宮崎大学 ニュースリリース
2024年02月26日 掲載
2024年2月22日(木)、アフリカ4カ国(ベナン2名、コモロ2名、コートジボワール1名、マダガスカル2名)からの教育関係者7名が宮崎大学を訪れ、鮫島浩学長に表敬のご挨拶をいただきました。これは、国際協力機構(JICA)が行う開発途上国への国際協力の一環である青年研修 の「初/中等教育(教育行政)」コースとして、株式会社教育情報サービス がJICAから受託・管理する形で実施されたものです。1月29日から2月11日までの間、宮崎大学教育学部・教育学研究科の教員が協力して講座を提供し、研修員は母国でオンライン形式にて受講してきました。また、2月12日に来日して以降は、宮崎県内の小中学校を訪問して授業などの様子を見学したほか、現場の教員と意見交換などを行いました。
鮫島学長との意見交換は通訳を介してフランス語で行われ、日本の学校現場を見た感想を聞かれると、「今の社会環境に合う形に教育システムが変化できている」、「どうすれば子どもが理解できるのか、教員がとても努力している様子が分かった」、「生徒も教員も力を合わせていることが印象的だった」などの感想が述べられ、研修員の皆さんにとって、今回の研修が実り多かったことが伺えました。また、藤井良宜教育学部長からは、幼稚園から高等学校までの日本における教育システムの概要、教科毎の免許状の種類や、専修・1種・2種といった免許状の種類、免許状の発行や採用試験は都道府県が行うことなどの教員免許状に関することが説明され、興味深く聞いていました。
今回は宮崎までお越しいただきありがとうございました。是非、今回学んでいただいた日本における教育システムの良いところを、母国の教育にも生かしていただくとともに、日本と各国の友好の懸け橋となっていただいて、今後の両国のより良い関係づくりにも貢献していただければと思います。宮崎大学では、今後も地域自治体、企業、国際機関やNPO法人などと連携しながら、地域社会及び国際社会に貢献できるよう取り組んでまいります。
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