをみると、
「どこに相談すれば
よいか分からなかった」
(31.5%)の割合が高くなっている。また、
「特に困ったことはない」
の割合は 42.1%となっている。
令和2年度調査と比較すると、多くの困りごとの割合が減少する中、
「どこに相談すればよ
いか分からなかった」の割合が 0.1 ポイント増加している。
図表 58 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)
【参考】令和2年度調査との比較
- 50 -(1)【在留資格別】公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごとを在留資格別にみると、
「技
能実習」、「留学」及び「特定活動」で「どこに相談すればよいか分からなかった」
(それぞれ
40.5%、
40.9%、
43.2%)
と回答する割合が4割を超えており、
このうち、
「技能実習」と「留
学」については、令和2年度調査から割合が増加している。
図表 59 【在留資格別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)(%)どこに相談すれ
ばよいか分から
なかった
相談窓口が少
なかった
相談するため
に仕事や学校
等を休まなけ
ればならなかった通訳が配備さ
れていなかった
又は少なかった多言語翻訳ア
プリが配備され
ていなかった
相談可能な
内容が少な
かった
全体 (n=7,538) 31.5 6.9 23.4 18.3 12.5 0.5
永住者 (n=2,311) 23.2 6.3 16.9 11.6 7.2 0.7
技能実習 (n=965) 40.5 4.7 20.0 19.7 15.0 0.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 34.5 8.6 36.9 17.6 11.9 0.7
留学 (n=848) 40.9 7.0 27.5 21.9 17.1 0.2
定住者 (n=587) 25.9 4.8 24.5 21.1 11.1 0.2
家族滞在 (n=504) 34.9 7.7 20.8 28.4 21.4 0.2
日本人の配偶者等 (n=534) 30.9 8.8 19.5 18.7 12.7 0.6
特定活動 (n=185) 43.2 9.2 26.5 32.4 23.2 0.5
永住者の配偶者等 (n=154) 22.7 7.1 24.7 22.7 15.6 ­
その他の在留資格 (n=300) 33.3 10.3 26.7 24.3 15.0 1.0
適切な部署に
たどり着くまで
に色々な部署
に案内された
担当者の専門
知識が少な
かった
一般の電話番
号(固定電
話やフリーダイ
ヤル)に発信
可能な電話を
持っていないた
め相談できな
かった
その他
特に困ったこと
はない
全体 (n=7,538) 7.9 4.6 5.0 1.8 42.1
永住者 (n=2,311) 7.9 6.0 2.8 1.6 55.9
技能実習 (n=965) 2.4 2.2 11.8 0.4 36.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 12.6 5.2 5.8 2.3 33.5
留学 (n=848) 7.8 3.7 5.2 1.3 30.7
定住者 (n=587) 8.3 3.7 3.2 1.4 45.1
家族滞在 (n=504) 6.5 3.4 4.0 1.2 33.3
日本人の配偶者等 (n=534) 8.1 5.4 3.0 3.6 44.6
特定活動 (n=185) 8.1 3.2 8.6 1.1 28.6
永住者の配偶者等 (n=154) 6.5 4.5 1.9 3.9 42.9
その他の在留資格 (n=300) 9.0 6.0 4.7 4.7 32.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 51 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
2技能実習
- 52 -
3技術・人文知識・国際業務
4留学
- 53 -
5定住者
図表 60 ×ばつ地理区分別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)(%)どこに相談すれ
ばよいか分から
なかった
相談窓口が少
なかった
相談するため
に仕事や学校
等を休まなけ
ればならなかった通訳が配備さ
れていなかった
又は少なかった
多言語翻訳ア
プリが配備され
ていなかった
相談可能な内
容が少なかった
全体 (n=2,311) 23.2 6.3 16.9 11.6 7.2 0.7
東アジア (n=1,038) 22.4 7.5 12.4 5.9 4.3 0.7
東南・南アジア (n=311) 34.7 9.0 27.7 21.2 14.5 1.0
南米 (n=544) 14.5 2.6 15.1 13.8 8.3 0.7
北米・欧州・オセアニア (n=81) 21.0 6.2 21.0 17.3 6.2 1.2
その他 (n=337) 29.4 5.9 22.8 15.1 7.7 0.3
適切な部署に
たどり着くまでに
色々な部署に
案内された
担当者の専門
知識が少な
かった
一般の電話番
号(固定電
話やフリーダイ
ヤル)に発信
可能な電話を
持っていないた
め相談できな
かった
その他
特に困ったこと
はない
全体 (n=2,311) 7.9 6.0 2.8 1.6 55.9
東アジア (n=1,038) 7.3 6.1 3.4 0.9 60.5
東南・南アジア (n=311) 7.1 5.8 3.9 0.6 39.2
南米 (n=544) 7.4 4.0 1.8 0.6 62.3
北米・欧州・オセアニア (n=81) 12.3 9.9 1.2 6.2 58.0
その他 (n=337) 10.4 8.0 1.8 5.0 46.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 54 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)】公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごとを日本語能力別(話す・聞
く)にみると、
「基本的な挨拶の会話はできる」、「日本語での会話はほとんどできない」で
「通訳が配備されていなかった又は少なかった」と回答する割合が全体と比較して高い(そ
れぞれ 31.0%、33.2%)。図表 61 【日本語能力別(話す・聞く)】 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)(%)どこに相談すれ
ばよいか分から
なかった
相談窓口が
少なかった
相談するため
に仕事や学校
等を休まなけ
ればならなかった通訳が配備さ
れていなかった
又は少なかった多言語翻訳ア
プリが配備され
ていなかった
相談可能な内
容が少なかった
全体 (n=7,538) 31.5 6.9 23.4 18.3 12.5 0.5
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 23.3 7.8 20.6 3.3 2.6 0.4
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 30.9 7.5 21.1 8.9 6.5 0.4
長い会話に参加できる (n=699) 31.6 8.2 26.8 15.5 10.3 0.7
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 35.1 5.8 27.7 22.3 15.6 0.6
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 34.0 6.6 24.1 26.2 17.4 0.5
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 37.7 6.3 23.2 31.0 21.6 0.3
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 32.0 4.7 18.8 33.2 20.7 1.6
適切な部署に
たどり着くまでに
色々な部署に
案内された
担当者の専門
知識が少な
かった
一般の電話番
号(固定電
話やフリーダイ
ヤル)に発信
可能な電話を
持っていないた
め相談できな
かった
その他
特に困ったこと
はない
全体 (n=7,538) 7.9 4.6 5.0 1.8 42.1
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 11.3 7.1 3.1 2.3 55.5
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 9.1 5.8 4.9 1.5 45.8
長い会話に参加できる (n=699) 8.6 5.4 5.3 2.1 42.8
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 7.4 4.4 6.3 2.1 35.5
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 5.9 3.1 6.1 1.0 38.2
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 5.2 2.6 5.9 1.6 32.0
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 5.5 2.3 1.6 2.0 33.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下55.5 - 55 -(3)【日本での通算在住年数別】公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごとを日本での通算在住年数別
にみると、
通算在住年数が短いほど、
「どこに相談すればよいか分からなかった」
の割合が高
くなる傾向にある。
図表 62 【日本での通算在住年数別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)(%)どこに相談すれ
ばよいか分から
なかった
相談窓口が
少なかった
相談するため
に仕事や学校
等を休まなけ
ればならなかった通訳が配備さ
れていなかった
又は少なかった多言語翻訳ア
プリが配備され
ていなかった
相談可能な内
容が少なかった
全体 (n=7,538) 31.5 6.9 23.4 18.3 12.5 0.5
1年未満 (n=10) 40.0 10.0 50.0 10.0 30.0 ­
1年以上3年未満 (n=1,511) 38.5 6.0 24.6 24.3 17.6 0.3
3年以上10年未満 (n=2,918) 36.4 7.6 28.5 22.0 15.1 0.5
10年以上20年未満 (n=1,603) 26.9 7.6 21.5 14.3 9.0 0.5
20年以上30年未満 (n=971) 20.4 5.1 14.0 10.5 6.9 0.5
30年以上40年未満 (n=353) 19.3 6.8 15.0 8.5 4.8 1.1
40年以上 (n=54) 20.4 13.0 13.0 9.3 7.4 ­
生まれてからずっと (n=118) 19.5 4.2 9.3 2.5 2.5 ­
適切な部署に
たどり着くまでに
色々な部署に
案内された
担当者の専門
知識が少な
かった
一般の電話番
号(固定電
話やフリーダイ
ヤル)に発信
可能な電話を
持っていないた
め相談できな
かった
その他
特に困ったこと
はない
全体 (n=7,538) 7.9 4.6 5.0 1.8 42.1
1年未満 (n=10) 10.0 ­ 10.0 ­ 40.0
1年以上3年未満 (n=1,511) 5.4 2.6 7.7 1.7 33.6
3年以上10年未満 (n=2,918) 8.7 4.4 5.8 1.9 33.7
10年以上20年未満 (n=1,603) 9.0 6.1 3.6 1.6 46.7
20年以上30年未満 (n=971) 7.3 4.6 2.5 1.3 60.5
30年以上40年未満 (n=353) 10.2 9.3 2.0 3.4 62.3
40年以上 (n=54) 7.4 5.6 ­ ­ 61.1
生まれてからずっと (n=118) 3.4 2.5 ­ 0.8 74.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下74.6 - 56 -(4)【日本人との付き合いの有無別】公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困
りごと
公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごとを日本人との付き合いの有無
別にみると、
「日本人の知人はいないし、付き合ったこともない」において、
「どこに相談す
ればよいか分からなかった」の割合(41.6%)が全体と比較して高い。
図表 63 【日本人との付き合いの有無別】 公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する際の困りごと(複数回答)(%)どこに相談すれ
ばよいか分から
なかった
相談窓口が
少なかった
相談するため
に仕事や学校
等を休まなけ
ればならなかった通訳が配備さ
れていなかった
又は少なかった多言語翻訳ア
プリが配備され
ていなかった
相談可能な内
容が少なかった
全体 (n=7,538) 31.5 6.9 23.4 18.3 12.5 0.5
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 31.0 7.0 23.4 17.8 12.2 0.5
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 41.6 5.7 23.4 26.8 19.0 0.7
適切な部署に
たどり着くまでに
色々な部署に
案内された
担当者の専門
知識が少な
かった
一般の電話番
号(固定電
話やフリーダイ
ヤル)に発信
可能な電話を
持っていないた
め相談できな
かった
その他
特に困ったこと
はない
全体 (n=7,538) 7.9 4.6 5.0 1.8 42.1
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 8.1 4.8 4.9 1.8 42.7
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 4.7 2.2 7.4 1.0 30.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 57 -
III.5 医療
1 病院で診察・治療を受ける際の困りごと
病院で診察・治療を受ける際の困りごとをみると、
「どこの病院に行けばよいか分からなか
った」
(22.8%)、「病院で症状を正確に伝えられなかった」
(21.8%)の割合が高い。また、
「特
に困ったことはない」の割合は 50.6%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困ったことはない」
が 5.2 ポイント増加しているほか、
多くの困りごとの割合が減少している。
図表 64 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 58 -(1)【在留資格別】病院で診察・治療を受ける際の困りごと
病院で診察・治療を受ける際の困りごとを在留資格別にみると、
「留学」で「どこの病院に
行けばよいか分からなかった」
(40.3%)の割合が、
「家族滞在」で、
「病院で症状を正確に伝
えられなかった」
(35.7%)の割合が全体と比較して高くなっている。
令和2年度調査と比較すると、
「技能実習」
で割合が増加している項目が多くなっている。
図表 65 【在留資格別】 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)(%)どこの病院に
行けばよいか
分からなかった
病院の受付で
うまく話せなかった
病院で症状を
正確に伝えられな
かった
診断結果や
治療方法が
分からなかった
病院での手続が
分からなかった
病院で出される薬
の飲み方や使い
方が分からなかった全体 (n=7,982) 22.8 16.1 21.8 12.9 10.2 1.9
永住者 (n=2,311) 15.6 8.7 12.8 9.0 4.8 1.1
技能実習 (n=965) 22.2 26.2 31.5 19.8 16.5 2.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 30.3 14.4 25.0 13.6 13.0 2.4
留学 (n=848) 40.3 20.5 29.1 14.2 18.5 2.9
定住者 (n=587) 15.2 18.2 21.0 12.8 7.0 2.2
家族滞在 (n=504) 33.1 26.6 35.7 18.5 12.1 1.6
日本人の配偶者等 (n=534) 18.2 15.4 20.2 14.6 9.7 2.1
特定活動 (n=185) 32.4 28.1 31.9 20.0 18.9 1.6
永住者の配偶者等 (n=154) 24.0 18.8 26.0 14.3 9.7 1.9
その他の在留資格 (n=300) 26.7 24.7 26.3 14.0 9.0 2.0
特別永住者 (n=444) 6.1 2.7 3.2 2.0 2.3 0.9
医療保険制度
(保険が適用され
るかどうか)が分か
らなかった
医療保険への加
入を希望していた
が加入できていな
かった
医療費が高かった
健康・医療につい
て気軽に相談でき
るところがなかった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,982) 8.1 0.9 11.0 8.0 3.1 50.6
永住者 (n=2,311) 4.5 0.5 8.3 7.2 2.9 64.3
技能実習 (n=965) 11.0 1.1 12.0 5.4 1.2 40.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 11.9 1.1 15.2 9.8 3.0 41.1
留学 (n=848) 14.2 2.0 15.9 10.6 2.8 30.9
定住者 (n=587) 4.4 0.5 9.4 7.7 3.4 54.9
家族滞在 (n=504) 10.5 0.8 13.7 13.3 3.0 34.7
日本人の配偶者等 (n=534) 5.2 0.9 10.5 7.9 4.1 56.6
特定活動 (n=185) 13.0 1.6 10.3 4.9 2.7 35.7
永住者の配偶者等 (n=154) 5.2 0.6 7.1 10.4 5.2 46.1
その他の在留資格 (n=300) 8.0 1.3 8.7 8.7 10.3 38.7
特別永住者 (n=444) 3.2 0.5 5.4 3.2 1.4 84.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下84.7 - 59 -
【参考】 令和2年度調査との比較
1永住者
2技能実習
- 60 -
3技術・人文知識・国際業務
4留学
- 61 -
5定住者
図表 66 ×ばつ地理区分別】 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)(%)どこの病院に
行けばよいか
分からなかった
病院の受付で
うまく話せなかった
病院で症状を
正確に伝えられな
かった
診断結果や
治療方法が
分からなかった
病院での手続が
分からなかった
病院で出される薬
の飲み方や使い
方が分からなかった全体 (n=2,311) 15.6 8.7 12.8 9.0 4.8 1.1
東アジア (n=1,038) 15.2 2.7 8.1 3.4 1.9 0.5
東南・南アジア (n=311) 22.8 19.9 26.7 23.5 11.3 1.6
南米 (n=544) 9.6 9.7 10.8 7.7 3.5 1.8
北米・欧州・オセアニア (n=81) 17.3 14.8 13.6 11.1 4.9 1.2
その他 (n=337) 19.3 13.6 17.2 14.8 10.1 1.5
医療保険制度
(保険が適用され
るかどうか)が分か
らなかった
医療保険への加
入を希望していた
が加入できていな
かった
医療費が高かった
健康・医療につい
て気軽に相談でき
るところがなかった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=2,311) 4.5 0.5 8.3 7.2 2.9 64.3
東アジア (n=1,038) 4.4 0.3 8.2 9.7 1.9 67.1
東南・南アジア (n=311) 7.7 1.0 10.6 7.1 2.3 47.6
南米 (n=544) 1.7 0.4 6.4 4.2 2.6 73.0
北米・欧州・オセアニア (n=81) 1.2 0.0 2.5 1.2 6.2 65.4
その他 (n=337) 6.8 0.9 11.0 5.6 5.9 57.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 62 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】病院で診察・治療を受ける際の困りごと
病院で診察・治療を受ける際の困りごとを日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「基本的
な挨拶の会話はできる」、「日本語での会話はほとんどできない」
において、
「病院の受付でう
まく話せなかった」
(それぞれ 34.8%、31.3%)及び「病院で症状を正確に伝えられなかっ
た」
(それぞれ 35.0%、34.8%)の割合が高くなっている。
図表 67 【日本語能力別(話す・聞く)】 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)(%)どこの病院に
行けばよいか
分からなかった
病院の受付で
うまく話せなかった
病院で症状を
正確に伝えられな
かった
診断結果や
治療方法が
分からなかった
病院での手続が
分からなかった
病院で出される薬
の飲み方や使い
方が分からなかった全体 (n=7,538) 23.8 16.9 22.9 13.6 10.7 2.0
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 14.4 2.8 6.5 4.2 4.0 0.7
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 25.1 8.1 14.2 7.8 6.9 1.0
長い会話に参加できる (n=699) 27.0 8.7 18.9 11.9 11.9 1.0
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 27.9 19.9 29.6 19.1 14.2 2.9
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 26.2 22.9 31.4 18.1 13.1 2.2
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 27.6 34.8 35.0 20.7 15.5 3.8
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 26.2 31.3 34.8 16.8 14.8 3.9
医療保険制度
(保険が適用され
るかどうか)が分か
らなかった
医療保険への加
入を希望していた
が加入できていな
かった
医療費が高かった
健康・医療につい
て気軽に相談でき
るところがなかった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 8.3 1.0 11.3 8.3 3.2 48.6
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 5.7 0.9 10.1 6.9 2.4 67.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 7.3 0.7 11.0 8.9 3.5 54.7
長い会話に参加できる (n=699) 10.3 0.7 13.4 7.7 3.3 46.2
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 11.8 1.2 12.9 8.7 3.3 40.7
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 8.9 0.9 11.0 8.4 3.3 43.5
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 8.4 1.4 11.1 9.9 3.5 34.5
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 6.3 ­ 11.7 8.6 4.3 35.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 63 -(3)【日本での通算在住年数別】病院で診察・治療を受ける際の困りごと
病院で診察・治療を受ける際の困りごとを日本での通算在住年数別にみると、通算在住年
数が短いほど、
「特に困ったことはない」の割合が低くなっている。
図表 68 【日本での通算在住年数別】 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)(%)どこの病院に
行けばよいか
分からなかった
病院の受付で
うまく話せなかった
病院で症状を
正確に伝えられな
かった
診断結果や
治療方法が
分からなかった
病院での手続が
分からなかった
病院で出される薬
の飲み方や使い
方が分からなかった全体 (n=7,538) 23.8 16.9 22.9 13.6 10.7 2.0
1年未満 (n=10) 30.0 30.0 50.0 10.0 20.0 ­
1年以上3年未満 (n=1,511) 28.7 27.3 32.3 17.6 17.7 3.3
3年以上10年未満 (n=2,918) 30.1 20.5 28.8 16.7 13.6 2.4
10年以上20年未満 (n=1,603) 20.1 10.7 15.6 10.4 5.1 1.1
20年以上30年未満 (n=971) 11.2 7.1 10.6 7.7 4.9 0.8
30年以上40年未満 (n=353) 9.3 4.2 8.5 6.2 2.5 0.8
40年以上 (n=54) 13.0 1.9 1.9 1.9 3.7 ­
生まれてからずっと (n=118) 6.8 2.5 5.1 3.4 2.5 1.7
医療保険制度
(保険が適用され
るかどうか)が分か
らなかった
医療保険への加
入を希望していた
が加入できていな
かった
医療費が高かった
健康・医療につい
て気軽に相談でき
るところがなかった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 8.3 1.0 11.3 8.3 3.2 48.6
1年未満 (n=10) 20.0 ­ 20.0 ­ ­ 20.0
1年以上3年未満 (n=1,511) 13.0 1.2 13.2 8.4 3.5 35.3
3年以上10年未満 (n=2,918) 10.5 1.2 14.0 9.2 3.4 38.7
10年以上20年未満 (n=1,603) 4.9 0.4 8.0 9.2 3.1 57.5
20年以上30年未満 (n=971) 3.2 0.7 7.8 5.9 2.8 70.3
30年以上40年未満 (n=353) 3.1 0.6 7.9 5.1 2.0 73.7
40年以上 (n=54) ­ ­ 1.9 5.6 5.6 75.9
生まれてからずっと (n=118) 4.2 2.5 7.6 4.2 ­ 80.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下80.575.973.770.3
- 64 -(4)【日本人との付き合いの有無別】病院で診察・治療を受ける際の困りごと
病院で診察・治療を受ける際の困りごとを日本人との付き合いの有無別にみると、
「日本
人の知人はいないし、付き合ったこともない」で「病院の受付でうまく話せなかった」
(27.8%)、「病院で症状を正確に伝えられなかった」
(35.2%)
が全体と比較して高くなって
いる。
図表 69 【日本人との付き合いの有無別】 病院で診察・治療を受ける際の困りごと(複数回答)(%)どこの病院に
行けばよいか
分からなかった
病院の受付で
うまく話せなかった
病院で症状を
正確に伝えられな
かった
診断結果や
治療方法が
分からなかった
病院での手続が
分からなかった
病院で出される薬
の飲み方や使い
方が分からなかった全体 (n=7,538) 23.8 16.9 22.9 13.6 10.7 2.0
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 23.5 16.3 22.2 13.2 10.3 1.9
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 29.8 27.8 35.2 20.4 18.0 3.4
医療保険制度
(保険が適用され
るかどうか)が分か
らなかった
医療保険への加
入を希望していた
が加入できていな
かった
医療費が高かった
健康・医療につい
て気軽に相談でき
るところがなかった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 8.3 1.0 11.3 8.3 3.2 48.6
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 8.2 0.9 11.1 8.1 3.2 49.5
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 11.6 1.2 15.3 11.6 2.2 33.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 65 -
2 病院での言葉の問題への対応状況
病院での言葉の問題への対応状況をみると、
「日本語が理解できるので困らなかった」の割
合が最も高く、45.0%となっている。一方で、困ったことがあるとする回答のうち、
「日本語の
できる家族・親族・友人・知人を連れて行った」
(32.5%)、「多言語翻訳機・アプリを利用した」
(12.5%)の回答の割合が高かった。
図表 70 病院での言葉の問題への対応状況(単一回答)
- 66 -(1)【国籍・地域別】病院での言葉の問題への対応状況
病院での言葉の問題への対応状況を国籍・地域別にみると、
「ベトナム」、「フィリピン」、「インドネシア」及び「タイ」において、
「日本語のできる家族・親族・友人・知人を連れて
行った」
(それぞれ 47.1%、48.8%、45.0%、52.5%)の割合が全体と比較して高い。また、
「ベトナム」及び「ネパール」においては、
「多言語翻訳機・アプリを利用した」
(それぞれ
23.3%、20.5%)の割合も全体と比較して高くなっている。
図表 71 【国籍・地域別】 病院での言葉の問題への対応状況(単一回答)
- 67 -(2)【在留資格別】病院での言葉の問題への対応状況
病院での言葉の問題への対応状況を在留資格別にみると、
「技能実習」で「日本語のでき
る家族・親族・友人・知人を連れて行った」の割合(52.5%)が、
「特定活動」で「多言語翻
訳機・アプリを利用した」の割合(24.3%)が、
「特別永住者」の地位をもって在留する者で
「日本語が理解できるので困らなかった」の割合(89.9%)が全体と比較して高くなってい
る。
図表 72 【在留資格別】 病院での言葉の問題への対応状況(単一回答)
- 68 -(3)【日本での通算在住年数別】病院での言葉の問題への対応状況
病院での言葉の問題への対応状況を日本での通算在住年数別にみると、
通算在住年数が短
いほど、
「日本語のできる家族・親族・友人・知人を連れて行った」の割合が高くなる一方
で、
「日本語が理解できるので困らなかった」の割合は低くなっている。
図表 73 【日本での通算在住年数別】 病院での言葉の問題への対応状況(単一回答)
- 69 -
III.6 災害・非常時の対応
1 災害時の困りごと
災害時の困りごとをみると、
「信頼できる情報をどこから得ればよいか分からなかった」が
最も高くなっている(12.2%)
。また、
「特に困ったことはない」は 63.7%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困っていない」の割合が 6.8 ポイント増加している。
図表 74 災害時の困りごと(複数回答)
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 70 -
【参考】 令和2年度調査との比較
被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されていないため
分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 71 -(1)【国籍・地域別】災害時の困りごと
災害時の困りごとを国籍・地域別にみると、
「ベトナム」で「警報・注意報などの避難に関
する情報が、多言語で発信されていないため分からなかった」
(19.1%)及び「避難場所が分
からなかった」
(19.0%)、「ネパール」で「信頼できる情報をどこから得ればよいか分からな
かった」
(21.1%)が全体と比較して高くなっている。
図表 75 【国籍・地域別】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する情
報が、多言語で
発信されていない
ため分からなかった
警報・注意報など
の避難に関する情
報が、やさしい日
本語で発信されて
いないため分から
なかった
困ったときに頼れる
人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=7,982) 12.2 5.7 10.3 5.2 7.6 7.6 10.5 6.6
中国 (n=2,300) 12.7 4.4 7.4 2.7 9.6 7.8 10.2 5.7
ベトナム (n=1,313) 17.0 5.0 19.1 9.4 11.4 10.7 19.0 10.7
韓国 (n=807) 9.3 5.9 2.6 1.4 6.8 5.7 6.7 2.9
フィリピン (n=562) 12.5 5.0 14.2 8.5 3.7 6.9 10.0 10.5
ブラジル (n=914) 6.1 3.5 7.4 3.5 2.7 6.6 6.5 4.7
ネパール (n=190) 21.1 10.0 16.8 8.4 10.0 12.6 7.9 5.3
インドネシア (n=180) 11.1 13.3 15.6 10.6 6.1 6.7 11.1 6.7
アメリカ合衆国 (n=213) 11.7 7.5 10.3 6.6 3.3 3.3 8.0 5.2
台湾 (n=265) 6.4 7.2 3.8 3.0 9.8 8.7 9.1 4.5
タイ (n=99) 15.2 4.0 15.2 9.1 3.0 3.0 6.1 7.1
その他 (n=1,139) 12.2 8.5 11.3 6.3 6.2 6.1 9.4 7.0
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からなかった被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,982) 3.9 9.1 4.8 4.7 8.1 1.1 63.7
中国 (n=2,300) 3.6 12.9 6.3 7.9 10.5 0.5 61.0
ベトナム (n=1,313) 6.0 12.3 6.0 7.2 12.6 0.3 50.0
韓国 (n=807) 1.4 6.2 1.4 1.6 3.3 1.2 77.1
フィリピン (n=562) 7.3 7.8 3.7 2.0 4.6 1.8 60.3
ブラジル (n=914) 2.4 4.3 2.6 2.0 4.5 1.4 78.6
ネパール (n=190) 4.2 8.9 3.7 4.7 5.8 ­ 54.7
インドネシア (n=180) 6.1 7.8 6.1 3.9 8.9 1.1 56.7
アメリカ合衆国 (n=213) 2.8 2.8 2.8 0.9 6.1 3.8 75.6
台湾 (n=265) 3.0 9.1 8.7 2.6 7.9 1.1 70.6
タイ (n=99) 4.0 4.0 9.1 6.1 11.1 2.0 62.6
その他 (n=1,139) 3.7 6.1 4.4 2.1 6.8 1.8 64.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下77.178.675.6 - 72 -(2)【在留資格別】災害時の困りごと
災害時の困りごとを在留資格別にみると、
「特定活動」で「信頼できる情報をどこから得
ればよいか分からなかった」
(22.2%)が全体と比較して高くなっている。
図表 76 【在留資格別】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、多言語
で発信されていな
いため分からな
かった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、やさしい
日本語で発信さ
れていないため分
からなかった
困ったときに頼れ
る人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=7,982) 12.2 5.7 10.3 5.2 7.6 7.6 10.5 6.6
永住者 (n=2,311) 9.3 4.4 7.6 4.2 5.3 5.7 7.0 4.9
技能実習 (n=965) 15.1 4.0 15.1 6.1 5.8 6.8 12.4 8.5
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 15.1 8.3 10.1 5.7 13.5 12.0 16.6 8.1
留学 (n=848) 15.4 8.5 10.8 6.0 13.2 10.5 13.9 6.1
定住者 (n=587) 9.4 4.8 9.7 4.3 4.4 8.3 7.5 6.0
家族滞在 (n=504) 19.4 9.1 19.0 8.5 8.5 9.1 12.9 11.7
日本人の配偶者等 (n=534) 9.2 5.6 10.5 6.7 2.1 3.9 7.5 5.2
特定活動 (n=185) 22.2 8.6 17.3 6.5 12.4 11.4 18.4 11.4
永住者の配偶者等 (n=154) 11.0 3.2 12.3 5.2 9.7 7.8 11.7 9.1
その他の在留資格 (n=300) 10.3 5.3 10.0 4.7 10.7 7.0 13.3 8.7
特別永住者 (n=444) 3.2 1.4 1.4 1.1 2.7 2.3 2.3 1.4
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からな
かった
被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,982) 3.9 9.1 4.8 4.7 8.1 1.1 63.7
永住者 (n=2,311) 2.9 7.6 2.7 1.9 5.1 1.3 72.5
技能実習 (n=965) 5.5 10.2 4.9 6.8 8.5 0.6 57.0
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 3.6 11.7 6.9 5.7 12.3 0.5 55.0
留学 (n=848) 5.3 11.3 8.5 10.3 13.8 0.5 53.2
定住者 (n=587) 3.6 6.6 3.7 2.7 5.6 1.2 68.1
家族滞在 (n=504) 5.4 14.5 7.5 5.6 11.1 1.0 50.0
