構内舗装・排水設計基準(平成 27 年版)
【概要】
しかく目的・概要
構内舗装及び構内排水の設計に関し、
官庁施設として有すべき性能を確保することを目的
に、
「官庁施設の基本的性能基準」に定める性能の水準(例えば、構内舗装に係る耐久性や
凍害等に対する外部空間の安全性の確保)
を満たすための標準的な手法や技術的事項を定め
たものです。
しかく主な内容
・構内舗装の設計について
・交通条件(想定される構内を通行する車両の重量ごとの通過台数から求める)と基盤条
件を設定し、舗装断面を簡易に決定する手法
・交通条件が厳しい場合(例えば、大型車両の通過台数が多いことが想定される場合)や
特殊な工法等の場合に、構造計算により舗装断面を設計する手法
・構内舗装の材料について(各舗装に対応する材料)
・構内排水計画(雨水の排水設計、排水経路の計画など)
・雨水排水設備の設計について(側溝の種類、断面積の計算方法など)
しかく主に使用する時期
・設計段階、工事段階
しかく適用方法
<業務委託等を行う際の適用方法>
・設計業務、設計意図伝達業務、工事監理業務等の適用基準として、業務委託特記仕様書等
に特記します。
<業務実施時の適用方法>
・本基準で示された材料や計算方法等に基づき、各部の設計を行います。
・設計意図を正確に伝えるための質疑応答、説明等や、工事監理において、本基準を確認し
ます。
しかく適用に当たっての留意事項 [【発】発注者、
【設】設計者、に対する事項]
・本基準を適用する際に必要となる具体的な事項は「構内舗装・排水設計基準の資料」に示
されていますので、併せて参考として下さい。
【発】
【設】
・構内舗装の設計にあたり、想定される車両の重量ごとの通過台数を定めるとともに、路床
の CBR 試験を実施して、交通条件、基盤条件を設定する必要があります。
【発】
【設】
・構内排水計画にあたり、地方公共団体の条例等により、雨水貯留浸透施設の設置を義務づ
け又は推進しているかどうか確認する必要があります。
【発】
【設】

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /