2024年9月17日(火曜日)
11時41分〜11時47分
於:本館10階記者会見室
冒頭発言
大阪・関西万博
おはようございます。初めに私から1点申し上げます。
大阪・関西万博の開幕まで残り7か月を切りました。来月から、いよいよパビリオンやイベントの予約も可能になります。先週、官邸で行われました関係者会合では、開催に向けた諸課題の現状を確認いたしました。今後は、全国の皆さんに「万博では何がどのように楽しめるのか」を具体的な形でイメージしていただくことが重要だと考えていますが、万博の魅力溢れる多彩なコンテンツがここ2週間ほどで次々と明らかになってきます。
例えば、設計に趣向を凝らした数々の海外パビリオンは、建造物として眺めて楽しめるだけではなくて、ナショナルデーに行われるパレードや、併設レストランで提供される世界各地の様々な「食」文化、これも堪能できます。夕方には、花火やドローン、噴水を駆使したショーも毎日開催されます。今後、著名なアーティストのライブなども順次発表していく予定と聞いています。
会場内のパビリオンでは、他では経験できない、あっと驚くような体験ができます。私は、その一例として、大阪大学の石黒教授が主宰するテーマ館での人間そっくりのアンドロイドを「一歩先の未来」を示す一例として紹介してきましたが、他にも「未来社会のショーケース」を体験できる民間パビリオンや展示物は枚挙に暇がありません。
加えて、今回の万博では、世界最大級の「火星の石」を展示する予定としています。これは日本の南極越冬隊が昭和基地近傍で採取した火星から飛来した隕石であります。生命の起源を示す学術的な価値も高く、万博のテーマであります「いのち」に深く関わる展示となります。月を経て火星を目指す人類の挑戦の方向性を象徴的に示すものでもあります。こうした万博の魅力あるコンテンツは、今後も次々と発表されていく予定であります。
なお、入場チケットに関する重要な特典を一つ御紹介します。
現在、「超早割一日券」という特別チケットを10月6日までの期間限定で販売中です。今なら通常の大人一日券7,500円より2割引の6,000円で購入ができます。いち早くパビリオンやイベントの観覧予約抽選に参加できる特典も付いています。
大阪・関西万博では、各パビリオンやイベント観覧は、予約制が基本となっています。魅力あるコンテンツを確実にお楽しみいただくためには、お早めにチケットを購入していただくことを御検討いただいて、お得な「超早割一日券」の特典を活用されることをお勧めしたいと思います。
詳細につきましては、この後、事務方から説明させます。
私からは以上です。
質疑応答
日本製鉄によるUSスチール買収
Q: 日本製鉄のUSスチール買収計画についてお聞きします。先週土曜日、バイデン大統領が買収阻止の判断を先送りするといった報道が出ていました。買収計画の頓挫により地元経済の影響を懸念する声が上がるなど、すぐには却下できないような情勢になりつつあるのかなと思いますが、その点、大臣どのようにお考えでしょうか。
A:御指摘の動きに関する報道については、もちろん承知をしているわけでありますが、まさに、米国の法律に基づいて手続が継続中の、しかも個別案件でありますので、日本政府として何らかのコメントをするというのは差し控えたいと思っています。
その上で、従来も申し上げていますが、日米双方の投資の拡大を含めた経済関係の一層の強化、インド太平洋地域の持続的・包摂的な経済成長の実現、経済安全保障分野における協力等は双方にとって不可欠であると認識をしています。
こういったことを進めていくためには、日米の企業間の一つ一つの取引の積み上げというものも極めて重要でありまして、こうした積み上げは日米の強固な経済関係の重要な要素を構成しているものと理解をしているところであります。
自民党総裁選
Q: 総裁選の対応について伺います。先日、自民党総裁選が告示されて、9人が立候補しています。齋藤大臣は、意中の候補はいるという趣旨の発言をされておりますけれども、実際にどなたを支援・支持するのか、お考えをお聞かせください。
A:まだ、心の中に置いている段階であります。
以上
最終更新日:2024年9月17日