ICT活用工事積算要領(海上地盤改良工:床掘工・置換工編)
(令和3年4月版)
ICT活用工事を実施する場合の積算については、以下に示す手順によるものとする。
1 工事価格
・共通仮設費(率)は、下表による率を用いて算出する。
対象金額 600 万円以下 600 万円を超え 20 億円以下 20 億円を超えるもの
適用区分等 下記の率とする 算定式により算出された率とする。
ただし、定数値は下記による
下記の率とするa b港湾構造物工事7.93% 134.6 -0.1814 2.77%
※(注記)ICT 海上地盤改良工を含む工事を発注する場合は、上記率を適用する。
共通仮設費率の算定式
Kr=a・Pb(小数3位四捨五入)
ただし、
Kr :共通仮設費率(%)
P :共通仮設費率の算出対象額(円)
a、b:定数値・「ICT 施工」代価表
(1)ポンプ床掘 1 日( m3)当り
名 称 形状寸法 単位 数量 摘 要
ポ ン プ 浚 渫 船 鋼 D PS 型 日 1 運 16H/就 22H
揚 錨 船 鋼 D t 吊 〃 1 就業 8H
施工管理システム 〃 1 損料
中 継 ポ ン プ 鋼 D PS 型 〃 運 H/就 H
雑 材 料
(2)グラブ床掘 1 日( m3)当り
名 称 形状寸法 単位
数 量 摘 要
アンカー式 スパッド式
グ ラ ブ 浚 渫 船 鋼 D m3 日 1 1 運 8H/就 10H
揚 錨 船 鋼 D t 吊 〃 1 - 就業 8H
引 船 鋼 D PS 型 〃 - 1 運 2H/就 8H
雑 材 料
共通仮設費
請負工事費 工事価格 工事原価 直接工事費
間接工事費
一般管理費等
諸経費
測量調査費
消費税等相当額
現場管理費
一般管理費等
その他工事費
(測量業務価格)
測量作業費 直接測量費
間接測量費
2 測量業務価格(3次元起工測量、3次元竣工測量の費用)
・別紙により算出する。なお、別紙記載の『基準』とは『港湾請負工事積算基準第 3 部』である。・「業務成果品」
「諸経費」は、3次元起工測量、3次元竣工測量の直接測量費の合計を対象金額と
して算出する。
・測量調査費については、別紙により算出する。・「その他原価」
「一般管理費等」は、3次元設計データ作成の直接人件費、業務原価を対象として
算出する。
3 算出した2測量業務価格をその他工事費に計上し、1工事価格と合算する。
ICT活用工事積算要領(海上地盤改良工:床掘工・置換工編)
(令和3年4月改定版)
ICT活用工事を実施する場合の積算については、以下に示す手順によるものとする。
1 工事価格
・共通仮設費(率)は、下表による率を用いて算出する。
対象金額 600 万円以下 600 万円を超え 20 億円以下 20 億円を超えるもの
適用区分等 下記の率とする 算定式により算出された率とする。
ただし、定数値は下記による
下記の率とするa b港湾構造物工事7.93% 134.6 -0.1814 2.77%
※(注記)ICT 海上地盤改良工を含む工事を発注する場合は、上記率を適用する。
共通仮設費率の算定式
Kr=a・Pb(小数3位四捨五入)
ただし、
Kr :共通仮設費率(%)
P :共通仮設費率の算出対象額(円)
a、b:定数値・「ICT 施工」代価表
(1)ポンプ床掘 1 日( m3)当り
名 称 形状寸法 単位 数量 摘 要
ポ ン プ 浚 渫 船 鋼 D PS 型 日 1 運 16H/就 22H
揚 錨 船 鋼 D t 吊 〃 1 就業 8H
施工管理システム 〃 1 損料
中 継 ポ ン プ 鋼 D PS 型 〃 運 H/就 H
雑 材 料
(2)グラブ床掘 1 日( m3)当り
名 称 形状寸法 単位
数 量 摘 要
アンカー式 スパッド式
グ ラ ブ 浚 渫 船 鋼 D m3 日 1 1 運 8H/就 10H
揚 錨 船 鋼 D t 吊 〃 1 - 就業 8H
引 船 鋼 D PS 型 〃 - 1 運 2H/就 8H
雑 材 料
共通仮設費
請負工事費 工事価格 工事原価 直接工事費
間接工事費
一般管理費等
諸経費
測量調査費
消費税等相当額
現場管理費
一般管理費等
その他工事費
(測量業務価格)
測量作業費 直接測量費
間接測量費
2 測量業務価格(3次元起工測量、3次元竣工測量の費用)
・別紙により算出する。なお、別紙記載の『基準』とは『港湾請負工事積算基準第 3 部』である。・「業務成果品」
「諸経費」は、3次元起工測量、3次元竣工測量の直接測量費の合計を対象金額と
して算出する。
・測量調査費については、別紙により算出する。・「その他原価」
「一般管理費等」は、3次元設計データ作成の直接人件費、業務原価を対象として
算出する。
3 算出した2測量業務価格をその他工事費に計上し、1工事価格と合算する。
【別紙】
ICT床掘・置換工事に適用する深浅測量について
(起工時)項目
ICT床掘・置換工事実施に使用する特定代価数量計算等1測量準備2機材運搬3検潮基準測定4検潮細 別
