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「インクルーシブデザインでつながる未来:共創から生まれる新たな価値」を提案します

最終更新日:2024年02月02日

成長戦略・SDGs

九州経済産業局では、SDGsやDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に関する取組の一環として、「インクルーシブデザイン」を推進しています。これは、今の社会環境の中で取り残されやすい障害等当事者に目を向け、製品・サービス等の企画・開発の初期段階から共に発想することで、その課題の解決はもちろん、あらゆる生活者にとっての潜在的な不満やニーズ(=イノベーションの種)の発見につなげる手法です。

後述のとおり、2024年4月1日から障害者への合理的配慮の提供が義務となる中、業種等の垣根を越えて今後の社会に必要なアクションを考える機会として、「インクルーシブデザインでつながる未来:共創から生まれる新たな価値」と題した講演会を開催します。

背景・趣旨

障害者差別解消法の改正に伴い、2024年4月1日、企業による障害者への合理的配慮の提供が努力義務から義務へと改められます。合理的配慮の提供とは、障害者から社会的障壁の除去を必要としている旨の表明があった際に行う必要かつ合理的な取組であり、実施に伴う負担が過重でないものを指します。(例:筆談・読み上げ・手話等の意思疎通、段差への携帯スロープの設置等)

本講演会では、こうした動向との関連も踏まえつつ、更に一歩踏み込んだ価値創造の手法として「インクルーシブデザイン」をテーマとします。身近な例で言えば、ライターやストローは、障害のある人の日常の困難を解消するために開発されました。今、こうした包摂的なイノベーションを推進することは、世界的な潮流であるSDGsやDE&Iの観点からも益々重要となっています。

当日は、有識者や政策担当者の登壇のもと、インクルーシブデザインが生まれた背景を振り返った上で、これまでの成果や最近の動向、実践のポイント等についてお話します。また、当日午前中に関係者間で実施する視覚障害・聴覚障害・肢体不自由の方々を交えたワークショップの様子をもとに、企業におけるサービス改善やソリューション開発への向き合い方についてもお話します。

イベント概要

日時 2024年2月28日(水曜日)16時00分〜17時30分
場所 大丸福岡天神店 東館エルガーラ5階(福岡県福岡市中央区天神1丁目4-1)
定員 50名(先着申込順)
参加費 無料
対象 企業、福祉関係者、行政機関、一般の方等、どなたでもご参加いただけます。
(注記)手話通訳を行う予定です。
(注記)メディアの撮影やSNS投稿用画像の撮影が入る場合があります。その際、ご来場の方が映像や写真に映り込む可能性がありますことを予めご了承ください。
主催 九州経済産業局、九州SDGs経営推進フォーラム
企画協力 株式会社博多大丸、PLAYWORKS株式会社、九州大学大学院芸術工学研究院
プログラム
  • 16時00分 主催挨拶 経済産業省 九州経済産業局長 苗村 公嗣
  • 16時05分 パネルディスカッション「共創から生まれる新たな価値」
  • 17時30分 閉会

パネリスト

九州大学大学院芸術工学研究院 教授 平井 康之 氏

1961年生。京都市立芸術大学卒業、英国王立芸術大学院(RCA)修了。コクヨ株式会社にデザイナーとして勤務の後、1997年よりアメリカのデザインコンサルタントIDEOにシニアデザイナーとして勤務。2000年、九州芸術工科大学(現・九州大学)助教授を経て、現在は九州大学大学院芸術工学研究院教授。人間中心デザインアプローチであるインクルーシブデザインやデザイン思考を実践・研究している。博士(芸術工学)。グッドデザイン賞など受賞多数。

平井 康之 氏

PLAYWORKS株式会社 代表取締役社長 タキザワ ケイタ 氏

千葉工業大学を卒業後、設計事務所、企画会社、広告代理店を経て、障害者など多様なリードユーザーとの共創からイノベーションを創出する、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームPLAYWORKS株式会社を設立。インクルーシブデザイン、サービスデザイン、ワークショップの豊富な経験やノウハウ、リードユーザーコミュニティを活用し、新規事業・サービス・製品開発・人材育成・組織開発の伴走支援を行っている。

タキザワ ケイタ 氏

経済産業省経済産業政策局 経済社会政策室 室長補佐 村山 恵子

大学卒業後、経済産業省入省。資源エネルギー庁広報、コンテンツ産業の支援、企業におけるサステナビリティ情報開示の促進や日本企業による海外スタートアップ投資の促進等を担当。2022年6月より現職にて、日本企業におけるダイバーシティ経営や女性活躍の推進、障害者施策に取り組む。

村山 恵子

<モデレーター>

経済産業省九州経済産業局 総務企画部企画調査課 兼 経済産業省地域経済産業グループ 地域経済産業調査員 大筋 暢洋

九州経済産業局にて環境・エネルギー産業、本省にてヘルスケア産業の振興を担当した後、2023年4月から現職にてSDGsや官民共創、社会起業家支援、当事者参画型開発の推進等に取り組む。

大筋 暢洋

参加申込方法

2024年2月26日(月曜日)12時00分までに、以下の申込フォームよりお申し込みください。

申込フォーム外部リンク

(注記)取材希望のメディアの方は、以下の宛先・件名・本文記載項目に従い、メールでお申込みください。当日は講演会の他、ワークショップ(関係者のみ)、ウィークリーフェアもありますので、ご希望の取材対象も併せてお知らせください。なお、当日の取材については、担当者の指示に従っていただきますようお願いします。

宛先E-MAIL:bzl-kyushu-SDGs@meti.go.jpメールリンク

件 名:【取材希望】2/28インクルーシブデザインでつながる未来
本文記載項目:(1)所属組織、(2)部署・役職、(3)氏名、(4)電話番号、(5)メールアドレス、 (6)取材対象
[選択]:講演会 / ワークショップ / ウィークリーフェア

同時開催イベント

2024年2月28日(水曜日)〜3月5日(火曜日)の間、大丸福岡天神店 東館エルガーラ3階において、インクルーシブデザインをテーマにした製品・サービスの展示会(ウィークリーフェア)が開催される予定です。
是非気軽にお立ち寄りください。

個人情報の取扱い等について

ご提供いただいた個人情報は、事務局(経済産業省九州経済産業局、九州SDGs経営推進フォーラム)及び講師が、本事業(インクルーシブデザインでつながる未来:共創から生まれる新たな価値)の運営においてのみ使用し、事務局においてその保護について万全を期するとともに、ご本人の同意なしに事務局および講師以外の第三者に開示、提供することはございません。

参考

本発表資料のお問合せ先

九州経済産業局 総務企画部 企画調査課
担当:西中村、大筋
電話:092-482-5414 E-MAIL:bzl-kyushu-SDGs@meti.go.jp メールリンク

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