2023年1月31日
本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした
記述は将来の業績を保証するものではなく、リスクと不確実性を内包
するものです。将来の業績は、経営環境に関する前提条件の変化など
に伴い変化することにご留意ください。
2022年度第3四半期
決算について
(投資家向けIR説明資料)
目 次
当第3四半期の業績につきましては、燃料価格の上昇により燃料費調整の期ずれ影響の差損が
前年同四半期に比べ拡大したことに加え、卸電力市場価格の上昇により購入電力料が増加したこ
とや、原子力発電所の稼働減により燃料費が増加したことなどから、赤字となりました。11 2022年度第3四半期業績〔連結〕
売上高 2期連続の増収、 経常損益 8期ぶりの赤字
連結売上高 : 1兆 5,675億円 ( 前年同四半期比 31.0%増 )
連結経常損益: ▲さんかく1,305億円
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 15,841 12,081 3,760 31.1
( 売 上 高 再 掲 ) (15,675) (11,967) (3,707) (31.0)
経 常 費 用 17,147 11,488 5,659 49.3
( 営 業 損 益 ) (▲さんかく1,205) (744) (▲さんかく1,950) (-)
経 常 損 益 ▲さんかく1,305 593 ▲さんかく1,898 -
特 別 利 益 ※(注記)1
112 - 112 -
特 別 損 失 ※(注記)2
27 ※(注記)3
39 ▲さんかく12 ▲さんかく30.6
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 損 益 ▲さんかく894 359 ▲さんかく1,253 -
(注) 連結子会社3社増(51社←48社)、持分法適用会社1社増(46社←45社)
※(注記)1 有価証券売却益 ※(注記)2 独禁法関連損失引当金繰入額 ※(注記)3 インバランス収支還元損失
(億円、%)
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増減率
小 売 販 売 電 力 量 564 578 ▲さんかく14 ▲さんかく2.4
電 灯 164 168 ▲さんかく4 ▲さんかく2.5
電 力 400 410 ▲さんかく10 ▲さんかく2.4
卸 売 販 売 電 力 量 144 131 13 10.2
総 販 売 電 力 量 708 708 - ▲さんかく0.1
1(1) 収支諸元1販売電力量〔連結〕
小売販売電力量につきましては、域内の契約電力は増加しているものの、域外の契約電力が減少
していることなどにより、前年同四半期に比べ2.4%減の564億kWhとなりました。
また、卸売販売電力量につきましては、10.2%増の144億kWhとなりました。
この結果、総販売電力量は前年同四半期と同水準の708億kWhとなりました。
【当社グループ合計】 (億kWh、%)
(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)2(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
(注3) 発受電電力量合計と総販売電力量の差は損失電力量等
※(注記)1 発電電力量は送電端 ※(注記)2 当期の電力量は期末時点で把握している値
1(1) 収支諸元2発受電電力量〔連結〕
小売・卸売に対する供給面につきましては、原子力をはじめ、火力・揚水等発電設備の総合的
な運用等により、また、エリア需給につきましては、調整力電源の運用及び国のルールに基づく
再エネ出力制御の実施等により、安定して電力をお届けすることができました。
(億kWh、%)3【 当社グループ合計 】
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増減率発電
水 力 36 38 ▲さんかく2 ▲さんかく5.7
( 出 水 率 ) (89.4) (93.1) (▲さんかく3.7)
火 力 273 168 105 62.4
原 子 力 132 257 ▲さんかく125 ▲さんかく48.5
( 設 備 利 用 率 ) (50.5) (98.0) (▲さんかく47.5)
新 エ ネ ル ギ ー 等 10 10 - 2.8
計 451 473 ▲さんかく22 ▲さんかく4.6
融 通 ・ 他 社 受 電 321 305 16 5.1
(水 力 再 掲) (13) (11) (2) (14.3)
(新エネルギー等再掲) (153) (135) (18) (13.8)
揚 水 用 等 ▲さんかく18 ▲さんかく18 - ▲さんかく2.4
