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職場環境2

欧州連合日本政府代表部
一等書記官/石井 秀彦(2009年入省)

激動するエネルギー・気候政策の最前線で

×ばつ国際の業務に携わる機会がありましたが、10年で業界は大きく変化し、世界の脱炭素化を如何にリードし、その潮流の中で世界のエネルギー産業の市場を勝ち得ていくかという視点が加わりました。EUの政策・制度が広く世界中で採用されていく「ブリュッセル・エフェクト」を狙うEU官僚と対峙し、どのように協力関係を築き、また対案を提示していくのか。あるいは日本の政策立案にどう「気付き」の機会を提供していくのかに注力しながら取り組んでいます。

ブリュッセルには欧州委員会、EU加盟国の代表部だけでなく、日本を含めた第3国からの代表部が存在しており、それぞれが独自の視点を持って政策を戦わせています。各国が異なる国情やコンテクストを持つ中で、当然推し進めるエネルギー政策も異なりますが、相手の政策の背景を読み取り、あるいはこちらの背景をうまく伝えることで、意外と同じ悩みを持っていることも共有できるものです。こうした相互理解を積み重ねながら、日本がエネルギー・気候分野での議論をリードしていくことに貢献していきたいと考えています。

最終更新日:2023年9月1日

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