(レベル4)
積算要素
(レベル6)
内 容 単位 数 位 摘 要
測量準備 測 量 準 備 式
機材運搬 〃
水深測量 検潮基準測定 式
検潮 測定日数 日
検潮資料整理 測定日数 〃
艤装テスト 式
マルチビーム測深 測深面積 km2
成果 起工時データ整理 測深面積 〃
3次元設計データ作成 施設
四捨五入
1位止を原則とする。
ただし、数量がkm2単位のものは小
数3位四捨五入とする。
測量準備 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
主 任 技 師 測 量 人 2 (外業 1) ※(注記)3-1=2
技 師 〃 〃 3 (外業 2) ※(注記)5-2=3
技 師 補 〃 〃 3 (外業 1) ※(注記)4-1=3
雑 材 料 % 1
※(注記)保安部等関係部署調整は元請けが行うものとし、外業分を控除
※(注記)上記には、竣工時の測量準備も含むものとする。なお、これによりがたい場合は別途考慮する。
機材運搬 (2往復当り) 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
測 量 補 助 員 人 2
ト ラ ッ ク 2t積 日 標準運転時間
雑 材 料 % 1
※(注記)トラックの能力は、基準2編1節3-2-2 機材運搬による。
検潮基準測定 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 0.3 運2H/就8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節3-4-2 検潮基準測定により、必要に応じ計上する。
検潮 1日当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 0.3 運2H/就8H
助 手 測 量 人 0.3
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節3-4-3 検潮により、必要に応じ計上する。
【別紙】
ICT床掘・置換工事に適用する深浅測量について
(起工時)項目
ICT床掘・置換工事実施に使用する特定代価5検潮資料整理6艤装テスト7測深8測深データ整理
検潮資料整理 10日当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
技 師 測 量 人 1
技 師 補 〃 〃 1
助 手 〃 〃 1
雑 材 料 % 1
艤装テスト 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 1 運2H/就8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1.5
技 師 補 〃 〃 1.5
助 手 〃 〃 1
測 量 船 ( 運 転 ) FRP D70PS型 日 1 就業 8H
GNSS 〃 1 損料
マ ル チヒ ゙ー ム測 深機 〃 1 損料
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-4-2 艤装テストにより、損料等を計上する。
起工時データ整理 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
主 任 技 師 測 量 人 作業能力の算定による
技 師 〃 〃 〃
技 師 補 〃 〃 〃
雑 材 料 % 4 電算機含む
名 称 摘 要
主 任 技 師 A:測深面積(km2)
技 師
技 師 補
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-5-1 報告書作成 ×ばつA
測深 1日当り( km2)
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 1 運2H/就8H
測 量 船 ( 運 転 ) FRP D70PS型 〃 1 就業 8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1
技 師 補 〃 〃 1
助 手 〃 〃 0.5
GNSS 日 1 損料
マル チビ ー ム測 深機 〃 1 損料
雑 材 料 % 2
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-4-3 マルチビーム測深 の作業能力、損料等により計上する。
最大測深幅:E4は90度、重複率:E5は100%を標準とする。
受注者の責に起因しない遅れが生じた場合は、拘束費用等を別途考慮することができる。
【別紙】
ICT床掘・置換工事に適用する深浅測量について
(起工時)項目