合 計 754 760 ▲さんかく6 ▲さんかく0.8
※(注記)1
※(注記)2
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減
原 子 力 17.6 33.8 ▲さんかく16.2
再 エ ネ 26.7 23.9 2.8
( 参 考 )発受電電力量に占める割合 (%)
(注) 非化石証書を使用していない部分は、再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての
価値は有さず、火力発電などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われる
※(注記) 再エネは、太陽光、風
力、バイオマス、廃棄物、
地熱、及び水力(揚水除
き)の自社・他社合計
※(注記)
1(1) 収支諸元3その他の収支諸元〔連結〕 4
原油CIF価格及び為替レート
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減
原 油 C I F 価 格 108$/b 74$/b 34$/b
為 替 レ ー ト 136円/$ 111円/$ 25円/$51(2) 経常収益〔連結〕
(億円、%)
収入面では、国内電気事業において、燃料価格の上昇に伴う燃料費調整の影響などにより小売販
売収入が増加したことに加え、卸売販売収入が増加したことなどから、売上高は前年同四半期に比
べ31.0%増の1兆5,675億円、経常収益は31.1%増の1兆5,841億円となりました。
小 売 販 売 収 入 10,951 8,650 2,301 単価差(燃調差等) 2,520 小売販売電力量減 ▲さんかく220
卸 売 販 売 収 入 1,959 1,229 730 他社販売電力料 665
そ の 他 1,384 971 412 電気事業雑収益 313 託送収益 77
( 売 上 高 ) (14,227) (10,799) (3,428)
経 常 収 益 14,296 10,852 3,444
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
売上高(営業収益) 15,675 11,967 3,707 31.0 国内電気事業 3,428
営 業 外 収 益 166 113 53 47.1
(持分法投資利益再掲) (69) (37) (32) 85.8
経 常 収 益 15,841 12,081 3,760 31.1 国内電気事業 3,444
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
※(注記) 燃料費調整制度の上限超過影響▲さんかく170億円控除後
〔国内電気事業再掲〕
※(注記)6支出面では、国内電気事業において、燃料価格の上昇や原子力発電所の稼働減などにより燃料費
が増加したことに加え、卸電力市場価格の上昇などにより購入電力料が増加したことなどから、経常
費用は49.3%増の1兆7,147億円となりました。
1(3) 経常費用〔連結〕
(億円、%)
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
※(注記) 原子力稼働影響差(燃料費+原子力BE費用) 590
人 件 費 865 958 ▲さんかく92 給料手当 ▲さんかく79(出向者増:九電送配サービス・九電ネクスト)
燃 料 費 5,070 1,576 3,494 CIF・レート差 2,570 原子力稼働影響差 850※(注記)
購 入 電 力 料 4,696 2,604 2,092 他社購入電力料 1,997
修 繕 費 1,045 916 128 原子力 164 配電 26 汽力 ▲さんかく75
減 価 償 却 費 1,220 1,206 13
支 払 利 息 169 165 4
原子力バックエンド費用 315 565 ▲さんかく250 原子力稼働影響差 ▲さんかく260※(注記)
そ の 他 2,545 2,440 105 諸経費 123
経 常 費 用 15,929 10,433 5,496
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
営 業 費 用 16,880 11,223 5,657 50.4 国内電気事業 5,494
営 業 外 費 用 266 264 1 0.5
経 常 費 用 17,147 11,488 5,659 49.3 国内電気事業 5,496
〔国内電気事業再掲〕
1(4) 経常損益、親会社株主に帰属する四半期純損益〔連結〕 7
以上により、経常損益は1,305億円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は有価証券売
却益を特別利益に計上したことや独禁法関連損失引当金繰入額を特別損失に計上したことなどから
894億円の損失となりました。
(億円、%)
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 損 益 ▲さんかく1,305 593 ▲さんかく1,898 -
渇 水 準 備 金 ▲さんかく3 ▲さんかく2 ▲さんかく1 70.7
特 別 利 益 112 - 112 -
特 別 損 失 27 39 ▲さんかく12 ▲さんかく30.6
税 金 等 調 整 前
四 半 期 純 損 益 ▲さんかく1,216 555 ▲さんかく1,772 -
法 人 税 等 ▲さんかく332 185 ▲さんかく517 -
非 支 配 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 10 11 ▲さんかく1 ▲さんかく9.0
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 損 益 ▲さんかく894 359 ▲さんかく1,253 -
※(注記)
※(注記) 独禁法関連損失引当金繰入額 27
2022年12月1日に公正取引委員会から関西地区、九州地区の特別高圧電力及び高圧電力の供給に関し、独占禁止法に基づく
課徴金納付命令書(案)に係る意見聴取通知書を受領したため、通知された金額を特別損失として計上
(参考)連結経常損益の変動要因(対前年同四半期) 8
(億円)
連結経常損益
(2021.3Q)
連結経常損益
(2022.3Q)593▲さんかく1,305
期ずれ影響除き
連結経常損益
1,103程度
燃料費調整
期ずれ影響差
(▲さんかく510→▲さんかく1,090)
▲さんかく720
▲さんかく580
▲さんかく1,898+162原子力
稼働影響差
期ずれ影響除き
連結経常損益
▲さんかく215程度
▲さんかく590
燃料費調整制度
上限超過影響
卸電力取引
価格上昇影響
▲さんかく170
その他9(参考)燃料費調整の期ずれ影響試算〔当社個別〕
・基準燃料価格と2021年度後半の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の増加に反映 [420億円程度]
・基準燃料価格と当第3四半期の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の増加には反映されず、第4四半期以降に繰越し [1,510億円程度]
この燃料費調整の期ずれ影響により、当第3四半期の利益は減少 [▲さんかく1,090億円程度]
(対前年同四半期:▲さんかく580億円程度)
1(5) セグメント情報〔連結〕
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減エネルギーサービス事業国内電気事業発 電 ・ 販 売 事 業
売 上 高 13,626 10,455 3,171
経 常 損 益 ▲さんかく1,866 237 ▲さんかく2,104
送 配 電 事 業
売 上 高 5,208 4,160 1,047
経 常 利 益 233 176 56
消 去
売 上 高 ▲さんかく4,607 ▲さんかく3,816 ▲さんかく790
経 常 損 益 - 4 ▲さんかく4計売 上 高 14,227 10,799 3,428
経 常 損 益 ▲さんかく1,633 418 ▲さんかく2,052
海 外 事 業
売 上 高 49 34 15
経 常 利 益 71 13 57
そ の 他 エ ネ ル ギ ー サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 1,742 1,269 472
経 常 利 益 202 105 97
I C T サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 802 759 43
経 常 利 益 25 40 ▲さんかく15
都 市 開 発 事 業
売 上 高 174 153 20
経 常 利 益 20 16 4
そ の 他
売 上 高 66 67 ▲さんかく1
経 常 利 益 5 8 ▲さんかく3
消 去
売 上 高 ▲さんかく1,387 ▲さんかく1,115 ▲さんかく271
経 常 損 益 2 ▲さんかく10 13
合 計
売 上 高 15,675 11,967 3,707
経 常 損 益 ▲さんかく1,305 593 ▲さんかく1,898
(億円)10(10,782)(34)(478)
(573)
(注1) 上記の各報告セグメントの記載金額は、セグメント間の内部取引消去前の金額 (注2) 売上高の ( )内は外部売上高の再掲
(注3) 第1四半期より報告セグメントを変更している (注4)海外燃料プロジェクトは「その他エネルギーサービス事業」に含めている
