平成27年3月30日
【概要】
- 訪日外国人旅行者が鉄道等で大きな荷物を持ち運ぶ不便を解消するため、日本の優れた宅配サービスを活用し、荷物を空港・ 駅・商業施設等で一時預かりし、また、空港・駅・ホテル等へ配送するなどの「手ぶら観光」を物流審議官部門及び観光庁において促進中。
- 「手ぶら観光」サービス拠点を分かりやすく明示するための共通ロゴマークを公募により決定。
- 今後は、JNTO(日本政府観光局)、海外旅行代理店、宅配事業者、交通拠点等の協力を得て、HP・パンフレット等も活用しながら、PRを推進。
【共通ロゴマークのデザイン】
【趣 旨】
現状、外国人による訪日旅行は個人によるものが多数であり、その多くは自分で大きな荷物を持って日本国内を移動しています。自ら荷物を運ぶ必要がなければ、訪日外国人旅行者の利便性が向上し、観光立国の推進に資すると考えられるため、国土交通省では2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、訪日外国人旅行者が
日本の宅配運送サービスを利用し、手ぶらで観光できる環境を定着させるための検討を昨年度より物流及び旅行関係の団体・機関とともに進めております。
昨年度、訪日外国人旅行者に対するアンケート調査及びモニターツアーにより手ぶら観光のニーズ把握を行った結果、日本の宅配運送サービスは利用意向が高かったものの、
認知度が低い等の課題が明らかとなったことから、
サービス拠点を分かりやすく明示するための共通ロゴマークを
公募により決定しました。
【共通ロゴマークのデザイン】
- 訪日観光を海外でプロモーションする際等に政府の統一シンボルとして使用している「Japan.Endless Discovery」のデザインをとの調和を図る。
- 訪日外国人旅行者に対して、「荷物の配送/預かりのサービス内容」を伝え、「手ぶら観光」の認知度向上を図る。
(基本デザイン)
(掲示例1:免税店シンボルマークとセットで掲示)
(掲示例2:空港、駅等の施設の案内図や案内看板等で掲示)
【共通ロゴマークの掲出基準】
- 運べるもの:スーツケース及び土産品(壊れ物の取り扱い可)の配送及び一時預かり
- 配送日数:特定エリアに当日配送、翌日配送可
- 料金体系:料金体系の一覧を明示
- 対応可能言語:英語(補助媒体の利用を含む)
- 補償制度:
・問い合わせ窓口有り(英語および必要に応じた言語対応可)
・手荷物の配送及び預かりに関する補償内容を分かりやすく掲示
【申請方法】
6月頃から申請受付開始予定