さんかく
さんかく
さんかく
さんかく
さんかく
新小倉
1,200,000
至中国電力
しかく
山川30,000
岩屋戸
52,000
大平500,000
小丸川1,200,000
上椎葉
93,200
塚原67,050
諸塚50,000
川内原子力
1,780,000
大霧30,000
大淀川第二
71,300
苓北
1,400,000
甑島第一
13,250 大淀川第一
55,500
一ツ瀬
180,000
玄海原子力
2,360,000
天山600,000
松浦1,700,000
新大分
2,875,000
大岳
14,500
豊前500,000
松原
50,600
柳又
63,800
八丁原110,000
八丁原バイナリ
ー2,000
滝上27,500
苅田360,000
甑島250
(2024年4月現在)
地熱発電所
さんかく
水力発電所
(5万kW 以上)
揚水発電所
火力発電所
原子力発電所
凡 例
発電所の数値は出力(kW)を示す
九州電力送配電(株)
の設備
九電み
らいエナジー(株)
の設備
しかく 内燃力発電所
風力発電所
主要変電所、
開閉所
50万V送電線
22万V送電線
他社設備
大平発電所は、
熊本県の南部、
八代市坂本町と球磨郡五木村にまた
がっています。
坂本町は球磨川下流にあり大部分が山地で木材やシイタケ・茶など林産
物が多いとこ
ろです。
五木村は
「五木の子守歌」
で知られ、
五家荘県立自然公園の中にあり
ます。
大平発電所は九州にある3か所の揚水式発電所の中で1番目にでき、
1975年12月に出力50万キロワッ
トで営業運転を開始しました。
のどかな山間地に静かにたたずむ発電所
2024.09
電気の流れ
しかく大平発電所の概要
大きな工場
11万ボルト・6.6万ボルト
中工場
6.6千ボルト
50万ボルト
22万ボルト
11万ボルト
鉄道22万ボルト
ビル
6.6千ボルト
住宅
100ボルト・200ボルト
店舗
100ボルト・200ボルト
火力発電所
水力発電所
原子力発電所
地熱発電所
一次変電所 二次変電所 配電用
変電所
22万ボルト
11万ボルト
6.6万ボルト
6.6万ボルト
2.2万ボルト
6.6千ボルト
柱上変圧器
風力発電所
太陽光
発電所
おお ひらご かのしょう
よう すい しき
さか もと く ま ぐん
いつ き
むら
1975年12月18日
500,000kW
(250,000k×ばつ2台)
フランシス形ポンプ水車
124m3/秒(×ばつ2台)490m同期発電電動機
(3相交流式)
11,000V
265,000kVA
(電動機出力 277,000kW)
400min‐1
1号 824.792m
2号 844.982m
5.2m〜2.4m
運 転 開 始
最 大 認 可 出 力
形 式
使 用 水 量
有効落差
(基準)
形 式
定 格 電 圧
定 格 容 量
定 格 回 転 数
長 さ
直 径
ポンプ
水 車
発 電
電動機
水 圧
鉄 管
内谷ダム
2.42km2
EL. 733.20m
EL. 715.00m
18.20m
5,383,000m3
3,960,000m3
油谷ダム
13.82km2
EL. 220.50m
EL. 199.00m
21.50m
5,420,000m3
3,680,000m3
ダ ム の 名 称
流 域 面 積
満 水 位 標 高
低 水 位 標 高
利 用 水 深
総 貯 水 量
有 効 貯 水 量
上ダム管理室
下部ダム管理室
油谷ダム
(下部ダム)
土捨場
本館機器搬入路
開閉所
発電所本館
導水路調圧水路
(サージタンク)
放水路調圧水路
(サージタンク)
放水路トンネル
トンネル
取水口上池
導水路
トンネル
内谷ダム
(上部ダム)
水圧鉄管入口入口下池放水口油谷川登俣川内谷川九州自動車道国道219号線九州自動車道五木村肥薩線国道3号線肥薩おれんじ鉄道
八代市
大平
さかもと
坂本町
日奈久温泉
ひなぐおんせん
油谷ダム 内谷ダム大平発電所構内配置図
大平発電所
OHIRA
P u m p e d s t o r a g e p o w e r s t a t i o n
揚水式発電
大平発電所へのご案内
しかく所 在 地/〒869‐6104
熊本県八代市坂本町鮎帰1196番地2
しかく交 通/JR肥薩線
「坂本駅」
から約8km、車で約12分
しかくお問合せ/熊本支店広報グループ
