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夏季の省エネメニュー
も く じ
省エネの基本
省エネはガマンではなくエネルギーの効率的利用3省エネルギーと聞くと、ガマンして使用量を減らすことをイメージする方が多いかもしれ
ません。しかし本来の省エネルギーとは、エネルギーを無駄なく効率的に活用することに
あります。まずは簡単に取り組めて対策効果の大きいところから着手していくことで、ム
リなく効果的にエネルギー消費と光熱費の削減につなげることができます。
夏の省エネのポイント
夏季には冷房の使用が増えるため、夏の省エネルギーでは、まず冷房から着手すると効果
的です。また気温が上がり日照時間も長くなるため、冬とは照明や家電の使い方を見直す
ことで無駄なエネルギー消費量を抑えることができます。
38.3%
14.9%
12.0%8.2%7.8%4.0%3.1%1.8%0.7%0.3%8.8%
エアコン
照明
冷蔵庫
テレビ・DVD
炊事
待機電力
給湯
洗濯機・乾燥機
パソコン・ルーター
温水便座
その他
0% 10% 20% 30% 40% 50%
家庭における電気の使用割合(夏の点灯帯:19時頃)
エアコン
室内の冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる。
(右記の省エネ効果は室内温度を26°Cから2°C上げた場合) 5.4 %
目詰まりしたフィルターを清掃する。 1.9 %
日中はすだれ、よしず、カーテンなどで窓からの日差しを和らげる。 -
照明
リビング等の部屋の明るさを下げる。 2.5 %
不要な照明は消す。 1.5 %
冷蔵庫
冷蔵庫の冷やしすぎを避け(強→中)、扉を開ける時間を減らし、食品を
詰め込みすぎないようにする。(注記)食品の傷みにはご注意ください。 1.2 %
壁との間に適切な間隔を空けて設置する。 -
テレビ 省エネモードに設定して、画面の輝度を下げる。 2.0 %
温水洗浄
便座
温水のオフ機能、タイマー節約機能を利用する。機能がない場合、使わな
いときはコンセントからプラグを抜く。 0.3 %
待機電力
リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切り、長時間使わない機器はコ
ンセントからプラグを抜く。(テレビ、パソコン、プリンターなど) 0.5 %
洗濯機 洗濯は容量の8割以上を目安にまとめ洗いをする。 0.4 %
乾燥機
衣類乾燥機(洗濯機の乾燥機能含む)や浴室乾燥機は、部屋干しと併用し
て使用時間を短くする。 0.4 %
給湯・お風呂
お湯の出し過ぎに注意する。シャワーの時間を短くする。
追い焚きが必要ないように、入浴は間隔を空けずに入る。-調理
炎は鍋底からはみ出さないように、火力を調整する。鍋に火をかけ
るときにはふたをする。-ご家庭で取り組むことのできる 「省エネメニュー」を以下に例示しております。下記の省
エネ効果をご参考にしていただき、 自分のライフスタイルに合わせて取り組むことが効果
的です。
夏季の省エネメニュー4省エネ効果(注記)
(削減率)
しかく 家庭の省エネの取り組み方と効果 しかく
(注記) 「省エネ効果」は点灯帯(19時頃)の家庭の電力使用量に対する省エネ効果の概算値です。
地域・時間帯により省エネ効果は変動します。
熱中症に気をつけて、
無理のない範囲でお
願いします。
アイロン 電気ポット 電子レンジ ホットプレート ドライヤー
トースター
IHクッキング
ヒーター
食器洗い機
浴室乾燥機
洗濯乾燥機
掃除機
その他の省エネメニュー
しかく 夏季の省エネメニュー しかく5ライフスタイル
家族そろってリビングで過ごし、人のいない部屋の照明・エアコンを消すなど、ライフス
タイルの見直しをすると省エネになる。
自動車
エコドライブを心がける。
✓ふんわりアクセル(10%程度燃費改善)
✓減速時は早めにアクセルを離す(2%程度燃費改善)等
公共交通機関等
外出に際しては、公共交通機関や自転車も利用する。
(注記)外出時は熱中症にご注意ください。
省エネ製品
蛍光灯や白熱電球をLEDに、古いエアコンを新しい省エネエアコンに換えるなども、省
エネに効果的。
家屋の断熱 窓ガラスを複層ガラスにするなど、家屋の断熱性を高めることも、省エネに効果的。
パソコン 省電力設定を活用する。
掃除機 詰まった紙パックは交換する。
家庭には、他にも消費電力が大きい家電製品があります。
以下に挙げるような家電製品についても効率的な使用をすれば、省エネに効果的です。
熱中症にご注意ください
屋内でも熱中症にかかる場合があります。適切な室温管理や水分補給に留意いただく等、
十分にご注意ください。特に、ご高齢の方や体調に不安のある方はお気をつけください。
熱中症予防情報サイト(環境省)https://www.wbgt.env.go.jp/
知っておきたい 省エネコラム6省エネ性を下げるエアコンの室外機カバーに注意
夏場の日よけやおしゃれな見た目など、さまざまな目的からエアコンの室外機カバーを設置
する家庭があります。しかし、その設置方法が適切でないと、意外なところで省エネを阻害
している可能性があります。エアコンは室外機で外気と熱交換を行うため、室外機の周りを
物でふさいでしまったり、換気口をカバーで覆ってしまうと、熱交換の効率が低下します。
その結果、無駄な電力消費を招いてしまうのです。日よけや見た目を整える場合にも、通気
性を確保したカバーを選ぶようにすることで、快適性や省エネ性を保つことができます。
省エネ機器への買い換えや、LED照明器具への交換も省エネに有効です。省エネ機器へ
の買い換えに際しては、統一省エネラベル(注記)を参考にしてください。
(注記) 統一省エネラベルは、製品の省エネ性能や経済性を示したラベルで、多段階評価点(★の数)、省エネル
ギーラベル、年間目安エネルギー料金から構成されています。エアコン、照明器具、テレビ、冷蔵庫、冷凍
庫、電気便座、温水機器に表示されています。
統一省エネラベル
市場における製品の省エネ性能が優れてい
る順に5.0〜1.0までの0.1刻みの41段階で表
示(多段階評価点)。
その点数に応じて、5つ★から1つ★まで
の半星を含めた星を表示。
1多段階評価点
トップランナー制度における、機器区分ご
とに定められた省エネ基準をどの程度達成
しているかを示すラベル。
2省エネルギーラベル
当該製品を1年間使用した場合の経済性を示すた
めに、年間目安エネルギー料金を表示。
年間エネルギー料金とは、年間の目安電気料金、
目安ガス料金又は目安灯油料金のことを指します。
3年間目安エネルギー料金

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