〒100‐8977東京都千代田区霞が関1‐1‐1
tel.03‐3580‐4111(代表)
地域の困りごと、少年院がお手伝いします
Regional Revitalization Rehabilitation Support
立ち
直り
地方
創生
のススメ
Regional Revitalization Rehabilitation Support
法務省矯正局少年の 「役立つ」とは?地域と支え合うには?
一度は間違った道に進んでしまったけれど
「いろんな人に迷惑をかけた分
少しでも誰かの役に立つことがしたい」
「自分たちでも誰かの助けになれると感じてほしい」
「地域と支え合う施設でありたい」
そんな生徒や職員の想いから
少年院では更生支援の一環として社会貢献活動を行っています
そんな生徒や職員の想いを受け止め
応援・協力してくださっている地方自治体や民間団体
地域の方々のおかげでこの活動は成り立っています
そして今その社会貢献の輪が
少しずつ広がっています
少 年 た ち の 立 ち 直 り を 応 援 し つ つ 、 地 域 の 課 題 も 解 決 す る 。 そ ん な 「 立 ち 直 り 地 方 創 生 」 、 一 緒 に 始 め て み ま せ ん か 。
What is
「ideathon」?アイデアソン
「アイデア」と「マラソン」
を掛け合わせた造語であり、
様々な分
野の人によるディスカッションを通じ、
新たなアイデアや
ビジネスモデルを生み出すことを目的としたワークショップ。
「役立ちたい」は
ここから始まりました。
KEIMUSHON
令和元年6月、
法務省職員だけではなく、
地方自治体、
企業や民間団体の職員、
大学教授、
学生などといった多様な参加者約160人
が参加し、
「少年院出院者が、
彼らの立ち直りを支援してくれる人・場所・情報とつながる仕組みの作り方」や「刑務所・少年院が有
する人的・物的資源の地域社会での活用方法」
などをテーマにアイデアを出し、
グループワーク等を行い、
最終的に3つのアイデ
アを選出しました。 矯正施設と地域が連携した
「立ち直り 地方創生」
実現プロジェクトチームにて検討
「役立ちたい」
の理念実現化へケイムション後「泉南学寮グリーンサポーター」
(通称:グリサポ)
の取り組みへ
刑務所・少年院 立ち直り・
地方創生アイデアソン
ケイムション
P3へ
3つのアイデア1 2 「ケイムション」
において選出されたアイデア
「役立ちたい」
の理念を実現した
モデルケースとして、
大阪府阪南市に位置する少年院
「泉南学寮」
において、
生徒と職員により結成されたボランティア団体が、
依頼を受けて
地域が抱える困りごとや課題を解決する取組を行っています。生徒たちが自ら考え主体的に動くからこそ得られるものがあります
グリサポの強み 1
グリサポ
ボランティア団体として社会福祉協議会に登録
手書きだからこそ、
想いが伝わります。
ロゴマークに込めた想い
少年院としては全国で初めて、
大阪府阪南市の社会福祉協議会にボランティア団体
としての認定・登録を受けています。
令和2年1月には阪南市長が出席の上、
認定式
を行いました。
グリサポの強み 2
社会福祉協議会との強固な連携
社会福祉協議会が地域における困りごとを的確に把握した上で、
必要なボランティ
アを泉南学寮に提案・依頼するなど、
社会福祉協議会によるコーディネートを受け
ています。
グリサポの強み 3
生徒が主体的に学び、
考え、
動けるシステム作り
生徒が自分たちに何ができるか等をグループワークで話し合ったり、
活動を通じ
依頼者の方から感謝される体験をしたりすることで、
社会に貢献している実感や
自己肯定感を得ることができます。
地域
ボランティアの提案
困りごとの
支援依頼
依頼先へ派遣、
現地で活動
困りごとの
把握
生徒
社会福祉協議会
社会福祉協議会が
コーディネート
泉南学寮グリーン
サポーター(少年院)
グリ
サポ
つの強み