日本人の配偶者等 (n=534) 3.9 5.8 3.2 3.7 6.7 1.5 67.8
特定活動 (n=185) 4.9 12.4 10.8 7.6 11.9 0.5 48.1
永住者の配偶者等 (n=154) 6.5 10.4 5.8 3.2 5.8 2.6 61.0
その他の在留資格 (n=300) 6.0 9.0 4.7 7.0 9.7 3.3 59.0
特別永住者 (n=444) 0.7 2.7 0.9 1.4 1.6 0.7 90.1
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下90.1 - 73 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されていないため
分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 74 -
2技能実習
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 75 -
3技術・人文知識・国際業務
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されていないため
分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 76 -
4留学
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されていないため
分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 77 -
5定住者
警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていない
ため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されていないため
分からなかった
警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で
発信されていないため分からなかった
- 78 -
図表 77 ×ばつ地理区分別】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、多言語
で発信されていな
いため分からな
かった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、やさしい
日本語で発信さ
れていないため分
からなかった
困ったときに頼れ
る人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=2,311) 9.3 4.4 7.6 4.2 5.3 5.7 7.0 4.9
東アジア (n=1,038) 9.5 3.7 4.2 2.2 7.1 5.8 5.8 3.8
東南・南アジア (n=311) 14.8 4.8 16.7 10.6 6.4 8.4 12.9 8.7
南米 (n=544) 5.1 2.9 7.2 3.5 2.2 4.8 5.7 4.8
北米・欧州・オセアニア (n=81) 9.9 8.6 8.6 6.2 2.5 1.2 6.2 4.9
その他 (n=337) 10.1 7.4 10.1 4.7 4.5 5.3 7.7 5.3
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からな
かった
被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=2,311) 2.9 7.6 2.7 1.9 5.1 1.3 72.5
東アジア (n=1,038) 2.3 10.0 3.4 3.0 5.8 0.6 71.9
東南・南アジア (n=311) 5.5 9.0 3.2 1.3 5.5 1.6 58.8
南米 (n=544) 2.4 4.0 1.7 1.5 4.0 1.3 81.4
北米・欧州・オセアニア (n=81) 1.2 2.5 ­ ­ 1.2 4.9 81.5
その他 (n=337) 3.6 5.6 2.7 ­ 5.3 2.7 70.3
注)緑字は「全体」-10ポイント以下
- 79 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】災害時の困りごと
災害時の困りごとを日本語能力別
(話す・聞く)
にみると、
日本語能力が低いほど、
「警報・
注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信されていないため分からなかった」の割合
が高くなっている。
図表 78 【日本語能力別(話す・聞く)】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、多言語
で発信されていな
いため分からな
かった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、やさしい
日本語で発信さ
れていないため分
からなかった
困ったときに頼れ
る人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=7,538) 12.7 5.9 10.9 5.4 7.9 7.9 11.0 7.0
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 9.9 4.9 3.4 1.9 6.9 5.8 7.3 1.8
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 11.6 6.7 6.9 4.2 9.4 9.8 11.5 5.1
長い会話に参加できる (n=699) 12.9 8.7 9.9 6.4 10.7 7.9 12.0 4.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 12.1 7.5 12.6 6.8 9.1 10.0 13.6 8.2
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 13.8 5.2 13.8 7.4 6.6 7.6 12.6 9.9
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 15.8 5.6 17.8 6.9 8.0 8.4 11.4 11.1
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 15.6 3.1 19.9 4.7 6.3 7.8 10.5 10.2
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からな
かった
被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 4.1 9.5 5.1 4.9 8.5 1.1 62.1
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 1.6 6.6 2.9 2.4 5.8 1.0 74.6
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 2.8 8.4 4.6 6.2 8.3 1.4 65.3
長い会話に参加できる (n=699) 4.7 9.7 6.0 4.3 10.0 1.1 60.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 6.2 10.9 6.0 6.8 8.7 0.8 58.9
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 5.8 12.1 5.7 5.0 9.9 0.9 57.9
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 4.3 9.5 6.0 5.4 10.1 1.5 52.8
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 3.9 7.8 6.6 7.4 7.0 1.6 51.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下74.6 - 80 -(4)【日本での通算在住年数別】災害時の困りごと
災害時の困りごとを日本での通算在住年数別にみると、通算在住年数が短いほど、
「信頼
できる情報をどこから得ればよいか分からなかった」等の割合が高くなる傾向がある。
図表 79 【日本での通算在住年数別】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、多言語
で発信されていな
いため分からな
かった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、やさしい
日本語で発信さ
れていないため分
からなかった
困ったときに頼れ
る人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=7,538) 12.7 5.9 10.9 5.4 7.9 7.9 11.0 7.0
1年未満 (n=10) 20.0 10.0 20.0 10.0 30.0 ­ 30.0 20.0
1年以上3年未満 (n=1,511) 16.0 6.2 14.2 6.2 9.5 7.9 13.3 8.2
3年以上10年未満 (n=2,918) 14.3 7.0 12.7 6.4 10.0 9.9 14.4 8.2
10年以上20年未満 (n=1,603) 11.0 5.1 8.5 4.6 6.2 7.0 7.9 6.1
20年以上30年未満 (n=971) 8.2 4.2 6.9 3.7 4.5 5.6 5.7 4.7
30年以上40年未満 (n=353) 8.5 6.5 7.6 4.0 3.1 4.2 5.7 4.0
40年以上 (n=54) 3.7 5.6 3.7 1.9 ­ ­ 1.9 ­
生まれてからずっと (n=118) 5.9 0.8 0.8 1.7 1.7 4.2 5.1 0.8
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からな
かった
被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 4.1 9.5 5.1 4.9 8.5 1.1 62.1
1年未満 (n=10) 10.0 20.0 20.0 30.0 10.0 ­ 40.0
1年以上3年未満 (n=1,511) 5.2 10.6 6.8 7.9 11.4 1.1 54.0
3年以上10年未満 (n=2,918) 4.5 10.9 6.9 6.5 10.8 0.8 56.4
10年以上20年未満 (n=1,603) 3.3 8.8 3.7 2.6 6.4 1.2 66.1
20年以上30年未満 (n=971) 3.4 7.0 1.2 1.0 4.1 1.4 76.0
30年以上40年未満 (n=353) 4.0 6.2 0.8 0.6 1.7 2.0 77.3
40年以上 (n=54) ­ ­ 1.9 ­ 1.9 3.7 85.2
生まれてからずっと (n=118) 0.8 2.5 ­ ­ 2.5 ­ 85.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下76.077.385.285.6
- 81 -(5)【日本人との付き合いの有無別】災害時の困りごと
災害時の困りごとを日本人との付き合いの有無別にみると、
「その他」を除く全ての困り
ごとの項目において、
「日本人の知人はいないし、付き合ったこともない」の割合が「日本人
と付き合いがある(あった)
」の割合を上回っている。
図表 80 【日本人との付き合いの有無別】 災害時の困りごと(複数回答)(%)信頼できる情報を
どこから得ればよい
か分からなかった
情報の入手に時
間がかかった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、多言語
で発信されていな
いため分からな
かった
警報・注意報など
の避難に関する
情報が、やさしい
日本語で発信さ
れていないため分
からなかった
困ったときに頼れ
る人がいなかった
相談できる場所が
分からなかった
避難場所が分か
らなかった
被災後の支援策
があっても、情報
が多言語で発信
されていないため
分からなかった
全体 (n=7,538) 12.7 5.9 10.9 5.4 7.9 7.9 11.0 7.0
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 12.3 5.9 10.6 5.3 7.6 7.7 10.7 6.7
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 19.2 6.4 15.8 7.9 12.6 11.1 17.5 11.1
被災後の支援策
があっても、情報
がやさしい日本語
で発信されていな
いため分からな
かった
被災後の支援策
があっても、利用
方法・申請方法
が分からなかった
救急車の利用方
法が分からなかった日本における災害
(津波など)がど
ういうものか分から
なかった
避難所がどのよう
なものか分からな
かった
その他
特に困ったことは
ない
全体 (n=7,538) 4.1 9.5 5.1 4.9 8.5 1.1 62.1
日本人と付き合いがある
(あった)
(n=7,132) 4.0 9.3 4.8 4.7 8.2 1.1 62.8
日本人の知人はいないし、
付き合ったこともない
(n=406) 7.1 12.6 10.3 8.4 14.3 0.5 49.8
注)緑字は「全体」-10ポイント以下
- 82 -
2 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(情報入手)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと
(情報入手)
をみると、
「信頼できる情報
をどこから得ればよいか分からない」
(18.3%)の割合が高くなっている。また、
「特に困って
いない」の割合は 67.2%となっている。
図表 81 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(情報入手)(複数回答)
3 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(ワクチン接種)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと
(ワクチン接種)
では、
「行政機関のHP
や予約サイトが読めない」
の割合
(4.5%)
が最も高くなっている。
また、
「特に困っていない」
と回答する割合は 85.6%であった。
図表 82 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(ワクチン接種)(複数回答)
- 83 -
4 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)をみると、
「出入国制限のた
め帰国できない(海外に行けない)」(36.5%)、「仕事(収入)
、授業が減った・なくなった」
(34.0%)、「支出が増えた」
(29.9%)の順に多くなっている。
図表 83 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)(複数回答)
- 84 -(1)【国籍・地域別】新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)を国籍・地域別にみると、
「中国」及び「台湾」において「出入国制限のため帰国できない(海外に行けない)」(それ
ぞれ 51.8%、58.1%)及び「渡航先の事情により帰国できない(海外に行けない)」(それぞ
れ 33.9%、35.1%)の割合が、
「ベトナム」において「仕事(収入)
、授業が減った・なくな
った」
(51.6%)及び「支出が増えた」
(44.6%)の割合が全体と比較して高い。
図表 84 【国籍・地域別】 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)(複数回答)(%)仕事(収入)、
授業が減った・
なくなった
支出が増えた
病院に受診
できない
出入国制限のた
め帰国できない
(海外に行けない)渡航先の事情に
より帰国できない
(海外に行けない)航空機が飛ばな
いため帰国できな
い(海外に行け
ない)
その他 特に困っていない
全体 (n=7,982) 34.0 29.9 5.4 36.5 21.3 17.1 3.2 28.9
中国 (n=2,300) 36.9 30.3 7.0 51.8 33.9 25.6 2.8 19.9
ベトナム (n=1,313) 51.6 44.6 7.3 30.3 16.5 20.5 0.9 23.5
韓国 (n=807) 25.8 13.6 3.1 35.8 13.0 12.3 1.7 40.6
フィリピン (n=562) 31.9 30.4 5.0 32.7 24.9 12.8 2.3 30.1
ブラジル (n=914) 29.5 39.3 2.8 4.6 2.2 2.0 2.1 44.2
ネパール (n=190) 34.7 34.7 8.9 18.9 15.8 22.1 2.1 32.1
インドネシア (n=180) 26.7 17.2 2.8 29.4 29.4 13.3 1.7 34.4
アメリカ合衆国 (n=213) 21.6 17.8 4.7 44.6 21.6 12.2 16.0 31.5
台湾 (n=265) 32.1 21.9 4.2 58.1 35.1 17.7 3.4 21.9
タイ (n=99) 25.3 17.2 3.0 36.4 24.2 11.1 2.0 31.3
その他 (n=1,139) 22.7 22.6 4.3 37.9 16.9 14.9 6.9 31.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下58.1 - 85 -(2)【在留資格別】新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと
(生活面)
を在留資格別にみると、
「留
学」において全体と比較して割合の高い困りごとが多くなっている。
図表 85 【在留資格別】 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)(複数回答)(%)図表 86 ×ばつ地理区分別】 新型コロナウイルス感染症の影響に関する困りごと(生活面)(複数回答)(%)仕事(収入)、
授業が減った・
なくなった
支出が増えた
病院に受診
できない
出入国制限のた
め帰国できない
(海外に行けない)渡航先の事情に
より帰国できない
(海外に行けない)航空機が飛ばな
いため帰国できな
い(海外に行け
ない)
その他 特に困っていない
全体 (n=7,982) 34.0 29.9 5.4 36.5 21.3 17.1 3.2 28.9
永住者 (n=2,311) 27.7 25.7 4.9 34.8 20.3 14.0 3.3 31.7
技能実習 (n=965) 39.9 33.8 4.2 18.2 9.6 11.2 1.0 35.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 31.9 30.3 5.8 53.0 33.4 26.8 4.0 19.9
留学 (n=848) 53.3 39.2 6.5 51.3 30.4 28.1 2.2 13.8
定住者 (n=587) 35.3 36.3 4.1 17.5 10.1 8.0 1.9 37.0
家族滞在 (n=504) 40.3 34.7 9.9 46.2 25.2 21.2 3.8 20.0
日本人の配偶者等 (n=534) 27.2 22.7 4.5 47.2 25.5 18.5 5.1 27.3
特定活動 (n=185) 44.3 42.2 9.7 30.8 20.5 15.7 4.3 22.7
永住者の配偶者等 (n=154) 40.9 37.0 7.1 29.9 20.1 14.3 1.3 27.9
その他の在留資格 (n=300) 24.3 27.3 5.7 47.0 25.7 21.3 8.7 25.3
特別永住者 (n=444) 21.6 14.4 2.7 12.2 6.1 4.7 2.3 58.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下58.3仕事(収入)、
授業が減った・
なくなった
支出が増えた
病院に受診
できない
出入国制限のた
め帰国できない
(海外に行けない)渡航先の事情に
より帰国できない
(海外に行けない)航空機が飛ばな
いため帰国できな
い(海外に行け
ない)
その他 特に困っていない
全体 (n=2,311) 27.7 25.7 4.9 34.8 20.3 14.0 3.3 31.7
東アジア (n=1,038) 26.5 19.7 5.8 48.7 29.8 21.2 1.6 26.1
東南・南アジア (n=311) 34.7 29.6 6.1 37.3 24.4 14.5 2.9 26.4
南米 (n=544) 30.1 38.6 2.8 4.8 2.8 1.7 2.2 44.1
北米・欧州・オセアニア (n=81) 21.0 19.8 2.5 35.8 18.5 8.6 13.6 37.0
その他 (n=337) 22.6 21.1 5.0 38.3 16.0 12.8 8.0 32.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 86 -
III.7 住宅
1 住居探しの方法
住居探しの方法をみると、「インターネット」の割合が最も高く(23.3%)、次いで、「その他
の不動産業者の窓口」(19.8%)、「会社や学校・大学などの紹介」(14.9%)となっている。
令和2年度調査と比較すると、上位5項目が一致しており、同様の傾向が認められる。
図表 87 住居探しの方法(複数回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 87 -(1)【在留資格別】住居探しの方法
住居探しの方法を在留資格別にみると、
「技能実習」、「特定活動」で「会社や学校・大学
などの紹介」
(それぞれ 45.4%、24.9%)が、
「技術・人文知識・国際業務」で「インターネ
ット」
(34.5%)が、
「日本人の配偶者等」で「家族の紹介」
(24.7%)が、
「留学」で「同じ
国籍・地域の友人や知人の紹介」
(24.2%)が全体の割合と比較して高くなっている。
図表 88 【在留資格別】 住居探しの方法(複数回答)(%)多言語対応の
不動産業者の
窓口
その他の不動産
業者の窓口
市区町村・
都道府県の窓口
公営住宅等の
窓口
会社や学校・
大学などの紹介
住宅情報誌 インターネット
全体 (n=7,982) 9.1 19.8 3.2 3.8 14.9 4.4 23.3
永住者 (n=2,311) 6.3 27.2 3.1 4.4 3.4 7.6 22.9
技能実習 (n=965) 3.0 1.9 5.3 3.1 45.4 1.5 12.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 11.2 23.6 1.3 3.0 19.7 2.5 34.5
留学 (n=848) 18.3 19.8 2.7 1.7 23.1 3.2 24.5
定住者 (n=587) 14.1 19.8 6.3 6.0 10.4 2.9 17.9
家族滞在 (n=504) 15.3 16.9 4.2 7.3 9.9 3.4 29.4
日本人の配偶者等 (n=534) 3.2 20.4 2.2 3.0 1.9 3.2 18.7
特定活動 (n=185) 11.4 7.6 2.7 3.2 24.9 1.6 20.5
永住者の配偶者等 (n=154) 14.9 15.6 5.2 5.8 1.9 3.9 23.4
その他の在留資格 (n=300) 10.3 13.3 2.0 3.3 22.0 1.7 25.7
特別永住者 (n=444) 2.9 23.2 1.1 2.9 2.9 9.5 23.0
家族の紹介
日本人の友人や
知人の紹介
同じ国籍・地域
の友人や知人の
紹介
「部屋探しガイド
ブック」
居住支援協議
会、居住支援法
人の相談窓口
その他
生まれたときから
同じ家に住んで
いる(家探しをし
た経験がない)
全体 (n=7,982) 8.0 11.8 9.8 2.3 1.0 9.1 4.8
永住者 (n=2,311) 10.2 11.3 6.4 2.9 0.4 10.3 4.9
技能実習 (n=965) 0.8 9.6 6.1 1.3 3.1 13.4 9.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 2.3 12.9 11.5 1.6 0.5 4.7 0.9
留学 (n=848) 3.1 17.7 24.2 2.4 0.8 1.8 0.7
定住者 (n=587) 11.9 13.8 10.9 4.4 1.0 5.8 3.1
家族滞在 (n=504) 11.1 11.5 14.9 3.4 0.8 3.8 1.6
日本人の配偶者等 (n=534) 24.7 7.9 1.9 1.7 0.6 22.8 6.2
特定活動 (n=185) 5.4 13.5 18.9 1.6 2.2 10.3 2.7
永住者の配偶者等 (n=154) 13.0 11.0 14.3 1.3 ­ 7.8 3.9
その他の在留資格 (n=300) 3.7 13.0 10.3 1.3 2.0 12.3 1.3
特別永住者 (n=444) 10.1 6.3 1.1 0.7 ­ 10.6 20.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 88 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】住居探しの方法
住居探しの方法を日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「幅広い話題について自由に会
話ができる」や「効果的に言葉を使うことができる」では、
「インターネット」や「その他の
不動産業者の窓口」
の割合が高くなっている。
一方、
「日本語での会話はほとんどできない」
では
「多言語対応の不動産業者の窓口」
(15.6%)や「日本人の友人や知人の紹介」
(14.8%)
の割合が高くなっている。
図表 89 【日本語能力別(話す・聞く)】 住居探しの方法(複数回答)(%)多言語対応の
不動産業者の
窓口
その他の不動産
業者の窓口
市区町村・
都道府県の窓口
公営住宅等の
窓口
会社や学校・
大学などの紹介
住宅情報誌 インターネット
全体 (n=7,538) 9.4 19.6 3.3 3.9 15.6 4.1 23.3
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 5.4 29.9 2.4 3.9 7.3 7.6 31.5
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 8.4 23.6 3.0 4.3 13.3 4.0 32.1
長い会話に参加できる (n=699) 10.9 23.0 3.7 4.0 14.4 5.3 26.8
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 10.3 16.0 3.9 4.5 19.8 3.6 22.6
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 10.1 15.7 3.7 3.2 19.0 2.6 17.7
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 12.2 10.4 3.7 4.1 22.5 1.5 14.2
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 15.6 7.4 2.0 4.3 12.5 1.6 10.5
家族の紹介
日本人の友人や
知人の紹介
同じ国籍・地域
の友人や知人の
紹介
「部屋探しガイド
ブック」
居住支援協議
会、居住支援法
人の相談窓口
その他
生まれたときから
同じ家に住んで
いる(家探しをし
た経験がない)
全体 (n=7,538) 7.9 12.1 10.3 2.4 1.0 9.0 3.9
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 6.7 10.4 6.0 2.4 0.2 8.8 5.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 5.4 12.5 8.8 2.3 1.1 8.3 2.1
長い会話に参加できる (n=699) 7.4 13.0 10.3 2.1 0.7 8.4 2.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 6.5 12.8 12.1 2.9 1.5 8.4 4.2
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 9.2 12.9 12.4 2.6 1.1 8.6 3.6
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 9.9 11.6 13.2 2.0 2.0 10.3 3.9
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 13.7 14.8 12.1 1.2 0.4 14.1 3.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 89 -
2 住居探しにおける困りごと
住居探しにおける困りごとをみると、
「家賃や契約にかかるお金が高かった」
(19.2%)、「国
籍等を理由に入居を断られた」
(16.9%)、「保証人が見つからなかった」
(15.1%)の割合が高
くなっている。また、
「特に困ったことはない」は 60.5%であった。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困っていない」の割合が 10.1 ポイント増加しているほ
か、全ての困りごとの割合が減少している。
図表 90 住居探しにおける困りごと(複数回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 90 -(1)【在留資格別】住居探しにおける困りごと
住居探しにおける困りごとを在留資格別にみると、
「留学」、「技術・人文知識・国際業務」
において、全体と比較して割合が高い項目が多くなっており、令和2年度調査と比較した場
合にも増加している項目が多くなっている。
図表 91 【在留資格別】 住居探しにおける困りごと(複数回答)(%)外国語を話せる
不動産業者が
見つからなかった
国籍等を理由に
入居を断られた
保証人が
見つからなかった
家賃や契約にかかる
お金が高かった
敷金・礼金などの
賃貸住宅で必要な
費用が分からなかった
全体 (n=7,982) 7.0 16.9 15.1 19.2 8.5
永住者 (n=2,311) 5.6 10.6 9.1 10.9 4.1
技能実習 (n=965) 4.6 4.0 4.0 12.4 5.9
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 7.1 32.3 29.8 32.7 13.9
留学 (n=848) 11.1 32.1 32.5 39.4 19.8
定住者 (n=587) 9.0 17.7 12.6 19.1 6.6
家族滞在 (n=504) 10.9 25.2 24.2 25.4 11.9
日本人の配偶者等 (n=534) 6.7 9.7 6.2 11.4 6.0
特定活動 (n=185) 11.4 16.2 17.3 23.8 13.5
永住者の配偶者等 (n=154) 8.4 13.0 11.7 16.2 5.2
その他の在留資格 (n=300) 10.0 19.3 16.3 20.0 9.0
特別永住者 (n=444) 0.7 6.8 2.7 5.4 1.4
契約書類や説明が
日本語のため無断同
居が禁止されているな
どの契約内容が分か
らなかった
書類や説明が日本
語のためごみ出しなど
の生活ルールが分から
なかった
住宅購入のための
ローンを借りられなかったその他 特に困ったことはない
全体 (n=7,982) 5.8 4.6 5.8 2.3 60.5
永住者 (n=2,311) 4.4 3.2 4.4 2.8 72.4
技能実習 (n=965) 5.1 4.5 1.7 1.3 77.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 7.3 5.5 11.7 2.6 39.3
留学 (n=848) 8.0 5.7 3.7 0.8 32.8
定住者 (n=587) 7.0 5.3 4.4 2.6 59.6
家族滞在 (n=504) 9.1 6.5 11.9 1.8 44.8
日本人の配偶者等 (n=534) 5.8 4.9 6.4 2.6 71.9
特定活動 (n=185) 5.4 7.6 4.3 2.7 50.8
永住者の配偶者等 (n=154) 3.2 4.5 8.4 3.9 62.3
その他の在留資格 (n=300) 6.7 7.0 8.0 6.0 50.0
特別永住者 (n=444) 1.4 1.1 2.5 1.4 85.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下85.472.477.171.9
- 91 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
2技能実習
契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの
契約内容が分からなかった
契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの
契約内容が分からなかった
- 92 -
3技術・人文知識・国際業務
4留学
契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの
契約内容が分からなかった
契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの
契約内容が分からなかった
- 93 -
5定住者
図表 92 ×ばつ地理区分別】 住居探しにおける困りごと(複数回答)(%)契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの
契約内容が分からなかった
外国語を話せる
不動産業者が
見つからなかった
国籍等を理由に
入居を断られた
保証人が
見つからなかった
家賃や契約にかかる
お金が高かった
敷金・礼金などの
賃貸住宅で必要な
費用が分からなかった
全体 (n=2,311) 5.6 10.6 9.1 10.9 4.1
東アジア (n=1,038) 3.0 9.9 11.4 9.7 3.4
東南・南アジア (n=311) 9.3 10.3 10.3 14.1 7.4
南米 (n=544) 7.0 10.8 4.6 9.0 3.9
北米・欧州・オセアニア (n=81) 4.9 9.9 4.9 8.6 3.7
その他 (n=337) 8.0 12.8 9.2 15.1 3.6
契約書類や説明が
日本語のため無断同
居が禁止されているな
どの契約内容が分か
らなかった
書類や説明が日本
語のためごみ出しなど
の生活ルールが分から
なかった
住宅購入のための
ローンを借りられなかったその他 特に困ったことはない
全体 (n=2,311) 4.4 3.2 4.4 2.8 72.4
東アジア (n=1,038) 1.8 1.4 5.1 2.1 73.6
東南・南アジア (n=311) 9.6 5.5 4.5 1.9 68.5
南米 (n=544) 4.8 3.5 2.9 3.3 75.9
北米・欧州・オセアニア (n=81) 4.9 3.7 ­ 4.9 74.1
その他 (n=337) 6.5 6.2 5.6 4.2 66.2
- 94 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】住居探しにおける困りごと
住居探しにおける困りごとを日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「国籍等を理由に入
居を断られた」や「保証人が見つからなかった」等、日本語能力が低い層に比べて高い層の
方が割合が高くなっている項目も一部に見られる。
図表 93 【日本語能力別(話す・聞く)】 住居探しにおける困りごと(複数回答)(%)外国語を話せる
不動産業者が
見つからなかった
国籍等を理由に
入居を断られた
保証人が
見つからなかった
家賃や契約にかかる
お金が高かった
敷金・礼金などの
賃貸住宅で必要な
費用が分からなかった
全体 (n=7,538) 7.4 17.5 15.9 20.1 8.9
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 2.1 20.1 16.6 17.9 6.2
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 6.0 22.8 21.9 21.6 10.7
長い会話に参加できる (n=699) 6.0 22.2 20.7 23.5 9.6
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 8.6 18.2 16.8 21.9 9.9
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 9.1 13.9 13.1 20.9 10.0
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 12.4 12.7 11.8 17.5 9.0
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 13.3 12.9 11.3 19.1 7.8
契約書類や説明が
日本語のため無断同
居が禁止されているな
どの契約内容が分か
らなかった
書類や説明が日本
語のためごみ出しなど
の生活ルールが分から
なかった
住宅購入のための
ローンを借りられなかったその他 特に困ったことはない
全体 (n=7,538) 6.0 4.8 5.9 2.4 59.0
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 2.3 1.7 7.1 2.7 62.6
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 4.3 3.1 8.4 1.7 54.1
長い会話に参加できる (n=699) 7.4 4.4 7.2 1.9 54.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 7.0 5.2 5.8 2.5 56.6
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 7.8 6.8 4.8 1.9 59.8
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 8.4 7.0 3.9 3.5 59.8
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 7.4 7.8 4.3 2.0 60.9
- 95 -
III.8 子育て・教育
(注記)本編における子どもに関する設問のクロス集計は、
回答者である親の属性と掛け合わせている
ことに注意(例:在留資格、日本語能力は回答者(親)のものとなる)。1 日本に居住する子どもの有無、子どもの人数、子どもの年齢
日本に居住する子どもの有無をみると、
「いる」が 40.6%、
「いない」が 59.4%となってい
る。令和2年度調査と比較すると、
「いる」が2ポイント増加している。
日本に居住する子どもの人数は、「1人」が 46.8%、「2人」の割合が 39.0%となっている。
日本に居住する子どもの年齢は、
「0-5歳」
が 26.4%、
「6-12 歳」
