平成30年8月24日
国土交通大臣は本日、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)に対し、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市圏(ロンアン省)における都市開発事業に参画するための出資(約19億円)について認可しました。
西日本鉄道(株)は、JOINの支援を受けて、ベトナムにおける戸建て住宅を中心とする大規模な都市開発事業に参画します。
本事業は、JOINが西日本鉄道(株)とともに出資し、ホーチミン市圏(ロンアン省)の約165haの敷地において、約3,000戸の住宅及び戸建宅地の整備と併せて、公園・池・小学校等の公共施設を整備する都市開発事業です。また、ホーチミン市内へのバスの運行及びパークアンドライドの実施により、郊外型TOD(公共交通指向型都市開発)の海外展開を図ります。
JOINの出資により、戸建住宅を中心とする大規模な都市開発事業への当該本邦企業の参画を後押しします。
本事業は、ホーチミン中心部から南西約30kmのロンアン省における、約165haの敷地において、約3,000戸のタウンハウス、二戸連棟式住宅、戸建住宅用地の整備と併せて、公園・池・小学校等の公共施設を整備し、想定計画人口1.4万人のまちづくりを行います。また、ホーチミン市内への無料高速バスの運行と併せて、バイクによるパークアンドライドを実施し、ベトナムにおけるバス事業ノウハウを蓄積するとともに、郊外型TOD(公共交通指向型都市開発)の海外展開を図ります。
また、日系メーカーの衛生機器を採用するほか、機械換気の導入や間取り配置等に日本の知見と技術を活かしつつ、経済発展が著しく住宅供給が逼迫しているホーチミン近郊において、質の高い住宅を供給します。
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