CONCEPT3つの5生徒の発案により誕生。
阪南市の中で、
グリーンサポーターのシンボルでもある若葉
が、
少年を投影できる人型で表現されており、
少年の息吹が感じられるデザイン。
これがレコードのラベルに描かれており、
「レコードプレイヤーという機械
(活躍する
機会)
が提供されれば、
レコード
(少年)
が再生(立ち直る)
される」
ことを意味している。
施設用
「いぶき」
くん
阪南市社会福祉協議会の協力によりレコー
ドレプイヤーという機械
(活躍する機会)が提供され、
レコード
(少年)
が再生
(立ち直る)
する様子がカツミレの花をイメージさせる
人型で描かれ、
少年の躍動が感じられるデザ
イン。
カツミレの花言葉は
「苦難の中の力」であり、
花言葉の意味を取り入れたデザインは
生徒の発案。
配布用
(ステッカー)
「かつみ」
くん
生徒が作成した手書きチラシ
(注記)イメージ
(注記)イメージ
グリサポ
キーワード
泉南学寮グリーンサポーター
Sennangakuryo Green Supporter
公的団体に所属するからこそ
得られる社会の一員としての実感
帰 属
職員ではなく、
生徒が主体
彼ら・彼女らの手で 地域の困りごとを知り
何をすべきか考える
共 有
継続して取り組むことで
出院後のボランティアにつなげる
継 続
孤立・再非行を防止し
円滑な社会復帰へ絆1 23 45K(注記)イメージ
(注記)イメージ
(注記)イメージ
(注記)イメージ3 4 生徒の感想
生徒の感想
高齢化が進み、
人手不足であるとのこと
から、
漁業組合の地域活性化に向けた取
組の一環である牡蠣の仕分け作業をお手
伝いしました。
3名の生徒が参加し、
最初は苦戦したも
のの、
作業を進めるにつれてスムーズに
こなせるようになり、
漁師さんから手際
が良くて助かると、
お褒めの言葉や感謝
の言葉をいただきました。
「漁港の人手が足りない」「『ありがとう』と言ってもらえて、とて
も嬉しかったし、社会で人に迷惑ばかりかけてきた自分でも、誰かの役に立つことができるんだなと思った。今まで感じたことのない気持ちになった。社会に出ても人助けをしたい。」「
ボランティアの講 話 で学 んだ
『自発性』を出すことができたと思う。今回の
活動で学んだことを
社会でも生かせるようにしま
す。」Case1高齢により家の片付け等ができずお困りに
なっている方からの依頼を受け、
ご自宅の
片付けや清掃作業を行いました。
4名の生
徒が参加し、
集中して作業に取り組みまし
た。
すべて捨てることになっていましたが、
一枚の写真を見つけた生徒が捨てずに依頼
者に声を掛け、
思い出の写真が見つかった
と依頼者がたいへん喜ばれるという微笑ま
しい一幕もありました。
「家の片付けが進まず困っている」Case2
グループワークの中で出た意見がきっか
けで、
近隣の団地において、
移動販売車の
購入者の荷物運びをお手伝いすることに
なりました。
当日は8名の生徒が参加し、
合計6件の荷
物運びと除草作業を行いました。
真夏の高
温、
そしてコロナ禍の中でしたが、
生徒た
ちは最後まで弱音を吐かず、
人との距離に
気を付けながら取り組みました。
「移動販売の荷物運びが大変」
「自分が今必要とされてい
る喜びが実感でき、
それが自信にもつながるので、こうした活動
を地元でもしようと思いました。」「おばあちゃんと歩いているとき自分の起こ
した事件のことを考えました。今後は高齢
者を助ける側になろうと決めました。」「今まではボランティアなんて損でしかないと思っていたけど、人とのつながり
が増えるし喜ぶ顔がいっぱい
見れるし、
何事も見方の問題だと思った。」Case3指導者の想い
生徒たちは、
地域活性化のため
の 取 組 で あ る と い う 意 義 を
しっかり理解して取り組めて
いて良かったと思います。
社会
福祉協議会の協力により、
今回
のような変わった取組ができ
ることが従来の社会貢献活動
