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2020 年 10 月 1 日
各 位
会 社 名 九 州 電 力 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長執行役員 池辺 和弘
(コード:9508 東証第一部、福証)
問合せ先 原子力発電本部 原子力企画グループ長 竹添 卓英
TEL. (092)761-3031
川内原子力発電所1,2号機特定重大事故等対処施設
設置工事に関するお知らせ(工期の短縮)
当社は、2019 年 10 月 31 日に行った同件名でのお知らせにおいて、工期に関して1号機は
2020 年 12 月、2号機は 2021 年 1 月に使用開始予定であること等を開示しておりましたが、
今回、使用開始予定を1号機は 2020 年 11 月、2号機は 2020 年 12 月に短縮できる見通しと
なりましたので、お知らせします。記1.工期短縮の内容
変更前 変更後
1号機 2020 年 12 月に使用開始予定 2020 年 11 月に使用開始予定
2号機 2021 年 1 月に使用開始予定 2020 年 12 月に使用開始予定
特定重大事故等対処施設の完成後、発電所の起動準備を経て、発電を再開します。
※(注記) 特定重大事故等対処施設の設置期限 1号機:2020 年 3 月 17 日
2号機:2020 年 5 月 21 日
(参 考)
o特定重大事故等対処施設設置工事(1号炉及び2号炉)の理由
「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」第 43 条の 3 の 6 第 1 項第 4 号
の規定に基づき、
「実用発電用原子炉及びその附属施設の位置、構造及び設備の基準に関する
規則」第 42 条で設置を定められているため。
o特定重大事故等対処施設設置工事(1号炉及び2号炉)の内容
(1) 所 在 地:鹿児島県薩摩川内市久見崎町字片平山 1765 番地 3
(2) 固定資産の取得価額:約 2,420 億円
(3) 施 設 概 要:
(別紙参照)
1貯水槽及び注水ポンプ
2フィルタベント
3窒素ボンベ(原子炉減圧操作用)
4発電機
5緊急時制御室
2.今後の見通し
今後も、計画通り完成できるよう、設置工事に取り組んでいきます。
なお、
業績への影響等、
開示すべき事項が判明した場合は、
速やかにお知らせいたします。
以 上
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※(注記)フィルタベント
原子炉格納容器内の圧力が異常に上昇した場合、
原子炉格納容器の損傷を防止す
るため、その内部の蒸気を放出(ベント)し、圧力を低減するとともに、大気中に
放出される放射性物質を低減させる装置
別 紙
特定重大事故等対処施設の概要図
原子炉格納容器
制御棒
逃がし弁
タンクへ蒸気発生器フィルタ
ベント※(注記)
:特定重大事故等対処施設
窒素ボンベ
原子炉減圧
操作用
注水ポンプ
貯水槽
緊急時制御室
発電機