平成18年4月28日
本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした記述は将
来の業績を保証するものではなく,リスクと不確実性を内包するものです。将来の
業績は,経営環境に関する前提条件の変化などに伴い変化することにご留意下さい。
当社の経営概況について 1ROA
(総資産利益率)×ばつ (1−実効税率)
(期首総資産+期末総資産) ÷2=経営目標の見通し
経営目標の見通し
【連結】 【事業領域毎の経常利益】
経営目標 経営目標
H17〜21年度 H17〜21年度
FCF 708 億円 920 億円 平均 1,200 億円
総合エネルギー事業
(当社電気事業除く)
50億円 45億円 平均 40 億円
経常利益 1,252 億円 1,040 億円 平均 1,100 億円 情報通信事業 さんかく23億円 さんかく25億円 平均 40 億円
ROA 2.7% 2.3% 平均 3%
環境・リサイクル事業,
生活サービス事業
25億円 35億円 平均 20 億円
株主資本比率 25.7% 26.7% 平成21年度末 30%
(注)各事業領域は単体の附帯事業を含む。
【単体】
FCF 605 億円 910 億円 平均 1,000 億円
経常利益 1,141 億円 950 億円 平均 1,000 億円
ROA 2.7% 2.2% 平均 3%
株主資本比率 25.8% 26.9% 平成21年度末 30%
H17年度実績 H18年度見通し H18年度見通し
H17年度実績
H17年度販売電力量:830億kWh
(前年比 九州電力:+3.4% , 全国平均<速報値>: +2.0%)
しかく H17年度も順調に拡大する販売電力量
・ 今年度も順調な成長
大口電力 産業別実績( H17年度)
しかく 大口の産業用電力は27ヶ月連続で前年を上回る
・ 化学や機械など多くの業種が好調を維持
・電気機械 : 家電・自動車用ICやゲーム機向け電子部品の生産増など
・輸送用機械 : 一部工場の生産増や原油価格高騰による自家発撤去など
【増加要因】
・化学 : 一部工場のエチレンの生産増や自家発稼動減など
・非鉄金属 : 一部工場のシリコンウェハーの生産増など
しかく 今後も成長を続ける九州経済
・ トヨタをはじめとする自動車工場の積極的投資や富士通
日立プラズマディスプレイによる工場増設など今後も大型
投資と工場立地が進む
・ 企業誘致に取組む専門部署を設置(H17年7月)し,電力
需要創出に取り組む
(H18年3月現在)*順調に拡大する販売電力量
順調に拡大する販売電力量
期間(年度) 企 業 名 内 容 投資額(億円)
H17〜 富士フイルム九州 液晶表示用部品製造工場新設 1,000
H17〜18 トヨタ自動車九州 エンジン工場の新設 250〜300
H17〜18 ソニーセミコンダクタ九州 鹿児島工場増設 100
H17〜18 デンソー
ディーゼルエンジン用燃料噴射装置製造工場
新設200H17〜18 アリアケジャパン
高加工度天然調味料生産のため九州第
2工場増設131H17〜18
H18〜19
大分キャノンマテリアル
大分キャノン
トナーカートリッジ,インクタンク製造工場新設
一眼レフカメラ用交換レンズ製造工場新設800140
H17〜19 日産自動車 最新鋭塗装ライン導入による自動化 110
H18〜19 カルソニックカンセイ 自動車部品生産設備の増強 150
H18〜19 三菱重工業 新型太陽電池量産工場の新設 100
H18〜20
富士通日立プラズマ
ディスプレイ
プラズマディスプレイパネル製造工場増設 1,000
(出典)図説 九州経済 2006(九州経済調査会),各社HP
九州の主な設備投資計画2(百万kW,%)
電力量 前年比
電気 5,710 103.4
輸送用 1,129 106.6
その他 466 110.2
計 7,305 104.3
2,551 100.3
2,116 110.6
1,180 107.8
1,674 105.0
425 104.8
1,020 109.0
162 87.4
5,760 103.9
22,191 104.6
*大口電力(産業用,受電電圧6,000V以上,契約電力500kW以上)
機械
鉄鋼
化学
窯業土石
その他
合計
食料品
パルプ・紙
非鉄金属
繊維
オール電化住宅獲得戸数の推移
しかく新規需要創出量(H17年度):11.3億kWh
しかく一般家庭:新規需要創出量(H17年度):2.6億kWh
しかく法人お客さま:新規需要創出量(H17年度) :8.7億kWh
オール電化住宅獲得実績
新築オール電化採用率(H17年度推実)
(億kWh)
平成16年度 平成17年度 累計実績