との違いであると思います。
指導者の想い
直接お礼の言葉をいただいた
ことで生徒たちは達成感を得
られた様子でした。
生徒たちは地域住民の方にお
配りするチラシや当日のポス
ター作りなどの事前準備も含
め、
主体的・積極的に活動に取
り組むことができていたと感
じました。
依頼者からは
生徒たちの意欲的に取り
組む姿に、
「ありがとう。助かった。」、
「また来てほし
い。」といった言葉をいた
だきました。
後日、
お礼の
手紙もいただきました。
依頼者からは
高齢の方々が多く、
「助かっ
た。」、
「ありがとう。」という
言葉をいただき、
他の団地住
民からも
「ご苦労様。」と声を
掛けていただきました。
福祉
委員の方から後日お礼の手
紙もいただきました。
依頼者からは
ごみは全て捨てることになっ
ていたにもかかわらず、
思い
出の写真を残してくれた生徒
の気遣いに、
「家族を幸せにし
てくれた。」との言葉をいただ
きました。
後日、
お礼の手紙も
いただきました。
指導者の想い
従来の社会貢献活動では、
個人
宅で作業することなど考えら
れなかったが、
直接依頼者と関
わりながら困りごとを解決す
ることで、
生徒たちはより人の
役に立てたという実感や達成
感が得られたと思います。
泉南学寮グリーンサポーター Case Report
生徒の感想
「思っていた以上におばあちゃんが喜んでいる
のを見て、自分まで嬉しくなりました。
ボランティアは人のためになるだけでなく、
周りの人ともコミュニケーション
を取って楽しくできるので、ボランティアっていいなと
思いました。」「今回の作業はとても大変で辛かったけど、
なぜかとても楽しかったです。本当に苦し
かったけど、
『ありがとう』という言葉が何
より力になりました。」5 6
ふれあい
子ども園への立体折り紙贈呈
生徒が折り紙を用いて作成した立体のマスコット
を、
地域のこども園で子どもたちに直接手渡しで贈
呈し、
ピアノ演奏も行いました。
子どもたちからは歓声が上がり、
生徒は、
子どもたち
がお礼にお遊戯を見せてくれたこと、
こども園の職
員から、
マスコットの完成度を褒められたことなど
が、
良い思い出になったと喜んでいました。
紫明女子学院
介護施設での介護補助・親睦
特別養護老人ホームにおいて、
施設内の清掃のほか、
利用者のリハビリ介助や車椅子での移動介助、
利用
者の方々と歓談して親睦を深めるなどの活動を行っ
ています。
利用者は生徒たちとの交流を楽しみにしてくださっ
ており、
生徒たちも、
利用者や施設の職員から感謝さ
れたことを喜んでいました。
駿府学園
介護施設への絵手紙寄贈
生徒が、
野菜や花の絵を描き、
一言メッセージを添え
た絵手紙を製作し、
特別養護老人ホームに寄贈する
とともに、
施設の車いすの清掃などを行っています。
寄贈先の施設からは、
季節感のある作品の寄贈を喜
ばれており、
生徒たちも人の役に立つことができた
という喜びを感じています。
加古川学園
障害児入所施設での交流・清掃
施設周辺の清掃のほか、
利用者たちと卓球をするな
どの交流をしています。
中には、
「将来このような仕事に就きたいと思ってい
たが、
働く職員さんを見てさらにその気持ちが強く
なった。」と述べる生徒もいました。
利用者たちも、
生徒たちと明るく楽しそうに接して
いただいています。
佐世保学園
沖縄少年院
(沖縄県)
茨城農芸学院
(茨城県)
沖縄女子学園
(沖縄県)