が 27.9%となっている。
図表 94 日本に居住する子どもの有無(単一回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
図表 95 日本に居住する子どもの人数(単一回答)
図表 96 日本に居住する子どもの年齢(単一回答)
- 96 -(1)【国籍・地域別】日本に居住する子どもの有無
日本に居住する子どもの有無を国籍・地域別にみると、
「子どもがいる」
という回答は、
「ブ
ラジル」
(58.9%)、「フィリピン」
(52.0%)で多くなっている。
「子どもがいない」という回答
は、
「ベトナム」
(83.6%)で多くなっている。
図表 97 【国籍・地域別】 日本に居住する子どもの有無(単一回答)
- 97 -
2 妊娠・出産についての困りごと
妊娠・出産についての困りごとをみると、
「妊娠・出産にかかる費用が高い」が 7.5%と最も
高くなっている。また、
「特に困ったことはない」は 35.3%となっている。
図表 98 妊娠・出産についての困りごと(複数回答)
- 98 -(1)【国籍・地域別】妊娠・出産についての困りごと
妊娠・出産についての困りごとを国籍・地域別にみると、
「ネパール」で「在留資格がどう
なるか不安」
(19.6%)の割合が全体と比較して高くなっている。また、
「韓国」の「特に困
ったことはない」
(16.9%)の割合が全体と比較して低くなっている。
図表 99 【国籍・地域別】 妊娠・出産についての困りごと(複数回答)(%)母子健康手帳をもらっ
たが内容がわからない
妊娠中の健康診査を
受ける方法がわからない
子どもを産むために
病院に行くとき、
言葉が通じない
妊娠・出産にかかる
費用が高い
妊娠・出産に関する
情報が得られない
全体 (n=4,632) 2.7 2.2 4.7 7.5 2.6
中国 (n=1,251) 2.6 2.1 4.9 6.8 2.4
ベトナム (n=737) 2.7 4.5 7.9 10.9 4.7
韓国 (n=646) 1.4 0.6 0.6 4.0 1.1
フィリピン (n=365) 2.2 1.4 3.6 8.8 0.8
ブラジル (n=592) 1.4 1.5 1.9 5.7 2.0
ネパール (n=112) 10.7 7.1 13.4 13.4 4.5
インドネシア (n=77) 3.9 3.9 14.3 10.4 5.2
アメリカ合衆国 (n=112) 0.9 ­ 4.5 3.6 0.9
台湾 (n=96) 1.0 3.1 2.1 11.5 1.0
タイ (n=57) 5.3 1.8 5.3 5.3 3.5
その他 (n=587) 4.6 2.0 5.8 8.7 3.2
妊娠・出産についての
悩みを相談できるところ
や人がいない
学校や仕事が
続けられるか不安
在留資格がどうなるか
不安
その他 特に困ったことはない
全体 (n=4,632) 4.9 4.9 4.9 7.3 35.3
中国 (n=1,251) 6.2 5.6 3.4 2.0 35.3
ベトナム (n=737) 7.9 9.1 9.2 9.4 59.2
韓国 (n=646) 2.2 0.9 6.0 28.6 16.9
フィリピン (n=365) 2.7 4.4 3.0 2.7 31.8
ブラジル (n=592) 2.2 2.7 1.0 1.7 25.5
ネパール (n=112) 9.8 12.5 19.6 0.9 45.5
インドネシア (n=77) 9.1 5.2 3.9 7.8 54.5
アメリカ合衆国 (n=112) ­ 1.8 2.7 7.1 28.6
台湾 (n=96) 5.2 7.3 4.2 2.1 22.9
タイ (n=57) 3.5 1.8 1.8 ­ 42.1
その他 (n=587) 5.3 4.4 4.9 4.1 35.9
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 99 -(2)【在留資格別】妊娠・出産についての困りごと
妊娠・出産についての困りごとを在留資格別にみると、
「家族滞在」で「子どもを産むため
に病院に行くとき、
言葉が通じない」
(18.2%)
及び
「妊娠・出産にかかる費用が高い」
(19.5%)
の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 100 【在留資格別】 妊娠・出産についての困りごと(複数回答)(%)母子健康手帳をもらっ
たが内容がわからない
妊娠中の健康診査を
受ける方法がわからない
子どもを産むために
病院に行くとき、
言葉が通じない
妊娠・出産にかかる
費用が高い
妊娠・出産に関する
情報が得られない
全体 (n=4,632) 2.7 2.2 4.7 7.5 2.6
永住者 (n=1,695) 1.2 0.8 1.9 4.5 0.9
技能実習 (n=534) 1.1 2.2 2.4 2.1 2.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=498) 3.4 3.2 7.4 13.5 4.2
留学 (n=162) 3.1 4.3 6.2 6.8 3.7
定住者 (n=344) 3.8 2.3 4.1 9.6 2.3
家族滞在 (n=374) 9.4 5.1 18.2 19.5 8.0
日本人の配偶者等 (n=375) 4.5 3.2 4.3 9.9 3.7
特定活動 (n=87) 3.4 10.3 9.2 10.3 5.7
永住者の配偶者等 (n=119) 4.2 4.2 10.1 14.3 3.4
その他の在留資格 (n=140) 2.1 1.4 5.0 5.0 2.9
特別永住者 (n=304) ­ 0.3 ­ 2.3 ­
妊娠・出産についての
悩みを相談できるところ
や人がいない
学校や仕事が
続けられるか不安
在留資格がどうなるか
不安
その他 特に困ったことはない
全体 (n=4,632) 4.9 4.9 4.9 7.3 35.3
永住者 (n=1,695) 2.9 2.3 1.4 2.6 24.4
技能実習 (n=534) 2.2 5.6 4.9 12.0 71.5
技術・人文知識
・国際業務
(n=498) 8.0 9.6 9.4 23.7 39.2
留学 (n=162) 4.9 9.9 9.9 19.1 56.2
定住者 (n=344) 4.4 5.8 3.8 4.1 30.5
家族滞在 (n=374) 13.9 11.0 12.0 3.7 26.5
日本人の配偶者等 (n=375) 6.4 3.2 8.3 6.7 29.9
特定活動 (n=87) 10.3 3.4 16.1 10.3 41.4
永住者の配偶者等 (n=119) 5.9 5.0 2.5 2.5 28.6
その他の在留資格 (n=140) 7.9 5.7 4.3 9.3 39.3
特別永住者 (n=304) 0.3 2.0 1.3 1.6 37.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下71.5 - 100 -(3)【出生の場所別】妊娠・出産についての困りごと
妊娠・出産についての困りごとを出生の場所別にみると、
「妊娠中の健康診査を受ける方
法がわからない」を除く全ての困りごとにおいて、
「国籍・地域と同じ」の割合が「日本」の
割合よりも高くなっている。
図表 101 【出生の場所別】 妊娠・出産についての困りごと(複数回答)(%)母子健康手帳をもらっ
たが内容がわからない
妊娠中の健康診査を
受ける方法がわからない
子どもを産むために
病院に行くとき、
言葉が通じない
妊娠・出産にかかる
費用が高い
妊娠・出産に関する
情報が得られない
全体 (n=4,632) 2.7 2.2 4.7 7.5 2.6
国籍・地域と同じ (n=3,763) 2.8 2.1 4.9 7.8 2.9
日本 (n=451) 1.3 2.2 2.4 4.7 0.9
それ以外 (n=399) 3.3 3.3 4.8 7.8 1.8
分からない (n=19) ­ 10.5 10.5 10.5 ­
妊娠・出産についての
悩みを相談できるところ
や人がいない
学校や仕事が
続けられるか不安
在留資格がどうなるか
不安
その他 特に困ったことはない
全体 (n=4,632) 4.9 4.9 4.9 7.3 35.3
国籍・地域と同じ (n=3,763) 5.4 4.8 4.9 8.1 33.0
日本 (n=451) 2.0 4.0 4.0 3.5 47.2
それ以外 (n=399) 4.3 7.8 6.5 4.8 43.1
分からない (n=19) ­ 5.3 10.5 5.3 52.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上
- 101 -(4)【回答の際の使用言語別】妊娠・出産についての困りごと
妊娠・出産についての困りごとを回答の際の使用言語別にみると、回答数が少ないため留
意が必要であるが、
「ネパール語」での回答のうち、
「在留資格がどうなるか不安」
(23.0%)
の割合が全体と比較して高くなっている。また、
「韓国語」の回答のうち、
「特に困ったこと
はない」
(0.3%)の割合が全体と比較して顕著に低くなっている。
図表 102 【回答の際の使用言語別】 妊娠・出産についての困りごと(複数回答)(%)母子健康手帳をもらっ
たが内容がわからない
妊娠中の健康診査を
受ける方法がわからない
子どもを産むために
病院に行くとき、
言葉が通じない
妊娠・出産にかかる
費用が高い
妊娠・出産に関する
情報が得られない
全体 (n=4,632) 2.7 2.2 4.7 7.5 2.6
日本語 (n=1,296) 1.2 1.6 1.5 6.3 1.3
英語 (n=677) 5.6 1.8 8.7 9.0 4.1
中国語(簡体字) (n=837) 3.5 2.7 6.9 8.2 2.5
韓国語 (n=337) 2.1 0.3 0.9 4.2 2.1
ポルトガル語 (n=563) 1.2 1.4 2.0 5.3 1.6
ベトナム語 (n=694) 2.7 4.3 7.9 10.5 5.0
フィリピノ語 (n=154) 1.3 1.9 1.3 7.1 ­
ネパール語 (n=74) 9.5 8.1 13.5 13.5 2.7
妊娠・出産についての
悩みを相談できるところ
や人がいない
学校や仕事が
続けられるか不安
在留資格がどうなるか
不安
その他 特に困ったことはない
全体 (n=4,632) 4.9 4.9 4.9 7.3 35.3
日本語 (n=1,296) 3.7 3.8 3.2 1.9 38.1
英語 (n=677) 5.5 5.0 4.0 4.9 34.0
中国語(簡体字) (n=837) 6.5 6.0 3.9 2.4 33.2
韓国語 (n=337) 3.6 ­ 10.7 53.7 0.3
ポルトガル語 (n=563) 2.1 2.8 0.9 1.8 23.6
ベトナム語 (n=694) 7.9 9.4 9.5 9.7 61.1
フィリピノ語 (n=154) 2.6 5.2 1.9 3.2 27.9
ネパール語 (n=74) 8.1 9.5 23.0 ­ 44.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 102 -
3 子育てについての困りごと
子育てについての困りごとをみると、
「子どもが母国語・母国文化を十分に理解していない」
(22.1%)の割合が最も高く、次いで、
「養育費が高い」
(18.8%)の順となっている。また、
「特
に困ったことはない」の割合は 38.4%となっている。
図表 103 子育てについての困りごと(複数回答)
- 103 -(1)【国籍・地域別】子育てについての困りごと
子育てについての困りごとを国籍・地域別にみると、
「中国」で「子どもが母国語・母国文
化を十分に理解していない」
(33.2%)の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 104 【国籍・地域別】 子育てについての困りごと(複数回答)(%)子どもが日本語を
十分に理解できない
子どもが母国語
・母国文化を十分に
理解していない
子どもが保育所
・幼稚園になじめない
(いじめられている)
保育所や幼稚園に
子どもを入所させる
方法がわからない
子どもを預けようと
したが断られた
保育所、幼稚園など
の先生とのコミュニケー
ションがうまくとれない
全体 (n=1,367) 13.3 22.1 4.8 6.7 5.7 13.5
中国 (n=479) 12.3 33.2 7.1 6.9 4.6 10.2
ベトナム (n=164) 16.5 19.5 4.3 9.8 13.4 21.3
韓国 (n=98) 11.2 20.4 ­ 3.1 1.0 5.1
フィリピン (n=112) 10.7 9.8 2.7 8.0 3.6 21.4
ブラジル (n=162) 14.2 7.4 1.9 2.5 2.5 13.6
ネパール (n=41) 14.6 19.5 ­ 12.2 2.4 4.9
インドネシア (n=22) 27.3 18.2 4.5 ­ 4.5 27.3
アメリカ合衆国 (n=39) 10.3 17.9 12.8 2.6 5.1 23.1
台湾 (n=20) 5.0 20.0 10.0 ­ 5.0 15.0
タイ (n=15) 13.3 20.0 ­ ­ ­ ­
その他 (n=215) 14.4 19.5 5.1 9.8 9.3 14.0
養育費が高い
子育てに関する情報
が得られない
教育や子育てについ
ての悩みを相談できる
ところや人がいない
その他 特に困ったことはない 子育ての経験がない
全体 (n=1,367) 18.8 6.1 13.3 3.8 38.4 3.4
中国 (n=479) 16.7 6.9 16.7 3.3 33.4 4.4
ベトナム (n=164) 21.3 5.5 12.2 2.4 31.7 9.8
韓国 (n=98) 16.3 4.1 6.1 3.1 53.1 1.0
フィリピン (n=112) 19.6 3.6 9.8 2.7 48.2 0.9
ブラジル (n=162) 22.8 4.9 7.4 4.3 48.8 1.9
ネパール (n=41) 34.1 7.3 12.2 2.4 34.1 2.4
インドネシア (n=22) 18.2 13.6 18.2 9.1 22.7 ­
アメリカ合衆国 (n=39) 7.7 ­ 5.1 7.7 51.3 ­
台湾 (n=20) 30.0 ­ 10.0 ­ 40.0 5.0
タイ (n=15) 13.3 ­ 6.7 6.7 53.3 ­
その他 (n=215) 17.7 8.8 18.1 5.6 34.0 1.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下53.3 - 104 -(2)【在留資格別】子育てについての困りごと
子育てについての困りごとを在留資格別にみると、
「家族滞在」
において、
全体と比較して
割合が高い項目が多くなっている。
図表 105 【在留資格別】 子育てについての困りごと(複数回答)(%)子どもが日本語を
十分に理解できない
子どもが母国語
・母国文化を十分に
理解していない
子どもが保育所
・幼稚園になじめない
(いじめられている)
保育所や幼稚園に
子どもを入所させる
方法がわからない
子どもを預けようと
したが断られた
保育所、幼稚園など
の先生とのコミュニケー
ションがうまくとれない
全体 (n=1,367) 13.3 22.1 4.8 6.7 5.7 13.5
永住者 (n=443) 6.5 29.1 4.3 2.9 2.7 9.9
技能実習 (n=41) 7.3 2.4 ­ ­ ­ 4.9
技術・人文知識
・国際業務
(n=180) 16.7 21.7 6.7 8.9 12.2 12.8
留学 (n=16) 25.0 18.8 12.5 12.5 25.0 18.8
定住者 (n=135) 17.0 5.9 3.7 4.4 4.4 20.0
家族滞在 (n=206) 26.2 19.4 5.8 16.5 11.2 24.8
日本人の配偶者等 (n=155) 7.1 28.4 2.6 4.5 3.2 7.7
特定活動 (n=17) 41.2 11.8 11.8 17.6 5.9 17.6
永住者の配偶者等 (n=61) 13.1 31.1 4.9 6.6 4.9 24.6
その他の在留資格 (n=50) 22.0 18.0 12.0 10.0 2.0 8.0
特別永住者 (n=63) 3.2 12.7 1.6 3.2 1.6 1.6
養育費が高い
子育てに関する情報
が得られない
教育や子育てについ
ての悩みを相談できる
ところや人がいない
その他 特に困ったことはない 子育ての経験がない
全体 (n=1,367) 18.8 6.1 13.3 3.8 38.4 3.4
永住者 (n=443) 17.6 4.5 11.5 3.6 41.1 2.0
技能実習 (n=41) 19.5 2.4 2.4 2.4 70.7 12.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=180) 17.2 9.4 19.4 2.2 35.0 4.4
留学 (n=16) 31.3 ­ 12.5 18.8 18.8 ­
定住者 (n=135) 23.7 4.4 8.9 5.2 41.5 2.2
家族滞在 (n=206) 17.0 7.3 15.5 1.9 26.2 5.8
日本人の配偶者等 (n=155) 21.3 5.8 14.8 4.5 38.1 2.6
特定活動 (n=17) 35.3 11.8 11.8 ­ 29.4 5.9
永住者の配偶者等 (n=61) 24.6 11.5 19.7 3.3 21.3 1.6
その他の在留資格 (n=50) 12.0 10.0 14.0 16.0 36.0 6.0
特別永住者 (n=63) 12.7 1.6 7.9 ­ 68.3 1.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 105 -(3)【出生の場所別】子育てについての困りごと
子育てについての困りごとを出生の場所別にみると、
「養育費が高い」を除く全ての困り
ごとにおいて、
「国籍・地域と同じ」の割合が「日本」の割合よりも高くなっている。
図表 106 【出生の場所別】 子育てについての困りごと(複数回答)(%)子どもが日本語を
十分に理解できない
子どもが母国語
・母国文化を十分に
理解していない
子どもが保育所
・幼稚園になじめない
(いじめられている)
保育所や幼稚園に
子どもを入所させる
方法がわからない
子どもを預けようと
したが断られた
保育所、幼稚園など
の先生とのコミュニケー
ションがうまくとれない
全体 (n=1,367) 13.3 22.1 4.8 6.7 5.7 13.5
国籍・地域と同じ (n=1,187) 13.7 23.3 5.1 6.8 6.1 14.2
日本 (n=96) 8.3 12.5 2.1 4.2 1.0 4.2
それ以外 (n=81) 13.6 17.3 3.7 7.4 6.2 16.0
分からない (n=3) ­ ­ ­ 33.3 ­ ­
養育費が高い
子育てに関する情報
が得られない
教育や子育てについ
ての悩みを相談できる
ところや人がいない
その他 特に困ったことはない 子育ての経験がない
全体 (n=1,367) 18.8 6.1 13.3 3.8 38.4 3.4
国籍・地域と同じ (n=1,187) 18.3 6.4 14.2 4.0 36.7 3.5
日本 (n=96) 19.8 4.2 3.1 2.1 61.5 3.1
それ以外 (n=81) 23.5 3.7 11.1 3.7 37.0 2.5
分からない (n=3) 66.7 ­ 33.3 ­ ­ ­
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 106 -(4)【回答の際の使用言語別】子育てについての困りごと
子育てについての困りごとを回答の際の使用言語別にみると、
「中国語(簡体字)
」での回
答のうち
「子どもが母国語・母国文化を十分に理解していない」
(34.3%)
が、
「ベトナム語」
での回答のうち「保育所、幼稚園などの先生とのコミュニケーションがうまくとれない」
(24.1%)の割合が、全体と比較して割合が高くなっている。
図表 107 【回答の際の使用言語別】 子育てについての困りごと(複数回答)(%)子どもが日本語を
十分に理解できない
子どもが母国語
・母国文化を十分に
理解していない
子どもが保育所
・幼稚園になじめない
(いじめられている)
保育所や幼稚園に
子どもを入所させる
方法がわからない
子どもを預けようと
したが断られた
保育所、幼稚園など
の先生とのコミュニケー
ションがうまくとれない
全体 (n=1,367) 13.3 22.1 4.8 6.7 5.7 13.5
日本語 (n=385) 7.5 25.5 2.6 5.7 4.4 3.9
英語 (n=251) 17.9 16.7 6.4 8.0 9.2 22.7
中国語(簡体字) (n=321) 13.4 34.3 9.7 7.5 5.0 14.3
韓国語 (n=44) 20.5 27.3 ­ 4.5 ­ 9.1
ポルトガル語 (n=150) 14.7 5.3 1.3 2.0 1.3 15.3
ベトナム語 (n=141) 18.4 18.4 4.3 9.2 14.2 24.1
フィリピノ語 (n=46) 8.7 2.2 2.2 10.9 ­ 8.7
ネパール語 (n=29) 13.8 17.2 ­ 10.3 ­ 6.9
養育費が高い
子育てに関する情報
が得られない
教育や子育てについ
ての悩みを相談できる
ところや人がいない
その他 特に困ったことはない 子育ての経験がない
全体 (n=1,367) 18.8 6.1 13.3 3.8 38.4 3.4
日本語 (n=385) 19.2 6.0 11.7 3.1 44.4 2.3
英語 (n=251) 11.6 8.4 17.1 8.0 37.1 0.8
中国語(簡体字) (n=321) 17.4 5.6 16.5 2.2 31.2 5.0
韓国語 (n=44) 13.6 9.1 13.6 4.5 38.6 ­
ポルトガル語 (n=150) 25.3 4.7 8.0 4.7 44.7 2.7
ベトナム語 (n=141) 21.3 5.7 10.6 2.1 31.2 10.6
フィリピノ語 (n=46) 26.1 2.2 8.7 ­ 56.5 ­
ネパール語 (n=29) 41.4 3.4 13.8 3.4 24.1 3.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 107 -
4 子どもの日本語学習支援1
子どもの日本語の学習支援の状況についてみると、
「受けていない(支援の必要がない)
」が
58.3%と半数を超える。一方で、
「受けたいが、受けられていない(受けられなかった)
」とする
回答も 9.3%あった。
図表 108 子どもの日本語学習支援(単一回答)
5 子どもが日本語学習支援を受けたいが、受けられていない理由2
上記4の「受けたいが、受けられていない(受けられなかった)
」の回答の理由についてみる
と、
「日本語を学べる場所・サービスに関する情報が少ない」の割合が 32.5%で最も高く、次い
で、
「日本語教室・語学学校等の利用・受講料金が高い」
(31.2%)の順となっている。
図表 109 子どもが日本語学習支援を受けたいが、受けられていない理由(複数回答)
1・2
本設問においては、1人目の子どもから最大で 10 人目の子どもまでそれぞれの状況について回答いただいた上
で、それぞれの子どもの結果を合算して集計している。
- 108 -
6 学校・保育園等が休校・休園になった際の困りごと
学校・保育園等が休校
・休園になった際の困りごとをみると、「(子どもの世話をするために)
仕事を休まなければならなかった」が 41.4%で最も高くなっている。
図表 110 学校・保育園等が休校・休園になった際の困りごと(複数回答)
- 109 -
7 子どもの就学先及び子どもが就学していない理由3
(1)6歳〜15 歳の子どもについて
6歳〜15 歳の子どもの就学先をみると、
「日本の小学校に通っている」、「日本の中学校に
通っている」の合計は 75.2%となっている。また、
「通っていない」は 2.8%となっている。
「通っていない」の理由についてみると、
「日本に長く住むつもりはないから」が 43.1%
で最も多くなっている。
図表 111 (6歳〜15 歳の子ども)子どもの就学先(単一回答)
図表 112 (6歳〜15 歳の子ども)子どもが就学していない理由(複数回答)3本設問においては、1人目の子どもから最大で 10 人目の子どもまでそれぞれの状況について回答いただいた上
で、それぞれの子どもの結果を合算して集計している。また、得られた回答結果をそのまま集計したものであり、
就学先に確認を行ったものではない。
54.7% 20.5%
1.4% 0.1% 2.8%
8.6% 9.0%2.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(n=2,074)
日本の小学校に通っている
日本の中学校に通っている
日本の高校に通っている
日本の大学・大学院に通っている
日本の学校(小学校・中学校・高校・大学以外)に通っている
インターナショナルスクール・外国人学校に通っている
その他
通っていない
43.1%
19.0%8.6%5.2%5.2%3.4%1.7%1.7%1.7%1.7%0.0%24.1%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
日本に長く住むつもりはないから
日本語が分からないから
授業についていけないから
いじめや差別が心配だから
学校が近くにないから
母国と生活や習慣が違うから
幼い弟や妹などの面倒を見る必要があるから
働いているから
学校に入る手続が分からないから
日本の学校に外国人が通えることを知らなかったから
家事の手伝いをする必要があるから
その他
(n=58)
- 110 -
(2)16 歳〜18 歳の子どもについて
16 歳〜18 歳の子どもの就学先をみると、
「日本の高校に通っている」の割合が 65.6%で最
も高くなっている。また、
「通っていない」は 6.6%となっている。
「通っていない」の理由では、
「その他」を除くと、
「働いているから」が 18.5%で最も多
くなっている。また、
「その他」の具体的な理由をみると、
「新型コロナウイルス感染症の影
響で、日本語の学校に新しいクラスがなくなった」、「中学校に通っていたとき、勉強を諦め
てしまった」といった内容の記載があった。
図表 113 (16 歳〜18 歳の子ども)子どもの就学先(単一回答)
図表 114 (16 歳〜18 歳の子ども)子どもが就学していない理由(複数回答)2.6%2.8%
65.6%2.6%6.4% 10.0%3.3%6.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(n=422)
日本の小学校に通っている
日本の中学校に通っている
日本の高校に通っている
日本の大学・大学院に通っている
日本の学校(小学校・中学校・高校・大学以外)に通っている
インターナショナルスクール・外国人学校に通っている
その他
通っていない
18.5%
14.8%
11.1%
11.1%7.4%3.7%3.7%0.0%0.0%0.0%0.0%40.7%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
働いているから
日本語が分からないから
母国と生活や習慣が違うから
日本に長く住むつもりはないから
日本の学校に外国人が通えることを知らなかったから
授業についていけないから
学校に入る手続が分からないから
いじめや差別が心配だから
幼い弟や妹などの面倒を見る必要があるから
家事の手伝いをする必要があるから
学校が近くにないから
その他
(n=27)
- 111 -
8 子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、子どもが困っていることをみると、
「日本語が分からな
い」
(7.6%)が最も高くなっている。また、
「特に困っていない」は 69.7%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困っていない」の割合が 2.2 ポイント増加している。
図表 115 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>(複数回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 112 -(1)【国籍・地域別】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、子どもが困っていることを国籍・地域別にみると、回
答数が少ないため留意が必要であるが、
「インドネシア」及び「アメリカ合衆国」で「日本語
が分からない」の割合(それぞれ 20.8%、19.8%)が、
「ネパール」で「母語でサポートで
きる支援者がいない」の割合(17.2%)が、全体と比較して高くなっている。
図表 116 【国籍・地域別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,574) 7.6 5.9 5.8 3.7 3.6 4.7 4.5 5.1
中国 (n=846) 4.5 6.1 6.4 3.8 4.4 3.8 5.6 5.7
ベトナム (n=147) 8.8 5.4 4.8 5.4 5.4 12.9 4.8 6.1
韓国 (n=317) 1.3 1.3 1.9 1.3 0.6 0.6 1.6 2.8
フィリピン (n=242) 10.3 7.9 9.9 4.1 2.1 4.1 2.1 0.8
ブラジル (n=420) 10.7 10.0 6.0 5.7 5.2 5.5 6.2 9.8
ネパール (n=29) 17.2 3.4 3.4 3.4 6.9 17.2 10.3 ­
インドネシア (n=24) 20.8 12.5 4.2 4.2 4.2 12.5 4.2 4.2
アメリカ合衆国 (n=81) 19.8 2.5 4.9 6.2 4.9 2.5 4.9 2.5
台湾 (n=66) 1.5 3.0 3.0 3.0 1.5 3.0 ­ 3.0
タイ (n=33) 3.0 6.1 ­ ­ ­ 6.1 3.0 ­
その他 (n=369) 11.7 4.9 6.8 2.4 2.7 5.7 4.6 4.6
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人の
み)高校を中退し
たが、その後の進
路をどうしてよいか
分からず困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 4.7 5.2 1.2 3.5 0.5 2.6 69.7
中国 (n=846) 6.6 6.3 1.8 4.1 0.1 2.2 68.9
ベトナム (n=147) 10.9 6.1 ­ 6.1 0.7 2.0 65.3
韓国 (n=317) 1.9 3.5 0.3 0.3 0.3 1.6 87.4
フィリピン (n=242) 0.8 5.0 1.7 4.1 0.8 5.0 64.0
ブラジル (n=420) 6.0 5.5 1.4 3.8 1.4 2.4 63.8
ネパール (n=29) 3.4 ­ 3.4 3.4 ­ 3.4 51.7
インドネシア (n=24) 4.2 4.2 ­ 4.2 ­ ­ 54.2
アメリカ合衆国 (n=81) 2.5 3.7 1.2 8.6 ­ 4.9 65.4
台湾 (n=66) 3.0 4.5 1.5 1.5 ­ 3.0 83.3
タイ (n=33) 3.0 3.0 ­ ­ ­ ­ 81.8
その他 (n=369) 2.4 5.1 0.5 2.7 0.3 2.7 68.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下83.381.887.4 - 113 -(2)【配偶者の国籍・地域別】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、子どもが困っていることを配偶者の国籍・地域別にみ
ると、多くの困りごとの項目で「日本以外の国籍・地域(あなたと同じ国籍・地域)
」の割合
が「日本」の割合を上回っている。
図表 117 【配偶者の国籍・地域別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,161) 7.8 6.0 5.7 3.8 4.0 5.0 4.8 5.4
日本 (n=912) 5.9 3.9 3.9 3.3 1.6 2.3 2.9 4.3
日本以外の国籍・地域
(あなたと同じ国籍・地域)
(n=1,174) 9.2 7.3 7.2 4.3 5.7 6.7 6.2 6.1
日本以外の国籍・地域
(あなたと異なる国籍・地域)
(n=75) 9.3 10.7 4.0 2.7 5.3 12.0 5.3 8.0
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人の
み)高校を中退し
たが、その後の進
路をどうしてよいか
分からず困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,161) 4.9 5.5 1.1 3.4 0.3 2.0 69.7
日本 (n=912) 3.3 4.6 1.2 3.2 0.3 2.3 77.0
日本以外の国籍・地域
(あなたと同じ国籍・地域)
(n=1,174) 6.4 5.9 1.1 3.7 0.3 1.8 64.3
日本以外の国籍・地域
(あなたと異なる国籍・地域)
(n=75) ­ 9.3 ­ 1.3 ­ 2.7 66.7
- 114 -(3)【在留資格別】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、子どもが困っていることを在留資格別にみると、
「定
住者」、「家族滞在」及び「永住者の配偶者等」において、全体と比較して割合が高い項目が
多くなっている。
図表 118 【在留資格別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,574) 7.6 5.9 5.8 3.7 3.6 4.7 4.5 5.1
永住者 (n=1,261) 5.6 4.4 5.8 4.5 2.6 3.0 3.6 5.2
技能実習 (n=43) 9.3 4.7 7.0 ­ 4.7 4.7 7.0 2.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=165) 8.5 6.1 4.2 3.0 4.8 7.3 5.5 5.5
留学 (n=11) 27.3 ­ ­ ­ 9.1 ­ ­ ­
定住者 (n=249) 16.9 13.3 6.8 3.6 6.0 7.6 6.8 8.0
家族滞在 (n=238) 12.2 10.1 8.4 3.4 7.1 13.9 9.7 5.5
日本人の配偶者等 (n=240) 5.0 3.8 4.6 3.3 1.7 1.7 2.9 3.8
特定活動 (n=17) 5.9 5.9 5.9 ­ 5.9 ­ ­ 5.9
永住者の配偶者等 (n=93) 16.1 10.8 5.4 6.5 7.5 10.8 7.5 6.5
その他の在留資格 (n=67) 4.5 6.0 11.9 3.0 4.5 4.5 3.0 3.0
特別永住者 (n=190) 1.6 2.1 2.1 0.5 0.5 ­ 1.1 2.1
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人の
み)高校を中退し
たが、その後の進
路をどうしてよいか
分からず困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 4.7 5.2 1.2 3.5 0.5 2.6 69.7
永住者 (n=1,261) 4.4 5.7 1.0 3.5 0.3 1.7 72.8
技能実習 (n=43) 2.3 7.0 ­ ­ 2.3 4.7 69.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=165) 7.9 4.2 0.6 3.0 ­ 4.2 65.5
留学 (n=11) ­ ­ ­ ­ ­ 9.1 63.6
定住者 (n=249) 4.0 5.2 2.0 4.4 0.8 2.0 55.0
家族滞在 (n=238) 6.7 5.9 1.7 5.5 0.4 2.9 58.0
日本人の配偶者等 (n=240) 4.2 4.6 2.9 3.3 0.4 3.8 74.2
特定活動 (n=17) 5.9 ­ ­ ­ ­ 11.8 70.6
永住者の配偶者等 (n=93) 8.6 8.6 1.1 4.3 1.1 3.2 53.8
その他の在留資格 (n=67) 4.5 3.0 ­ 7.5 1.5 7.5 70.1
特別永住者 (n=190) 2.1 2.6 ­ 0.5 0.5 2.1 88.9
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下88.9 - 115 -(4)【日本語能力別(話す・聞く)
】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること子どもが通っている学校において、
子どもが困っていることを日本語能力別
(話す・聞く)
にみると、
「基本的な挨拶の会話はできる」及び「日本語での会話はほとんどできない」にお
いて、全体と比較して困りごとの割合が高い項目が多くなっている。
図表 119 【日本語能力別(話す・聞く)】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>
(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,384) 8.1 6.3 6.1 4.0 3.8 5.1 4.8 5.3
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=668) 3.9 1.9 4.6 3.0 1.5 1.8 2.2 3.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=250) 6.0 3.2 4.8 4.8 3.2 3.6 3.6 5.2
長い会話に参加できる (n=218) 7.3 8.7 8.7 6.4 3.7 4.1 4.6 8.7
身近な話題についての
会話はできる
(n=271) 5.9 5.9 8.9 6.3 3.3 4.8 7.0 7.0
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=537) 9.3 8.2 5.8 3.4 4.3 7.4 5.0 5.8
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=347) 15.9 10.7 6.1 3.2 7.8 9.5 6.9 4.9
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=93) 16.1 12.9 7.5 3.2 6.5 5.4 10.8 6.5
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人のみ)
高校を中退したが、
その後の進路をどう
してよいか分からず
困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,384) 4.9 5.5 1.3 3.8 0.5 2.6 68.2
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=668) 3.4 4.2 0.6 3.3 ­ 1.6 80.1
効果的に言葉を
使うことができる
(n=250) 5.6 6.8 0.4 3.2 0.4 2.0 75.6
長い会話に参加できる (n=218) 4.1 7.3 1.4 3.7 ­ 3.7 59.6
身近な話題についての
会話はできる
(n=271) 5.2 7.0 4.1 6.3 1.5 2.2 66.1
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=537) 6.0 6.3 1.1 3.4 0.7 2.4 65.0
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=347) 6.3 3.5 0.9 3.7 0.3 3.7 57.9