TEL 096‐386‐2200
しかくU R L https://www.kyuden.co.jp/
揚水式発電は水力発電の一種で、
必要な時に電気を作ることができる発電方法です
多量の水を高いところから一気に落とし、
その水の落ちる力を利用する発電方法です。
水の力を利用するのはふつうの水力発電と同じですが、
揚水式発電では、
発電に使った水を
汲み上げて
(揚水して)
おいて、
必要な時に水を流下させて電気を作ることができます。
電気を水の形で貯える蓄電設備のような役割を担っています。
揚水式発電
A 内谷ダム
(上部ダム)
ダムの長さ200メートル、
高さ64メートルのロック
フィルダムで396万立方メートルの水を貯めることがで
きます。
この貯めた水を全部使うと、
50万キロワッ
トの
電気を約8時間にわたり発電することができます。
B ポンプ水車
(ランナ)
水の力で回転して発電します。
逆回転
することで上部ダムに揚水します。
C 発電電動機
地下約300メートルの
発電所。
この中に発電電
動機が2台あります。
発電
する時は発電機として、揚水する時は電動機
(モータ)として使用します。
揚水式発電所のしくみ
水路の長さは約3,300メートルです
上部、
下部のダムと発電所を結ぶ導水路トンネル、
水圧鉄管、放水路トンネルのことを水路といいます。
水路の長さは約3,300
メートル。
直径
(内径)
は、
太いところで5.2メートル、
細いところ
で2.4メートルあります。D ダムの長さ189.2メートル、
高さ82メートルのロックフィ
ルダムで、
368万立方メートルの水を貯めることができます。
油谷ダム
(下部ダム)
うち たに
あぶらたに
(注記)調圧水槽とは、
流れている水を急にせきとめたり、
開いたりする際に生じる衝撃を緩和するために設けられている高い水槽、
水塔のこ
とです。
(注記)調圧水槽とは、
流れている水を急にせきとめたり、
開いたりする際に生じる衝撃を緩和するために設けられている高い水槽、
水塔のこ
とです。
送電線
A 内谷ダム
(上部ダム)
B ポンプ水車
C 地下発電所
開閉所
かいへいしょD
放水路トンネル
発電時
揚水時
放水路調圧水槽
(サージタンク)
(注記)
導水路調圧水槽
(サージタンク)
(注記)
導水路トンネル
水圧鉄管
揚水時の水の流れ
取水口
放水口
ケーブル
発電時の
水の流れ
(注記)調圧水槽とは、
流れている水を急にせきとめたり、
開いたりする際に生じる衝撃を緩和するために設けられている高い水槽、
水塔のこ
とです。
送電線
A 内谷ダム
(上部ダム)
B ポンプ水車
C 発電電動機
放水路トンネル
発電時
揚水時
放水路調圧水槽
(サージタンク)
(注記)
導水路調圧水槽
(サージタンク)
(注記)
導水路トンネル
水圧鉄管
揚水時の水の流れ
取水口
放水口
ケーブル
発電時の
水の流れ
E 油谷ダム
(下部ダム)
E 油谷ダム
(下部ダム)
D 油谷ダム
(下部ダム)
開閉所
太陽光発電
12H 18H 24H6H0H
揚水発電
揚水動力
夜間 夜間
朝 日中
大平発電所は無人の発電所です。
発電や揚
水をはじめとした発電所の操作は、
遠方から監視・
制御を行っています。
効率よく発電所を
運転するために...
揚水発電の役割
電気の使用量が少ない時間に水を汲み上
げ、
多い時間に電気を作ります。
最近では、昼間の太陽光で発電した電気を利用して揚水
を行い、
夜に発電する機会が増えており、
再エ
ネの導入拡大にも貢献しています。
発電所の
起動・停止が容易であるこ
とから、
他の発電所
や送電線の故障など、
電気が足りない時に緊
急に発電するこ
とも大事な役割です。
電気を九州以外の地域に融通したり、
揚水を行うことなどの取組みを行っています。
発電量と使用量の
バランスを取るこ
とが必要
しかく電気の使用量が少ない時期の晴天時など
太陽光発電
夜間 夜間
朝 日中
12H 18H 24H6H0H
電力の余剰が発生
火力発電で調整可能な範囲
安定運転を確保
した最低出力
需要曲線
火力発電
ベースロード電源
( )
原子力・石炭・一般水力・地熱
火力発電
ベースロード電源
( )
原子力・石炭・一般水力・地熱
安定運転を確保
した最低出力
需要曲線

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