全国の少年院における社会貢献活動京都医療少年院(京都府)浪速少年院(大阪府)播磨学園(兵庫県)加古川学園(兵庫県)奈良少年院(奈良県)丸亀少女の家(香川県)交野女子学院(大阪府)泉南学寮(大阪府)筑紫少女苑(福岡県)宮川医療少年院(三重県)久里浜少年院(神奈川県)東日本少年矯正医療・教育センター(東京都)市原学園(千葉県)八街少年院(千葉県)愛光女子学園(東京都)多摩少年院(東京都)駿府学園(静岡県)湖南学院(石川県)盛岡少年院(岩手県)北海少年院(北海道)帯広少年院(北海道)有明高原寮(長野県)新潟少年学院(新潟県)喜連川少年院(栃木県)東北少年院(宮城県)青葉女子学園(宮城県)水府学院(茨城県)赤城少年院(群馬県)榛名女子学園(群馬県)佐世保学園(長崎県)豊ケ岡学園(愛知県)瀬戸少年院(愛知県)愛知少年院(愛知県)和泉学園(大阪府)四国少年院(香川県)岡山少年院(岡山県)松山学園(愛媛県)中津少年学院(大分県)人吉農芸学院(熊本県)大分少年院(大分県)
Social contribution activities
少年院は日本全国にあり、
それぞれに特徴ある活動をしています。
地域との交流はもちろん、
少年少女の社会復帰につながる活動です。
(注記)活動事例を紹介した少年院は、
施設名に記載のページをご覧ください。
少年院
施設MAPRAPPORT
駿府学園(静岡県)
加古川学園
(兵庫県)
(注記)法務省
「全国の矯正管区・矯正施設・矯正研修所一覧」
(令和2年4月1日現在)
より引用
P10 P10P10P10P9P9P9P8P8P8P11P11茨城農芸学院(茨城県)P11福岡少年院(福岡県)P9美保学園(鳥取県)
(注記)令和3年4月1日付けで廃庁貴船原少女苑(広島県)広島少年院(広島県)P11紫明女子学院(北海道)P87 8
HANDICRAFT ものづくり
点訳絵本の製作・寄贈
八王子視覚障害者福祉協会から外部講師の御協力を
得て、
点訳絵本の製作に取り組んでいます。
完成した
作品は、
福祉センターや盲学校に寄贈しています。
寄贈の際、
寄贈先の方々からねぎらいや励ましの
言葉をいただき、
生徒たちは社会に貢献する喜びを
感じ、
今までの人間関係を改めて考え直す貴重な
機会となっています。
多摩少年院
木製名札のオイル塗布加工
豊田市及び同市保護司会から、
知的障害者の福祉
関連事業所において製作された木製名札ケースに
オイルを塗布する依頼を受けて作業を実施しました。
生徒たちは黙々と根気強く取り組み、
丁寧にむらなく
仕上げることができました。
生徒たちは自分たちの
作業が役立っていることを実感できたようで、
今後も
社会貢献をしたいと述べていました。
愛知少年院
ハロウィンカボチャの製作・寄贈
「コロナに負けない」
をキャッチフレーズに、
少年院
でジャイアントカボチャを栽培し、
手作りのハロ
ウィンカボチャを製作して、
近所の保育所等に寄贈
しました。
生徒たちは、
カボチャの成長に驚くととも
に、
集中して製作に取り組みました。
寄贈先からは、
「利用者が見られるところに展示しま
す。」と喜ばれました。
浪速少年院
エコたわしの製作
更生保護女性会を通じて依頼を受け、
介護施設や
養護施設、
更生保護ボランティアの方々等に配付する
ためのエコたわしを作っています。
生徒たちは、
エコたわしの使用が食器用洗剤の使用
量を抑え環境に優しいことを知り、
生き生きと取り
組んでいるほか、
出院後もボランティアに参加したい
と述べる生徒もいます。
筑紫少女苑
震災遺構施設の環境美化
東日本大震災での遺構施設周辺の除草作業を刈払機
を使って行いました。
生徒たちは整備が完了した
敷地を見て達成感を得られたほか、
施設の見学もさ
せていただき、
震災被害について思いを巡らせてい
ました。
作業先の施設からは、
除草にまで手が回って
いない状況とのことで、
当活動に感謝の言葉をいた
だきました。
東北少年院
特別支援学校のプール清掃
特別支援学校でプール使用開始に向けての清掃活動
を行っています。
生徒たちは、
一年間溜まった落ち葉
や汚れを取るのに苦労しながらも、
きれいになった
プールを見て、
達成感を得ることができています。
学校の先生からも、
大変な作業であるため、
非常に
助かっているとのお言葉をいただいています。
播磨学園
近隣海岸のごみ拾い
出院間近の生徒が、
少年院の裏に位置する海岸の
清掃活動を行っています。
参加した生徒は落ちているゴミの量の多さに驚き、