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=93) 3.2 4.3 3.2 4.3 1.1 6.5 45.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下80.1 - 116 -(5)【出生の場所別】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、
子どもが困っていることを出生の場所別にみると、
「高
校を中退したが、その後の進路をどうしてよいか分からず困っている」を除く全ての困りご
との項目において、
「国籍・地域と同じ」の割合が「日本」の割合を上回っている。
図表 120 【出生の場所別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,574) 7.6 5.9 5.8 3.7 3.6 4.7 4.5 5.1
国籍・地域と同じ (n=2,206) 8.0 6.6 6.1 3.9 3.9 4.8 4.7 5.5
日本 (n=202) 0.5 0.5 1.5 1.0 ­ 1.0 1.5 1.5
それ以外 (n=164) 11.0 4.3 6.7 4.3 3.0 7.9 5.5 3.7
分からない (n=2) ­ ­ ­ ­ ­ ­ ­ ­
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人の
み)高校を中退し
たが、その後の進
路をどうしてよいか
分からず困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 4.7 5.2 1.2 3.5 0.5 2.6 69.7
国籍・地域と同じ (n=2,206) 5.0 5.4 1.4 3.7 0.3 2.6 68.2
日本 (n=202) 1.5 3.0 ­ 0.5 0.5 2.0 90.1
それ以外 (n=164) 4.9 5.5 ­ 5.5 2.4 2.4 65.2
分からない (n=2) ­ ­ 50.0 ­ ­ ­ 50.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下90.1 - 117 -(6)【回答の際の使用言語別】子どもが通っている学校において、子どもが困っていること
子どもが通っている学校において、子どもが困っていることを回答の際の使用言語別にみ
ると、回答数が少ないものについては留意が必要であるが、
「英語」での回答のうち「日本語
が分からない」の割合(18.9%)が、
「ベトナム語」及び「ネパール語」での回答のうち「母
語でサポートできる支援者がいない」の割合(それぞれ 15.0%、21.1%)が、全体と比較し
て高くなっている。
図表 121 【回答の際の使用言語別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<子どもについて>
(複数回答)(%)日本語が
分からない
授業の内容が
理解できない
いじめられる
先生、職員の配
慮が足りない
日本語指導を
専門とする支援者
がいない
母語でサポート
できる支援者が
いない
友だちがいない
・できない
進路について
具体的なイメージ
を持てない
全体 (n=2,574) 7.6 5.9 5.8 3.7 3.6 4.7 4.5 5.1
日本語 (n=809) 1.9 3.0 4.0 3.0 1.2 2.1 1.7 4.7
英語 (n=433) 18.9 6.0 8.3 4.4 2.5 5.5 5.1 3.5
中国語(簡体字) (n=554) 6.0 8.1 6.9 3.1 6.1 5.2 6.9 4.9
韓国語 (n=121) 2.5 2.5 2.5 1.7 1.7 1.7 2.5 4.1
ポルトガル語 (n=408) 11.3 10.0 6.1 5.4 5.4 5.6 6.6 9.1
ベトナム語 (n=120) 9.2 5.8 5.0 5.8 6.7 15.0 5.8 7.5
フィリピノ語 (n=110) 2.7 6.4 7.3 3.6 2.7 3.6 3.6 ­
ネパール語 (n=19) 15.8 ­ 5.3 5.3 10.5 21.1 5.3 ­
進路や学校生活
などについて相談
できる人がいない
受験に合格できる
か不安
不登校
になってしまう
精神面での不安を
抱えている
(子どもが高校に
通っている人の
み)高校を中退し
たが、その後の進
路をどうしてよいか
分からず困っている
その他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 4.7 5.2 1.2 3.5 0.5 2.6 69.7
日本語 (n=809) 4.1 4.8 0.9 3.0 0.2 1.7 80.3
英語 (n=433) 2.1 4.8 0.5 3.0 0.5 4.4 59.8
中国語(簡体字) (n=554) 6.5 6.0 2.2 4.3 0.2 2.7 66.2
韓国語 (n=121) 2.5 5.0 0.8 0.8 ­ 2.5 80.2
ポルトガル語 (n=408) 5.6 5.9 1.2 3.7 1.5 2.0 63.0
ベトナム語 (n=120) 13.3 6.7 ­ 7.5 0.8 1.7 63.3
フィリピノ語 (n=110) ­ 3.6 2.7 3.6 ­ 4.5 71.8
ネパール語 (n=19) 5.3 ­ 5.3 5.3 ­ ­ 47.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下80.380.2
- 118 -
9 子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、親として困っていることをみると、
「先生とうまく意思
が通じない」
(14.2%)の回答の割合が最も高く、
「学校の保護者会(PTA)の仕組みが分から
ない」
(13.2%)が続く。また、
「特に困っていない」の割合は 55.4%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「特に困っていない」の割合が 12.2 ポイント増加しているほ
か、多くの困りごとの割合が減少している。
図表 122 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 119 -(1)【国籍・地域別】子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、親として困っていることを国籍・地域別にみると、回
答数が少ないものについては留意が必要だが、
「ベトナム」で「子どもが母語を忘れてしま
う」
(22.4%)及び「親同士の付き合いに馴染めていない」
(24.5%)が、
「ネパール」で「学
校からのお知らせの内容が分からない」
(31.0%)及び「在留資格が奨学金対象外のため、進
学させてあげられない」(17.2%)が、
「インドネシア」及び「アメリカ合衆国」で「学校から
のお知らせの内容が分からない」
(それぞれ 20.8%、
21.0%)が、
全体の割合と比較して高い。
図表 123 【国籍・地域別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,574) 14.2 9.8 12.0 7.8 13.2 11.7
中国 (n=846) 14.1 4.1 17.6 7.8 12.1 10.8
ベトナム (n=147) 21.1 15.0 22.4 14.3 18.4 24.5
韓国 (n=317) 0.9 0.6 7.6 6.3 4.7 9.5
フィリピン (n=242) 13.6 14.0 4.5 7.4 15.3 10.7
ブラジル (n=420) 22.9 16.7 9.5 6.2 17.1 11.2
ネパール (n=29) 17.2 31.0 20.7 3.4 6.9 6.9
インドネシア (n=24) 16.7 20.8 8.3 12.5 20.8 20.8
アメリカ合衆国 (n=81) 17.3 21.0 7.4 11.1 17.3 6.2
台湾 (n=66) 7.6 3.0 15.2 7.6 15.2 18.2
タイ (n=33) 3.0 18.2 ­ 6.1 3.0 6.1
その他 (n=369) 14.6 13.3 7.9 7.9 14.9 12.2
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 8.0 11.0 1.8 5.9 2.5 55.4
中国 (n=846) 8.2 10.6 2.2 6.7 2.5 52.5
ベトナム (n=147) 13.6 10.2 0.7 3.4 1.4 46.9
韓国 (n=317) 3.5 9.8 0.9 2.5 1.9 71.9
フィリピン (n=242) 5.8 9.5 2.1 7.0 3.3 54.1
ブラジル (n=420) 9.3 19.0 1.4 9.5 2.4 46.2
ネパール (n=29) ­ 10.3 17.2 3.4 ­ 44.8
インドネシア (n=24) 4.2 8.3 ­ ­ 4.2 41.7
アメリカ合衆国 (n=81) 13.6 4.9 3.7 ­ 2.5 56.8
台湾 (n=66) 10.6 15.2 ­ 4.5 1.5 65.2
タイ (n=33) 3.0 3.0 ­ ­ 3.0 66.7
その他 (n=369) 8.9 6.2 1.4 5.4 3.3 61.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下71.9 - 120 -(2)【配偶者の国籍・地域別】子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、親として困っていることを配偶者の国籍・地域別にみ
ると、
「日本の学校の仕組みが分からない」を除く、全ての困りごとの項目で「日本以外の国
籍・地域(あなたと同じ国籍・地域)
」の割合が「日本」の割合を上回っている。
図表 124 【配偶者の国籍・地域別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,161) 14.7 9.9 13.1 8.2 14.2 12.5
日本 (n=912) 11.1 9.5 9.6 8.3 13.2 10.5
日本以外の国籍・地域
(あなたと同じ国籍・地域)
(n=1,174) 17.7 9.9 15.6 8.3 15.0 13.9
日本以外の国籍・地域
(あなたと異なる国籍・地域)
(n=75) 12.0 16.0 16.0 5.3 14.7 16.0
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,161) 8.4 11.3 1.8 6.0 2.3 54.1
日本 (n=912) 7.8 9.3 1.1 4.7 1.9 60.4
日本以外の国籍・地域
(あなたと同じ国籍・地域)
(n=1,174) 9.0 12.6 2.3 6.7 2.7 49.3
日本以外の国籍・地域
(あなたと異なる国籍・地域)
(n=75) 6.7 16.0 2.7 9.3 ­ 52.0
- 121 -(3)【在留資格別】子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、親として困っていることを在留資格別にみると、
「定
住者」
及び
「家族滞在」
において
「先生とうまく意思が通じない」
の割合
(それぞれ 25.7%、
25.2%)が全体と比較して高くなっている。
図表 125 【在留資格別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,574) 14.2 9.8 12.0 7.8 13.2 11.7
永住者 (n=1,261) 10.9 9.0 14.7 6.9 11.7 11.7
技能実習 (n=43) 18.6 7.0 2.3 4.7 4.7 2.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=165) 13.3 4.8 13.9 7.3 10.3 12.1
留学 (n=11) 27.3 36.4 45.5 9.1 18.2 18.2
定住者 (n=249) 25.7 15.7 5.2 4.8 18.1 11.2
家族滞在 (n=238) 25.2 13.4 16.0 12.6 21.4 21.0
日本人の配偶者等 (n=240) 13.8 12.9 9.2 12.1 15.8 12.1
特定活動 (n=17) 11.8 ­ 5.9 ­ 17.6 5.9
永住者の配偶者等 (n=93) 21.5 14.0 12.9 15.1 20.4 14.0
その他の在留資格 (n=67) 14.9 9.0 7.5 13.4 17.9 9.0
特別永住者 (n=190) 3.2 0.5 2.6 2.1 1.6 2.1
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 8.0 11.0 1.8 5.9 2.5 55.4
永住者 (n=1,261) 7.9 11.9 1.1 7.1 2.1 55.4
技能実習 (n=43) 11.6 ­ 4.7 7.0 4.7 69.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=165) 2.4 8.5 1.8 3.0 4.8 55.8
留学 (n=11) 18.2 9.1 ­ 18.2 9.1 18.2
定住者 (n=249) 7.2 14.5 1.6 4.4 2.0 45.8
家族滞在 (n=238) 15.5 12.2 6.7 7.1 2.5 45.0
日本人の配偶者等 (n=240) 9.2 7.1 0.8 4.2 1.7 57.5
特定活動 (n=17) ­ 11.8 5.9 ­ ­ 64.7
永住者の配偶者等 (n=93) 8.6 15.1 2.2 7.5 1.1 46.2
その他の在留資格 (n=67) 10.4 7.5 1.5 4.5 6.0 50.7
特別永住者 (n=190) 1.6 7.4 1.1 1.6 3.7 82.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下82.669.8
- 122 -(4)【日本語能力別(話す・聞く)
】子どもが通っている学校において、親として困っていること子どもが通っている学校において、
親として困っていることを日本語能力別
(話す・聞く)
にみると、
「基本的な挨拶の会話はできる」及び「日本語での会話はほとんどできない」で
「先生とうまく意思が通じない」の割合(それぞれ 32.9%、34.4%)が全体と比較して高く
なっている。
図表 126 【日本語能力別(話す・聞く)】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,384) 15.1 10.5 12.8 8.2 14.1 12.5
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=668) 3.4 2.1 14.2 5.8 9.3 11.5
効果的に言葉を
使うことができる
(n=250) 10.0 8.0 12.8 7.6 12.8 10.8
長い会話に参加できる (n=218) 6.9 8.7 17.0 10.1 17.4 12.8
身近な話題についての
会話はできる
(n=271) 17.0 13.7 14.8 11.8 21.4 13.7
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=537) 19.4 15.3 11.2 7.8 14.3 14.3
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=347) 32.9 18.7 8.4 8.9 15.0 12.1
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=93) 34.4 14.0 12.9 11.8 19.4 9.7
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,384) 8.5 11.2 1.9 6.2 2.4 53.2
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=668) 5.7 8.5 0.9 2.8 1.8 64.2
効果的に言葉を
使うことができる
(n=250) 8.0 12.0 2.8 4.4 4.0 56.0
長い会話に参加できる (n=218) 6.9 11.9 0.9 8.3 3.7 49.5
身近な話題についての
会話はできる
(n=271) 10.3 14.0 1.8 10.0 1.5 50.2
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=537) 10.1 11.7 2.4 7.4 1.9 50.3
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=347) 11.2 11.8 2.9 8.4 2.6 43.5
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=93) 9.7 14.0 2.2 4.3 4.3 37.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 123 -(5)【出生の場所別】子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、
親として困っていることを出生の場所別にみると、
「そ
の他」を除く、全ての困りごとの項目で「国籍・地域と同じ」の割合が「日本」の割合を上
回っている。
図表 127 【出生の場所別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,574) 14.2 9.8 12.0 7.8 13.2 11.7
国籍・地域と同じ (n=2,206) 15.2 10.0 13.1 8.3 14.4 12.5
日本 (n=202) 1.5 2.0 3.0 1.0 1.5 2.5
それ以外 (n=164) 15.2 16.5 9.8 9.1 12.2 12.8
分からない (n=2) 50.0 ­ ­ ­ ­ ­
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 8.0 11.0 1.8 5.9 2.5 55.4
国籍・地域と同じ (n=2,206) 8.5 11.3 1.9 6.2 2.4 52.9
日本 (n=202) 1.0 8.9 1.0 1.0 3.5 83.7
それ以外 (n=164) 10.4 8.5 1.8 7.3 3.0 55.5
分からない (n=2) ­ ­ 50.0 ­ ­ ­
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下83.7 - 124 -(6)【回答の際の使用言語別】子どもが通っている学校において、親として困っていること
子どもが通っている学校において、親として困っていることを回答の際の使用言語別にみ
ると、
「ポルトガル語」での回答のうち「先生とうまく意思が通じない」
(24.3%)が、
「ベト
ナム語」での回答のうち「子どもが母語を忘れてしまう」
(23.3%)及び「親同士の付き合い
に馴染めていない」
(27.5%)の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 128 【回答の際の使用言語別】 小学校・中学校・高校・大学における困りごと<親として>(複数回答)(%)先生とうまく意思が
通じない
学校からの
お知らせの内容が
分からない
子どもが母語を
忘れてしまう
日本の学校の
仕組みが
分からない
学校の保護者会
(PTA)の仕組
みが分からない
親同士の付き合い
に馴染めていない
全体 (n=2,574) 14.2 9.8 12.0 7.8 13.2 11.7
日本語 (n=809) 4.0 4.4 11.6 5.8 10.1 10.3
英語 (n=433) 19.9 17.8 7.2 9.9 18.2 13.4
中国語(簡体字) (n=554) 19.5 5.8 16.8 7.8 11.6 9.6
韓国語 (n=121) 2.5 1.7 17.4 15.7 11.6 20.7
ポルトガル語 (n=408) 24.3 16.4 8.8 5.9 15.9 9.8
ベトナム語 (n=120) 23.3 15.8 23.3 16.7 19.2 27.5
フィリピノ語 (n=110) 4.5 9.1 1.8 3.6 10.9 6.4
ネパール語 (n=19) 21.1 42.1 26.3 ­ 5.3 10.5
受験や入学手続
が分からない
学費が高い
在留資格が
奨学金対象外
のため、進学させ
てあげられない
進路について
相談されても
助けてあげられないその他 特に困っていない
全体 (n=2,574) 8.0 11.0 1.8 5.9 2.5 55.4
日本語 (n=809) 4.4 9.6 1.1 3.6 2.1 66.0
英語 (n=433) 10.6 4.4 2.3 3.7 3.2 54.0
中国語(簡体字) (n=554) 10.3 12.1 2.3 8.3 2.7 50.2
韓国語 (n=121) 7.4 12.4 1.7 5.0 1.7 47.9
ポルトガル語 (n=408) 8.8 18.9 1.5 9.6 2.5 47.3
ベトナム語 (n=120) 15.0 10.8 0.8 2.5 1.7 44.2
フィリピノ語 (n=110) 3.6 9.1 1.8 10.0 3.6 63.6
ネパール語 (n=19) ­ 15.8 21.1 5.3 ­ 31.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 125 -
III.9 仕事
1 就労(パート・アルバイトを含む)の有無
就労の有無をみると、
「働いている」の割合が最も高く 79.8%となっている。また、
「日本で
働いたことはない」は 7.4%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「働いている」が 1.9 ポイント増加している。
図表 129 就労の有無(単一回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
79.8%
76.9%
12.8%
15.0%7.4%8.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
令和3年度調査(n=7,982)
令和2年度調査(n=1,600)
働いている 以前日本で働いていたが、今は働いていない 日本で働いたことはない
- 126 -(1)【在留資格別】就労(パート・アルバイトを含む)の有無
就労の有無を在留資格別にみると、
「働いている」
の割合は、
「技術・人文知識・国際業務」
が最も高く 96.6%となっており、次いで、
「技能実習」
(94.4%)となっている。
図表 130 【在留資格別】 就労の有無(単一回答)
23.2%
- 127 -
2 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
現在の仕事の困りごとをみると、
「給料が低い」の割合が最も高く(35.6%)
、次いで、
「採
用、配属、昇進面で日本人と比べて不利に扱われている」
(12.6%)の順となっている。また、
「特にない」の割合は 41.7%となっている。
令和2年度調査と比較すると、
「特にない」の割合は増加しているものの、
「給料が少ない」
等、割合が増加している困りごとも複数ある。
図表 131 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)
- 128 -
【参考】 令和2年度調査との比較
- 129 -(1)【国籍・地域別】仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
仕事
(パート・アルバイトを含む)
における困りごとを国籍・地域別にみると、
「ベトナム」
において「給料が低い」
(50.0%)、「毎月の給料の変動が大きい」
(21.8%)の割合が全体と
比較して高くなっている。
図表 132 【国籍・地域別】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=6,369) 35.6 10.7 10.4 11.9 7.5 4.4 7.0 2.6
中国 (n=1,669) 32.5 5.8 8.9 8.5 7.7 6.7 7.2 1.0
ベトナム (n=1,195) 50.0 21.8 8.2 12.1 2.7 4.0 11.9 4.5
韓国 (n=633) 23.1 4.9 8.8 8.4 7.4 2.2 2.2 1.4
フィリピン (n=466) 40.1 12.4 7.3 11.4 5.4 1.3 5.2 2.4
ブラジル (n=781) 32.8 15.6 15.4 15.9 14.3 3.7 7.9 4.7
ネパール (n=159) 40.3 11.9 10.7 19.5 9.4 2.5 8.8 3.1
インドネシア (n=138) 36.2 7.2 6.5 13.8 5.8 2.9 4.3 5.8
アメリカ合衆国 (n=171) 23.4 7.0 11.7 14.6 7.0 8.2 3.5 0.6
台湾 (n=194) 40.2 4.1 18.6 16.5 12.9 6.7 12.9 2.6
タイ (n=72) 38.9 8.3 6.9 6.9 8.3 1.4 4.2 1.4
その他 (n=891) 31.1 6.6 13.4 14.1 7.4 4.3 3.1 1.7
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=6,369) 5.6 7.7 4.7 1.6 12.6 8.5 2.9 41.7
中国 (n=1,669) 4.9 5.6 5.0 1.0 14.7 9.2 2.4 44.5
ベトナム (n=1,195) 7.8 13.3 4.9 1.3 17.9 4.6 1.6 29.7
韓国 (n=633) 3.6 3.9 4.1 1.3 5.4 5.4 2.8 58.9
フィリピン (n=466) 6.2 4.9 3.4 1.3 6.7 6.9 4.3 39.3
ブラジル (n=781) 6.1 9.1 1.8 1.7 16.5 12.2 2.2 41.4
ネパール (n=159) 7.5 11.3 6.3 5.7 15.1 13.2 1.3 32.1
インドネシア (n=138) 8.0 8.0 5.8 0.7 5.8 10.9 1.4 42.8
アメリカ合衆国 (n=171) 1.8 2.3 6.4 4.7 9.9 7.6 10.5 46.2
台湾 (n=194) 8.8 13.4 11.9 1.5 17.5 14.9 4.1 33.5
タイ (n=72) 6.9 4.2 5.6 1.4 6.9 11.1 1.4 41.7
その他 (n=891) 4.0 6.4 4.9 2.1 7.2 9.4 4.6 44.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下50.058.9
- 130 -(2)【在留資格別】仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごとを在留資格別にみると、
「技能実習」
で「給料が低い」
(50.5%)が全体と比較して割合が高くなっている。
令和2年度調査と比較すると、
「技能実習」において、割合が増加している項目が多い。
図表 133 【在留資格別】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=6,369) 35.6 10.7 10.4 11.9 7.5 4.4 7.0 2.6
永住者 (n=1,870) 29.8 8.0 10.3 11.0 8.7 2.9 5.1 1.7
技能実習 (n=911) 50.5 18.1 8.5 10.9 2.3 3.3 10.4 5.7
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,111) 37.6 7.3 16.0 15.7 6.3 7.1 9.4 1.7
留学 (n=462) 39.0 19.3 5.2 10.8 9.3 8.4 9.3 1.1
定住者 (n=481) 32.6 16.0 15.6 12.7 11.6 5.6 8.1 4.4
家族滞在 (n=267) 41.9 11.6 1.9 9.0 10.1 4.9 5.2 1.1
日本人の配偶者等 (n=352) 33.0 5.7 10.2 12.8 12.5 4.3 5.1 2.8
特定活動 (n=148) 43.9 14.2 9.5 12.2 8.1 4.7 8.8 4.1
永住者の配偶者等 (n=111) 31.5 9.0 9.9 7.2 8.1 3.6 5.4 0.9
その他の在留資格 (n=284) 28.9 5.6 7.7 12.3 5.6 2.5 3.2 3.2
特別永住者 (n=372) 22.3 5.9 7.8 9.7 4.6 1.6 2.4 1.3
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=6,369) 5.6 7.7 4.7 1.6 12.6 8.5 2.9 41.7
永住者 (n=1,870) 4.5 5.9 2.0 1.4 10.6 7.8 2.9 47.5
技能実習 (n=911) 7.7 11.0 3.6 0.4 15.8 4.9 1.6 33.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,111) 6.8 11.9 8.7 1.3 17.1 14.8 3.4 34.9
留学 (n=462) 6.5 3.9 7.1 3.2 14.1 6.5 1.3 32.9
定住者 (n=481) 5.0 6.9 3.7 1.7 13.9 11.0 2.7 39.3
家族滞在 (n=267) 2.6 8.6 10.1 2.2 12.0 6.7 3.7 36.3
日本人の配偶者等 (n=352) 6.3 7.1 5.7 2.8 9.4 10.2 3.4 45.2
特定活動 (n=148) 7.4 7.4 2.7 2.0 12.8 6.1 1.4 34.5
永住者の配偶者等 (n=111) 3.6 8.1 8.1 3.6 12.6 10.8 3.6 46.8
その他の在留資格 (n=284) 4.6 6.7 5.3 2.5 8.8 6.0 8.8 46.5
特別永住者 (n=372) 4.6 2.4 1.1 0.8 4.6 3.0 1.6 65.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下50.565.6
- 131 -
【参考】令和2年度調査との比較
1永住者
- 132 -
2技能実習
3技術・人文知識・国際業務
- 133 -
4留学
5定住者
- 134 -
図表 134 ×ばつ地理区分別】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=1,870) 29.8 8.0 10.3 11.0 8.7 2.9 5.1 1.7
東アジア (n=787) 26.4 4.2 8.3 7.0 7.2 3.6 5.2 0.8
東南・南アジア (n=256) 38.7 12.1 7.4 10.5 3.9 0.8 4.7 2.0
南米 (n=479) 32.6 14.2 12.9 15.4 14.4 2.9 6.9 3.8
北米・欧州・オセアニア (n=64) 23.4 3.1 12.5 10.9 4.7 6.3 3.1 1.6
その他 (n=284) 27.8 5.3 13.4 14.8 8.1 2.5 2.5 0.7
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=1,870) 4.5 5.9 2.0 1.4 10.6 7.8 2.9 47.5
東アジア (n=787) 3.3 4.7 1.9 1.3 10.7 7.1 2.3 51.2
東南・南アジア (n=256) 6.3 5.5 2.3 0.4 7.0 6.3 2.7 42.2
南米 (n=479) 6.7 9.4 0.8 1.0 14.4 10.4 2.1 44.3
北米・欧州・オセアニア (n=64) 1.6 ­ 4.7 3.1 10.9 6.3 4.7 56.3
その他 (n=284) 3.2 5.3 3.5 2.8 7.4 6.7 6.0 45.8
- 135 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごとを日本語能力別(話す・聞く)にみ
ると、日本語能力が低いほど、
「給料が低い」の割合が高くなる傾向がある。
図表 135 【日本語能力別(話す・聞く)】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=5,997) 36.4 11.0 10.6 12.0 7.7 4.6 7.3 2.6
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,498) 28.4 5.9 10.8 9.6 7.5 4.0 5.9 1.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=641) 33.7 9.0 12.3 12.9 8.6 5.9 7.5 1.9
長い会話に参加できる (n=560) 36.6 9.8 10.0 14.3 7.3 7.1 7.5 3.0
身近な話題についての
会話はできる
(n=865) 41.6 13.5 10.1 13.4 6.7 6.1 9.1 3.4
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,377) 39.5 13.3 9.5 12.3 8.4 4.2 6.7 3.6
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=876) 40.6 15.9 10.5 11.9 7.5 2.7 8.1 3.1
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=180) 41.7 10.6 15.0 12.8 7.2 1.7 8.3 2.2
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=5,997) 5.7 8.0 4.9 1.6 13.1 8.8 3.0 40.2
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,498) 4.9 5.4 2.1 1.2 10.6 7.8 3.8 48.9
効果的に言葉を
使うことができる
(n=641) 4.5 7.3 4.7 1.6 13.3 9.7 2.3 41.0
長い会話に参加できる (n=560) 6.1 9.6 6.8 2.1 13.6 10.2 2.9 37.0
身近な話題についての
会話はできる
(n=865) 7.2 8.7 5.1 1.4 14.2 9.8 2.9 35.4
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,377) 5.7 9.4 4.9 1.7 13.7 8.6 3.0 38.5
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=876) 5.9 9.6 7.3 1.9 15.0 8.4 2.3 35.7
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=180) 6.1 6.1 11.1 2.2 13.9 8.9 3.3 33.3
- 136 -(4)【出生の場所別】仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごとを出生の場所別にみると、多くの困
りごとの項目で「日本」よりも「国籍・地域と同じ」の方が割合が高くなっており、特に「採
用、配属、昇進面で日本人と比べて不利に扱われている」や「スキルアップのための研修・
支援が限られている」においてその差が大きくなっている。
図表 136 【出生の場所別】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=6,369) 35.6 10.7 10.4 11.9 7.5 4.4 7.0 2.6
国籍・地域と同じ (n=5,182) 35.6 10.5 10.7 12.3 8.0 4.7 7.2 2.5
日本 (n=641) 32.9 10.5 9.8 10.1 4.7 2.2 4.7 3.1
それ以外 (n=525) 38.3 12.8 8.6 9.9 6.5 5.1 7.4 2.5
分からない (n=21) 42.9 4.8 4.8 9.5 4.8 ­ 4.8 4.8
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=6,369) 5.6 7.7 4.7 1.6 12.6 8.5 2.9 41.7
国籍・地域と同じ (n=5,182) 5.8 8.1 5.1 1.5 13.6 9.4 3.0 40.6
日本 (n=641) 4.1 3.7 1.7 1.7 6.9 2.7 1.7 53.5
それ以外 (n=525) 6.1 8.6 4.0 2.3 10.3 6.5 3.6 37.3
分からない (n=21) 4.8 ­ 4.8 4.8 9.5 4.8 ­ 52.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上
- 137 -(5)【回答の際の使用言語別】仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと
仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごとを回答の際の使用言語別にみると、
「ベトナム語」
での回答のうち
「給料が低い」
(50.5%)、「毎月の給料の変動が大きい」
(23.0%)
の割合が全体と比較して高くなっている。
また、
「日本語」
での回答のうち全ての困りごとの
割合が全体と比較して低くなっている。
図表 137 【回答の際の使用言語別】 仕事(パート・アルバイトを含む)における困りごと(複数回答)(%)給料が低い
毎月の給料の
変動が大きい
労働時間が長い 休みが取りにくい
雇用形態が
不安定である
業務の内容が
単純である
・つまらない
職場での
人間関係が
うまくいかない
危険な仕事が
多い
全体 (n=6,369) 35.6 10.7 10.4 11.9 7.5 4.4 7.0 2.6
日本語 (n=1,752) 29.2 5.0 10.1 10.1 6.8 2.8 5.7 1.4
英語 (n=1,058) 33.7 8.9 13.5 16.5 7.8 4.9 3.1 2.2
中国語(簡体字) (n=1,185) 36.1 7.1 9.2 9.2 8.5 8.7 8.0 1.6
韓国語 (n=262) 25.2 3.8 11.1 6.9 9.5 3.1 2.7 1.5
ポルトガル語 (n=704) 33.1 15.8 14.2 15.8 14.9 3.3 7.5 4.7
ベトナム語 (n=1,116) 50.5 23.0 8.1 11.9 2.7 4.0 12.7 4.7
フィリピノ語 (n=185) 35.1 13.0 3.8 5.4 2.7 0.5 4.3 1.6
ネパール語 (n=107) 37.4 13.1 7.5 20.6 8.4 0.9 7.5 2.8
働く環境が快適
ではない
企業からの本人
及び家族への生
活面のサポートが
限られている
職場での日本語
やマナーが分から
ない
社会保険(年
金、健康保険)
に加入させてもら
えない
採用、配属、昇
進面で日本人と
比べて不利に扱
われている
スキルアップのため
の研修・支援が
限られている
その他 特にない
全体 (n=6,369) 5.6 7.7 4.7 1.6 12.6 8.5 2.9 41.7
日本語 (n=1,752) 5.0 3.9 2.6 1.4 8.2 5.6 2.9 52.4
英語 (n=1,058) 4.3 7.3 6.1 2.6 8.4 12.2 5.7 38.2
中国語(簡体字) (n=1,185) 5.4 6.8 7.4 0.8 16.4 10.5 2.4 39.3
韓国語 (n=262) 3.4 6.9 9.2 1.9 8.4 10.7 3.1 48.5
ポルトガル語 (n=704) 6.0 9.7 1.6 1.7 17.5 13.1 2.0 40.9
ベトナム語 (n=1,116) 8.1 14.1 5.0 1.3 18.5 4.5 1.7 28.9
フィリピノ語 (n=185) 5.9 4.9 2.2 ­ 5.4 2.2 2.7 47.6
ネパール語 (n=107) 8.4 10.3 4.7 8.4 15.9 13.1 ­ 38.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 138 -
III.10 日本人との関わり・社会参加
1 日本人との付き合いの有無
日本人との付き合いの有無をみると、
「一緒に働いている(働いていた)
」の割合が最も高く
74.0%となっており、次いで、
「友人として付き合っている(付き合っていた)」(40.3%)の順
となっている。一方、
「日本人の知人はいないし、付き合ったこともない」は 5.4%であった。
図表 138 日本人との付き合いの有無(複数回答)
- 139 -(1)【国籍・地域別】日本人との付き合いの有無
日本人との付き合いの有無を国籍・地域別にみると、
「アメリカ合衆国」
において全体と比
較して割合の高い項目が多くなっている。
図表 139 【国籍・地域別】 日本人との付き合いの有無(複数回答)(%)一緒に働いている
(働いていた)
学校で一緒に勉強し
ている(していた)
友人として付き合って
いる(付き合っていた)自分又は家族・親族
が、日本人と結婚し
て日本に住んでいる
(住んでいた)
国際交流のグループ
で一緒に活動してい
る(していた)
全体 (n=7,538) 74.0 19.6 40.3 18.0 6.7
中国 (n=2,266) 66.6 28.0 36.7 15.0 7.4
ベトナム (n=1,309) 82.7 15.4 27.1 5.3 1.9
韓国 (n=465) 69.7 22.4 52.5 23.7 6.0
フィリピン (n=559) 78.5 9.1 35.2 28.8 4.3
ブラジル (n=903) 84.6 12.7 47.7 16.6 2.3
ネパール (n=190) 76.8 15.8 33.2 4.7 5.3
インドネシア (n=178) 71.9 14.6 33.1 10.1 11.8
アメリカ合衆国 (n=209) 81.8 17.2 73.2 51.2 18.2
台湾 (n=261) 66.7 25.7 54.4 26.1 12.6
タイ (n=97) 63.9 17.5 37.1 45.4 7.2
その他 (n=1,101) 70.5 17.9 47.7 25.7 11.5
その他、地域のグルー
プなどで一緒に活動し
ている(していた)
日本人とあいさつ程
度の付き合いはある
(あった)
日本人の知人はいな
いし、付き合ったことも
ない
その他
全体 (n=7,538) 9.6 24.5 5.4 1.4
中国 (n=2,266) 6.2 26.7 5.3 0.9
ベトナム (n=1,309) 3.4 4.9 11.6 0.2
韓国 (n=465) 10.5 20.6 1.7 0.4
フィリピン (n=559) 9.5 33.3 1.6 2.3
ブラジル (n=903) 10.6 20.3 2.5 1.9
ネパール (n=190) 5.8 34.2 5.8 0.5
インドネシア (n=178) 5.6 26.4 7.9 1.7
アメリカ合衆国 (n=209) 41.6 61.2 1.0 3.8
台湾 (n=261) 10.0 31.8 3.4 0.8
タイ (n=97) 8.2 19.6 3.1 ­
その他 (n=1,101) 18.3 34.0 4.9 3.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下84.673.2
- 140 -(2)【在留資格別】日本人との付き合いの有無
日本人との付き合いの有無を在留資格別にみると、
「技術・人文知識・国際業務」で「一緒
に働いている(働いていた)」(87.4%)の割合が全体と比較して高い。また、
「技能実習」に
おいて、
「友人として付き合っている(付き合っていた)」(16.2%)や「日本人とあいさつ程
度の付き合いはある(あった)」(10.9%)の割合が全体と比較して低くなっている。
図表 140 【在留資格別】 日本人との付き合いの有無(複数回答)(%)一緒に働いている
(働いていた)
学校で一緒に勉強し
ている(していた)
友人として付き合って
いる(付き合っていた)自分又は家族・親族
が、日本人と結婚し
て日本に住んでいる
(住んでいた)
国際交流のグループ
で一緒に活動してい
る(していた)
全体 (n=7,538) 74.0 19.6 40.3 18.0 6.7
永住者 (n=2,311) 78.0 16.4 49.1 30.4 6.1
技能実習 (n=965) 82.6 2.2 16.2 1.6 0.4
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 87.4 21.1 44.8 7.9 10.4
留学 (n=848) 52.8 64.6 40.2 4.4 12.3
定住者 (n=587) 79.0 17.2 44.5 16.9 3.6
家族滞在 (n=504) 51.4 13.1 31.7 6.0 6.3
日本人の配偶者等 (n=534) 62.4 7.7 42.9 63.7 6.7
特定活動 (n=185) 74.6 13.5 33.5 2.7 4.9
永住者の配偶者等 (n=154) 66.2 5.2 34.4 13.0 3.9
その他の在留資格 (n=300) 75.7 15.7 41.7 6.7 9.7
その他、地域のグルー
プなどで一緒に活動し
ている(していた)
日本人とあいさつ程
度の付き合いはある
(あった)
日本人の知人はいな
いし、付き合ったことも
ない
その他
全体 (n=7,538) 9.6 24.5 5.4 1.4
永住者 (n=2,311) 13.1 24.8 1.7 1.7
技能実習 (n=965) 1.6 10.9 11.0 0.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 10.0 24.2 5.0 0.6
留学 (n=848) 6.3 24.4 7.9 0.7
定住者 (n=587) 9.7 25.9 4.1 1.5
家族滞在 (n=504) 7.3 32.5 12.1 1.4
日本人の配偶者等 (n=534) 13.3 33.7 1.7 2.6
特定活動 (n=185) 8.6 22.7 10.8 1.1
永住者の配偶者等 (n=154) 8.4 30.5 7.1 0.6
その他の在留資格 (n=300) 15.3 33.7 3.3 4.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下87.4 - 141 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】日本人との付き合いの有無
日本人との付き合いの有無を日本語能力別(話す・聞く)にみると、日本語能力が高いほ
ど、
「友人として付き合っている(付き合っていた)
」と回答する割合が高くなっている。
図表 141 【日本語能力別(話す・聞く)】 日本人との付き合いの有無(複数回答)(%)一緒に働いている
(働いていた)
学校で一緒に勉強し
ている(していた)
友人として付き合って
いる(付き合っていた)自分又は家族・親族
が、日本人と結婚し
て日本に住んでいる
(住んでいた)
国際交流のグループ
で一緒に活動してい
る(していた)
全体 (n=7,538) 74.0 19.6 40.3 18.0 6.7
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 83.8 33.3 61.4 28.1 9.4
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 77.2 27.8 46.2 17.5 9.9
長い会話に参加できる (n=699) 76.1 24.6 46.9 20.2 8.4
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 74.1 19.3 37.9 14.9 6.4
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 70.6 11.0 30.7 15.6 4.4
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 65.5 6.7 21.5 10.0 3.5
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 49.2 2.3 14.8 9.0 3.1
その他、地域のグルー
プなどで一緒に活動
している(していた)
日本人とあいさつ程
度の付き合いはある
(あった)
日本人の知人はいな
いし、付き合ったことも
ない
その他
全体 (n=7,538) 9.6 24.5 5.4 1.4
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 14.5 20.2 0.9 1.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 11.1 23.6 2.3 0.9
長い会話に参加できる (n=699) 10.0 28.3 2.6 1.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 8.8 24.1 4.5 1.0
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 7.2 25.4 7.4 1.3
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 6.6 27.7 10.2 1.8
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 3.1 29.3 21.9 2.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 142 -
2 日本人との付き合いがない理由
日本人との付き合いがない理由は、
「言葉が通じないから」
が最も高く 50.2%となっており、
次いで、
「付き合う場やきっかけがないから」
(40.1%)の順となっている。
図表 142 日本人との付き合いがない理由(複数回答)
3 社会参加の現状
社会参加の現状をみると、
「参加したいと思うが、参加したことがない」が最も多く 39.9%
となっている。
次いで、
「参加したいと思わない」
(28.9%)、「町内会・自治会への加入」
(15.6%)、「ボランティア活動(通訳、清掃等)」(14.4%)の順となっている。
図表 143 社会参加の現状(複数回答)
- 143 -(1)【在留資格別】社会参加の現状
社会参加の現状を在留資格別にみると、
「技能実習」、「留学」、「技術・人文知識・国際業
務」、「家族滞在」、「特定活動」において、
「参加したいと思うが、参加したことがない」の割
合が5割を超え、全体と比較して高くなっている。
図表 144 【在留資格別】 社会参加の現状(複数回答)(%)町内会・自治会
への加入
消防団への加入
学校の保護者会
(PTA)役員
・PTA活動
ボランティア活動
(通訳、清掃等)
全体 (n=7,982) 15.6 1.0 10.0 14.4
永住者 (n=2,311) 29.8 1.3 20.3 19.7
技能実習 (n=965) 2.6 1.2 0.7 8.2
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 4.9 0.6 3.0 15.8
留学 (n=848) 2.0 0.6 0.9 11.9
定住者 (n=587) 14.3 0.9 9.2 11.8
家族滞在 (n=504) 8.1 0.4 7.7 8.7
日本人の配偶者等 (n=534) 18.0 1.1 12.0 14.6
特定活動 (n=185) 3.8 0.5 1.1 8.6
永住者の配偶者等 (n=154) 20.1 1.9 11.0 13.0
その他の在留資格 (n=300) 7.7 2.0 3.3 15.3
特別永住者 (n=444) 39.2 1.1 21.4 12.6
行政機関の活動
への協力
(各種委員など)
その他
参加したいと思うが、
参加したことがない
参加したいと思わない
全体 (n=7,982) 1.7 2.3 39.9 28.9
永住者 (n=2,311) 2.2 2.3 24.6 27.4
技能実習 (n=965) 1.3 2.7 53.3 31.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 1.7 1.7 51.5 26.3
留学 (n=848) 1.4 1.4 54.1 30.3
定住者 (n=587) 0.7 2.2 36.6 34.4
家族滞在 (n=504) 0.6 3.0 55.2 22.6
日本人の配偶者等 (n=534) 2.2 3.4 36.9 31.1
特定活動 (n=185) 1.1 1.1 56.2 29.7
永住者の配偶者等 (n=154) 0.6 3.2 39.6 25.3
その他の在留資格 (n=300) 1.7 6.3 44.7 25.7
特別永住者 (n=444) 2.9 0.5 14.2 34.9
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 144 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】社会参加の現状
社会参加の現状を日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「幅広い話題について自由に会話
ができる」において、
「町内会・自治会への加入」
(24.2%)の割合が全体と比較して高くな
っている。
図表 145 【日本語能力別(話す・聞く)】 社会参加の現状(複数回答)(%)町内会・自治会
への加入
消防団への加入
学校の保護者会
(PTA)役員
・PTA活動
ボランティア活動
(通訳、清掃等)
全体 (n=7,538) 14.2 1.0 9.3 14.5
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 24.2 1.2 17.7 24.0
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 16.5 1.6 10.6 19.1
長い会話に参加できる (n=699) 14.9 1.0 10.7 16.0
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 10.3 0.8 6.7 10.6
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 10.8 1.0 6.3 10.5
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 7.3 0.8 3.1 7.0
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 5.1 0.4 2.3 5.1
行政機関の活動
への協力
(各種委員など)
その他
参加したいと思うが、
参加したことがない
参加したいと思わない
全体 (n=7,538) 1.6 2.4 41.4 28.5
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 3.1 2.4 29.3 25.3
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 2.3 1.4 37.7 26.0
長い会話に参加できる (n=699) 1.3 2.1 42.6 26.3
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 1.1 2.3 48.8 27.3
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 0.8 2.1 47.2 28.6
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 1.0 3.5 47.0 34.5
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) ­ 4.7 40.6 43.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 145 -
4 (社会参加について)参加したいと思うが、参加したことがない理由
社会参加について、
「参加したいと思うが、参加したことがない」理由をみると、
「どのよう
な活動が行われているか知らない」が最も多く 65.6%となっており、次いで、
「言葉が通じる
か不安がある」
(43.8%)の順となっている。
図表 146 参加したいと思うが、参加したことがない理由(複数回答)(1)【在留資格別】
(社会参加について)参加したいと思うが、参加したことがない理由
社会参加について、
「参加したいと思うが、
参加したことがない」
理由を在留資格別にみる
と、
「技能実習」、「家族滞在」、「永住者の配偶者等」
において、
「言葉が通じるか不安がある」
の割合(それぞれ 54.7%、61.5%、65.6%)が全体と比較して高くなっている。
図表 147 【在留資格別】 参加したいと思うが、参加したことがない理由(複数回答)(%)65.6%
43.8%
36.2%
33.1%
28.2%2.7%0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
どのような活動が行われているか知らない
言葉が通じるか不安がある
他の用事と時間が重なり、参加できない
地域の人たちが自分を受けいれてくれるか不安がある
知っている人が参加していないので不安がある
その他 (n=3,186)
どのような活動が行わ
れているか知らない
言葉が通じるか不安
がある
他の用事と時間が重
なり、参加できない
知っている人が参加し
ていないので不安がある地域の人たちが自分
を受けいれてくれるか
不安がある
その他
全体 (n=3,186) 65.6 43.8 36.2 28.2 33.1 2.7
永住者 (n=569) 56.6 34.1 43.6 23.6 29.9 3.5
技能実習 (n=514) 68.7 54.7 38.3 27.4 31.5 0.6
技術・人文知識
・国際業務
(n=592) 72.1 31.8 36.3 29.9 34.5 2.7
留学 (n=459) 72.8 45.5 35.7 37.0 34.4 2.0
定住者 (n=215) 64.7 49.3 34.0 23.7 35.8 1.9
家族滞在 (n=278) 63.7 61.5 17.3 31.7 33.5 4.0
日本人の配偶者等 (n=197) 60.9 42.6 38.1 18.8 29.9 3.6
特定活動 (n=104) 69.2 42.3 34.6 28.8 33.7 1.9
永住者の配偶者等 (n=61) 47.5 65.6 32.8 36.1 42.6 ­
その他の在留資格 (n=134) 59.7 52.2 39.6 26.1 41.0 6.0
特別永住者 (n=63) 57.1 14.3 39.7 22.2 22.2 9.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 146 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)】
(社会参加について)参加したいと思うが、参加したことが
ない理由
社会参加について、
「参加したいと思うが、参加したことがない」理由を日本語能力別(話
す・聞く)にみると、日本語能力が低いほど、
「言葉が通じるか不安がある」の割合が高くな
っている。
図表 148 【日本語能力別(話す・聞く)】 参加したいと思うが、参加したことがない理由(複数回答)(%)5 社会参加に関する希望
社会参加に関する希望についてみると、
「ボランティア活動(通訳、清掃等)
」が最も多く
41.2%となっており、
次いで、
「参加したいと思わない」
(37.6%)、「町内会・自治会への加入」
(18.5%)の順となっている。
図表 149 社会参加に関する希望(複数回答)
どのような活動が行わ
れているか知らない
言葉が通じるか不安
がある
他の用事と時間が重
なり、参加できない
知っている人が参加し
ていないので不安がある地域の人たちが自分
を受けいれてくれるか
不安がある
その他
全体 (n=3,123) 65.7 44.4 36.2 28.3 33.3 2.6
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=527) 65.5 5.9 41.0 20.1 26.2 5.5
効果的に言葉を
使うことができる
(n=305) 69.5 23.0 41.6 27.9 34.1 3.0
長い会話に参加できる (n=298) 73.2 29.5 40.9 29.2 32.9 2.7
身近な話題についての
会話はできる
(n=522) 69.3 50.6 40.0 32.4 33.7 1.7
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=823) 63.1 55.5 36.0 30.0 36.8 1.0
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=544) 61.4 73.2 26.1 29.8 35.1 2.9
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=104) 60.6 76.0 16.3 27.9 27.9 1.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下73.276.0
- 147 -(1)【在留資格別】社会参加に関する希望
社会参加に関する希望を在留資格別にみると、
「留学」、「技術・人文知識・国際業務」で、
「ボランティア活動
(通訳、
清掃等)」の割合が全体と比較して高い
(それぞれ 59.1%、
54.7%)。図表 150 【在留資格別】 社会参加に関する希望(複数回答)(%)町内会・自治会への
加入
消防団への加入
学校の保護者会
(PTA)役員・
PTA活動
ボランティア活動
(通訳、清掃等)
行政機関の活動へ
の協力(各種委員
など)
その他
参加したいと思わない全体 (n=7,982) 18.5 8.1 8.5 41.2 15.3 3.0 37.6
永住者 (n=2,311) 21.2 6.2 10.7 33.4 13.9 2.9 41.4
技能実習 (n=965) 12.1 9.4 2.8 43.5 6.3 2.5 39.4
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 19.0 9.6 8.0 54.7 25.0 2.7 29.1
留学 (n=848) 13.3 8.1 9.9 59.1 19.9 1.5 28.8
定住者 (n=587) 21.3 14.1 6.8 30.8 11.2 2.7 42.4
家族滞在 (n=504) 20.2 5.2 13.3 44.4 16.5 2.4 30.0
日本人の配偶者等 (n=534) 18.4 6.7 7.1 35.6 13.9 7.1 41.6
特定活動 (n=185) 16.8 9.2 4.3 45.9 17.3 2.7 35.7
永住者の配偶者等 (n=154) 26.0 12.3 10.4 36.4 11.0 3.9 32.5
その他の在留資格 (n=300) 21.7 10.7 8.3 47.3 22.7 6.7 31.0
特別永住者 (n=444) 17.6 3.8 7.0 19.8 9.2 1.8 57.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下57.7 - 148 -(2)【日本語能力別(話す・聞く)
】社会参加に関する希望
社会参加に関する希望を日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「日本語での会話はほとん
どできない」において、
「参加したいと思わない」
(56.3%)の割合が全体と比較して高い。
図表 151 【日本語能力別(話す・聞く)】 社会参加に関する希望(複数回答)(%)町内会・自治会への
加入
消防団への加入
学校の保護者会
(PTA)役員・
PTA活動
ボランティア活動
(通訳、清掃等)
行政機関の活動へ
の協力(各種委員
など)
その他
参加したいと思わない全体 (n=7,538) 18.6 8.3 8.6 42.5 15.6 3.1 36.4
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 21.0 6.2 11.9 43.1 19.3 2.6 34.9
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 20.7 9.0 10.1 47.5 19.6 2.2 31.9
長い会話に参加できる (n=699) 21.2 8.7 9.9 50.9 19.0 2.3 30.3
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 16.7 8.7 7.0 47.6 14.8 3.4 34.1
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 17.6 9.7 7.1 41.5 13.4 3.2 36.9
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 16.2 9.1 6.2 33.8 10.5 4.1 42.8
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 12.9 5.1 3.5 22.3 10.2 4.7 56.3
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下56.3 - 149 -
III.11 人権問題(差別)
1 生活での差別の経験
差別的な扱いを受けた生活の場面をみると、
「家を探すとき」
(20.6%)が最も多く、次いで、
「仕事をしているとき」
(19.7%)、「仕事を探すとき」
(17.9%)の順になっている。また、
「特に
経験していない」は 43.9%となっている。
図表 152 生活での差別の経験(複数回答)
- 150 -(1)【国籍・地域別】生活での差別の経験
差別的な扱いを受けた生活の場面を国籍・地域別にみると、
「ネパール」
で全体と比較して
高い割合を示す項目が多くなっている。
また、
「アメリカ合衆国」で「家を探すとき」
(35.7%)、「電車・バス等に乗っているとき」
(31.5%)の割合が全体と比較して高い。
図表 153 【国籍・地域別】 生活での差別の経験(複数回答)(%)公的機関(市
区町村・都道府
県・国)などの
手続のとき
日本人の友人と
の付き合いのとき
近所の人との
付き合いのとき
家を探すとき
自分や家族が
結婚するとき
電車・バス等に
乗っているとき
出産・育児のとき
学校などの教育
の場
全体 (n=7,982) 10.7 11.4 11.2 20.6 2.7 11.9 1.7 6.3
中国 (n=2,300) 8.0 7.1 8.8 17.0 1.3 8.0 1.6 5.6
ベトナム (n=1,313) 8.5 14.9 10.8 14.9 1.1 13.6 1.5 2.7
韓国 (n=807) 18.2 14.7 10.9 25.4 9.0 3.3 1.1 9.5
フィリピン (n=562) 5.9 11.6 12.6 9.6 3.6 12.1 2.3 5.3
ブラジル (n=914) 17.0 14.2 17.7 25.5 1.5 12.4 2.7 10.7
ネパール (n=190) 7.4 14.7 7.9 40.0 2.1 25.8 2.1 5.3
インドネシア (n=180) 4.4 9.4 4.4 11.7 1.7 7.8 0.6 3.3
アメリカ合衆国 (n=213) 16.0 14.1 16.0 35.7 4.2 31.5 3.3 7.5
台湾 (n=265) 14.7 14.3 9.1 23.0 4.5 10.6 2.3 6.0
タイ (n=99) 8.1 11.1 5.1 10.1 4.0 10.1 3.0 6.1
その他 (n=1,139) 10.7 10.2 12.6 28.5 2.6 18.7 1.1 7.1
仕事を探すとき
仕事をしている
とき
携帯電話を契約
するとき
銀行口座を開設
するとき
クレジットカードを
申し込むとき
その他
特に
経験していない
全体 (n=7,982) 17.9 19.7 9.9 12.0 14.3 3.9 43.9
中国 (n=2,300) 17.9 17.6 9.6 11.0 12.0 3.3 47.9
ベトナム (n=1,313) 12.8 25.4 7.5 12.1 10.4 1.1 48.4
韓国 (n=807) 20.7 13.6 9.5 11.6 12.5 5.1 37.5
フィリピン (n=562) 16.7 17.4 6.9 6.0 9.6 2.7 51.4
ブラジル (n=914) 20.1 26.8 10.9 9.6 17.0 4.5 38.0
ネパール (n=190) 31.1 27.4 24.2 25.8 33.2 0.5 28.9
インドネシア (n=180) 12.2 10.0 5.0 6.7 7.2 3.3 60.0
アメリカ合衆国 (n=213) 13.6 16.0 14.1 17.4 23.0 17.4 29.6
台湾 (n=265) 26.8 27.9 8.7 19.2 18.9 4.5 37.4
タイ (n=99) 14.1 15.2 9.1 9.1 12.1 2.0 53.5
その他 (n=1,139) 18.2 16.8 12.0 14.9 20.5 5.8 39.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下60.0 - 151 -(2)【在留資格別】生活での差別の経験
差別的な扱いを受けた生活の場面を在留資格別にみると、
「特別永住者」の地位をもって
在留する者で「自分や家族が結婚するとき」
(14.6%)の割合が、
「技術・人文知識・国際業
務」で「家を探すとき」
(34.1%)の割合が全体と比較して高い。また、
「技能実習」は全て
の困りごとの項目において、全体と比較して低い割合を示している。
図表 154 【在留資格別】 生活での差別の経験(複数回答)(%)公的機関(市
区町村・都道府
県・国)などの
手続のとき
日本人の友人と
の付き合いのとき
近所の人との
付き合いのとき
家を探すとき
自分や家族が
結婚するとき
電車・バス等に
乗っているとき
出産・育児のとき
学校などの教育
の場
全体 (n=7,982) 10.7 11.4 11.2 20.6 2.7 11.9 1.7 6.3
永住者 (n=2,311) 12.7 11.4 13.5 20.2 2.9 10.1 2.4 8.8
技能実習 (n=965) 3.2 10.9 5.0 2.5 0.6 9.7 0.4 0.7
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 11.7 10.0 10.3 34.1 1.1 15.5 1.5 3.7
留学 (n=848) 9.6 11.3 9.9 23.2 1.1 15.7 0.7 6.7
定住者 (n=587) 14.5 14.1 16.7 24.4 2.4 14.7 2.7 10.2
家族滞在 (n=504) 9.1 10.1 11.7 26.4 1.0 12.7 3.0 5.8
日本人の配偶者等 (n=534) 9.4 9.0 9.6 15.7 4.7 10.1 2.4 3.7
特定活動 (n=185) 7.0 9.2 8.6 15.1 1.1 16.2 0.5 1.6
永住者の配偶者等 (n=154) 8.4 11.7 11.7 16.9 1.9 11.7 1.9 3.2
その他の在留資格 (n=300) 9.3 8.0 11.0 25.7 1.7 14.0 1.7 4.0
特別永住者 (n=444) 18.5 20.5 13.1 17.6 14.6 4.5 0.5 14.2
仕事を探すとき
仕事をしている
とき
携帯電話を契約
するとき
銀行口座を開設
するとき
クレジットカードを
申し込むとき
その他
特に
経験していない
全体 (n=7,982) 17.9 19.7 9.9 12.0 14.3 3.9 43.9
永住者 (n=2,311) 19.1 20.5 8.0 9.3 13.0 3.8 43.4
技能実習 (n=965) 3.1 16.4 3.0 5.4 4.0 0.9 65.9
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 23.4 22.8 15.9 18.3 21.9 4.8 33.6
留学 (n=848) 19.3 22.8 9.9 13.9 15.2 4.0 40.2
定住者 (n=587) 20.3 21.5 13.1 10.1 16.4 3.9 40.5
家族滞在 (n=504) 22.0 15.9 13.9 16.5 17.9 3.2 40.3
日本人の配偶者等 (n=534) 18.9 19.9 10.7 15.9 16.7 6.4 44.6
特定活動 (n=185) 14.6 27.0 8.6 12.4 14.6 1.6 43.8
永住者の配偶者等 (n=154) 19.5 16.2 8.4 11.7 16.2 4.5 44.2
その他の在留資格 (n=300) 12.7 16.0 13.7 16.3 19.7 7.7 43.0
特別永住者 (n=444) 21.6 11.9 7.2 9.5 7.9 4.5 40.8
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下65.9 - 152 -
2 差別を受けた際の相談先
差別を受けた際の相談先をみると、
「相談していない」の割合が最も高く 46.8%となってお
り、次いで、
「家族・親族」
(25.5%)、「同じ国籍・地域の友人・知人」
(24.3%)、「日本人の友
人・知人」
(17.4%)となっている。また、
「公的機関(市区町村・都道府県・国)の相談窓口」
の割合は 3.8%にとどまっている。
図表 155 差別を受けた際の相談先(複数回答)
- 153 -(1)【国籍・地域別】差別を受けた際の相談先
差別を受けた際の相談先を国籍・地域別にみると、
「相談していない」の割合が「韓国」
(56.9%)、「ブラジル」
(67.5%)、「ネパール」
(59.3%)において全体と比較して高い。
図表 156 【国籍・地域別】 差別を受けた際の相談先(複数回答)(%)公的機関(市
区町村・都道府
県・国)の相談
窓口
大使館・領事館 弁護士
同じ国籍・地域
の人による団体
教会
外国人支援団体労働組合
全体 (n=4,478) 3.8 2.5 1.3 5.0 1.5 1.9 1.1
中国 (n=1,199) 3.1 2.3 1.4 3.6 0.2 0.7 0.4
ベトナム (n=678) 4.6 4.3 1.2 3.7 1.6 3.5 1.9
韓国 (n=504) 4.4 1.6 1.2 4.6 1.2 0.6 0.2
フィリピン (n=273) 4.8 2.6 0.4 5.9 8.8 2.2 0.7
ブラジル (n=567) 4.8 1.9 1.4 5.6 1.2 1.8 2.5
ネパール (n=135) 5.2 2.2 0.7 6.7 1.5 2.2 2.2
インドネシア (n=72) 9.7 6.9 1.4 13.9 4.2 4.2 1.4
アメリカ合衆国 (n=150) 0.7 ­ 0.7 3.3 1.3 2.7 ­
台湾 (n=166) 1.8 1.2 0.6 3.6 0.6 0.6 0.6
タイ (n=46) 2.2 2.2 2.2 8.7 ­ ­ 4.3
その他 (n=688) 3.2 2.5 2.0 7.1 1.0 3.2 1.0
外国人技能実
習機構
(OTIT)
職場や学校の
人々
家族・親族
日本人の友人・
知人
同じ国籍・地域
の友人・知人
その他 相談していない
全体 (n=4,478) 1.7 8.6 25.5 17.4 24.3 2.2 46.8
中国 (n=1,199) 1.0 6.3 31.3 18.6 34.9 1.8 37.6
ベトナム (n=678) 6.8 9.9 15.3 13.6 24.3 1.5 47.3
韓国 (n=504) ­ 5.2 21.0 17.7 16.1 1.0 56.9
フィリピン (n=273) 2.9 11.0 31.9 22.7 26.4 2.6 29.3
ブラジル (n=567) 0.2 8.8 16.8 8.3 8.8 2.5 67.5
ネパール (n=135) 1.5 6.7 18.5 16.3 20.0 0.7 59.3
インドネシア (n=72) 8.3 16.7 31.9 20.8 31.9 ­ 30.6
アメリカ合衆国 (n=150) ­ 14.0 34.7 26.0 22.7 6.7 48.0
台湾 (n=166) ­ 9.0 29.5 29.5 40.4 1.8 39.8
タイ (n=46) 4.3 10.9 37.0 30.4 39.1 2.2 37.0
その他 (n=688) ­ 11.0 30.1 18.2 19.3 3.6 46.1
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下56.967.559.3 - 154 -(2)【在留資格別】差別を受けた際の相談先
差別を受けた際の相談先を在留資格別にみると、
「技能実習」で「外国人技能実習機構」
(15.8%)が、
「家族滞在」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」で「家族・親族」
(それぞれ 42.2%、45.3%、43.0%)が、
「留学」で「同じ国籍・地域の友人・知人」
(40.8%)が、全体と比較して割合が高くなっている。
図表 157 【在留資格別】 差別を受けた際の相談先(複数回答)(%)公的機関(市
区町村・都道府
県・国)の相談
窓口
大使館・領事館 弁護士
同じ国籍・地域
の人による団体
教会
外国人支援団体労働組合
全体 (n=4,478) 3.8 2.5 1.3 5.0 1.5 1.9 1.1
永住者 (n=1,308) 3.8 1.5 1.2 3.7 1.7 1.1 1.5
技能実習 (n=329) 2.4 6.4 1.8 6.7 1.2 5.2 2.7
技術・人文知識
・国際業務
(n=764) 3.3 2.2 1.0 5.0 0.7 2.1 0.8
留学 (n=507) 4.5 3.7 1.2 6.3 1.4 2.6 0.2
定住者 (n=349) 4.6 2.6 1.7 5.2 2.3 1.4 1.7
家族滞在 (n=301) 3.0 1.7 2.3 6.6 1.0 1.3 0.7
日本人の配偶者等 (n=296) 4.4 1.4 1.0 3.7 2.4 1.4 0.3
特定活動 (n=104) 5.8 6.7 1.0 7.7 3.8 5.8 2.9
永住者の配偶者等 (n=86) 2.3 ­ 3.5 5.8 1.2 1.2 ­
その他の在留資格 (n=171) 3.5 1.8 1.2 3.5 1.8 1.2 1.2
特別永住者 (n=263) 4.9 2.7 0.4 5.3 0.4 0.4 ­
外国人技能実
習機構
(OTIT)
職場や学校の
人々
家族・親族
日本人の友人・
知人
同じ国籍・地域
の友人・知人
その他 相談していない
全体 (n=4,478) 1.7 8.6 25.5 17.4 24.3 2.2 46.8
永住者 (n=1,308) 0.2 7.2 28.3 16.2 17.4 2.6 52.4
技能実習 (n=329) 15.8 11.6 10.3 12.5 26.4 2.4 38.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=764) 0.4 9.9 19.4 22.4 30.9 1.0 47.3
留学 (n=507) 1.4 12.2 19.7 17.9 40.8 1.4 39.1
定住者 (n=349) ­ 9.7 25.8 12.6 18.3 2.0 53.3
家族滞在 (n=301) 0.7 6.0 42.2 15.9 26.6 1.0 38.5
日本人の配偶者等 (n=296) 0.3 7.1 45.3 21.6 23.0 3.4 36.8
特定活動 (n=104) 4.8 8.7 16.3 20.2 26.9 1.9 40.4
永住者の配偶者等 (n=86) ­ 7.0 43.0 18.6 24.4 1.2 33.7
その他の在留資格 (n=171) 2.3 9.9 17.5 19.3 20.5 5.3 52.0
特別永住者 (n=263) ­ 4.6 20.2 13.7 13.3 3.0 58.6
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下58.6 - 155 -
3 差別や人権に関する要望
差別や人権に関する要望としては、
「外国人と日本人との交流の機会を増やす」が最も多く
(47.6%)
、次いで、
「学校で日本人に対して、外国人についての正確な知識を伝えてほしい」
(44.6%)となっている。
図表 158 差別や人権に関する要望(複数回答)
- 156 -(1)【国籍・地域別】差別や人権に関する要望
差別や人権に関する要望を国籍・地域別にみると、
「ベトナム」で「共生に関する啓発イベ
ントを実施する」
(45.5%)の割合が、
「ネパール」、「台湾」及び「アメリカ合衆国」で「学
校で日本人に対して、外国人についての正確な知識を伝えてほしい」
(それぞれ 54.7%、
54.7%、
59.2%)
の割合が、
「ブラジル」で「学校で共生に関する教育を取り入れる」
(45.1%)
の割合が、
「フィリピン」で「差別をなくすためのルールの制定」
(49.1%)の割合が全体と
比較して高くなっている。
図表 159 【国籍・地域別】 差別や人権に関する要望(複数回答)(%)共生に関する
啓発イベントを
実施する
ポスター・リーフ
レットを作成する
学校で日本人に
対して、外国人
についての正確
な知識を伝えて
ほしい
外国人と日本人
との交流の機会
を増やす
外国人が差別を
受けた際の
相談体制を充
実させる
学校で共生に
関する教育を
取り入れる
差別をなくすため
のルールの制定
その他 特にない
全体 (n=7,982) 28.7 10.0 44.6 47.6 35.4 33.6 33.9 3.4 17.7
中国 (n=2,300) 21.2 10.0 44.0 47.7 31.3 28.1 26.1 2.3 18.5
ベトナム (n=1,313) 45.5 9.4 39.8 49.0 36.9 30.5 37.5 0.9 18.4
韓国 (n=807) 18.0 5.3 45.0 38.9 31.4 37.5 33.2 5.9 17.0
フィリピン (n=562) 38.4 12.3 35.6 47.2 44.5 28.3 49.1 1.2 14.8
ブラジル (n=914) 30.9 12.8 44.6 38.6 40.4 45.1 41.9 2.8 18.2
ネパール (n=190) 38.4 13.7 54.7 55.8 36.3 34.2 38.9 1.6 12.1
インドネシア (n=180) 27.8 10.6 40.0 52.8 35.0 27.8 30.0 ­ 20.0
アメリカ合衆国 (n=213) 23.9 7.0 59.2 59.6 39.9 39.9 42.7 13.6 12.7
台湾 (n=265) 20.0 7.2 54.7 54.7 29.4 37.0 22.6 4.9 17.4
タイ (n=99) 11.1 2.0 24.2 34.3 31.3 25.3 22.2 1.0 34.3
その他 (n=1,139) 28.5 11.6 51.4 54.8 36.9 38.7 33.6 7.2 17.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 157 -(2)【在留資格別】差別や人権に関する要望
差別や人権に関する要望を在留資格別にみると、
「留学」で「外国人と日本人との交流の
機会を増やす」
(58.3%)の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 160 【在留資格別】 差別や人権に関する要望(複数回答)(%)共生に関する
啓発イベントを
実施する
ポスター・リーフ
レットを作成する
学校で日本人に
対して、外国人
についての正確
な知識を伝えて
ほしい
外国人と日本人
との交流の機会
を増やす
外国人が差別を
受けた際の
相談体制を充
実させる
学校で共生に
関する教育を
取り入れる
差別をなくすため
のルールの制定
その他 特にない
全体 (n=7,982) 28.7 10.0 44.6 47.6 35.4 33.6 33.9 3.4 17.7
永住者 (n=2,311) 26.0 10.2 44.1 43.6 35.0 38.3 36.4 4.0 18.8
技能実習 (n=965) 35.8 7.7 29.7 40.8 30.3 19.8 33.8 0.9 27.0
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 32.4 10.7 49.7 57.1 40.0 33.6 35.7 3.3 12.5
留学 (n=848) 30.3 13.1 53.8 58.3 36.1 35.6 26.8 1.5 13.0
定住者 (n=587) 30.2 9.7 47.2 41.1 37.8 37.1 36.5 4.1 18.4
家族滞在 (n=504) 30.8 10.5 47.6 56.0 36.7 33.7 32.5 1.4 15.9
日本人の配偶者等 (n=534) 22.5 9.0 43.4 46.1 36.0 30.3 31.6 5.4 16.3
特定活動 (n=185) 34.6 9.2 40.0 52.4 36.2 30.8 36.8 2.2 18.4
永住者の配偶者等 (n=154) 27.3 13.6 40.9 51.9 38.3 32.5 34.4 1.9 12.3
その他の在留資格 (n=300) 31.3 10.0 47.0 53.0 34.7 28.7 34.0 5.3 13.3
特別永住者 (n=444) 14.2 6.1 45.0 32.7 28.2 40.1 29.1 8.3 21.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 158 -
III.12 社会保険
1 年金制度に関する困りごと
年金制度に関する困りごとをみると、
「制度の詳しい内容がよくわからない」と回答する割
合が最も高く 42.9%となっている。
図表 161 年金制度に関する困りごと(複数回答)
- 159 -(1)【国籍・地域別】年金制度に関する困りごと
年金制度に関する困りごとを国籍・地域別にみると、
「ネパール」において「制度の詳しい
内容がよくわからない」
(57.4%)、「手続や利用方法に関して母国語で相談できる場所がな
い」
(27.4%)と回答する割合が全体と比較して高い。
図表 162 【国籍・地域別】 年金制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわから
ない
手続や利用方法
についてどこに相
談すればよいのか
分からない
手続や利用方法
に関して母国語で
相談できる場所
がない
外国からきたので
加入期間が短く、
十分なお金をもら
えない
制度を知らなかっ
たので加入期間
が短く、十分な
お金をもらえない
全体 (n=7,982) 42.9 17.0 13.6 12.7 6.9
中国 (n=2,300) 44.5 12.6 11.2 14.7 7.0
ベトナム (n=1,313) 41.7 20.0 18.1 16.0 5.3
韓国 (n=807) 27.6 12.9 8.4 7.6 9.4
フィリピン (n=562) 42.7 19.6 13.5 8.4 5.7
ブラジル (n=914) 44.3 17.8 15.0 8.9 6.9
ネパール (n=190) 57.4 26.3 27.4 19.5 12.1
インドネシア (n=180) 46.1 18.9 12.8 7.8 3.9
アメリカ合衆国 (n=213) 42.7 20.7 11.7 6.1 5.6
台湾 (n=265) 47.9 17.4 12.5 17.0 8.7
タイ (n=99) 51.5 28.3 19.2 19.2 5.1
その他 (n=1,139) 46.2 19.6 13.8 13.2 7.0
経済的な負担が
大きい
給付金額が
不十分
脱退一時金が
少ない
その他 特にない
全体 (n=7,982) 19.5 14.3 10.4 2.3 34.0
中国 (n=2,300) 22.0 13.0 9.3 1.5 31.3
ベトナム (n=1,313) 15.8 9.1 13.5 0.8 36.6
韓国 (n=807) 27.5 20.6 12.6 2.1 38.5
フィリピン (n=562) 14.4 8.4 7.5 2.5 38.1
ブラジル (n=914) 16.1 20.5 8.0 2.0 34.8
ネパール (n=190) 26.8 14.7 16.3 0.5 21.1
インドネシア (n=180) 11.1 6.7 3.3 1.7 35.0
アメリカ合衆国 (n=213) 9.4 16.0 7.5 9.9 38.5
台湾 (n=265) 29.8 12.1 14.0 2.6 30.2
タイ (n=99) 18.2 13.1 9.1 1.0 29.3
その他 (n=1,139) 18.2 18.2 11.0 4.9 32.8
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 160 -(2)【在留資格別】年金制度に関する困りごと
年金制度に関する困りごとを在留資格別にみると、
「技術・人文知識・国際業務」において
「経済的な負担が大きい」
(31.5%)と回答する割合が全体と比較して高い。
図表 163 【在留資格別】 年金制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわから
ない
手続や利用方法
についてどこに相
談すればよいのか
分からない
手続や利用方法
に関して母国語で
相談できる場所
がない
外国からきたので
加入期間が短く、
十分なお金をもら
えない
制度を知らなかっ
たので加入期間
が短く、十分な
お金をもらえない
全体 (n=7,982) 42.9 17.0 13.6 12.7 6.9
永住者 (n=2,311) 42.2 14.1 11.8 13.1 8.4
技能実習 (n=965) 34.7 14.8 11.4 12.1 3.7
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 50.5 25.0 19.2 16.6 8.9
留学 (n=848) 48.2 17.0 11.0 11.3 5.9
定住者 (n=587) 46.2 20.6 15.5 8.0 5.8
家族滞在 (n=504) 49.8 17.9 18.7 14.5 6.5
日本人の配偶者等 (n=534) 44.0 16.5 16.9 19.5 8.1
特定活動 (n=185) 45.4 22.7 17.8 11.9 4.3
永住者の配偶者等 (n=154) 43.5 14.3 15.6 13.6 6.5
その他の在留資格 (n=300) 46.7 22.0 13.7 11.0 6.0
特別永住者 (n=444) 17.6 5.4 3.6 2.3 5.6
経済的な負担が
大きい
給付金額が
不十分
脱退一時金が
少ない
その他 特にない
全体 (n=7,982) 19.5 14.3 10.4 2.3 34.0
永住者 (n=2,311) 19.7 21.4 10.4 2.9 32.1
技能実習 (n=965) 9.5 6.3 10.4 0.8 45.9
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 31.5 14.6 19.0 3.0 22.3
留学 (n=848) 13.9 5.4 4.2 1.5 37.9
定住者 (n=587) 20.3 13.1 8.2 1.4 31.7
家族滞在 (n=504) 19.4 9.3 11.9 1.0 29.2
日本人の配偶者等 (n=534) 21.3 17.0 8.4 3.0 30.3
特定活動 (n=185) 14.1 6.5 9.7 2.7 31.9
永住者の配偶者等 (n=154) 22.1 15.6 9.1 1.9 32.5
その他の在留資格 (n=300) 18.0 9.7 12.7 5.0 33.0
特別永住者 (n=444) 19.4 21.6 3.4 1.8 55.4
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 161 -(3)【出生の場所別】年金制度に関する困りごと
年金制度に関する困りごとを出生の場所別にみると、
「給付金額が不十分」を除く全ての
困りごとの項目において、
「日本」
よりも
「国籍・地域と同じ」
の方が割合が高くなっている。
図表 164 【出生の場所別】 年金制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわから
ない
手続や利用方法
についてどこに相
談すればよいのか
分からない
手続や利用方法
に関して母国語で
相談できる場所
がない
外国からきたので
加入期間が短く、
十分なお金をもら
えない
制度を知らなかっ
たので加入期間
が短く、十分な
お金をもらえない
全体 (n=7,982) 42.9 17.0 13.6 12.7 6.9
国籍・地域と同じ (n=6,548) 45.4 17.5 14.4 13.8 7.4
日本 (n=776) 25.1 11.2 6.2 3.9 3.9
それ以外 (n=630) 39.4 18.7 14.6 13.0 5.9
分からない (n=28) 32.1 14.3 3.6 7.1 7.1
経済的な負担が
大きい
給付金額が
不十分
脱退一時金が
少ない
その他 特にない
全体 (n=7,982) 19.5 14.3 10.4 2.3 34.0
国籍・地域と同じ (n=6,548) 20.0 14.2 10.9 2.4 31.6
日本 (n=776) 18.0 16.8 5.7 1.7 49.4
それ以外 (n=630) 17.3 13.5 11.4 2.2 38.7
分からない (n=28) 7.1 10.7 ­ ­ 42.9
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下49.4 - 162 -(4)【回答の際の使用言語別】年金制度に関する困りごと
年金制度に関する困りごとを回答の際の使用言語別にみると、
「ネパール語」、「韓国語」での回答において、全体と比較して割合の高い項目が多い。また、
「日本語」では、
「経済的な
負担が大きい」
(24.3%)や「給付金額が不十分」
(17.2%)等の項目において、割合が全体
と比較して高くなっている。
図表 165 【回答の際の使用言語別】 年金制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわから
ない
手続や利用方法
についてどこに相
談すればよいのか
分からない
手続や利用方法
に関して母国語で
相談できる場所
がない
外国からきたので
加入期間が短く、
十分なお金をもら
えない
制度を知らなかっ
たので加入期間
が短く、十分な
お金をもらえない
全体 (n=7,982) 42.9 17.0 13.6 12.7 6.9
日本語 (n=2,203) 35.5 11.3 7.3 13.2 8.0
英語 (n=1,353) 51.0 23.2 14.0 10.9 6.4
中国語
(簡体字)
(n=1,697) 46.5 13.6 13.6 13.6 5.8
韓国語 (n=341) 39.9 22.6 17.3 10.6 12.3
ポルトガル語 (n=828) 45.4 18.8 16.9 8.9 6.5
ベトナム語 (n=1,216) 41.9 20.8 18.8 15.8 5.1
フィリピノ語 (n=218) 36.7 17.4 15.6 8.3 9.6
ネパール語 (n=126) 50.0 28.6 34.9 21.4 10.3
経済的な負担が
大きい
給付金額が
不十分
脱退一時金が
少ない
その他 特にない
全体 (n=7,982) 19.5 14.3 10.4 2.3 34.0
日本語 (n=2,203) 24.3 17.2 9.7 2.7 39.0
英語 (n=1,353) 15.2 15.4 10.2 5.0 30.7
中国語
(簡体字)
(n=1,697) 20.3 11.1 7.6 1.3 30.6
韓国語 (n=341) 33.7 16.1 22.0 1.8 19.6
ポルトガル語 (n=828) 14.1 20.7 8.5 1.3 34.2
ベトナム語 (n=1,216) 15.0 8.6 13.3 0.7 37.3
フィリピノ語 (n=218) 10.1 8.3 9.6 3.2 38.1
ネパール語 (n=126) 30.2 15.1 19.8 ­ 23.8
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 163 -
2 介護保険制度に関する困りごと
介護保険制度に関する困りごとをみると、
「制度の詳しい内容がよくわからない」
(42.1%)
が最も高くなっている。また、
「特にない」の割合は 42.3%となっている。
図表166 介護保険制度に関する困りごと(複数回答)
- 164 -(1)【国籍・地域別】介護保険制度に関する困りごと
介護保険制度に関する困りごとを国籍・地域別にみると、回答数が少ないため留意が必要
であるが、
「インドネシア」、「タイ」で「制度の詳しい内容がよくわからない」
(それぞれ 57.1%、
58.7%)の割合が全体と比較して高い。
図表167 【国籍・地域別】 介護保険制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわ
からない
手続や利用
方法について
どこに相談す
ればよいのか
分からない
手続や利用
方法に関して
母国語で相
談できる場所
がない
経済的な負
担が大きい
(保険料が
高い)
経済的な負
担が大きい
(サービス利
用料が高い)
希望するサー
ビスが提供さ
れていない
利用待ちが発
生していて利
用できない
その他 特にない
全体 (n=2,812) 42.1 15.0 12.1 15.6 8.5 2.3 1.5 1.4 42.3
中国 (n=762) 51.6 13.1 10.9 17.3 9.1 2.8 1.4 0.8 35.2
ベトナム (n=40) 35.0 10.0 17.5 17.5 12.5 ­ 2.5 ­ 45.0
韓国 (n=497) 29.0 10.7 6.4 20.3 10.5 3.8 2.8 1.0 51.9
フィリピン (n=224) 41.5 20.1 16.1 17.4 9.4 1.3 3.1 ­ 40.2
ブラジル (n=528) 39.0 19.9 14.8 10.0 5.9 0.6 0.8 0.6 44.7
ネパール (n=20) 50.0 30.0 30.0 35.0 20.0 ­ ­ ­ 25.0
インドネシア (n=21) 57.1 4.8 19.0 9.5 4.8 ­ ­ 4.8 33.3
アメリカ合衆国 (n=138) 37.7 9.4 8.0 7.2 5.1 3.6 0.7 2.9 52.9
台湾 (n=94) 42.6 9.6 4.3 22.3 8.5 2.1 1.1 2.1 41.5
タイ (n=46) 58.7 23.9 28.3 19.6 8.7 ­ ­ ­ 30.4
その他 (n=442) 43.9 17.2 14.9 13.1 8.4 2.9 0.9 3.8 41.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 165 -(2)【在留資格別】介護保険制度に関する困りごと
介護保険制度に関する困りごとを在留資格別にみると、
「家族滞在」、「日本人の配偶者等」
で「制度の詳しい内容がよくわからない」(それぞれ 51.3%、50.9%)の割合が全体と比較し
て高い。
図表168 【在留資格別】 介護保険制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の
詳しい内容
がよくわから
ない
手続や
利用方法
についてどこ
に相談すれ
ばよいのか
分からない
手続や
利用方法に
関して母国
語で相談で
きる場所が
ない
経済的な
負担が大き
い(保険料
が高い)
経済的な
負担が大き
い(サービ
ス利用料が
高い)
希望する
サービスが
提供されて
いない
利用待ちが
発生してい
て利用でき
ない
その他 特にない
全体 (n=2,812) 42.1 15.0 12.1 15.6 8.5 2.3 1.5 1.4 42.3
永住者 (n=1,524) 44.3 15.3 11.9 15.9 8.8 2.2 1.5 1.4 40.4
技能実習 (n=34) 38.2 11.8 5.9 11.8 5.9 2.9 2.9 - 44.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=126) 44.4 14.3 14.3 15.1 8.7 4.0 0.8 4.0 38.1
留学 (n=9) 33.3 22.2 11.1 - - - - - 66.7
定住者 (n=238) 37.4 23.5 13.9 16.0 6.7 1.3 0.8 - 39.9
家族滞在 (n=115) 51.3 15.7 20.9 15.7 8.7 1.7 1.7 1.7 34.8
日本人の配偶者等 (n=289) 50.9 18.3 15.9 15.2 8.7 1.4 1.7 1.4 36.3
特定活動 (n=25) 44.0 4.0 12.0 4.0 4.0 4.0 - 4.0 40.0
永住者の配偶者等 (n=64) 35.9 10.9 7.8 15.6 6.3 3.1 - - 45.3
その他の在留資格 (n=91) 46.2 19.8 20.9 13.2 9.9 2.2 2.2 - 42.9
特別永住者 (n=297) 22.6 4.4 2.4 16.8 9.1 4.4 2.4 1.3 63.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下66.763.0
- 166 -(3)【出生の場所別】介護保険制度に関する困りごと
介護保険制度に関する困りごとを出生の場所別にみると、
「制度の詳しい内容がよくわか
らない」で「国籍・地域と同じ」の割合が「日本」の割合を大幅に上回っている。
図表 169 【出生の場所別】 介護保険制度に関する困りごと(複数回答)(%)(4)
【回答の際の使用言語別】介護保険制度に関する困りごと
介護保険制度に関する困りごとを回答の際の使用言語別にみると、
「中国語(簡体字)
」で
の回答において、
「制度の詳しい内容がよくわからない」の割合が全体と比較して高くなっ
ている。
図表 170 【回答の際の使用言語別】 介護保険制度に関する困りごと(複数回答)(%)制度の詳しい
内容がよくわ
からない
手続や利用
方法について
どこに相談す
ればよいのか
分からない
手続や利用
方法に関して
母国語で相
談できる場所
がない
経済的な負
担が大きい
(保険料が
高い)
経済的な負
担が大きい
(サービス利
用料が高い)
希望するサー
ビスが提供さ
れていない
利用待ちが発
生していて利
用できない
その他 特にない
全体 (n=2,812) 42.1 15.0 12.1 15.6 8.5 2.3 1.5 1.4 42.3
国籍・地域と同じ (n=2,292) 45.5 16.6 13.7 15.9 8.7 2.1 1.5 1.1 39.0
日本 (n=318) 19.5 3.8 0.6 16.4 7.9 3.1 2.2 2.2 65.4
それ以外 (n=198) 39.9 15.2 12.1 11.1 6.6 4.0 1.0 2.5 42.9
分からない (n=4) 50.0 ­ ­ 25.0 25.0 ­ ­ ­ 50.0
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下65.4制度の詳しい
内容がよくわ
からない
手続や利用
方法について
どこに相談す
ればよいのか
分からない
手続や利用
方法に関して
母国語で相
談できる場所
がない
経済的な負
担が大きい
(保険料が
高い)
経済的な負
担が大きい
(サービス利
用料が高い)
希望するサー
ビスが提供さ
れていない
利用待ちが発
生していて利
用できない
その他 特にない
全体 (n=2,812) 42.1 15.0 12.1 15.6 8.5 2.3 1.5 1.4 42.3
日本語 (n=982) 38.1 11.0 7.2 18.4 9.7 2.3 1.8 1.5 49.5
英語 (n=509) 45.0 16.3 13.0 12.8 7.7 3.3 1.0 3.1 39.7
中国語
(簡体字)
(n=479) 54.7 13.6 13.4 16.5 8.8 3.3 1.3 0.8 29.9
韓国語 (n=175) 37.1 18.9 14.9 25.1 10.3 2.9 2.9 ­ 37.7
ポルトガル語 (n=524) 38.5 20.0 15.1 8.8 5.5 0.6 0.6 0.6 44.5
ベトナム語 (n=26) 34.6 15.4 26.9 19.2 11.5 ­ ­ ­ 42.3
フィリピノ語 (n=103) 37.9 18.4 20.4 13.6 9.7 1.9 5.8 ­ 41.7
ネパール語 (n=14) 35.7 42.9 42.9 35.7 21.4 ­ ­ ­ 35.7
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 167 -
III.13 支援について
1 支援の状況
支援の状況についてみると、現在、行政機関やNPO等の民間支援団体等から何らかの支援
を「受けている」と回答した人の割合は 5.8%となっている。
図表 171 支援の状況(単一回答)(1)【在留資格別】支援の状況
支援の状況について在留資格別にみると、
「技能実習」、「留学」、「特定活動」において、
何らかの支援を「受けている」と回答した人の割合(それぞれ 12.6%、9.1%、9.2%)が全
体と比較して高くなっている。
図表 172 【在留資格別】 支援の状況(単一回答)
- 168 -
2 支援を行っている団体
支援を受けている人に対して支援を行っている団体をみると、
「行政機関」が最も多くなっ
ており(44.4%)
、次いで、
「所属機関・団体等(学校、会社、監理団体、外国人技能実習機構
(OTIT)
、登録支援機関等)
」が 34.3%であった。
図表 173 支援を行っている団体(複数回答)
3 支援の内容
受けている支援の内容についてみると、
「経済的な支援」が最も多く(68.3%)
、次いで、
「相
談支援」
(32.5%)の順となっている。
図表 174 支援の内容(複数回答)
- 169 -
4 支援を受けていない理由
支援を受けていない理由では、
「支援があることを知らなかった」が最も多く(55.1%)、次いで、
「支援を受ける必要がない」
(47.0%)の順となっている。
図表 175 支援を受けていない理由(複数回答)(1)【在留資格別】支援を受けていない理由
支援を受けていない理由を在留資格別にみると、
「技能実習」で「日本語が分からず、支援
の申込みを諦めた」
(16.4%)の割合が全体と比較して高くなっている。
図表 176 【在留資格別】 支援を受けていない理由(複数回答)(%)支援があることを
知らなかった
日本語が分からず、
支援の申込みを諦めた
手続が難しく、支援を
受けることを諦めた
支援を受ける必要
がない
全体 (n=5,268) 55.1 4.5 3.6 47.0
永住者 (n=1,782) 46.4 1.3 2.6 57.1
技能実習 (n=354) 70.3 16.4 7.3 22.3
技術・人文知識
・国際業務
(n=797) 63.9 3.8 3.0 40.9
留学 (n=443) 76.1 5.4 7.0 26.4
定住者 (n=387) 61.8 5.4 5.4 37.0
家族滞在 (n=278) 68.3 11.9 4.3 33.1
日本人の配偶者等 (n=437) 52.9 4.3 2.1 50.1
特定活動 (n=94) 73.4 10.6 7.4 24.5
永住者の配偶者等 (n=109) 61.5 4.6 1.8 37.6
その他の在留資格 (n=196) 59.2 5.6 3.1 48.5
特別永住者 (n=391) 17.9 1.3 2.0 82.9
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下82.976.1
- 170 -
5 支援に関して望むこと
支援に関して望むこととしては、
「どこに相談すればよいかを適切に教えてくれる」の割合
が 48.0%と最も高く、次いで「オンライン(SNS含む)で相談に応じてくれる」
(31.0%)の
順となっている。
図表 177 支援に関して望むこと(複数回答)
48.0%
31.0%
25.2%
23.3%
19.6%
15.8%
15.5%
14.4%9.3%1.3%
21.5%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
どこに相談すればよいかを適切に教えてくれる
オンライン(SNS含む)で相談に応じてくれる
丁寧に聴いてくれる
ワンストップで相談できる相談先がある
電話で相談に応じてくれる
必要に応じて関係機関に同行してくれる
同じ悩みを持つ人と出会える場を教えてくれる
所属機関・団体内に相談先がある
近所に専門家が来てくれる(出張相談)
その他
分からない
(n=7,982)
- 171 -(1)【国籍・地域別】支援に関して望むこと
支援に関して望むことを国籍・地域別にみると、
「ベトナム」において「丁寧に聴いてくれ
る」と回答した人の割合(40.7%)が、
「ネパール」において「必要に応じて関係機関に同行
してくれる」と回答した人の割合(26.8%)が全体と比較して高くなっている。
図表 178 【国籍・地域別】 支援に関して望むこと(複数回答)(%)どこに相談すれば
よいかを適切に
教えてくれる
ワンストップで
相談できる相談先
がある
オンライン(SNS含む)
で相談に応じてくれる
電話で相談に応じて
くれる
丁寧に聴いてくれる
同じ悩みを持つ人と
出会える場を
教えてくれる
全体 (n=7,982) 48.0 23.3 31.0 19.6 25.2 15.5
中国 (n=2,300) 51.0 28.1 29.3 18.5 20.2 16.0
ベトナム (n=1,313) 48.4 21.8 39.5 24.1 40.7 10.9
韓国 (n=807) 47.3 30.5 28.9 23.0 25.0 19.5
フィリピン (n=562) 50.9 24.6 31.5 19.2 25.3 11.6
ブラジル (n=914) 44.5 10.9 23.0 17.0 22.3 17.1
ネパール (n=190) 54.7 20.5 28.9 29.5 20.5 17.9
インドネシア (n=180) 42.2 18.9 37.2 20.0 20.0 16.1
アメリカ合衆国 (n=213) 44.1 25.4 31.9 17.4 22.1 17.8
台湾 (n=265) 49.8 25.7 38.5 16.2 30.2 20.0
タイ (n=99) 43.4 19.2 33.3 9.1 22.2 13.1
その他 (n=1,139) 44.0 20.2 29.5 17.0 21.4 16.1
近所に専門家が
来てくれる
(出張相談)
必要に応じて
関係機関に
同行してくれる
所属機関・団体内
に相談先がある
その他 分からない
全体 (n=7,982) 9.3 15.8 14.4 1.3 21.5
中国 (n=2,300) 6.9 14.2 16.0 0.8 18.4
ベトナム (n=1,313) 13.9 18.4 16.8 0.2 12.3
韓国 (n=807) 14.1 15.4 15.9 1.7 20.3
フィリピン (n=562) 10.0 18.9 22.2 1.1 20.3
ブラジル (n=914) 6.7 14.3 7.3 0.5 34.9
ネパール (n=190) 14.2 26.8 12.6 1.1 18.9
インドネシア (n=180) 8.9 16.7 16.1 1.7 20.0
アメリカ合衆国 (n=213) 9.4 19.2 8.0 5.2 30.0
台湾 (n=265) 9.1 20.8 20.0 0.8 17.0
タイ (n=99) 7.1 9.1 11.1 1.0 30.3
その他 (n=1,139) 6.8 12.8 9.6 3.2 28.1
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 172 -(2)【在留資格別】支援に関して望むこと
支援に関して望むことを在留資格別にみると、
「技術・人文知識・国際業務」で「オンラ
イン(SNS含む)で相談に応じてくれる」
(41.0%)と回答した人の割合が全体と比較して
高くなっている。
図表 179 【在留資格別】 支援に関して望むこと(複数回答)(%)どこに相談すれば
よいかを適切に
教えてくれる
ワンストップで
相談できる相談先
がある
オンライン(SNS含む)
で相談に応じてくれる
電話で相談に応じて
くれる
丁寧に聴いてくれる
同じ悩みを持つ人と
出会える場を
教えてくれる
全体 (n=7,982) 48.0 23.3 31.0 19.6 25.2 15.5
永住者 (n=2,311) 48.0 21.4 25.6 19.0 22.2 15.5
技能実習 (n=965) 40.5 16.6 32.8 16.9 30.4 11.1
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 53.0 31.7 41.0 22.2 29.0 17.0
留学 (n=848) 54.7 27.8 40.2 20.6 32.0 19.5
定住者 (n=587) 44.6 13.6 24.0 18.1 20.3 16.2
家族滞在 (n=504) 46.8 27.0 29.2 19.8 21.6 14.1
日本人の配偶者等 (n=534) 48.1 23.2 30.1 19.9 22.8 16.3
特定活動 (n=185) 54.1 23.2 30.3 18.4 33.0 13.0
永住者の配偶者等 (n=154) 53.2 25.3 26.0 16.9 16.9 13.0
その他の在留資格 (n=300) 46.3 29.3 34.0 23.0 20.0 15.3
特別永住者 (n=444) 41.4 21.6 24.1 20.9 24.1 15.5
近所に専門家が
来てくれる
(出張相談)
必要に応じて
関係機関に
同行してくれる
所属機関・団体内
に相談先がある
その他 分からない
全体 (n=7,982) 9.3 15.8 14.4 1.3 21.5
永住者 (n=2,311) 8.0 14.8 11.9 1.3 24.5
技能実習 (n=965) 12.7 16.8 17.5 0.6 16.8
技術・人文知識
・国際業務
(n=1,150) 10.4 17.8 17.2 0.6 15.7
留学 (n=848) 6.7 16.2 19.3 1.2 14.5
定住者 (n=587) 8.2 12.1 9.2 0.9 31.7
家族滞在 (n=504) 9.3 16.5 12.5 1.2 21.8
日本人の配偶者等 (n=534) 9.7 15.0 11.2 2.6 24.9
特定活動 (n=185) 14.1 21.1 18.9 0.5 18.9
永住者の配偶者等 (n=154) 7.1 18.2 11.7 0.6 21.4
その他の在留資格 (n=300) 7.0 15.0 18.7 3.3 17.0
特別永住者 (n=444) 11.9 15.8 13.5 2.7 30.2
注)赤字は「全体」+10ポイント以上
- 173 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】支援に関して望むこと
支援に関して望むことを日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「日本語での会話はほと
んどできない」では、
「同じ悩みを持つ人と出会える場を教えてくれる」及び「その他」を除
く全ての項目において、回答割合が全体を下回っている。
図表 180 【日本語能力別(話す・聞く)】 支援に関して望むこと(複数回答)(%)どこに相談すれば
よいかを適切に
教えてくれる
ワンストップで
相談できる相談先
がある
オンライン(SNS含む)
で相談に応じてくれる
電話で相談に応じて
くれる
丁寧に聴いてくれる
同じ悩みを持つ人と
出会える場を
教えてくれる
全体 (n=7,538) 48.4 23.4 31.4 19.5 25.3 15.5
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 49.0 26.2 33.9 23.3 28.1 17.7
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 51.1 27.8 32.5 20.4 24.1 14.8
長い会話に参加できる (n=699) 51.9 23.9 34.2 20.0 27.3 16.6
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 48.3 21.9 33.8 18.3 27.6 15.2
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 49.1 22.9 30.5 19.1 25.1 14.6
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 44.3 18.6 27.2 16.5 21.3 13.5
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 40.2 20.7 18.0 10.9 13.7 16.0
近所に専門家が
来てくれる
(出張相談)
必要に応じて
関係機関に
同行してくれる
所属機関・団体内
に相談先がある
その他 分からない
全体 (n=7,538) 9.1 15.8 14.5 1.2 20.9
幅広い話題について
自由に会話ができる
(n=1,801) 10.5 15.4 15.5 1.2 19.2
効果的に言葉を
使うことができる
(n=810) 6.3 12.6 14.6 1.0 18.1
長い会話に参加できる (n=699) 9.9 14.7 16.3 1.9 18.9
身近な話題についての
会話はできる
(n=1,070) 9.7 17.1 15.6 1.1 18.0
日常生活に困らない
程度に会話できる
(n=1,745) 8.5 17.9 14.7 0.7 21.7
基本的な挨拶の会話
はできる
(n=1,157) 9.2 15.2 12.4 1.6 25.3
日本語での会話は
ほとんどできない
(n=256) 7.4 14.8 5.5 1.2 35.5
注)赤字は「全体」+10ポイント以上、緑字は「全体」-10ポイント以下
- 174 -
IV 今後について
1 今後の日本での滞在希望
今後の日本での滞在希望をみると、
「日本に永住したい」の割合が 60.7%で最も高い。
令和2年度調査と比較すると、
「日本に永住したい」が 5.9 ポイント増加している。
図表 181 今後の日本での滞在希望(単一回答)
【参考】 令和2年度調査との比較
- 175 -(1)【在留資格別】今後の日本での滞在希望
今後の日本での滞在希望を在留資格別にみると、
「技能実習」や「留学」であっても「日本
に永住したい」と回答する割合が約3割(それぞれ 27.6%、35.5%)を占めている。
令和2年度調査と比較すると、
「技能実習」
を除く全ての在留資格で
「日本に永住したい」
の割合が増加している。
図表182 【在留資格別】 今後の日本での滞在希望(単一回答)
- 176 -
【参考】 令和2年度調査との比較(%)図表 183 ×ばつ地理区分別】 今後の日本での滞在希望(単一回答)
日本に永住したい
10年程度は
日本に滞在したい
5年程度は
日本に滞在したい
1年程度で母国に
帰る又は日本以外
の国に行きたい
分からない
令和2年度(n=386) 74.9 7.3 2.3 1.0 14.5
令和3年度(n=2,311) 75.5 6.8 2.0 1.4 14.4
令和2年度(n=173) 29.5 19.1 28.3 6.4 16.8
