2021年度第3四半期
決算について
(投資家向けIR説明資料)
2022年1月31日
本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした
記述は将来の業績を保証するものではなく、リスクと不確実性を内包
するものです。将来の業績は、経営環境に関する前提条件の変化など
に伴い変化することにご留意ください。
目 次
■しかく2021年度 第3四半期決算1(参考)収益認識に関する会計基準等の適用等について 2
(1)収支諸元 1 販売電力量〔連結〕 3
2 発受電電力量〔連結〕 4
3 その他の収支諸元〔連結〕 5
(2)経常収益 〔連結〕 6
(3)経常費用 〔連結〕 7
(4)経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益〔連結〕 8
(参考)連結経常利益の変動要因 9
(参考)燃料費調整の期ずれ影響試算〔当社個別〕 10
(5)セグメント情報 〔連結〕 11
1 発電・販売事業 12
2 送配電事業 13
3 その他エネルギーサービス事業 14
4 ICTサービス事業 15

5 その他の事業 1617 18
(参考)連結経常利益の変動要因(対10月公表) 2021■しかく補足説明資料22燃料費、購入電力料〔国内電気事業〕 2324小売販売収入、卸売販売収入、その他の収益〔国内電気事業〕
修繕費、減価償却費、その他の費用〔国内電気事業〕
4.2021年度 期末配当予想
1.2021年度 第3四半期業績 〔連結〕
2.2021年度 第3四半期財務状況〔連結〕
3.2021年度 業績予想〔連結〕
当第3四半期の業績につきましては、原子力発電所の稼働増や修繕費の減少、総販売電力量の
増加などはありましたが、燃料価格の上昇により燃料費調整の期ずれ影響が前年同四半期の差益
から差損に転じたことなどから、前年同四半期に比べ減益となりました。11 2021年度第3四半期業績〔連結〕
(億円、%)
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 12,081 10,812 1,269 11.7
( 売 上 高 再 掲 ) (11,967) (10,694) (1,273) (11.9)
経 常 費 用 11,488 10,074 1,413 14.0
( 営 業 利 益 ) (744) (861) (▲さんかく116) (▲さんかく13.6)
経 常 利 益 593 737 ▲さんかく144 ▲さんかく19.6
特 別 損 失 ※(注記) 39 - 39 -
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 359 553 ▲さんかく193 ▲さんかく35.0
(注) 連結子会社2社増(48社←46社)、持分法適用会社3社増(43社←40社)
売上高 3期ぶりの増収、 経常利益 2期ぶりの減益
連結売上高 : 1兆1,967億円 ( 前年同四半期比 11.9%増 )
連結経常利益: 593億円 ( 前年同四半期比 19.6%減 )
※(注記) インバランス収支還元損失(2021年1月分のインバランス収支余剰の還元額)
(参考)収益認識に関する会計基準等の適用等について 2
ο「収益認識に関する会計基準」等を当期の期首から適用
ο また、当該会計基準等の適用等を踏まえ「電気事業会計規則」が改正されたため、再エネ固定
価格買取制度に係る「再エネ特措法賦課金」「再エネ特措法交付金」は売上高には計上せず、
対応する営業費用から控除する方法に変更
(注) 本改正において検針日基準の取扱いに変更はないため、電気事業会計規則を優先適用する当社及び九電送配は、
引き続き検針日基準により収益計上している
ο これらに伴い、前年同四半期(2020年度第3四半期)及び前年度末(2020年度末)等との
比較・分析については、これらを遡及適用した後の数値で行っている
・「収益認識に関する会計基準」等は、適用初年度において、原則として、過去の期間のすべて
に遡及適用すること(改正電気事業会計規則も遡及適用可)とされており、当社は、財務諸表
の比較可能性の観点から、原則どおり遡及適用している
遡及適用影響額(2020年度第3四半期)
適用初年度(2021年度)の取扱い
遡及適用後 遡及適用前 増 減 主な増減説明
売 上 高 10,694 15,468 ▲さんかく4,774
再エネ特措法賦課金 ▲さんかく1,421
再エネ特措法交付金 ▲さんかく3,346
経 常 利 益 737 738 ▲さんかく1
期 首 利 益 剰 余 金 2,760 2,769 ▲さんかく9 2019年度以前の遡及適用影響額
(億円)
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増減率
小 売 販 売 電 力 量 578 551 27 4.9
(九電みらいエナジー(株)再掲) (44) (43) (1) (2.7)
電 灯 168 175 ▲さんかく7 ▲さんかく3.9
電 力 410 376 34 9.0
卸 売 販 売 電 力 量 131 75 56 73.4
総 販 売 電 力 量 708 626 82 13.2
1(1) 収支諸元1販売電力量〔連結〕
小売販売電力量につきましては、8月の気温が前年に比べ低めに推移したことによる減少はあるも
のの、グループ一体となった営業活動による増加や前年同四半期が新型コロナウイルス感染症の影響
で減少したことによる反動増などにより、前年同四半期に比べ4.9%増の578億kWhとなりました。
また、卸売販売電力量は73.4%増の131億kWhとなりました。
この結果、総販売電力量は13.2%増の708億kWhとなりました。3【当社グループ合計】 (億kWh、%)
(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
※(注記) 新型コロナウイルス影響差+10億kWh程度(▲さんかく5←▲さんかく15)
※(注記)
1(1) 収支諸元2発受電電力量〔連結〕
小売・卸売に対する供給面につきましては、原子力をはじめ、火力・揚水等発電設備の総合的
な運用等により、また、エリア需給につきましては、調整力電源の運用及び国のルールに基づく
再エネ出力制御の実施等により、安定して電力をお届けすることができました。
(億kWh、%)
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増減率発電
水 力 38 38 - ▲さんかく0.2
( 出 水 率 ) (93.1) (101.5) (▲さんかく8.4)
火 力 168 248 ▲さんかく80 ▲さんかく32.4
原 子 力 257 149 108 72.3
(設 備 利 用 率) (98.0) (57.1) (40.9)
新 エ ネ ル ギ ー 等 10 9 1 12.0
計 473 445 28 6.4
融 通 ・ 他 社 受 電 304 244 60 24.5
(水 力 再 掲) (11) (12) (▲さんかく1) (▲さんかく6.2)
(新エネルギー等再掲) (135) (117) (18) (15.6)
揚 水 用 等 ▲さんかく18 ▲さんかく17 ▲さんかく1 6.4
合 計 759 672 87 13.04【 当社グループ合計 】
(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
(注3) 発受電電力量合計と総販売電力量の差は損失電力量等
※(注記)1 発電電力量は送電端 ※(注記)2 当期の電力量は期末時点で把握している値
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減
原 子 力 33.9 22.2 11.7
再 エ ネ 24.0 24.5 ▲さんかく0.5
( 参 考 )発受電電力量に占める割合 (%)
※(注記)
※(注記)2
※(注記)1
(注) 非化石証書を使用していない部分は、再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての
価値は有さず、火力発電などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われる
※(注記) 再エネは、太陽光、風
力、バイオマス、廃棄物、
地熱、及び水力(揚水除
き)の自社・他社合計
1(1) 収支諸元3その他の収支諸元〔連結〕 5
原油CIF価格及び為替レート
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減
原 油 C I F 価 格 74$/b 39$/b 35$/b
為 替 レ ー ト 111円/$ 106円/$ 5円/$61(2) 経常収益〔連結〕
(億円、%)
収入面では、国内電気事業において、小売販売収入がグループ一体となった営業活動などによる
小売販売電力量の増などにより増加したことに加え、卸売販売収入やLNG転売益が増加したことな
どから、売上高は前年同四半期に比べ11.9%増の1兆1,967億円、経常収益は11.7%増の1兆
2,081億円となりました。
小 売 販 売 収 入 8,650 8,420 229 小売販売電力量増 405 単価差(構成差等) ▲さんかく180
卸 売 販 売 収 入 1,229 519 710 他社販売電力料 679
そ の 他 962 654 308 LNG転売益 115 託送収益 110
( 売 上 高 ) (10,785) (9,572) (1,213)
経 常 収 益 10,842 9,593 1,248
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
売上高(営業収益) 11,967 10,694 1,273 11.9 国内電気事業 1,213
営 業 外 収 益 113 117 ▲さんかく4 ▲さんかく4.0
(持分法投資利益再掲) (37) (69) (▲さんかく31) (▲さんかく45.8)
経 常 収 益 12,081 10,812 1,269 11.7 国内電気事業 1,248
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
〔国内電気事業再掲〕7支出面では、国内電気事業において、修繕費の減少などはありましたが、購入電力料や原子力バ
ックエンド費用が増加したことに加え、燃料費が原子力発電所の稼働増はあるものの燃料価格上昇
の影響などにより増加したことなどから、経常費用は14.0%増の1兆1,488億円となりました。
1(3) 経常費用〔連結〕
(億円、%)
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
※(注記) 原子力稼働影響差(燃料費+原子力BE費用) ▲さんかく245
人 件 費 967 1,043 ▲さんかく76 退職給与金 ▲さんかく61
燃 料 費 1,576 1,407 168
CIF・レート差 550 小売・卸売増 90
原子力稼働影響差 ▲さんかく435※(注記)
購 入 電 力 料 2,604 1,515 1,088 他社購入電力料 1,059
修 繕 費 916 1,113 ▲さんかく196 原子力 ▲さんかく172
減 価 償 却 費 1,206 1,107 99 原子力 64
支 払 利 息 165 166 ▲さんかく1
原子力バックエンド費用 565 360 205 原子力稼働影響差 190※(注記)
そ の 他 2,444 2,334 109 接続供給託送料 72
経 常 費 用 10,447 9,050 1,396
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
営 業 費 用 11,223 9,832 1,390 14.1 国内電気事業 1,379
営 業 外 費 用 264 241 22 9.5
経 常 費 用 11,488 10,074 1,413 14.0 国内電気事業 1,396
〔国内電気事業再掲〕
1(4) 経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益〔連結〕 8
以上により、経常利益は593億円、親会社株主に帰属する四半期純利益はインバランス収支還元
損失を特別損失に計上したことなどもあり359億円となり、経常利益、親会社株主に帰属する四半
期純利益ともに前年同四半期に比べ減益となりました。
(億円、%)
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 利 益 593 737 ※(注記)1▲さんかく144 ▲さんかく19.6
渇 水 準 備 金 ▲さんかく2 ▲さんかく2 - ▲さんかく16.1
特 別 損 失 ※(注記)2 39 - 39 -
税 金 等 調 整 前
四 半 期 純 利 益 555 740 ▲さんかく184 ▲さんかく25.0
法 人 税 等 185 175 9 5.6
非 支 配 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 11 12 - ▲さんかく7.2
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 359 553 ▲さんかく193 ▲さんかく35.0
※(注記)1 新型コロナウイルス影響差+125億円程度(▲さんかく35←▲さんかく160)
※(注記)2 インバランス収支還元損失
2021年1月の電力需給のひっ迫に伴う卸電力市場価格高騰により、同月の一般送配電事業者のインバランス収益が大きく
増加したため、第43回 資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電力・ガス基本政策小委員会
(2021年12月27日開催)において、その収益の一部について、小売電気事業者の負担額に応じて将来の託送料金から差し
引く形で調整を行うことが取りまとめられたことから、当該調整額の総額を負債として認識し、同額を特別損失に計上
連結経常利益
(2020.3Q)
(億円)
連結経常利益
(2021.3Q)
(参考)連結経常利益の変動要因 9737593
(▲さんかく144)
燃料費調整
期ずれ影響差
(200→▲さんかく470)
原子力
稼働影響差
期ずれ影響除き
連結経常利益
537程度
期ずれ影響除き
連結経常利益
1,063程度
その他+196+245
▲さんかく670+145国内電気事業(▲さんかく147)
総販売
電力量の増
(燃料費等
控除後)
修繕費の減+3▲さんかく240+115+76
▲さんかく14
その他
LNG転売益
人件費の減
卸電力取引
市場価格
上昇影響10(参考)燃料費調整の期ずれ影響試算〔当社個別〕
・基準燃料価格と2020年度後半の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の減少に反映 [▲さんかく270億円程度]
・基準燃料価格と当第3四半期の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の増加には反映されず、第4四半期以降に繰越し [200億円程度]
この燃料費調整の期ずれ影響により、当第3四半期の利益は減少 [▲さんかく470億円程度]
(対前年同四半期:▲さんかく670億円程度)
1(5) セグメント情報〔連結〕
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減エネルギーサービス事業国内電気事業発 電 ・ 販 売 事 業
売 上 高 10,441 9,401 1,039
経 常 利 益 214 383 ▲さんかく168
送 配 電 事 業
売 上 高 4,160 3,670 489
経 常 利 益 176 160 16
消 去
売 上 高 ▲さんかく3,816 ▲さんかく3,499 ▲さんかく316
経 常 利 益 4 - 4計売 上 高 10,785 9,572 1,213
経 常 利 益 395 543 ▲さんかく147
そ の 他 エ ネ ル ギ ー サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 1,303 1,207 96
経 常 利 益
( 海 外 事 業 再 掲 )
128 121 7
I C T サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 759 781 ▲さんかく21
経 常 利 益 40 42 ▲さんかく2
そ の 他 の 事 業
売 上 高 217 210 6
経 常 利 益 38 36 2
消 去
売 上 高 ▲さんかく1,098 ▲さんかく1,077 ▲さんかく20
経 常 利 益 ▲さんかく10 ▲さんかく5 ▲さんかく4
合 計
売 上 高 11,967 10,694 1,273
経 常 利 益 593 737 ▲さんかく144
(億円)11(10,782) (9,544) (1,238)
(512) (490) (22)
(573) (565) (8)
(98) (93) (4)
(注1) 上記の各報告セグメントの記載金額は、セグメント間の内部取引消去前の金額
(注2) 売上高の ( )内は外部売上高の再掲
(9,573)
(1,209)
(64) (41) (23)
(8,732)
(812)
(841)
(397)
1(5) 1発電・販売事業
(億円、%)122021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 10,441 9,401 1,039 11.1
経 常 費 用 10,339 9,118 1,221 13.4
経 常 利 益 214 383 ▲さんかく168 ▲さんかく43.9
売上高は、小売販売収入がグループ一体となった営業活動などによる小売販売電力量の増など
により増加したことに加え、卸売販売収入やLNG転売益が増加したことなどから、前年同四半
期に比べ11.1%増の1兆441億円となりました。
経常利益は、原子力発電所の稼働増による燃料費等の減少や総販売電力量の増加、修繕費の減
少などはありましたが、燃料価格の上昇により燃料費調整の期ずれ影響が前年同四半期の差益か
ら差損に転じたことなどから、43.9%減の214億円となりました。
売 上 高: 1兆441億円( 前年同四半期比 11.1%増 )[増収]
経 常 利 益: 214億円( 前年同四半期比 43.9%減 )[減益]
国内における発電・小売電気事業 など
[発電・販売事業]
1(5) 2送配電事業
(億円、%)132021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 4,160 3,670 489 13.3
経 常 費 用 4,005 3,514 490 13.9
経 常 利 益 176 160 16 10.1
売上高は、卸売販売収入が再生可能エネルギー電源からの買取増に伴う卸売販売電力量の増に
より増加したことや、託送収益が増加したことなどから、前年同四半期に比べ13.3%増の4,160
億円となりました。
経常利益は、購入電力料が再生可能エネルギー電源からの買取額や需給調整市場からの調達費
用の増加等により増加しましたが、売上高の増加に加え、災害復旧等の費用が減少したことなど
から、10.1%増の176億円となりました。
売 上 高: 4,160億円( 前年同四半期比 13.3%増 )[増収]
経 常 利 益: 176億円( 前年同四半期比 10.1%増 )[増益]
九州域内における一般送配電事業 など
[送配電事業]
1(5) 3その他エネルギーサービス事業
(億円、%)142021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 1,303 1,207 96 8.0
経 常 費 用 1,239 1,189 50 4.2
経 常 利 益 128 121 7 6.3
( 持 分 法 投 資 利 益 再 掲 ) (40) (72) (▲さんかく31) (▲さんかく44.1)
売上高は、海外LNGプロジェクトにおけるLNG販売価格の上昇などにより、前年同四半期に
比べ8.0%増の1,303億円、経常利益は、6.3%増の128億円となりました。
売 上 高: 1,303億円( 前年同四半期比 8.0%増 )[増収]
経 常 利 益: 128億円( 前年同四半期比 6.3%増 )[増益]
電気設備の建設・保守など電力の安定供給に資する事業、ガス・LNG販売事業、再生可能エ
ネルギー事業、海外事業 など
[その他エネルギーサービス事業]
1(5) 4ICTサービス事業
(億円、%)15売上高は、情報システム開発受託の減少などにより、前年同四半期に比べ2.8%減の759億円、
経常利益は、5.3%減の40億円となりました。
売 上 高: 759億円( 前年同四半期比 2.8%減 )[減収]
経 常 利 益: 40億円( 前年同四半期比 5.3%減 )[減益]
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 759 781 ▲さんかく21 ▲さんかく2.8
経 常 費 用 722 740 ▲さんかく17 ▲さんかく2.3
経 常 利 益 40 42 ▲さんかく2 ▲さんかく5.3
( 持 分 法 投 資 損 益 再 掲 ) (▲さんかく1) (▲さんかく1) (-) (-)
データ通信事業、光ブロードバンド事業、電気通信工事・保守事業、情報システム開発事業、
データセンター事業 など
[ICTサービス事業]
1(5) 5その他の事業
(億円、%)16売上高は、不動産賃貸収入の増加などにより、前年同四半期に比べ3.0%増の217億円、経常利
益は、見守りサービス事業に係る費用の減少などもあり、6.7%増の38億円となりました。
売 上 高: 217億円( 前年同四半期比 3.0%増 )[増収]
経 常 利 益: 38億円( 前年同四半期比 6.7%増 )[増益]
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
売 上 高 217 210 6 3.0
経 常 費 用 180 179 1 0.7
経 常 利 益 38 36 2 6.7
( 持 分 法 投 資 損 益 再 掲 ) (0.3) (▲さんかく0.6) (1) (-)
不動産事業、有料老人ホーム事業、事務業務受託事業、人材派遣事業 など
[その他の事業]
2 2021年度第3四半期財務状況〔連結〕 17
(億円)
2021年度
第3四半期末 2020年度末 増 減
総 資 産 52,847 51,285 1,561
負 債 45,818 44,470 1,347
( 有 利 子 負 債 再 掲 ) (36,882) (35,226) (1,656)
純 資 産 7,029 6,814 214
自 己 資 本 比 率 ( % ) 12.7 12.7 -
資産は、原子力安全性向上対策工事等に伴う固定資産の増加に加え、棚卸資産などの流動資産が
増加したことから、前年度末に比べ1,561億円増の5兆2,847億円となりました。
負債は、有利子負債が増加したことなどから、前年度末に比べ1,347億円増の4兆5,818億円と
なりました。
純資産は、配当金の支払による減少はありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上
などにより、前年度末に比べ214億円増の7,029億円となりました。
この結果、自己資本比率は前年度末と同率の12.7%となりました。
2021年度の業績予想につきましては、至近の需給動向等を踏まえ、2021年10月29日に
公表した業績予想を修正いたします。
売上高につきましては、国内電気事業において、総販売電力量の増加や燃料費調整の影響に
よる料金単価の上昇などにより、前回公表値を上回る1兆7,000億円程度となる見通しです。
経常利益につきましては、国内電気事業において、総販売電力量の増加はあるものの、卸電
力取引市場の価格上昇に伴う購入電力料の増加に加え、燃料費調整の期ずれ差損の拡大などに
より、前回公表値を下回る500億円程度となる見通しです。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記影響に加えてインバランス収支還元
損失を特別損失に計上することなどもあり、前回公表値を下回る250億円程度となる見通しで
す。183 2021年度業績予想〔連結〕
前回公表(10月)から 売上高 、 経常利益 ともに変更
連結売上高 : 1兆7,000億円 (対前回公表:+600億円)
連結経常利益: 500億円 (対前回公表:▲さんかく200億円)
(億円、%)
今 回
前回公表
(10月)
増 減 増 減 率
売 上 高 17,000 16,400 600 3.7
営 業 利 益 700 1,000 ▲さんかく300 ▲さんかく30.0
経 常 利 益 500 700 ▲さんかく200 ▲さんかく28.6
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益 250 450 ▲さんかく200 ▲さんかく44.419今 回
前回公表
(10月)
増 減
小 売 販 売 電 力 量 789億kWh 788億kWh 1億kWh
卸 売 販 売 電 力 量 171億kWh 161億kWh 10億kWh
総 販 売 電 力 量 960億kWh 949億kWh 11億kWh
原 油 C I F 価 格 74$/b 71$/b 3$/b
為 替 レ ー ト 112円/$ 110円/$ 2円/$
原 子 力 〔 送 電 端 〕
( 設 備 利 用 率 )
318億kWh
(91.3%)
318億kWh
(91.2%)-(0.1%)
〔参考〕主要諸元表
※(注記) 新型コロナウイルス影響差+45億円程度(▲さんかく35←▲さんかく80)
※(注記)1
3 2021年度業績予想〔連結〕(つづき)
※(注記)
(注)販売電力量は当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジ-(株))の合計値(内部取引消去後)
※(注記)1 新型コロナウイルス影響差+5億kWh程度(▲さんかく5←▲さんかく10)
※(注記)2 変動影響額は、前提とする主要諸元が変動した場合における1月以降の費用に与える影響額を示している
変動影響額
(燃料費等)
(1$/bあたり) 0.5億円程度
(1円/$あたり) 6億円程度
(1%あたり) 6億円程度
※(注記)2700(億円)500(▲さんかく200)
連結経常利益
(今回公表)
国内電気事業(▲さんかく250億円)
グループ会社の
利益増+20▲さんかく140
燃料費調整
期ずれ影響差
(▲さんかく380→▲さんかく520)
小売・卸売
販売電力量の増
(燃料費等控除後)+110連結経常利益
(10月公表)+50期ずれ影響除き
連結経常利益
1,080程度
期ずれ影響除き
連結経常利益
1,020程度
その他
▲さんかく240
卸電力取引市場
価格上昇影響
(参考)連結経常利益の変動要因(対10月公表) 20
4 2021年度期末配当予想 21
2021年度の期末配当予想につきましては、前回公表値から変更はなく、当年度の業績や
中長期的な収支・財務状況などを総合的に勘案し、普通株式1株につき20円(年間40円)
の配当を実施する予定です。
また、A種優先株式につきましては、総額10.5億円(年間21億円)の配当を実施する予
定です。
※(注記) 2021年度の( )内は予想値であり、前回予想(2021年10月29日)から変更しておりません。
年間配当:40円
(前年度から5円増配)300 0 01015
20 17.5 20200 0 051510151517.5(20)2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
【1株あたり配当金の推移(普通株式)】50515203035 35
期末
中間
(円)
(年度)(40)補足説明資料
小売販売収入、卸売販売収入、その他の収益〔国内電気事業〕
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
小 売 販 売 収 入 8,650 8,420 229 2.7
(億円、%)
増 減
小売販売収入22増 減
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
そ の 他 の 収 益 962 654 308 47.1
(億円、%)
1他社販売電力料 679
増 減
1小売販売電力量増 405
2単価差(構成差等) ▲さんかく180
卸売販売収入
その他の収益
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
卸 売 販 売 収 入 1,229 519 710 137.0
(億円、%)
1LNG転売益 115
2託送収益 110
1CIF・レート差 550
燃料費、購入電力料〔国内電気事業〕
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
燃 料 費 1,576 1,407 168 12.0
(億円、%)
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
購 入 電 力 料 2,604 1,515 1,088 71.8
(億円、%)
増 減
1他社購入電力料 1,059
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減
石炭 ($/t) 138 76 62
LNG ($/t) 533 368 165
原油 ($/b) 74 39 35
( 参考1 )全日本通関CIF価格
( 参考2 )燃料別消費量
増 減 増 減232小売・卸売増 90
3原子力稼働影響差 ▲さんかく435
燃料費 購入電力料
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減
出水率(%) 93.1 101.5 ▲さんかく8.4
原子力設備
利用率(%) 98.0 57.1 40.9
( 参考3 )出水率・原子力設備利用率
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減
石炭 (万t) 332 514 ▲さんかく182
LNG (万t) 109 156 ▲さんかく47
(億円、%)
(億円、%)
増 減
修繕費、減価償却費、その他の費用〔国内電気事業〕 24
(億円、%)
➀原子力 64
修繕費
減価償却費
その他の費用
1原子力バックエンド費用 205 ( 565 ← 360 )
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
修 繕 費 916 1,113 ▲さんかく196 ▲さんかく17.7
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
そ の 他 の 費 用 4,142 3,905 236 6.1
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
増 減 増 減 率
減 価 償 却 費 1,206 1,107 99 8.9
増 減
2021年度
第3四半期
2020年度
第3四半期
3人件費 ▲さんかく76 ( 967 ← 1,043 )
➀原子力 ▲さんかく172
増 減
2接続供給託送料 72
<お問い合わせ先>
九州電力株式会社 コーポレート戦略部門 IRグループ
電 話 (092)726-1575
U R L : http://www.kyuden.co.jp/ir_index