ICT床掘・置換工事実施に使用する特定代価9三次元設計データ作成10出来形報告3次元設計データ作成 1施設当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
主 任 技 師 設 計 人 1
技 師 A 〃 〃 1.5
技 師 B 〃 〃 1.5
技 師 C 〃 1
・事務用品費(電算費を含む)は、直接人件費の3%を標準とする。
・対象施設が複数ある場合は、施設毎の数量とする。
・測量調査費として計上を行う
・発注者が3次元データを提供できる場合は計上しない。
【別紙】
ICT床掘・置換工事に適用する深浅測量について
(竣工時)項目
ICT床掘・置換工事実施に使用する特定代価数量計算等1測量準備2機材運搬3検潮基準測定4検潮5検潮資料整理
細 別
(レベル4)
積算要素
(レベル6)
内 容 単位 数 位 摘 要
測量準備 機材運搬 式
水深測量 検潮基準測定 式
検潮 測定日数 日
検潮資料整理 測定日数 〃
艤装テスト 式
マルチビーム測深 測深面積 km2
成果 竣工時データ整理 測深面積 〃
業務成果品費 式
1位止を原則とする。
ただし、数量がkm2単位のものは小
数3位四捨五入とする。
四捨五入
機材運搬 (2往復当り) 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
測 量 補 助 員 人 2
ト ラ ッ ク 2t積 日 標準運転時間
雑 材 料 % 1
※(注記)トラックの能力は、基準2編1節3-2-2 機材運搬による。
検潮基準測定 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 0.3 運2H/就8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節3-4-2 検潮基準測定により、必要に応じ計上する。
検潮 1日当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 0.3 運2H/就8H
助 手 測 量 人 0.3
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節3-4-3 検潮により、必要に応じ計上する。
検潮資料整理 10日当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
技 師 測 量 人 1
技 師 補 〃 〃 1
助 手 〃 〃 1
雑 材 料 % 1
【別紙】
ICT床掘・置換工事に適用する深浅測量について
(竣工時)項目
ICT床掘・置換工事実施に使用する特定代価6艤装テスト7測深8測深データ整理9出来形報告艤装テスト 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 1 運2H/就8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1.5
技 師 補 〃 〃 1.5
助 手 〃 〃 1
測 量 船 ( 運 転 ) FRP D70PS型 日 1 就業 8H
GNSS 〃 1 損料
マ ル チヒ ゙ー ム測 深機 〃 1 損料
雑 材 料 % 1
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-4-2 艤装テストにより、損料等を計上する。
出来形報告 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
業 務 成 果 品 費 式 1
※(注記)基準2編1節3-5-2 業務成果品により計上する。
<代価表>
竣工時データ整理 1式当り
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
主 任 技 師 測 量 人 作業能力の算定による
技 師 〃 〃 〃
技 師 補 〃 〃 〃
雑 材 料 % 4 電算機含む
名 称 摘 要
主 任 技 師 A:測深面積(km2)
技 師
技 師 補
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-5-1 報告書作成 ×ばつA
測深 1日当り( km2)
名 称 形 状 寸 法 単 位 数 量 摘 要
交 通 車 ライトバン2L 日 1 運2H/就8H
測 量 船 ( 運 転 ) FRP D70PS型 〃 1 就業 8H
主 任 技 師 測 量 人 1
技 師 〃 〃 1
技 師 補 〃 〃 1
助 手 〃 〃 0.5
GNSS 日 1 損料
マル チビ ー ム測 深機 〃 1 損料
雑 材 料 % 2
※(注記)基準2編1節 参考資料-2 2-4-3 マルチビーム測深 の作業能力、損料等により計上する。
最大測深幅:E4は90度、重複率:E5は100%を標準とする。
受注者の責に起因しない遅れが生じた場合は、拘束費用等を別途考慮することができる。