令和3年度(n=965) 27.6 24.5 25.4 5.5 17.1
令和2年度(n=259) 52.1 13.5 12.7 6.6 15.1
令和3年度(n=1,150) 62.4 14.8 10.2 3.0 9.7
令和2年度(n=273) 30.8 22.7 22.3 7.7 16.5
令和3年度(n=848) 35.5 22.6 21.2 9.7 11.0
令和2年度(n=127) 69.3 10.2 7.1 3.9 9.4
令和3年度(n=587) 71.0 10.6 6.3 2.7 9.4
注)赤字は令和2年度調査+10ポイント以上
定住者
永住者
技能実習
留学
技術・人文知識・国際業務
- 177 -(2)【生活環境全般の満足度別】今後の日本での滞在希望
今後の日本での滞在希望について生活環境全般の満足度別にみると、
「日本に永住したい」
の割合は、
「満足している」において7割以上となっているが、その一方で、
「満足していな
い」においては4割弱(38.0%)にとどまっている。
令和2年度調査と比較すると、全ての層で「日本に永住したい」の割合が増加している。
図表 184 【生活環境全般の満足度別】 今後の日本での滞在希望(単一回答)
【参考】 令和2年度調査との比較(%)日本に永住したい
10年程度は
日本に滞在したい
5年程度は
日本に滞在したい
1年程度で母国に
帰る又は日本以外
の国に行きたい
分からない
令和2年度(n=632) 65.3 12.2 10.8 2.7 9.0
令和3年度(n=3,548) 70.0 12.9 7.9 2.2 7.0
令和2年度(n=626) 52.6 15.7 12.9 4.5 14.4
令和3年度(n=3,095) 55.6 14.2 11.3 3.7 15.1
令和2年度(n=115) 32.2 13.0 18.3 9.6 27.0
令和3年度(n=460) 45.9 13.3 13.9 8.7 18.3
令和2年度(n=44) 31.8 15.9 13.6 11.4 27.3
令和3年度(n=150) 38.0 10.0 12.0 14.0 26.0
令和2年度(n=85) 35.3 10.6 8.2 7.1 38.8
令和3年度(n=285) 36.8 14.7 10.5 6.3 31.6
注)赤字は令和2年度調査+10ポイント以上
分からない
満足している
どちらかといえば満足している
どちらかといえば満足していない
満足していない
- 178 -(3)【日本語能力別(話す・聞く)
】今後の日本での滞在希望
今後の日本での滞在希望について日本語能力別(話す・聞く)に見ると、
「幅広い話題に
ついて自由に会話ができる」において「日本に永住したい」
(73.8%)と回答する割合が全体
と比較して高くなっている。
図表 185 【日本語能力別(話す・聞く)】 今後の日本での滞在希望(単一回答)
- 179 -CV 孤独の状況
1 概要
本調査では、我が国における外国人の孤独の実態について、以下の1直接質問及び2間接
質問4
のとおり、
「令和3年人々のつながりに関する基礎調査5」(令和3年 12 月から令和4年
1月にかけて、全国の満 16 歳以上の個人2万人を対象に、内閣官房孤独・孤立対策担当室
が実施したもの。以下、
「全国調査」という。
)と同一の設問を設置した。
なお、本パートにおける間接質問の図表は、調査実施機関(株式会社シード・プランニン
グ)が集計したデータを基に、出入国在留管理庁において再集計を行い、作成した図表であ
る。また、本パートにおいては、
【参考】として、
「人々のつながりに関する基礎調査(令和
3年)調査結果の概要」における類似図表を掲載しているが、両調査では集計方法6
が異なっ
ているため、結果を比較する際には留意が必要である。
1直接質問
あなたはどの程度、孤独であると感じることがありますか。
1 全くない 2 ほとんどない 3 たまにある 4 時々ある 5 しばしばある・常にある
2間接質問(UCLA孤独感尺度)7
以下の3つの設問それぞれへの回答について、
「常にある」を4点、
「時々ある」を3点、
「ほとんどない」を2点、
「決してない」を1点としてスコア化した上で、その合計スコアを
便宜的に「10〜12 点(常にある)」、
「7〜9点(時々ある)」、
「4〜6点(ほとんどない)」、
「3点(決してない)
」の4区分に整理した上で、集計している。
あなたは、自分には人とのつきあいがないと感じることがありますか。
1 決してない 2 ほとんどない 3 時々ある 4 常にある
あなたは、自分は取り残されていると感じることがありますか。
1 決してない 2 ほとんどない 3 時々ある 4 常にある
あなたは、自分は他の人たちから孤立していると感じることがありますか。
1 決してない 2 ほとんどない 3 時々ある 4 常にある4「令和3年人々のつながりに関する基礎調査」においては、
「孤独」について直接的に尋ねる質問を「直接質問」
、設
問文に「孤独」という言葉を使用せずに孤独感を把握しようとする設問を「間接質問」と呼称しており、本報告書にお
いても同様の意味で同文言を使用している。5https://www.e-stat.go.jp/stat-search?page=1&toukei=000000046本調査では、原則として、
(回答対象外の質問を除く)全ての質問に回答した人のみを集計対象としているため、集
計結果に「無回答」は含まれないが、一方、全国調査では「無回答」を含めた数値を算出している。7カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のラッセルが、孤独感という主観的な感情を間接的な質問により数
値的に測定するために考案したもの。
本報告書においては、
全国調査において用いられている
「UCLA孤独感尺度」
の日本語版の3項目短縮版に基づく集計を行っている。詳細は上記URL掲載の「調査結果の概要」p5 参照。
- 180 -
2 調査結果
(1)孤独の状況(直接質問)
孤独の状況(直接質問)をみると、孤独感が「たまにある」
(29.5%)という人の割合が最
も多くなっている。
また、
孤独感が
「しばしばある・常にある」
と回答した人の割合は 6.7%、
「時々ある」と回答した人の割合は 14.9%となっている。
一方、全国調査では、孤独感が「ほとんどない」の割合が最も高くなっている。
図表186 孤独の状況(直接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-1】 孤独の状況(直接質問)n孤独感(直接質問) (11,867) 4.5 14.5 17.4 38.9 23.7 0.9
0% 20% 40% 60% 80% 100%
しばしばある・常にある 時々ある たまにある ほとんどない 決してない 無回答
6.7% 14.9% 29.5% 22.7% 26.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(n=7,982)
しばしばある・常にある 時々ある たまにある ほとんどない 全くない
- 181 -
(2)孤独の状況(間接質問)
孤独の状況(間接質問)をみると、
「7〜9点(時々ある)」(40.9%)という人の割合が最
も多くなっている。また、
「10〜12 点(常にある)
」という人の割合は 8.9%、
「3点(決して
ない)
」という人の割合は 19.0%となっている。
一方、全国調査では、
「4〜6点(ほとんどない)
」の割合が最も高くなっている。
図表187 孤独の状況(間接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-2】 孤独の状況(間接質問)
8.9% 40.9% 31.2% 19.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(n=7,982)
10〜12点
(常にある)
7〜9点
(時々ある)
4〜6点
(ほとんどない)3点(決してない)nUCLA孤独感スコア (11,867) 6.3 37.1 37.4 18.5 0.7
0% 20% 40% 60% 80% 100%
10〜12点
(常にある)
7〜9点
(時々ある)
4〜6点
(ほとんどない)3点(決してない)
無回答
- 182 -(3)【国籍・地域別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を国籍・地域別にみると、孤独感が「しばしばある・常にある」と回
答した人の割合は「アメリカ合衆国」
(12.7%)で最も高くなっている。
図表 188 【国籍・地域別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
- 183 -(4)【国籍・地域別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を国籍・地域別にみると、
「10〜12 点(常にある)
」と回答した人の割
合は「フィリピン」
(15.3%)で最も高くなっており、次いで、
「アメリカ合衆国」
(14.6%)
の順となっている。
図表 189 【国籍・地域別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
- 184 -(5)【在留資格別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を在留資格別にみると、孤独感が「しばしばある・常にある」と回答
した人の割合は「留学」
(12.5%)で最も高くなっている。
図表 190 【在留資格別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
- 185 -(6)【在留資格別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を在留資格別にみると、孤独感が「10〜12 点(常にある)
」と回答した
人の割合は「永住者の配偶者等」
(13.0%)で最も高くなっている。
図表 191 【在留資格別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
- 186 -(7)【日本での通算在住年数別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を日本での通算在住年数別にみると、通算在住年数が短いほど、
「しば
しばある・常にある」と回答した人の割合が高くなる傾向にある。
図表 192 【日本での通算在住年数別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
- 187 -(8)【日本での通算在住年数別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を日本での通算在住年数別にみると、直接質問と同様、通算在住年数
が短いほど、
「10〜12 点(常にある)
」と回答した人の割合が高くなっている。
図表 193 【日本での通算在住年数別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
- 188 -(9)【日本語能力別(話す・聞く)
】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を日本語能力別(話す・聞く)にみると、孤独感が「しばしばある・
常にある」と回答した人の割合は「日本語での会話はほとんどできない」
(14.8%)で最も高
くなっている。
図表 194 【日本語能力別(話す・聞く)】 孤独感(直接質問)(単一回答)
- 189 -(10)【日本語能力別(話す・聞く)
】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を日本語能力別(話す・聞く)にみると、
「10〜12 点(常にある)
」と
回答した人の割合は「日本語での会話はほとんどできない」
(18.0%)で最も高くなってい
る。
図表 195 【日本語能力別(話す・聞く)】 孤独感(間接質問)(単一回答)
- 190 -(11)【年齢階級別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を年齢階級別にみると、孤独感が「しばしばある・常にある」と回答
した人の割合は 20 歳代(8.2%)で最も高くなっている。
一方、全国調査では、30 歳代において、孤独感が「しばしばある・常にある」と回答した
人の割合が最も高くなっている。
図表196 【年齢階級別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-3】 年齢階級別孤独感(直接質問)n全 体 (11,867)
16〜19歳 ( 379)
20〜29歳 ( 1,045)
30〜39歳 ( 1,313)
40〜49歳 ( 1,764)
50〜59歳 ( 1,960)
60〜69歳 ( 2,095)
70〜79歳 ( 2,061)
80歳以上 ( 1,135)4.53.47.77.95.64.93.31.83.014.512.718.616.616.816.411.99.715.617.416.618.117.716.318.418.217.216.40% 10% 20% 30% 40% 50%
しばしばある・常にある 時々ある たまにある
- 191 -(12)【年齢階級別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を年齢階級別にみると、
「10〜12 点(常にある)
」という人の割合は 30
歳代(10.3%)で最も高くなっている。
全国調査においても、30 歳代において、
「10〜12 点(常にある)
」という人の割合が最も高
くなっている。
図表 197 【年齢階級別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-4】 年齢階級別孤独感(間接質問)n全 体 (11,867)
16〜19歳 ( 379)
20〜29歳 ( 1,045)
30〜39歳 ( 1,313)
40〜49歳 ( 1,764)
50〜59歳 ( 1,960)
60〜69歳 ( 2,095)
70〜79歳 ( 2,061)
80歳以上 ( 1,135)6.35.39.410.08.27.14.82.54.537.131.141.943.741.340.434.530.132.2
0% 20% 40% 60%
10〜12点(常にある) 7〜9点(時々ある)
- 192 -(13)【同居人の有無別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を同居人の有無別にみると、孤独感が「しばしばある・常にある」と
回答した人の割合は、同居人がいる人が5.1%、同居人がいない人が11.7%となっている。
全国調査においても、同居人がいない人の方が「しばしばある・常にある」と回答する人
の割合が高くなっている。
図表 198 【同居人の有無別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-11】 同居人の有無別孤独感(直接質問)n全 体 (11,867)
同居人がいる ( 9,953)
同居人がいない ( 1,514)4.53.78.714.513.222.217.416.423.438.940.331.323.725.613.20.90.71.2
0% 20% 40% 60% 80% 100%
しばしばある・常にある 時々ある たまにある ほとんどない 決してない 無回答
- 193 -(14)【同居人の有無別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を同居人の有無別にみると、孤独感が「10〜12 点(常にある)
」と回
答した人の割合は、同居人がいる人が 8.3%、同居人がいない人が 10.9%となっており、直
接質問と比較すると、両群の割合の差は小さくなっている。
全国調査においても、同居人がいない人の方が「10〜12 点(常にある)
」と回答する人の
割合が高くなっている。
図表 199 【同居人の有無別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-12】 同居人の有無別孤独感(間接質問)n全 体 (11,867)
同居人がいる ( 9,953)
同居人がいない ( 1,514)6.35.79.537.136.043.437.438.432.218.519.314.20.70.50.70% 20% 40% 60% 80% 100%
10〜12点
(常にある)
7〜9点
(時々ある)
4〜6点
(ほとんどない)3点(決してない)
無回答
- 194 -(15)【男女別単身者】孤独感(直接質問)
単身者の孤独感(直接質問)を男女別にみると、孤独感が「しばしばある・常にある」と
回答した人の割合は、男性単身者が 12.2%、女性単身者が 11.0%となっている。
全国調査においても、男性単身者の方が「しばしばある・常にある」と回答する人の割合
が高くなっている。
図表 200 【男女別単身者】 孤独感(直接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-15】 男女別単身者の孤独感(直接質問)n全 体 (11,867)
男性単身 ( 687)
女性単身 ( 811)
同居人がいる ( 9,953)4.510.96.53.714.522.721.813.217.422.724.216.438.929.432.840.323.713.013.625.60.91.31.10.7
0% 20% 40% 60% 80% 100%
しばしばある・常にある 時々ある たまにある ほとんどない 決してない 無回答
- 195 -(16)【男女別単身者】孤独感(間接質問)
単身者の孤独感(間接質問)を男女別にみると、孤独感が「10〜12 点(常にある)
」と回答
した人の割合は、男性単身者が 10.9%、女性単身者が 10.8%となっており、直接質問と比較
すると、両群の割合の差は小さくなっている。
全国調査においても、男性単身者の方が「10〜12 点(常にある)
」と回答する人の割合が高
くなっている。
図表 201 【男女別単身者】 孤独感(間接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-16】 男女別単身者の孤独感(間接質問)n全 体 (11,867)
男性単身 ( 687)
女性単身 ( 811)
同居人がいる ( 9,953)6.312.56.85.737.146.740.636.037.428.535.138.418.511.516.819.30.70.70.70.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
10〜12点
(常にある)
7〜9点
(時々ある)
4〜6点
(ほとんどない)3点(決してない)
無回答
- 196 -(17)【世帯年収別】孤独感(直接質問)
孤独感(直接質問)を 2021 年の世帯年収(税金、社会保険料等が控除される前の金額。賞
与を含む。)別にみると、
「しばしばある・常にある」
という人の割合は
「100 万円未満」
(10.2%)
で最も高くなっている。
全国調査においても、
「しばしばある・常にある」という人の割合は、
「100 万円未満」に
おいて最も高くなっている。
図表 202 【世帯年収別】 孤独感(直接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-23】 世帯年収別孤独感(直接質問)n全 体 (11,867)
100万円未満 ( 936)
100〜199万円 ( 1,340)
200〜299万円 ( 1,643)
300〜399万円 ( 1,372)
400〜499万円 ( 1,161)
500〜699万円 ( 1,586)
700〜999万円 ( 1,374)
1,000〜1,499万円 ( 748)
1,500万円以上 ( 263)
わからない ( 1,137)4.57.36.04.34.24.33.73.12.72.76.914.517.614.515.014.713.114.911.912.89.117.317.418.219.316.319.117.315.815.616.313.321.338.934.539.139.939.639.440.542.440.639.931.623.720.719.823.622.225.024.726.727.335.022.20.91.71.30.90.40.90.40.20.3-0.8
0% 20% 40% 60% 80% 100%
しばしばある・常にある 時々ある たまにある ほとんどない 決してない 無回答
- 197 -(18)【世帯年収別】孤独感(間接質問)
孤独感(間接質問)を 2021 年の世帯年収(税金、社会保険料等が控除される前の金額。賞
与を含む。
)別にみると、
「10〜12 点(常にある)
」という人の割合は「1,500 万円以上 2,000
万円未満」
(11.2%)で最も高くなっている。
一方、全国調査では、
「わからない」を除くと、
「100 万円未満」が最も高くなっている。
図表 203 【世帯年収別】 孤独感(間接質問)(単一回答)
【参考】 「令和3年人々のつながりに関する基礎調査結果」(内閣官房)
【図1-24】 世帯年収別孤独感(間接質問)n全 体 (11,867)
100万円未満 ( 936)
100〜199万円 ( 1,340)
200〜299万円 ( 1,643)
300〜399万円 ( 1,372)
400〜499万円 ( 1,161)
500〜699万円 ( 1,586)
700〜999万円 ( 1,374)
1,000〜1,499万円 ( 748)
1,500万円以上 ( 263)
わからない ( 1,137)6.39.28.74.96.06.45.73.73.73.89.737.138.235.138.237.534.938.137.638.126.639.937.433.237.037.238.241.438.039.738.239.931.818.518.118.119.218.117.018.018.919.829.317.70.71.31.00.60.30.30.10.10.10.41.00% 20% 40% 60% 80% 100%
10〜12点
(常にある)
7〜9点
(時々ある)
4〜6点
(ほとんどない)3点(決してない)
無回答
- 198 -
VI 意見・要望等について
1 外国人の方々が日本においてよりよい生活を送るために必要な支援や取組
本調査では、「外国人の方々が日本においてよりよい生活を送るために必要な支援や取組」
について、自由記述で回答する設問を設けた(なお、日本語以外の言語で回答があった場合は
日本語への翻訳を行った。)。
この自由記述の設問には、5,750 件(全体の有効回答数 7,982 件の 72.0%)の回答があり、
分野別でみると、
「言語」
(20.9%)、
「人種差別・機会平等・個人尊重」
(18.9%)、
「仕事」
(14.0%)の順に高くなっている。
図表 204 外国人の方々が日本においてよりよい生活を送るために必要な支援や取組(単一回答)
各分野の意見・要望は以下のとおりである(一部抜粋。原則として、原文のまま記載8)。言語について
〇日本語学習支援について
・ 誰もが受講できるように様々な時間帯や曜日に質の高い日本語教育を提供してほしい。
・ (居住する)地方の言葉を学ぶことができる場所
・ 各市町村に無料の日本語講座がもっとあってもいいと思います。 言葉がもっと分かるようにな
ると、子どもの学校教育、健康保険、労働保険、年金制度など、情報を得やすくなると思います。
〇多言語対応について
・ 行政機関・学校・病院・交通機関などでは、多言語対応をしてほしいです。
・ 外国人が知っておくべき全ての情報を多言語に翻訳すべきです。外国人向けのサービスは多言
語対応にしてほしいです。
・ 日本語だけでなく、他の言語でも看板や標識を表示してほしいです。
・ やさしい日本語で書いてもらいたいです。また、漢字のふりがなが欲しいです。
など8明らかな誤字脱字等については、修正を加えている場合がある。
- 199 -
人種差別・機会平等・個人尊重について
・ 外国人と日本人が一体となって差別をなくすプロジェクトがあるといいです。
・ 外国人は故郷を離れ、違う土地に来た人たちなので、私達にとって習慣や生活の在り方から仕
事や言動などまで何もかも未知のことばかりです。だから私達が困ったときには日本人に助けて
もらいたいし、平等に接してほしいです。
・ 外国人は日本語能力がなくても平等な機会を与えられるべきです。
・ 幼少期からのあらゆるレベルでの、平等な権利、尊敬、違いの尊重、受容、共感に関する教育。
・ 外国人に対する差別的な行動・言動がなくせるよう、小中高の学校から多様な文化に関する教
育が必要。
・ 言葉が違っても、肌の色が違っても、同じ人間なので平等に扱ってほしいです。
・ 在日外国人への偏見や差別はまだまだ残っている。特にSNS上での批判やネガティブ発言が
目立つので、SNS上での啓発や取締は強化すべきだと思う。
・ 同性パートナーと十数年ともに日本で生活してきましたが、法的な手続ができないため将来に
ついて不安です。二人とも、これからもずっと日本に住みたいと思っていますので、ぜひLGB
Tに関する法整備などの支援をお願いしたいと思います。
など
仕事について
〇就業支援について
・ 日本へ来たばかりの人は、
日本語がまだ下手なので、
仕事探しが困難である人が多いです。その
ような人々に仕事を紹介する組織を作ってほしいです。
・ 感染症拡大のために帰国できない人のための就職支援。契約満了時にスムーズに転職できるよ
うな転職支援。SNSやメディアによる就職活動をサポートするウェブサイトがあってほしい。
・ 個々の資格や事情に応じた就職先の照会、あっせん、ないしは適切な情報提供を受けられるよ
う、多言語での閲覧が可能なサイト(ポータル)の充実、および職業安定所や業界団体等との連携
や紹介ができるような手段と働き口の充実に努めてほしい。
〇就労者への日本語学習支援、多言語対応について
・ 職場で実際に使える日本語実習教育を提供し、日本での就職活動を支援してくれたらいいと思
う。
・ まだ日本語でスムーズにコミュニケーションがとれない実習生が多いです。
特に、
仕事・社会保
障・医療・必要かつ義務的な制度や政策などの場面です。日本に住んでいる人や日本で勉強して
いる人に対して、上記のことについて多言語で正確に伝える団体を作ってほしいです。
・ 仕事に関して地方自治体からもっと情報が提供されるべきだと思います。例えば日本企業への
入り方、日本語習熟度を高めるために取るべき措置、仕事又は日常生活で何か問題が生じた場合
の相談窓口などです。あらゆる情報が誤って伝わらないよう、外国人の母国語で提供されるべき
です。
〇職場における人種差別・機会平等、個人尊重について
・ 外国人のため仕事で差別や、給料もらえなかったりするときに気軽に相談できる(インターネ
ットなど)取組があるといいと思います。
・ 外国人が日本での生活に馴染めるように話を聞いてあげるなどのメンタルサポート。 外国人の
ためのアルバイト紹介などのサポート。日本人に対して外国人に関する情報を周知させること。
・ 外国人に対する給与や待遇制度の差別がなくなること。
など
在留資格について
・ 在留資格申請をするとき、準備しなければならない書類などがとても面倒で難しい。
・ 入国許可が下りてから、日本で生活するための条件が予想と違うことがわかり、どのように生
活するか戸惑っています。就労や生活の条件がもっと分かりやすいとよい。
・ 在留資格の更新・永住権申請・帰化申請などの手続が複雑で時間がかかる。
・ 在留資格の更新手続用のアプリケーションを開発してほしいです。東京出入国在留管理局での
待ち時間はいつも長かったので、
管理局窓口に行かずに更新手続できるようにしたいと思います。
・ 在留資格の申請をより簡素化の上、宣伝にも力を入れてほしいです。ほとんどの外国人がオン
ラインでビザ更新できると知らず、学校の先生に手伝ってもらわないとビザ更新の流れすら分か
らない人も少なくありません。より多くの外国人にビザ更新及び変更の手順と、期間内にやらな
いとどのような罰則があるかをしっかり宣伝した方がいいと思います。
・ 永住ビザを申請する際の 10 年間の要件が短縮されることを望みます。外国人居住者がこの国で
永住者になれば、より多くの就労機会が与えられるようになり、その結果、大いに必要とされる
労働力に貢献できます。
など
情報提供について
〇情報の内容について
・ 初めて日本に来られた方に対して、その方々の母国語で、日本で暮らすのに社会全般の仕組み
の説明(在留資格の理解、
税金や保険/年金制度等)や困り事がある際の相談出来る行政機関もしく
はNPOなどの支援団体の案内をしてあげられたらよいと思いました。
・ 国籍に応じた言語による最近の法律、災害等に関する情報の提供。
〇情報発信の方法について
・ 様々なルートを通して公的な情報を流してほしいです。たとえば、公共機関、会社、学校、オン
ラインプラットフォームなどを通して、日本にいる外国人がリアルタイムで公的情報を把握でき
るようにしてもらいたいです。
・ 日本にいる外国人に、セミナー・イベントまたは外国人が良く利用する Facebook などのSNS
- 200 -
を通じて、日本のルールなどを周知すべきです。
・ 必要な時に簡単に支援に関する情報を調べられ、すぐ理解できるようにしてほしいです。必要
かつ実用的な情報を常に更新し、誰もが簡単に検索できるように一つの情報サイトにまとめてほ
しいです。
・ 日本に来た外国人に一定期間フリーで Wi-Fi が使えるようにできるととても助かると思います。
ネットがあれば情報を入手しやすく多くのことが解決できると思います。
など
住宅について
・ 外国人居住者向けの賃貸住宅に関する情報にもっとアクセスできるようにしていただきたいで
す。
・ 外国人向けの住宅ローンを充実してほしい。
・ 家族連れで容易に借りられるような不動産賃貸プランがあれば良いと思います。入居に際して、
いろいろと要求されますし、初期費用がとても高いです。そのため、賃貸物件の選択肢がなくな
ってしまいます。
・ 住宅供給業者はサービスを日本語でしか提供せず、外国人が好みを詳しく伝えるのが非常に難
しいです。おまけに書類が全て日本語です。したがって、住宅契約手続全体にわたり外国語での
支援が必要です。支援は外国人入居者が近隣住民又は大家に対する苦情を申し出る際にも提供さ
れるべきです。
・ 家を借りようとした時、外国人という理由で審査をずっと拒否されたことがあり、定着するの
が難しいと思う。外国人に保証人や(本人が所属する団体と関連がない)日本人の緊急連絡先を
探してこいとも言われたが、外国人にはほとんど不可能だと思う。制度的に改善が必要ではない
かと思う。
など
交流について
・ 異国生活における困難等を解決する際に助け等を受け、お互いに情報を交換できる知人は必ず
必要だと思い、そのような交流の場が多くなったらいいと思います。
・ 外国人と日本人、外国人同士が交流する正規の場をもっと提供して、多文化共生社会を促進し、
外国人が日本で溶け込むことができないと感じないようにしてほしいです。
・ なるべく同じようなお悩みをお持ちの方と交流の場を作っていただき、経験交換できたらとい
いと思います。
・ 最近は交流の場が少なくなっていると思う。コロナで全然イベントなどがなくて孤独になって
いる人が多いと思う。オンラインでもいいので色々なイベントなどがあればよいと思う。
・ 日本の良い文化を伝える、相手の良い文化も認め合うことで、交流を深め続けることが大事か
と思います。
・ 外国人を受け入れた機構、
機関で、
外国人にもボランティア、
文化活動に参加できる場を設けれ
ば、みんな気軽に参加できるのではないでしょうか。
・ 日本人との交流の場を増やしてほしい。大都市では、様々な交流推進団体がたくさんあるかも
しれませんが、小さな村ではあまりにも少ないです。現在、特定技能実習生などは、ほとんど小さ
な町や、村などに行っていますが、彼らは、1年、2年生活しても、単なる自分のアパートと仕事
の現場の道しか知らない。町役場や村役場にお願いし、近所との触れ合いをもっと増やしてほし
いですね。
など
税金について
・ 母国語で税金についての相談ができるようになってほしいです。
・ 日本にいる外国人のために、税金について案内や説明をしてくれるSNSを多く作ってほしい
です。
・ 税金、
年金についてより丁寧に教えていただければ大変助かります。
入社した時に一度税金・年
金の話を聞きました。そして英語の説明書があるか聞いたら無いと言われ、分からないところが
多いまま資料を書いて提出をすることになりました。
ちゃんとできているのかは今でも心配です。
・ 日本の様々な税金、年金制度について、いつ支払うのか、いくら支払うのか、どのような人は
免除になるのか、後から追加で支払う必要があるのかなどがあまりよく分かりません。専門的に
答えてくれる人もとても少ないです。
など
教育について
・ 留学生向けの経済支援が増えればいいなと思います。
・ 外国人の児童、生徒が日本の学校(小学校、中学校、高校)で受ける可能性のある暴力や差別な
どをなくしてもらいたいです。
・ 学校で起こるいじめ問題が沢山あります。
国が違って、
言葉が話せなくて、
文化の違いなどで人
を差別する人がたくさんいて、傷つく人もたくさんいるので、学校での教育・家庭での教育で国
籍が違ってもみんな同じ人間だという事を教えていくべきだと思う。
・ 日本での生活に関する外国人向けの教育を増進すると良いと思います。日本人又は他の国籍の
人々との付き合い方、家庭や職場での配慮の仕方など、日本での暮らし方が分からない人が多い
からです。
・ 学校の授業等で、外国の文化や宗教について学ぶ機会があれば、日本人と外国人間の相互理解
が進み共存可能な社会づくりに貢献できるのではないかと思います。
・ 日本で暮らしている外語人の日本語能力の向上を通じて、日本で生活する為に必要な社会保険
制度、医療保険等の仕組みなど、理解できるよう教育にする場が必要だと思う。
など
- 201 -
年金について
・ 年金制度は外国人に対してもっと柔軟であるべきだと思います。
・ 特に 20 歳以上で初来日する場合は、制度の説明や加入方法などの説明をしてほしい。
・ 外国人が母国に帰る場合や加入する必要性など様々な情報が十分に発信されていない。基礎的
な情報を得やすい環境作りが必要。
・ 日本人と同等の年金を支払っているが、
外国人の場合、
基本日本で定年まで働かないため、一時
脱退時にもらえる年金は少ない。年金制度の加入または一時脱退時の報酬等を見直した方がいい
と思う。
など
相談について
・ 日本にいる外国人のための生活に関する無料相談コールセンターを設置してください。電話ま
たはインターネットを使って無料で相談できるようにしてほしいです。
・ 技能実習生をはじめ、外国人のみんなが困ったときに相談や問い合わせるができる、相談専用
のウェブサイトがあってほしい。
・ 日本の制度、仕事、保険について何でも議論できる単一窓口の相談センターを設置すべきです。
・ 税金、年金など気になったことを気軽に相談できるSNSサービスがあったらいいです(カカオ
トーク、ライン等)
・ 法律相談、行政手続相談、税務相談など、母国と違う部分について母語での相談、支援がほしい
です。
・ 外国人達が日本での生活が困っている時、あらゆる問題について母国語でも相談解決可能な相
談窓口あるいはオンライン相談窓口を設けてほしいです。
など
医療について
・ 外国人が日本で診察や治療を受ける際は、本当に困っています。医療機関に診察や治療の際の
通訳を支援してほしいです。
・ 日本各地の病院や公的機関にもっと通訳を配置してほしいです。今は、外国人が多く居住する
ところにしか通訳が配置されていません。
・ 私たち外国人にとって、多言語対応のクリニックや病院が増えれば、
通訳・翻訳のコストが削減
され、より良い生活が送れるようになると思います。
・ 病気によってどの医療機関に行けばよいか教えてくれたり、また場合によっては一般的な症状
や治療などの説明に役立つカンニングペーパーを提供してくれる、交番のような場所をもっと設
けていただきたい。多様な言語で書かれていれば、必要なものを指すだけで済みます。
・ 医療に関する多言語対応はとても大切です。クリニックに通訳が配備されていたら、最高です。
日本にいる外国人がみな流暢に日本語を話せるわけではありませんし、病院で使う多くの専門用
語は理解がむずかしいです。
・ 日本語が話せなくて、病院に行く度に通訳の方を雇って同行してもらう人が多いので、どこの
病院も、電話通話などの通訳が無料でついていれば、夜中でも急に病院に行く事があったら、安
心して受診することができる。
など
政治参加について
・ 日本で生まれ育ち、インターナショナルではない日本の幼稚園〜大学で教育を受け、普通の日
本の企業に勤め、普通に日本へ税金を支払っています。それでも外国籍のため選挙権がありませ
ん。特定の条件をクリアした外国籍であれば、選挙権を付与するようにしてもらいたい。
・ 日本で生まれ育った特別永住者です。住民としての義務を果たしていますが、参政権という権
利がありません。せめて、地方参政権があったらと思います。
・ 日本の政治について分からず、やさしい日本語もあまりないので、興味はあるがついていけて
いない。日本に長く住もうという人に、政治の説明などを学べるところを作るのはどうでしょうか?など
銀行口座、クレジットカード、融資について
・ 外国人が日本でクレジットカードや銀行のキャッシュカードを簡単に申請し使えるように、申
請方法についての説明が必要です。
・ 外国人にとっては、銀行で口座を開設する、クレジットカードの手続をするなどに問題があり
ます!日本に来たばかりだったり、日本語ができない場合は更に困難です。将来的には、銀行に
も多言語サービスを提供できる人を置いて手助けしてくださるか、口座開設や申請に関する情報
をもっと提供していただきたいです。
・ 最近、口座開設をしに銀行に行きましたが、日本語が書けないので、開設が出来ませんでした。
日本語を話す事が出来ても、日本語を書くのは、外国人にはとても難しいです。日本で生活をす
るのに、銀行口座は必要です。日本に来て日の浅い外国人には、代筆を可能にしてほしいです。
など
子育てについて
・ 私も特別な事情を抱える子どもたち(自閉症)の母親なので、一番心配なのは、二人の子どもの
将来です。特性がある外国人の子どもたちに向けた何か(支援や取組)があれば嬉しいです。
・ 子どもを完全に日本社会にとけこませるため、育児の知識、子どもの興味や特徴の育成に関す
る知識をもっと提供して、外国の子どもが日本の子どもと同じスタートラインから勉強し、成長
し、仕事ができるようにする必要があると思います。
・ 支援センターや、児童館など外国人の方が利用されているのをあまり見かけないので、もしか
するとそういった場所があるのを知らないのかも。もっと産院や行政からの情報があっても良い
- 202 -
と思う。
・ 来日して 12 年が経ったので、子どもたちもそろそろ日本に慣れてきています。子どもが大学を
卒業するまでは、子どもの将来のためにも、子育てに関するガイダンスあったらうれしい。
など
保険について
・ 毎月支払う保険料が高いです。
・ どんな保険に加入をしなければならないのか、それが私に必要な保険なのか教えてくれる案内
が必要だと思います。日本での永住を考えていますが、保険は必ず必要だと思うのに、どんな保
険をどの会社に加入しなければならないのかとても難しいです。
・ 保険のことをよく分からない外国人が多いと思います。もうちょっと具体的な説明があれば、
みんな安心できると思います。
など
死亡(お墓の確保等)
・ 新型コロナウイルス感染者の増加や死亡者数の増加に伴い、火葬と死亡の場合に関する情報が
必要になっています。どこで墓が買えるのか、どこの場所が外国人を受け入れてくれるのか知り
たいです。
・ 死亡時の手続に関する情報があると良いです。
例えば、
死亡時どのような手続が必要か、
どの機
関(役所)に聞けばよいのか。
・ イスラム教のお墓の場所を増やしてほしい。宗教を理解してほしい。
・ 父親が亡くなったとき、年金の受け取りの手続に行ったが、戸籍謄本がないので登録原票を提
出したが受け取れなかった。領事館に行って家族証明が必要だと言われた。戸籍謄本がない場合
の手続をもう少し簡単にしてほしい。父親が亡くなった時、保険や役所の色々な手続でとても苦
労した。
など
災害について
・ 災害発生時の行動や避難計画の説明(母国語含む)
・ 今現在の日本には、災害が多発していることがわかっていますが、引き続き日本で生活しよう
としている人も多くて、災害に備えてどうやって、どのような物資を用意しておくのかなど、外
国人としての私が全然わからないです。可能であれば、用意すべき用品のサンプルを教えていた
