第52回系統WG資料
2024年度出力制御見通しについて
2 0 2 4 年 9 月 1 8 日
九 州 電 力 送 配 電 (株)
参考資料2-8
・ 需要、太陽光・風力予測(実績)は、2022年度データを使用
・ 太陽光・風力設備量は、2024年3月末設備量に至近の伸びを考慮
・ 供給力は、最新の補修計画を織込み
・ 調整火力は、需給運用において必要最小限を織込み
・ 域外送電は、関門連系線利用率を85%(注記)で想定
(注記)2024年4月〜6月の実績をベースに利用率の低下リスクを考慮した値
[シミュレーションの前提条件]
1.2024年度の九州本土の再エネ出力制御見通し 1
出力制御率 (制御電力量)[太陽光・風力それぞれの出力制御率](注記)1
旧ルール
新ルール
無制限・無補償
ルール
制御対象
設備計
全設備
オフライン オンライン
2024年度
見込み
10.0%(注記)2
(4.1億kWh)
太陽光: 11.3%
風 力: 2.7%7.1%(3.0億kWh)
太陽光: 7.2%
風 力: 2.2%2.2%(0.0億kWh)
太陽光: ー
風 力: 2.2%9.2%(4.0億kWh)
太陽光: 9.3%
風 力: 2.2%
8.6%(注記)2
(11.1億kWh)
太陽光: 9.0%
風 力: 2.5%
6.2%(注記)3
(9.7億kWh)
太陽光: 6.4%
風 力: 2.3%
(参考)
2024年度
エリア全体
オンライン化7.4%(6.3億kWh)
太陽光: 7.9%
風 力: 2.2%2.2%(0.0億kWh)
太陽光: ー
風 力: 2.2%7.8%(3.4億kWh)
太陽光: 7.9%
風 力: 2.2%7.5%(9.7億kWh)
太陽光: 7.9%
風 力: 2.2%6.2%(9.7億kWh)
太陽光: 6.4%
風 力: 2.2%
〈2024年度出力制御見通し〉
1.2024年度の九州本土の再エネ出力制御見通し
(注記)1 各区分の出力制御量/各区分の総発電量(出力制御量含み)にて算出。全設備は10kW未満の出力制御対象外設備を含む総発電量(出力制御量
含み)に対する出力制御量の割合を示す。
(注記)2 オンライン代理制御分の出力制御率(制御電力量)は、オフライン相当(8〜9時間)の制御時間に換算した値で算出。
(注記)3 実際の制御時間で評価した値。
実績 見通し
4〜7月 8〜3月 年度合計
全設備5.7%(3.2億kWh)
太陽光:5.8%
風 力:4.0%6.5%(6.5億kWh)
太陽光:6.8%
風 力:1.6%6.2%(9.7億kWh)
太陽光:6.4%
風 力:2.3%
〈2024年度出力制御見通し(全設備) の内訳〉
◼ 前頁記載の前提条件および足元の実績を反映した結果、2024年度九州本土における再エネ
(太陽光・風力)の総発電量に占める出力制御率は6.2%程度となる見通し。2 (参考)2024年度の九州本土の再エネ出力制御見通し 3
出力制御率 (制御電力量)[太陽光・風力それぞれの出力制御率](注記)1
旧ルール
新ルール
無制限・無補償
ルール
制御対象
設備計
全設備
オフライン オンライン
2024年度
見込み
10.0%(注記)2
(4.2億kWh)
太陽光: 11.4%
風 力: 2.2%7.1%(3.2億kWh)
太陽光: 7.2%
風 力: 1.8%1.8%(0.0億kWh)
太陽光: ー
風 力: 1.8%8.9%(4.0億kWh)
太陽光: 9.0%
風 力: 1.8%
8.5%(注記)2
(11.4億kWh)
太陽光: 8.9%
風 力: 2.0%
6.1%(注記)3
(10.0億kWh)
太陽光: 6.3%
風 力: 2.0%
(参考)
2024年度
エリア全体
オンライン化7.3%(6.5億kWh)
太陽光: 7.8%
風 力: 1.8%1.8%(0.0億kWh)
太陽光: ー
風 力: 1.8%7.7%(3.5億kWh)
太陽光: 7.8%
風 力: 1.8%7.4%(10.0億kWh)
太陽光: 7.8%
風 力: 1.8%6.1%(10.0億kWh)
太陽光: 6.3%
風 力: 1.8%
〈2024年度出力制御見通し〉
(注記)1 各区分の出力制御量/各区分の総発電量(出力制御量含み)にて算出。全設備は10kW未満の出力制御対象外設備を含む
総発電量(出力制御量含み)に対する出力制御量の割合を示す。
(注記)2 オンライン代理制御分の出力制御率(制御電力量)は、オフライン相当(8〜9時間)の制御時間に換算した値で算出。
(注記)3 実際の制御時間で評価した値。
第50回系統WG(2024年3月11日)資料2-8より抜粋
2.計画差分析
項目 当初計画差の分析
需要 ・4月〜5月の需要はほぼ計画通り供給力太陽光
風力
・4月における晴天日(日射量)の影響などによる太陽光
供給力の減少 (4月:さんかく5日)
揚水、水力
原子力、火力等
・4月〜6月の供給力はほぼ計画通り
連系線活用
(域外送電)
・4月〜6月における連系線使用率の減少
(計画:95% ⇒ 実績:86%)
◼ 第50回系統WG(2024年3月11日)において2024年度の再エネ(太陽光・風力)出力制御
率の見通しを6.1%と報告。
◼ 今回、2024年4〜7月の実績を踏まえた見通しを再算定した結果、晴天日の減少に伴う太
陽光出力の減少があったものの連系線使用率の見直し(使用率95%⇒85%)により、当初
計画に比べ+0.1%となる見通し(今回見通し6.2%)
〈影響分析〉
(注記)連系線使用率=潮流実績/(運用容量-マージン)。出力制御実施日のみ。4 (参考)電源(太陽光、風力)のオンライン化状況
2024年3月末 (参考)2023年9月末太陽光1オンライン比率
((2+4)/(2+3+4))
89.4% 88.0%
2新ルール・無制限無補償ルール、オンライン事業者 341.1 323.8
3旧ルール、オフライン事業者 80.6 88.9
4オンライン制御可能な旧ルール事業者 335.7 328.4
5旧ルール事業者のオンライン切替率
(4/(3+4))
80.6% 78.7%風力
6オンライン比率
((7+9)/(7+8+9))
37.6% 32.3%
7新ルール・無制限無補償ルール、オンライン事業者 9.9 8.7
8旧ルール、オフライン事業者 39.9 41.0
9オンライン制御可能な旧ルール事業者 14.1 10.9
10旧ルール事業者のオンライン切替率
(9/(8+9))
26.1% 20.9%
[九州エリアにおけるオンライン化の状況] [万kW]
(注記)当面の出力制御対象事業者のうち、「旧ルール高圧500kW以上・特別高圧の事業者、新ルール・無制限無補償ルール事業者(太陽光10kW以上)」につい
て算定。5 FIT制度開始
(2012.7〜)1543145176637468359041,002
1,088
1,154
(参考)再エネ(太陽光・風力)発電設備の導入量
[各年度末]
1,216
◼ 太陽光・風力の接続量は、2023年度末時点で、2022年度末から+58万kW増加。
1,2746

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