(12,308)
(1,866)
(9,573)
(1,209)(69)(29)(49)(14,175)
(720)
(610)(89)(29)
(2,734)
(657)
(3,392)(15)(241)(37)(20)(-)1(5) 1発電・販売事業
(億円、%)112022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 13,626 10,455 3,171 30.3
経 常 費 用 15,616 10,326 5,289 51.2
経 常 損 益 ▲さんかく1,866 237 ▲さんかく2,104 -
売上高は、燃料価格の上昇に伴う燃料費調整の影響などによる小売販売収入の増加に加え、卸売
販売収入が増加したことなどから、前年同四半期に比べ30.3%増の1兆3,626億円となりました。
経常損益は、燃料価格の上昇により燃料費調整の期ずれ影響の差損が前年同四半期に比べ拡大し
たことに加え、卸電力市場価格の上昇などによる購入電力料の増加や、原子力発電所の稼働減など
による燃料費の増加などから、1,866億円の損失となりました。
売 上 高: 1兆,3,626億円( 前年同四半期比 30.3%増 )[増収]
経 常 損 益: ▲さんかく1,866億円
国内における発電・小売電気事業 など
[発電・販売事業]
1(5) 2送配電事業
(億円、%)122022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 5,208 4,160 1,047 25.2
経 常 費 用 4,991 4,005 985 24.6
経 常 利 益 233 176 56 32.1
売上高は、卸売販売収入が再生可能エネルギー電源からの買取増に伴う卸売販売電力量の増に
より増加したことや、託送収益がインバランスに係る収益の増加等により増加したことなどか
ら、前年同四半期に比べ25.2%増の5,208億円となりました。
経常利益は、購入電力料が再生可能エネルギー電源からの買取額及びインバランスに係る費用
の増加等により増加しましたが、売上高が増加したことなどから、32.1%増の233億円となりま
した。
売 上 高: 5,208億円( 前年同四半期比 25.2%増 )[増収]
経 常 利 益: 233億円( 前年同四半期比 32.1%増 )[増益]
九州域内における一般送配電事業 など
[送配電事業]
1(5) 3海外事業
(億円、%)132022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 49 34 15 44.0
経 常 費 用 53 54 - ▲さんかく0.8
経 常 利 益 71 13 57 413.1
( 持 分 法 投 資 利 益 再 掲 ) (36) (20) (15) (77.2)
売上高は、送電事業に係る収入の増加などにより、前年同四半期に比べ44.0%増の49億円、
経常利益は、為替差益の増加などもあり、413.1%増の71億円となりました。
売 上 高: 49億円( 前年同四半期比 44.0%増 )[増収]
経 常 利 益: 71億円( 前年同四半期比 413.1%増 )[増益]
海外における発電・送配電事業 など
[海外事業]
※(注記) 為替差益の計上などもあり、経常利益71億円となった
※(注記)
1(5) 4その他エネルギーサービス事業
(億円、%)142022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 1,742 1,269 472 37.2
経 常 費 用 1,566 1,196 369 30.9
経 常 利 益 202 105 97 92.7
( 持 分 法 投 資 利 益 再 掲 ) (36) (19) (17) (86.9)
売上高は、ガス・LNG販売価格の上昇や2022年2月にバイオマス発電所が営業運転を開始
したことなどにより、前年同四半期に比べ37.2%増の1,742億円、経常利益は92.7%増の202
億円となりました。
売 上 高: 1,742億円( 前年同四半期比 37.2%増 )[増収]
経 常 利 益: 202億円( 前年同四半期比 92.7%増 )[増益]
電気設備の建設・保守など電力の安定供給に資する事業、ガス・LNG販売事業、再生可能エ
ネルギー事業 など
[その他エネルギーサービス事業]
1(5) 5ICTサービス事業
(億円、%)15売上高は、情報システム開発受託の増加などにより、前年同四半期に比べ5.7%増の802億円、
経常利益は、光ブロードバンドサービスに係る設備の減価償却費の増加などにより、37.5%減の
25億円となりました。
売 上 高: 802億円( 前年同四半期比 5.7%増 )[増収]