社会にいた頃に平気で道端にポイ捨てをしていたこと
を反省していたほか、
通りかかった地元の方から
「ごくろうさん」
と言われて、
嬉しそうにしています。
丸亀少女の家
近隣神社の清掃
毎月1回、
近所の神社の清掃を行っています。
参 加 し た 生 徒 は 、
「 清 掃 す る こ と で 心 が す っ き り
する。」、
「人の役に立つことはとても気持ちの良いこと
だと分かった。」といった感想を述べています。
神社の方や参拝者の方々からは、
「いつもありがとう。」と温かい言葉を掛けていただき、
生徒たちは喜んで
います。
福岡少年院
清掃
CLEANING9 10 汚損した写真の洗浄作業補助
東日本大震災を中心に、
災害で汚損した写真の洗浄
作業を行っている団体の作業補助を行いました。
生 徒 た ち は 、
「 人 の 役 に 立 っ て い る 実 感 が 得 ら れ
た。」、
「出院後もボランティアに参加してみたい。」と
の感想を述べており、
同団体の方からは、
活動自体を
知ってくれたことや同活動への感謝の言葉をいただき
ました。
東北少年院
地元のお祭りの会場設営
牛久市職員に協力し、
5月に行われる
「うしく・鯉ま
つり」
会場での鯉のぼり掲揚をお手伝いしました。
生徒は
「陰で支えてくれている人がいるから、
お祭
りを楽しめるのだと感じた。
将来は地元の地域活動
もしていきたい。」と話しており、
市職員からは、これからも協力をお願いしたいとの言葉をいただい
ています。
茨城農芸学院
捨て犬の保護プログラムへの参画
捨てられるなどして保護された犬を再び人間の家庭
で暮らせるよう訓練するプログラムに協力していま
す。
生徒は犬とこれまでの自分を重ね合わせることが
多く、
「幸せになってほしい。」と、
責任感を持って真剣
に取り組んでいます。
外部講師は
「犬とのふれあいを
通じて、
自身の問題解決にもつなげてほしい。」という
思いで指導をしてくださっています。
八街少年院
街頭募金への協力
森林づくりや緑化推進に活用される
「緑の募金」
を、
街頭に赴いて実施しています。
生徒たちは、
元気よく募金を呼び掛けており、
募金活
動の大変さとやりがいを感じるとともに、
「社会で募
金を呼び掛けている人を見かけたら率先して協力し
たい。」等の感想を述べていました。
美保学園
少年院って何?
非行
(法に触れる行為など)に及び、
家庭裁判所の決定により
保護処分として送致された少年
(おおむね12歳〜20歳)
を収容
する、
法務省の施設です。
どんな指導があるの?
少年院で行われる教育を「矯正教育」
と言います。矯正教育は、生徒の特性
に応じて、生活指導・職業指導・教科指
導・体育指導・特別活動指導を組み合わ
せて行います。生活指導の中で、薬物
や暴カ・交友関係など自らの非行や抱
える問題別の指導を行っています。
どんな支援をしているの?QQQQ
生徒の中には、保護者が不在であったり、
障害を抱えていたりと、出院後に自立し
た生活を送ることが難しい人がいます。 そうした生徒の円滑な社会復帰を図るた
め、修学・就業の支援、帰住先の調整や確
保、医療・福祉機関につなぐ等の支援を
行っています。
中では何をしているの?
生徒一人一人の特性に応じた個人別の
指導計画を作り、
スムーズに社会復帰
するため、
生徒が自分の問題点と向き
合い、
改善できるよう指導を行ってい
ます。時には本気でぶつかり合う。「自分も人の役に立てる」「まだやり直せる」と感じてほしいから。これまでの人生で、したくてもできなかったこと、知ろうとしてこなかったことを学んでほしい。「少年院」とは?
職場見学
生活指導 体育指導 教科指導
職業指導 特別活動指導
関係機関とのケース会議
ハローワーク同行
お手伝いHELP東北少年院(宮城県)
11 12

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /