1 首長からの独立性
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◎にじゅうまる
行政委員会の一つとして、独立した機関を置き、教育行政を担当させることにより、首長への権限の集中を防止し、中立的・専門的な行政運営を担保。
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2 合議制
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◎にじゅうまる
多様な属性を持った複数の委員による合議により、様々な意見や立場を集約した中立的な意思決定を行う。
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3 住民による意思決定(レイマンコントロール)
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◎にじゅうまる
住民が専門的な行政官で構成される事務局を指揮監督する、いわゆるレイマンコントロールの仕組みにより、専門家の判断のみによらない、広く地域住民の意向を反映した教育行政を実現。
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| [教育委員会制度の仕組み]
○しろまる
教育委員会は、地域の学校教育、社会教育、文化、スポーツ等に関する事務を担当する機関として、全ての都道府県及び市町村等に設置。
○しろまる
首長から独立した行政委員会としての位置付け。
○しろまる
教育委員会は、教育行政における重要事項や基本方針を決定し、それに基づいて教育長が具体の事務を執行。
○しろまる
月1〜2回の定例会のほか、臨時会や非公式の協議会を開催。
○しろまる
教育長及び教育委員は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命。任期は教育長は3年、教育委員は4年で、再任可。
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《教育委員会の組織のイメージ》
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| 教育委員会の組織のイメージ |
※(注記)平成26年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律を改正し、地方教育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、地方公共団体の長との連携強化、国の関与の見直しを図った。
法律改正の概要についてはこちら(※(注記)PDF)
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| 2.教育委員会の事務 |
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○しろまる
教育委員会は、地域の公共事務のうち、教育、文化、スポーツ等に関する事務を処理。
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| 学校教育の振興 |
- 学校の設置管理
- 教職員の人事及び研修
- 児童・生徒の就学及び学校の組織編制
- 校舎等の施設・設備の整備
- 教科書その他の教材の取扱いに関する事務の処理
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| 生涯学習・社会教育の振興 |
- 生涯学習・社会教育事業の実施
- 公民館、図書館、博物館等の設置管理
- 社会教育関係団体等に対する指導、助言、援助
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| 芸術文化の振興、文化財の保護 |
- 文化財の保存、活用
- 文化施設の設置運営
- 文化事業の実施
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| スポーツの振興 |
- 指導者の育成、確保
- 体育館、陸上競技場等スポーツ施設の設置運営
- スポーツ事業の実施
- スポーツ情報の提供
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