経 常 利 益: 25億円( 前年同四半期比 37.5%減 )[減益]
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 802 759 43 5.7
経 常 費 用 779 722 56 7.8
経 常 利 益 25 40 ▲さんかく15 ▲さんかく37.5
( 持 分 法 投 資 損 益 再 掲 ) (▲さんかく1.2) (▲さんかく1.0) (▲さんかく0.2) (-)
データ通信事業、光ブロードバンド事業、電気通信工事・保守事業、情報システム開発事業、
データセンター事業 など
[ICTサービス事業]
1(5) 6都市開発事業
(億円、%)16売上高は、オール電化マンション販売の増加などにより、前年同四半期に比べ13.2%増の174
億円、経常利益は24.5%増の20億円となりました。
売 上 高: 174億円( 前年同四半期比 13.2%増 )[増収]
経 常 利 益: 20億円( 前年同四半期比 24.5%増 )[増益]
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 174 153 20 13.2
経 常 費 用 156 137 18 13.2
経 常 利 益 20 16 4 24.5
( 持 分 法 投 資 損 益 再 掲 ) (▲さんかく0.1) (▲さんかく0.9) (0.7) (-)
都市開発・不動産・社会インフラ事業 など
[都市開発事業]
2 2022年度第3四半期財務状況〔連結〕
資産は、繰延税金資産などの固定資産の増加に加え、棚卸資産などのその他の流動資産が増加した
ことなどから、前年度末に比べ3,067億円増の5兆6,491億円となりました。
負債は、有利子負債が増加したことなどから、前年度末に比べ3,746億円増の5兆407億円となりま
した。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上や配当金の支払による減少などにより、前年度
末に比べ679億円減の6,084億円となりました。
この結果、自己資本比率は、前年度末に比べ1.9ポイント低下し10.2%となりました。17(億円)
2022年度
第3四半期末 2021年度末 増 減
総 資 産 56,491 53,423 3,067
負 債 50,407 46,660 3,746
( 有 利 子 負 債 再 掲 ) (40,793) (36,380) (4,412)
純 資 産 6,084 6,763 ▲さんかく679
自 己 資 本 比 率 ( % ) 10.2 12.1 ▲さんかく1.9
売上高 3期連続の増収、 経常損益 8期ぶりの赤字となる見通し
連結売上高 : 2兆2,500億円
連結経常損益: ▲さんかく1,000億円
2022年度の連結業績予想につきましては、未定としておりましたが、第3四半期決算実績及び
至近の状況を踏まえ、一定の前提を置き業績予想を算定しましたので、公表いたします。
2022年度 2021年度 増 減 増減率
売 上 高 22,500 17,433 5,067 29.1
営 業 損 益 ▲さんかく900 486 ▲さんかく1,386 ―
経 常 損 益 ▲さんかく1,000 323 ▲さんかく1,323 ―
親会社株主に帰属する
当 期 純 損 益 ▲さんかく750 68 ▲さんかく818 ―
2022年度 2021年度 増 減
小 売 販 売 電 力 量 767億kWh 794億kWh ▲さんかく27億kWh
卸 売 販 売 電 力 量 192億kWh 178億kWh 14億kWh
総 販 売 電 力 量 959億kWh 973億kWh ▲さんかく14億kWh
原 油 C I F 価 格 103$/b 77$/b 26$/b
為 替 レ ー ト 135円/$ 112円/$ 23円/$
原 子 力 〔 送 電 端 〕
( 設 備 利 用 率 )
198億kWh
(56.9%)
319億kWh
(91.4%)
▲さんかく121億kWh
(▲さんかく34.5%)
(億円、%)
(注)販売電力量は当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナ
ジ-(株))の合計値(内部取引消去後)
〔参考〕主要諸元表
3 2022年度業績予想 18
連結経常損益
(2021年度実績)
(億円)
連結経常損益
(2022年度見通し)323▲さんかく1,000
期ずれ影響除き
連結経常損益
1,013程度
燃料費調整
期ずれ影響差
(▲さんかく690→▲さんかく720)
▲さんかく30
▲さんかく700
期ずれ影響除き
連結経常損益
▲さんかく280程度+307その他
▲さんかく1,323
原子力
稼働影響差
▲さんかく550
卸電力取引
価格上昇影響
▲さんかく350
燃料費調整制度
上限超過影響
(参考)連結経常損益の変動要因(対前年) 19
4 2022年度期末配当予想 20
2022年度の期末配当予想につきましては、ロシア・ウクライナ情勢による燃料価格の
動向や至近の急激な為替変動などの極めて不透明な状況が継続していることから、普通株
式、A種優先株式とも未定としておりました。
出来る限り配当できるよう努力してまいりましたが、当年度の業績予想等を踏まえ、誠
に遺憾ではございますが、普通株式、A種優先株式ともに期末配当を見送らせていただき
ます。
補足説明資料
(注1)当年度のセグメント変更は、当年度及び前年度のみ反映。
(注2)収益認識に関する会計基準を遡及適用。ただし、2019年度については、監査法人による監査対象外。
小売販売収入、卸売販売収入〔国内電気事業〕
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
10,951 8,650 2,301 26.6
(億円、%)
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
1,959 1,229 730 59.4
小売販売収入 卸売販売収入
(億円、%)21増 減
2小売販売電力量減 ▲さんかく220
1単価差(燃調差等) 2,520
増 減
1他社販売電力料 665
その他の収益〔国内電気事業〕 22
その他の収益
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
1,384 971 412 42.4
(億円、%)
増 減
1電気事業雑収益 313
2託送収益 77
燃料費、購入電力料〔国内電気事業〕
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減
石炭 ($/t) 356 146 210
LNG ($/t) 941 564 377
原油 ($/b) 108 74 34
( 参考1 )全日本通関CIF価格
増 減
1他社購入電力料 1,997
( 参考2 )燃料別消費量
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減
石炭 (万t) 565 332 233
LNG (万t) 165 109 57
重油 (万kl) 1 1 -232022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
5,070 1,576 3,494 221.6
増 減
燃料費 購入電力料
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
4,696 2,604 2,092 80.3
(億円、%) (億円、%)
1CIF・レート差 2,570
2原子力稼働影響差 850
修繕費、減価償却費〔国内電気事業〕 24
(注) 2020年度より定額法に変更している
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
1,045 916 128 14.0
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
1,220 1,206 13 1.2
修繕費 減価償却費
(億円、%) (億円、%)
増 減
1原子力 164
2配電 26
3汽力 ▲さんかく75
人件費、その他の費用〔国内電気事業〕
(億円、%)
その他の費用
人件費25(億円、%)
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
865 958 ▲さんかく92 ▲さんかく9.6
2022年度
第3四半期
2021年度
第3四半期
増 減 前 年 同 期 比
3,030 3,171 ▲さんかく140 ▲さんかく4.4
増 減
1原子力バックエンド費用 ▲さんかく250
増 減
1給料手当※(注記) ▲さんかく79
2諸経費 123
※(注記)出向者増:九電送配サービス・九電ネクスト
2022年度業績予想 主要諸元の変動影響額〔連結〕 26
2022年度
変動影響額※(注記)
(燃料費等)
原 油 C I F 価 格 103$/b (1$/bあたり) -
為 替 レ ー ト 135円/$ (1円/$あたり) 10億円程度
原 子 力 〔 送 電 端 〕
( 設 備 利 用 率 )
198億kWh
(56.9%)
(1%あたり) 15億円程度
※(注記) 変動影響額は、前提とする主要諸元が変動した場合における1月以降の燃料費等に与える影響額を示している
<お問い合わせ先>
九州電力株式会社 コーポレート戦略部門 IRグループ
電 話 (092)726-1575
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