だければと思います。
・ 年に1回、
地域避難所の情報に関する手紙を自宅に送るなど。
外国籍の方だけでなく、
日本の方
にも送ることで災害時の避難がスムーズになる。
など
その他
・ 外国人がもっと自由にキリスト教や仏教を信仰できるようになれば良いと思います。
・ 日本人に対する振る舞い方やごみの分別方法に関して不可欠な教育を実施すれば、暮らしが向
上するでしょう。私は初めて来日した頃、何かを渡す際に片手を使っていましたが、両手を使わ
なければならないことを教わりました。また、午後 9 時以降は洗濯機を使ってはならないことも
教わりました。外国人はこうした類の物事を知らないので、ビザを取得する直前又は直後に講義
を行うと良いと思います。
・ 日本人の大多数は建前が多く本音が見えず付き合いにくい、本音で付き合ったり話をしていた
だきたい。
など
- 203 -
おわりに
令和3年度在留外国人に対する基礎調査に関する有識者会議
座長 近藤 敦
全国的な外国人住民の基本調査は、今回が 2 回目である。令和 2 年度調査は、1 万人の調
査対象で、回答率が 17.1%であったのに対し、令和 3 年度調査は、4 万人の調査対象で、回
答率が 20.8%である。共生施策のための基礎調査として、無作為抽出により全国の外国人
住民の縮図となるよう配慮した点は前回と同じである。
回答率を上げるため、
調査項目の選定に際しては、
項目を減らす方向で検討した。
ただし、
21 項目を減らし(または他項目に統合し)ても、共生施策を検討する上で新たに必要と思
われる 18 項目を増やす必要があり、
最終的な総数は 59 項目から 56 項目に減ったにすぎな
かった。新たに加えた調査項目は、生活オリエンテーションの受講経験、日本での生活に困
らないために知っておいた方が良い情報、
通信環境、
外国人生活支援ポータルサイトの認知
度、
妊娠・出産の困りごと、
子育ての困りごと、
学校・保育園等の休校・休園時の困りごと、
社会参加の現状、社会参加に関する希望、差別や人権に関する要望、年金制度の困りごと、
介護保険制度の困りごと、支援の状況、支援に関する要望、孤独の状況に関する 4 項目であ
る。各種の困りごとに関して、令和 2 年度と同じ調査項目については、その割合を比較し
た。令和 3 年度の困りごとの割合は、令和 2 年度とおおむね同じか、やや減少する傾向に
あるが、
「技能実習」では「診断結果や治療方法が分からなかった」という回答が 12.1%か
ら 19.8%に増えた場合もある。また、前回と同様、いくつかの点では、調査項目をかけ合わ
せたクロス集計をすることで、詳細な傾向を分析した。
たとえば、
支援に関する要望としては、
「どこに相談すればよいかを適切に教えてくれる」
(48.0%)、「オンライン(SNS 含む)で相談に応じてくれる」
(31.0%)という回答の割合
が全体に高く、国籍・地域別にみると、
「ベトナム」では「丁寧に聴いてくれる」
(40.7%)、「ネパール」
では
「必要に応じて関係機関に同行してくれる」
(26.8%)
という回答が多い。
また、差別や人権に関する要望を国籍・地域別にみると、
「ネパール」、「台湾」および「ア
メリカ」では「外国人と日本人との交流の機会を増やす」
(55.8%、54.7%および 59.6%)、「学校で日本人に対して、外国人についての正確な知識を伝えてほしい」
(54.7%、54.7%
および 59.2%)、「フィリピン」では「差別をなくすためのルールの制定」
(49.1%)、「ベト
ナム」では「共生に関する啓発イベントを実施する」
(45.5%)という回答の割合が高い。
政府全体で共生社会の実現をめざしていくためにも、外国人住民の抱える生活上の問題
点等を明らかにする必要がある。第 2 回の本調査は、いまだ国としての体系的な施策のた
めの基礎調査としては、不十分な点も少なくない。本報告書は、客観的な数値の提供を中心
として行うものであり、
より掘り下げた内容の分析を行う学術研究の発展に資するべく、匿名性が保障される限り、データを提供することにする。また、調査結果の概要については、
アンケート内容と同じく多言語で公表することにした。
今後、
施策の向上のためのより充実
した調査分析を行い、より広く調査結果を社会に還元するための工夫が望まれる。
I 調査項目・選択肢一覧
中項目 対象 設問文 選択肢
I回答者の属性 性別 全員 あなたの性別は次のうちどれですか(1つだけ☑)。 男性/女性/その他
年齢 全員 あなたの年齢は次のうちどれですか(1つだけ☑)。 18〜19歳/20〜29歳/30〜39歳/40〜49歳/50〜59歳/60〜69歳/70〜79歳/80歳以上
国籍・地域 全員 あなたの国籍・地域は次のうちどれですか(1つだけ☑)。 中国/韓国/ベトナム/フィリピン/ブラジル/ネパール/インドネシア/台湾/アメリカ合衆国/タイ/その他(具体的に: )
出生の場所 全員 あなたが生まれた場所は次のうちどれですか(1つだけ☑)。
国籍・地域と同じ/日本/それ以外(中国/韓国/ベトナム/フィリピン/ブラジル/ネパール/インドネシア/台湾/アメリカ合衆国/タイ/その
他)/分からない
在留資格 全員 あなたの在留資格は次のうちどれですか(1つだけ☑)。
特別永住者/永住者/技能実習/留学/技術・人文知識・国際業務/定住者/家族滞在/日本人の配偶者等/永住者の配偶者等/特定活動/
その他(具体的に: )
同居者 全員 あなたと同居している人はいますか。いる場合、誰と同居していますか(当てはまるもの全てに☑)。
配偶者・パートナー/子ども/あなたの親/配偶者・パートナーの親/兄弟姉妹/その他の親族/友人・知人/その他(具体的に: )/同居して
いる人はいない
【配偶者・パートナー有りの場合】
日本/日本以外の国籍・地域(あなたと同じ国籍・地域)/日本以外の国籍・地域(あなたと異なる国籍・地域)
日本での通算在住年数
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたが日本に住んでいる期間は、合計するとどれくらいの長さになりますか(1つだけ☑)。 生まれてからずっと/1年未満/1年以上3年未満/3年以上10年未満/10年以上20年未満/20年以上30年未満/30年以上40年未満/40年以上
世帯収入(昨年1年分) 全員
あなたの世帯の2021年の1年間の収入は次のうちどれですか(1つだけ☑)。
(注記)収入は、あなたが実際に受け取る金額ではなく、税金、社会保険料、宿舎料などが引かれる前の金額で
回答してください。
(注記)1か月分の収入しか分からない場合は、それを12倍してください。
(注記)また、ボーナスがある場合はそれも加えた金額としてください。
【2021年の年収】100万円未満/100万円以上200万円未満/200万円以上300万円未満/300万円以上400万円未満/400万円以上500万円未満/
500万円以上700万円未満/700万円以上1000万円未満/1000万円以上1500万円未満/1500万円以上2000万円未満/2000万円以上
仕送り(送金)の有無
上記I-7で「生まれてから
ずっと」以外を回答した人
((注記)特別永住者は対象外)
あなたから母国の家族などへの仕送り(送金)について教えてください。
1過去1年間に仕送り(送金)していますか(1つだけ☑)。
21か月当たり平均していくら仕送り(送金)していますか(1つだけ☑)。
3誰に仕送り(送金)していますか(当てはまるもの全てに☑)。
【仕送り(送金)の有無】有/無
【1か月当たりの仕送り(送金)額】5万円未満/5万円以上10万円未満/10万円以上15万円未満/15万円以上)
【仕送り(送金)先】親・親族/自分の夫・妻・子/お金を借りたところ/その他(具体的に: )
日本語能力(話す・聞く)
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは日本語でどの程度会話ができますか(1つだけ☑)。
幅広い話題について自由に会話ができる/効果的に言葉を使うことができる/長い会話に参加できる/身近な話題についての会話はできる/日常
生活に困らない程度に会話できる/基本的な挨拶の会話はできる/日本語での会話はほとんどできない
日本語能力(読む)
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは日本語でどの程度文章が読めますか(1つだけ☑)。
幅広い場面で使われる日本語を理解することができる(日本語能力試験(JLPT)N1レベル相当)/日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、
より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる(日本語能力試験(JLPT)N2レベル相当)/日常的な場面で使われる日本語を
ある程度理解することができる(日本語能力試験(JLPT)N3レベル相当)/基本的な日本語を理解することができる(日本語能力試験(JLPT)N4レ
ベル相当)/基本的な日本語をある程度理解することができる(日本語能力試験(JLPT)N5レベル相当)/あまり分からない/全く分からない
来日の理由
上記I-7で「生まれてから
ずっと」以外を回答した人
((注記)特別永住者は対象外)
あなたが日本に来た理由は次のうちどれですか(最も当てはまるもの1つだけ☑)。
勉強のため/スキルの獲得・将来のキャリア向上のため/お金を稼ぐ・仕送り(送金)のため/結婚のため/日本が好きだから/自分又は家族の転
勤のため/政治的自由のため/その他(具体的に: )
出身国・地域での就学歴
上記I-7で「生まれてから
ずっと」以外を回答した人
((注記)特別永住者は対象外)
あなたが出身国・地域で最後に通った学校は次のうちどれですか(最も当てはまるもの1つだけ☑)。 小学校/中学校/高校/専門学校・短期大学/大学(学士課程)/大学院(修士課程)/大学院(博士課程)/就学したことはない
日本での就学歴
上記I-7で「生まれてから
ずっと」以外を回答した人
((注記)特別永住者は対象外)
あなたが日本で通ったことがある学校は次のうちどれですか(当てはまるもの全てに☑)。 小学校/中学校/高校/専門学校・短期大学/大学(学士課程)/大学院(修士課程)/大学院(博士課程)/就学したことはない
(1)満足度全般 生活環境全般の満足度 全員 あなたは日本での生活に満足していますか(1つだけ☑)。 満足している/どちらかといえば満足している/どちらかといえば満足していない/満足していない/分からない
(2)日本語での
コミュニケーショ
ン 日本語の学習における困りごと 全員 あなたが日本語を学ぶときに困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
自分のレベルに合った日本語教育が受けられない/母語による指導を受けられない/日本語教育の内容が実用的でない/日本語教室・語学学校
等の利用・受講料金が高い/近くに日本語教室・語学学校等がない/都合のよい時間帯に利用できる日本語教室・語学学校等がない/日本語を学
べる場所・サービスに関する情報が少ない/学んだ日本語を活かせる機会がない/教える人の専門性が低い/無料の日本語教室が近くにない/無
料の日本語教材が見付けられない/オンラインで学ぶことができない/その他(具体的に: )/特に困っていない/日本語の学習をしていない
(3)日本で生活
する上で必要と
なる情報に関
するオリエン
テーション 日本で生活する上で必要となる情報に
関するオリエンテーション
全員
あなたは、日本で生活する上で必要となる情報に関するオリエンテーションを受けたことがありますか(当
てはまるもの全て☑)。
受けたことがある/受けたことがない/分からない
【受けたことがある:どのような内容のオリエンテーションを受けましたか】
住民登録/ごみ出し/電気・ガス・水道/労働・雇用/教育・日本語学習/出産・子育て/医療・福祉/年金・社会保険/税金/住宅/交通/防災
/多言語対応の相談窓口/その他(具体的に: )
【受けたことがある:どの団体が実施するオリエンテーションを受けましたか】
行政機関/国際交流協会/NPO等の民間支援団体/所属機関・団体等(学校、会社、監理団体、外国人技能実習機構(OTIT)、登録支援機関等)
/その他(具体的に: )
日本での生活に困らないために知って
おいた方が良い情報
全員
日本での生活に困らないようにするために、知っておいた方が良いと思うことを教えてください(当てはま
るもの全てに☑)。
住民登録/ごみ出し/電気・ガス・水道/労働・雇用/教育・日本語学習/出産・子育て/医療・福祉/年金・社会保険/税金/住宅/交通/防災
/多言語対応の相談窓口/その他(具体的に: )/分からない
(4)情報の入手・
相談対応
通信環境 全員
情報を入手したり、相談をしたりする時の通信手段として、何を利用していますか(当てはまるもの全てに
☑)。
【電話】固定回線(自宅)/固定回線(学校・職場等)/携帯・スマートフォン/利用していない
【インターネット】有料のインターネット環境(自分でプロバイダー契約している場合:自宅のパソコン、自己保有のスマートフォン等)/有料のインター
ネット環境(インターネットカフェ等)/無料のインターネット環境(公共施設やコンビニエンスストアのWi-Fi等)/その他(具体的に: )/利用していない【その他】具体的に:
公的機関(市区町村・都道府県・国)が
発信する情報の入手先
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは、公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を、次のうちのどこから入手していますか
(当てはまるもの全てに☑)。
日本語のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌/母国語のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌/家族・親族/日本人の友人・知人/同じ国籍・地域の友人・知人/学校・
大学・職場/大使館・領事館/外国人支援団体/公的機関(市区町村・都道府県・国)の窓口/公的機関(市区町村・都道府県・国)の広報紙/公的
機関(市区町村・都道府県・国)のウェブサイト/その他のウェブサイト/公的機関(市区町村・都道府県・国)のSNS/その他のSNS/その他(具体的
に: )/入手できていない
大項目
II来日前についてIII生活について- 204 -
外国人ポータルサイトの認知度 全員
あなたは、出入国在留管理庁のウェブサイト「外国人生活支援ポータルサイト」を知っていますか。
(URL:https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/index.html と QRコードを記載)
知っている/知らない
【知っている:何を見て「外国人生活支援ポータルサイト」を知りましたか(当てはまるもの全てに☑)。】
ウェブサイト/ポスター・チラシ/SNS/個人メール/出入国在留管理庁メール配信サービス/その他(具体的に: )
【知っている:どこから発信された情報で「外国人生活支援ポータルサイト」を知りましたか(当てはまるもの全てに☑)。】
出入国在留管理庁・出入国在留管理局/空港/都道府県・市区町村の役所/会社・学校/NPO・NGO等の支援団体/日本人の知り合い/日本
人以外の知り合い/その他(具体的に: )
公的機関(市区町村・都道府県・国)が
発信する情報を入手する際の困りごと
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたが、公的機関(市区町村・都道府県・国)が発信する情報を入手するときに困っていることを教えて
ください(当てはまるもの全てに☑)。
多言語での情報発信が少ない/やさしい日本語での情報発信が少ない/メールでの情報発信が少ない/SNSでの情報発信が少ない/スマートフォ
ン等で利用できる公的機関(市区町村・都道府県・国)が作成したアプリでの情報発信が少ない/日本で発行される母語で書かれた新聞・雑誌での情
報発信が少ない/公的機関(市区町村・都道府県・国)のウェブサイト上で、必要な情報にたどり着くことが難しい/その他(具体的に: )/特に困っ
ていない/入手できていない
公的機関(市区町村・都道府県・国)に
よる情報発信を希望するSNS
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは、公的機関(市区町村・都道府県・国)が情報を発信するSNSとして、次のうちどれがよいと思い
ますか(当てはまるもの全てに☑)。
Facebook/Twitter/Instagram/Line/WhatsApp/WeChat/Weibo/カカオトーク/Viber/Youtube/その他(具体的に: )
公的機関(市区町村・都道府県・国)に
相談する際の困りごと
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたが過去1年間で公的機関(市区町村・都道府県・国)に相談する必要があったときに困ったことを教
えてください(当てはまるもの全てに☑)。
どこに相談すればよいか分からなかった/相談窓口が少なかった/相談するために仕事や学校等を休まなければならなかった/通訳が配備されて
いなかった又は少なかった/多言語翻訳アプリが配備されていなかった/相談可能な内容が少なかった(具体的に: )/適切な部署にたどり着くま
でに色々な部署に案内された/担当者の専門知識が少なかった/一般の電話番号(固定電話やフリーダイヤル)に発信可能な電話を持っていない
ため相談できなかった/その他(具体的に: )/特に困ったことはない
(5)医療
病院で診察・治療を受ける際の困りごと全員
あなたが過去1年間に病院で診察・治療を受ける必要があったときに困ったことを教えてください(当ては
まるもの全てに☑)。
どこの病院に行けばよいか分からなかった/病院の受付でうまく話せなかった/病院で症状を正確に伝えられなかった/診断結果や治療方法が分
からなかった/病院での手続が分からなかった/病院で出される薬の飲み方や使い方が分からなかった/医療保険制度(保険が適用されるかどう
か)が分からなかった/医療保険への加入を希望していたが加入できていなかった/医療費が高かった/健康・医療について気軽に相談できるとこ
ろがなかった/その他(具体的に: )/特に困ったことはない
病院での言葉の問題への対応状況 全員
あなたが過去1年間に病院で診察・治療を受けて言葉の問題が生じたときに、あなたはどのように対応し
ましたか(最も当てはまるもの1つに☑)。
日本語のできる家族・親族・友人・知人を連れて行った/医療通訳を依頼した/医療通訳以外の通訳を依頼した/多言語翻訳機・アプリを利用した/
多言語対応の病院に行った/その他(具体的に: )/日本語が理解できるので困らなかった
(6)災害・非常
時の対応
災害時の困りごと 全員
あなたが過去1年間に災害(地震や台風、大雨など)で困ったことを教えてください(当てはまるもの全て
に☑)。
信頼できる情報をどこから得ればよいか分からなかった/情報の入手に時間がかかった/警報・注意報などの避難に関する情報が、多言語で発信さ
れていないため分からなかった/警報・注意報などの避難に関する情報が、やさしい日本語で発信されていないため分からなかった/困ったときに頼
れる人がいなかった/相談できる場所が分からなかった/避難場所が分からなかった/被災後の支援策があっても、情報が多言語で発信されてい
ないため分からなかった/被災後の支援策があっても、情報がやさしい日本語で発信されていないため分からなかった/被災後の支援策があって
も、利用方法・申請方法が分からなかった/救急車の利用方法が分からなかった/日本における災害(津波など)がどういうものか分からなかった/
避難所がどのようなものか分からなかった/その他(具体的に: )/特に困ったことはない
新型コロナウイルス感染症の影響に
関する困りごと
全員
あなたが新型コロナウイルス感染症の影響で困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに
☑)。
【新型コロナウイルスに関する情報入手】
信頼できる情報をどこから得ればよいか分からない/情報の入手に時間がかかる/多言語で発信されていないため分からない/やさしい日本語で
発信されていないため分からない/その他(具体的に: )/特に困っていない
【ワクチン接種】
接種券が届かない/自宅に届いた案内が読めない/行政機関のHPや予約サイトが読めない/予約の際にスタッフと会話できない/接種会場でス
タッフと会話できない/その他(具体的に: )/特に困っていない
【生活面】
仕事(収入)、授業が減った・なくなった/支出が増えた/病院に受診できない/出入国制限のため帰国できない(海外に行けない)/渡航先の事
情により帰国できない(海外に行けない)/航空機が飛ばないため帰国できない(海外に行けない)/その他(具体的に: )/特に困っていない
(7)住宅
住居探しの方法 全員 あなたは今の住居を次のうちのどこで探しましたか(当てはまるもの全てに☑)。
多言語対応の不動産業者の窓口/その他の不動産業者の窓口/市区町村・都道府県の窓口/公営住宅等の窓口/会社や学校・大学などの紹介
/住宅情報誌/インターネット/家族の紹介/日本人の友人や知人の紹介/同じ国籍・地域の友人や知人の紹介/「部屋探しガイドブック」/居住
支援協議会、居住支援法人の相談窓口/その他(具体的に: )/生まれたときから同じ家に住んでいる(家探しをした経験がない)
住居探しにおける困りごと 全員 あなたが今の住居を探すときに困ったことを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
外国語を話せる不動産業者が見つからなかった/国籍等を理由に入居を断られた/保証人が見つからなかった/家賃や契約にかかるお金が高
かった/敷金・礼金などの賃貸住宅で必要な費用が分からなかった/契約書類や説明が日本語のため無断同居が禁止されているなどの契約内容
が分からなかった/書類や説明が日本語のためごみ出しなどの生活ルールが分からなかった/住宅購入のためのローンを借りられなかった/その
他(具体的に: )/特に困ったことはない
(8)子育て・教育日本に居住する子どもの有無、人数、
年齢
全員
あなたには子どもがいますか(1つだけ☑)。いる場合、子どもの人数、子どもの年齢を教えてください(数
字を記入してください)。
(注記)対象は、日本国内に住んでおり、扶養している子どもに限ります。同居の有無は問いません。
(注記)子どもが2人以上いる場合、それぞれの子どもの年齢をお答えください。
(注記)子どもが10人よりも多い場合、末子から10人目までの子どもについて答えてください。
【日本国内に居住する子どもの有無、人数】いる( 人)(注記)実数を記入/いない
【子どもの年齢】( 歳)(注記)実数を記入。子どもが2人以上いる場合、それぞれの子どもの年齢を回答
妊娠・出産についての困りごと
・現在、妊娠している人
・0〜6歳の子どもが日本国
内にいる人
あなたが妊娠・出産について困っている(困った)ことを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
母子健康手帳をもらったが内容がわからない/ 妊娠中の健康診査を受ける方法がわからない/子どもを産むために病院に行くとき、言葉が通じない
/妊娠・出産にかかる費用が高い/ 妊娠・出産に関する情報が得られない/妊娠・出産についての悩みを相談できるところや人がいない /学校や
仕事が続けられるか不安/在留資格がどうなるか不安/その他(具体的に: )/特に困ったことはない/妊娠・出産の経験がない
子育てについての困りごと
0〜6歳の子どもが日本国
内にいる人
あなたが子育てについて困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
子どもが日本語を十分に理解できない/子どもが母国語・母国文化を十分に理解していない/子どもが保育所・幼稚園になじめない(いじめられてい
る)/保育所や幼稚園に子どもを入所させる方法がわからない/子どもを預けようとしたが断られた/保育所、幼稚園などの先生とのコミュニケーショ
ンがうまくとれない/養育費が高い/ 子育てに関する情報が得られない/ 教育や子育てについての悩みを相談できるところや人がいない /その他
(具体的に: )/特に困ったことはない/子育ての経験がない
子どもの日本語の学習支援
6歳以上の子どもが日本国
内にいる人
あなたの子どもは日本語の学習支援を受けています(又は受けていました)か(当てはまるもの全てに
☑)。
受けている(受けていた)/受けたいが、受けられていない(受けられなかった)/受けていない(支援の必要がない)
【受けたいが、受けられていない理由】
子どものレベルに合った日本語教育が受けられない/日本語教室・語学学校等の利用・受講料金が高い/近くに日本語教室・語学学校等がない/
都合のよい時間帯に利用できる日本語教室・語学学校等がない/日本語を学べる場所・サービスに関する情報が少ない/その他(具体的に: )/
特に困っていない
学校・保育園等が休校・休園になった
際の困りごと
0〜12歳の子どもが日本国
内にいる人
新型コロナウィルス感染症等の影響により、子どもの学校や保育園が休校・休園になって困ったことを教
えてください(当てはまるもの全てに☑)。
(子どもの世話をするために)仕事を休まなければならなかった/子どもの世話をしてくれる人(場所)を探さなければならなかった/子どもに留守番を
させなければならなかった/その他(具体的に: )/特にない
- 205 -
子どもの就学状況
6歳以上の子どもが日本国
内にいる人
あなたの子どもはどの学校に通っていますか(当てはまるもの全てに☑)
日本の小学校に通っている/日本の中学校に通っている/日本の高校に通っている/日本の大学・大学院に通っている/日本の学校(小学校・中学
校・高校・大学以外)に通っている/インターナショナルスクール・外国人学校に通っている/その他(具体的に: )/通っていない
【通っていない理由】
日本語が分からないから/授業についていけないから/いじめや差別が心配だから/幼い弟や妹などの面倒を見る必要があるから/家事の手伝い
をする必要があるから/働いているから/母国と生活や習慣が違うから/学校が近くにないから/学校に入る手続が分からないから/日本の学校
に外国人が通えることを知らなかったから/日本に長く住むつもりはないから/その他(具体的に: )
小学校・中学校・高校・大学における
困りごと
<子どもについて><親として>
上記で、小学校・中学校・
高校・大学等に通っている
と回答した人
あなたの子どもが通っている学校について、1子どもが困っていること、2親として困っていることを教え
てください(それぞれ、当てはまるもの全てに☑)。
<子どもが困っていること>
日本語が分からない/授業の内容が理解できない/いじめられる/先生、職員の配慮が足りない/日本語指導を専門とする支援者がいない/母語
でサポートできる支援者がいない/友だちがいない・できない/進路について具体的なイメージを持てない/進路や学校生活などについて相談でき
る人がいない/受験に合格できるか不安/不登校になってしまう/精神面での不安を抱えている/(子どもが高校に通っている人のみ)高校を中退
したが、その後の進路をどうしてよいか分からず困っている/その他(具体的に: )/特に困っていない
<親として困っていること>
先生とうまく意思が通じない/学校からのお知らせの内容が分からない/子どもが母語を忘れてしまう/日本の学校の仕組みが分からない/学校の
保護者会(PTA)(注記)の仕組みが分からない/親同士の付き合いに馴染めていない/受験や入学手続が分からない/学費が高い/在留資格が奨学
金対象外のため、進学させてあげられない/進路について相談されても助けてあげられない/その他(具体的に: )/特に困っていない
(注記) PTA:Parent(親)、Teacher(先生)、Associationの略。各学校で組織された保護者と教職員による社会教育関係団体。
(9)仕事 就労の有無(パート、アルバイトを含
む。)
全員 あなたは仕事(パート、アルバイトを含む。)をしていますか(1つだけ☑)。 働いている/以前日本で働いていたが、今は働いていない/日本で働いたことはない
仕事における困りごと
上記で「働いている」を回
答した人
あなたが今の仕事について困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
給料が低い/毎月の給料の変動が大きい/労働時間が長い/休みが取りにくい/雇用形態が不安定である/業務の内容が単純である・つまらな
い/職場での人間関係がうまくいかない/危険な仕事が多い/働く環境が快適ではない/企業からの本人及び家族への生活面のサポートが限られ
ている/職場での日本語やマナーが分からない/社会保険(年金、健康保険)に加入させてもらえない/採用、配属、昇進面で日本人と比べて不利
に扱われている/スキルアップのための研修・支援が限られている/その他(具体的に: )/特にない
(10)日本人との
関わり・社会参
加 日本人との付き合いの有無
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは普段の生活で日本人との付き合いがあります(ありました)か(当てはまるもの全てに☑)。
一緒に働いている(働いていた)/学校で一緒に勉強している(していた)/友人として付き合っている(付き合っていた)/自分又は家族・親族が、日
本人と結婚して日本に住んでいる(住んでいた)/国際交流のグループで一緒に活動している(していた)/その他、地域のグループなどで一緒に活
動している(していた)/日本人とあいさつ程度の付き合いはある(あった)/日本人の知人はいないし、付き合ったこともない/その他(具体的に:)日本人と付き合いがない理由
上記で「日本人の知人は
いないし、付き合ったことも
ない」を回答した人
あなたが普段の生活で日本人との付き合いがない理由は次のうちどれですか(当てはまるもの全てに
☑)。
言葉が通じないから/日本の文化や習慣が分からないから/母国の文化や習慣の違いを理解してもらえないから/時間がないから/付き合う場や
きっかけがないから/地域の活動について情報がないから/付き合う必要を感じないから/日本人から声をかけられないから/日本人が自分を避
けるから/引っ越してきたばかりだから/長く日本に住むつもりがないから/その他(具体的に: )
社会参加の現状 全員 あなたはこれまでに次の地域の活動等に参加したことはありますか(当てはまるもの全てに☑)。
町内会・自治会への加入/消防団への加入/学校の保護者会(PTA)役員・PTA活動/ボランティア活動(通訳、清掃等)/行政機関の活動への協
力(各種委員など)/その他(具体的に: )/参加したいと思うが、参加したことがない/参加したいと思わない
【参加したいと思うが、参加したことがない理由】
どのような活動が行われているか知らない/言葉が通じるか不安がある/他の用事と時間が重なり、参加できない/知っている人が参加していないの
で不安がある/地域の人たちが自分を受けいれてくれるか不安がある/その他(具体的: )
社会参加に関する希望 全員 あなたは地域でどのような活動をしたいですか(当てはまるもの全てに☑)。
町内会・自治会への加入/消防団への加入/学校の保護者会(PTA)役員・PTA活動/ボランティア活動(通訳、清掃等)/行政機関の活動への協
力(各種委員など)/その他(具体的に: )/参加したいと思わない
(11)人権問題
(差別) 生活での差別の経験 全員 あなたは次のような生活の場面で差別的な扱いを受けた経験がありますか(当てはまるもの全てに☑)。
公的機関(市区町村・都道府県・国)などの手続のとき/日本人の友人との付き合いのとき/近所の人との付き合いのとき/家を探すとき/自分や家
族が結婚するとき/電車・バス等に乗っているとき/出産・育児のとき/学校などの教育の場/仕事を探すとき/仕事をしているとき/携帯電話を契
約するとき/銀行口座を開設するとき/クレジットカードを申し込むとき/その他(具体的に: )/特に経験していない
相談先
上記で「特に経験していな
い」以外を回答した人
あなたは差別的な扱いを受けたと感じたとき、どこかに相談しましたか(当てはまるもの全てに☑)。
公的機関(市区町村・都道府県・国)の相談窓口/大使館・領事館/弁護士/同じ国籍・地域の人による団体/教会/外国人支援団体/労働組合
/外国人技能実習機構(OTIT)/職場や学校の人々/家族・親族/日本人の友人・知人/同じ国籍・地域の友人・知人/その他(具体的に: )/
相談していない
差別や人権に関する要望 全員
あなたは、差別をなくし、人権を守るためにどのような取組や活動があるとよいと思いますか(当てはまる
もの全てに☑)。
共生に関する啓発イベントを実施する/ポスター・リーフレットを作成する/学校での日本人に対して、外国人についての正確な知識を伝えてほしい
/外国人と日本人との交流の機会を増やす/外国人が差別を受けた際の相談体制を充実させる/学校で共生に関する教育を取り入れる/差別を
なくすためのルールの制定/その他(具体的に: )/特にない
(12)社会保険
年金制度に関する困りごと 18歳以上 年金制度に関して困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
制度の詳しい内容がよくわからない/手続や利用方法についてどこに相談すればよいのか分からない/手続や利用方法に関して母国語で相談でき
る場所がない/外国からきたので加入期間が短く、十分なお金をもらえない/制度を知らなかったので加入期間が短く、十分なお金をもらえない/経
済的な負担が大きい/給付金額が不十分/脱退一時金が少ない/その他(具体的に:)/特にない
介護保険制度に関する困りごと 40歳以上 介護保険制度に関して困っていることを教えてください(当てはまるもの全てに☑)。
制度の詳しい内容がよくわからない/手続や利用方法についてどこに相談すればよいのか分からない/手続や利用方法に関して母国語で相談でき
る場所がない/経済的な負担が大きい(保険料が高い)/経済的な負担が大きい(サービス利用料が高い)/希望するサービスが提供されていない
/利用待ちが発生していて利用できない/その他(具体的に:)/特にない
(13)支援について支援の状況 全員
現在、行政機関やNPO等の民間支援団体から支援を受けていますか(それぞれ、当てはまるもの全てに
☑)。
受けている/受けていない/分からない
【受けている場合:支援を行っている団体】
行政機関/社会福祉協議会/NPO等の民間支援団体/自治会・町内会/所属機関・団体等(学校、会社、監理団体、外国人技能実習機構
(OTIT)、登録支援機関等)/その他(具体的に: )
【受けている場合:支援の内容】
経済的な支援/現物提供等の支援/人的な支援/相談支援/その他(具体的に: )
【受けていない場合:支援を受けていない理由】
支援があることを知らなかった/日本語が分からず、支援の申込みを諦めた/手続が難しく、支援を受けることを諦めた/支援を受ける必要がない
支援に関して望むこと 全員
不安や悩みが生じた場合に、どのような支援があれば望ましいと思いますか(当てはまるもの全てに
☑)。
どこに相談すればよいかを適切に教えてくれる/ワンストップで相談できる相談先がある/オンライン(SNS含む)で相談に応じてくれる/電話で相談
に応じてくれる/丁寧に聴いてくれる/同じ悩みを持つ人と出会える場を教えてくれる/近所に専門家が来てくれる(出張相談)/必要に応じて関係
機関に同行してくれる/所属機関・団体内に相談先がある/その他(具体的に: )/分からない
今後の日本での滞在希望
上記I-5で「特別永住者」以
外を回答した人
あなたは今後も日本に滞在したいですか(1つだけ☑)。
日本に永住したい/10年程度は日本に滞在したい/5年程度は日本に滞在したい/1年程度で母国に帰る又は日本以外の国に行きたい/分からない全員 あなたは自分には人との付き合いがないと感じることがありますか。(1つだけ☑) 全くない/ほとんどない/時々ある/常にある
全員 あなたは自分が取り残されていると感じることがありますか(1つだけ☑) 全くない/ほとんどない/時々ある/常にある
全員 あなたは自分が他の人から孤立していると感じることがありますか(1つだけ☑) 全くない/ほとんどない/時々ある/常にある
全員 あなたはどの程度、孤独であると感じることがありますか。(1つだけ☑) 全くない/ほとんどない/たまにある/ときどきある/しばしば・常にある
全員
あなたは、外国人の方々が日本においてよりよい生活を送るためにどのような支援や取組が必要だと思
いますか。項目を選択した上で、あなたのご意見を自由にお書きください。
自由回答
言語/人種差別・機会平等・個人尊重/仕事/情報提供/在留資格/教育/住宅/交流/相談/医療/税金/年金/政治参加/保険/銀行口座、クレジット
カード、融資/災害/子育て/死亡(お墓の確保等)/その他
VI 意見・要望等
V 孤独・孤立
IV 今後について
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II 参考統計資料
1 国籍・地域別
国籍・地域
全 体 2,823,565 (100.0%) 40,000 (100.0%) 7,982 (100.0%)
中 国 745,411 (26.4%) 10,561 (26.4%) 2,300 (28.8%)
ベ ト ナ ム 450,046 (15.9%) 6,375 (15.9%) 1,313 (16.4%)
韓 国 416,389 (14.7%) 5,899 (14.7%) 807 (10.1%)
フ ィ リ ピ ン 277,341 (9.8%) 3,930 (9.8%) 562 (7.0%)
ブ ラ ジ ル 206,365 (7.3%) 2,923 (7.3%) 914 (11.5%)
ネ パ ー ル 97,026 (3.4%) 1,375 (3.4%) 190 (2.4%)
イ ン ド ネ シ ア 63,138 (2.2%) 894 (2.2%) 180 (2.3%)
米 国 53,907 (1.9%) 763 (1.9%) 213 (2.7%)
台 湾 52,023 (1.8%) 737 (1.8%) 265 (3.3%)
タ イ 51,409 (1.8%) 727 (1.8%) 99 (1.2%)
そ の 他 410,510 (14.5%) 5,816 (14.5%) 1,139 (14.3%)
2 在留資格別
在留資格
全 体 2,823,565 (100.0%) 40,000 (100.0%) 7,982 (100.0%)
永 住 者 817,805 (29.0%) 11,586 (29.0%) 2,311 (29.0%)
技 能 実 習 354,104 (12.5%) 5,016 (12.5%) 965 (12.1%)
技 術 ・ 人 文 知 識
・ 国 際 業 務
283,259 (10.0%) 4,013 (10.0%) 1,150 (14.4%)
留 学 227,844 (8.1%) 3,228 (8.1%) 848 (10.6%)
定 住 者 199,288 (7.1%) 2,823 (7.1%) 587 (7.4%)
家 族 滞 在 190,010 (6.7%) 2,692 (6.7%) 504 (6.3%)
日 本 人 の 配 偶 者 等 140,987 (5.0%) 1,997 (5.0%) 534 (6.7%)
特 定 活 動 112,382 (4.0%) 1,592 (4.0%) 185 (2.3%)
永 住 者 の 配 偶 者 等 43,334 (1.5%) 614 (1.5%) 154 (1.9%)
そ の 他 の 在 留 資 格 154,111 (5.5%) 2,183 (5.5%) 300 (3.8%)
特 別 永 住 者 300,441 (10.6%) 4,256 (10.6%) 444 (5.6%)
注 在留外国人統計(令和3年6月末)を踏まえて決定した国籍・地域別及び在留資格別の標本数に基づき、令和4年1
月17日時点において、直近の上陸許可年月日から1年以上経過している18歳以上の中長期在留者及び特別永住者から回答
対象者を無作為抽出した。
在留外国人統計
(令和3年6月末)
(構成比)
標本数
(構成比)
有効回答標本数
(構成比)
在留外国人統計
(令和3年6月末)
(構成比)
標本数
(構成比)
有効回答標本数
(構成比)
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- 203 -
令和3年度 在留外国人に対する基礎調査 調査結果報告書
令和4年8月
発行: 法務省 出入国在留管理庁 政策課 外国人施策推進室
〒100-8973 東京都千代田区霞が関 1-1-1
電話:03-3580-4111(代表)

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