目標
(H16〜21年度)
一般家庭 2.0 2.6 4.6 13
法人お客さま 1.9 8.7 10.6 12
合計 3.9 11.3 15.2 25
(注記)法人お客さまの累計実績のうち,自家発戻り需要:9.3億kWh
自家発戻り件数・容量の推移
・ 平成17年1月の料金改定及び原油高騰により自家発導入
メリットが減少し,戻り需要が増加。更に平成18年4月の
料金改定により価格競争力が強化
新規需要の順調な創出
新規需要の順調な創出3(千戸)
H16 H17 H18(目標) H21(目標)
単年度 49 63 70 ‐
累計 219 280 350 500
21 2211332 34146020406080100120140H15 H16 H17020406080100120140160容量
件数
(件数:件)
(容量:MW)
(年度)
新築オール電化
採用率
(うち戸建て) (うち集合住宅)
21% 45% 6%
3.6 5.427.137.317.920.221%18.7%25%‐1020304050607080
H16 H17 H18(目標)0%5%10%15%20%25%
戸建新築
戸建リフォーム
集合住宅
新築オール電化率
(千戸)70.048.662.9(年度) 4550
経常利益430461
売上高
総合エネルギー事業
(連結)
H18年度見通し
H17年度実績
しかく 総合エネルギー事業の収支状況と経営目標
しかく ガス事業の動向
(億円)
経営目標
H17〜21年度平均
総合エネルギー事業
経常利益 40億円
(注記)当社電気事業除く
(注記)1 当社電気事業除く
・ 平成17年度は一般ガス事業者7社及び大口のお客さま
19件,ガス会社経由及び直接供給で約19万tのガス・LNG
を販売
しかく 海外事業の動向
ガス事業グループ会社販売数量見通し
既存IPPの売上及び出力の見通し(当社出資比率見合い)
・ 既存プロジェクトの配当収入等については,平成20年
度頃には約20億円程度となる見通し
・ トゥクスパン2号・5号プロジェクトについて,共同パート
ナーである三菱商事(株)が保有している出資持分20%分
を追加取得することで出資比率50%に引き上げ
総合エネルギー事業の動向
総合エネルギー事業の動向4しかく 西日本環境エネルギーの経営対策について
・分散型電源事業の不採算物件の解約に伴う費用など,
必要資金として110億円を支援(不採算物件の解約費用
100億円,増資10億円)。 解約交渉の状況は約9割のお
客さまが解約合意済(3月末時点)0100200300400500600700800H16 H17 H18 H19 H20 H21050100150200250300出力 売上高
(見通し)
(年度)
(売上高:億円)
(出力:MW)
(見通し) (見通し) (見通し)
12.0 18.7 20.7 24.0 26.5 28.90.05.010.015.020.025.030.0H16 H17 H18 H19 H20 H21 (年度)
(販売数量:万t)
(見通し) (見通し) (見通し) (見通し)
(注記)2 外部向け売上高
(注記)1 (注記)2
しかく 情報通信事業の収支状況と経営目標
・ ブロードバンド(BBIQ・光IP電話): 中核事業として成長戦略を推進(QTNet)
・ 専用線・VLAN: 徹底した効率化推進による利益確保(QTNet)
・ ITコンサルティング,データセンター: 付加価値の高いサービス提供による利益拡大(QIC)
・ 通信・制御システム: 利益率の高い商品・サービス分野への集中,コスト縮減(ニシム)
・ 情報システム: 外販ビジネスの拡大(QBS)
【情報通信事業主要戦略】
(億円)
しかく ブロードバンド事業(BBIQ・光IP電話)の動向
・ BBIQ: 販売体制の強化により,新規契約数は拡大
・ 現在の九州内のシェアは約25%
・BBIQ契約数(累計)
25万回線
H19年度末
目標
9.5万回線
H17年度末
実績
4.8万回線BBIQH16年度末
実績
さんかく25
さんかく23
経常利益400360
売上高
情報通信事業
(連結)
H18年度見通し
H17年度実績 経営目標
H17〜21年度平均
情報通信事業
経常利益 40億円
情報通信事業の動向
情報通信事業の動向5(注記)H18年2月:BBIQの新イメージキャラクターに阿部寛氏を起用
(注記)1 外部向け売上高
(注記)1
しかく 環境リサイクル・生活サービス事業の収支状況と経営目標
(億円)3525
経常利益9075
売上高
環境リサイクル・生活サービス事業
(連結)
H18年度見通し
H17年度実績 経営目標
H17〜21年度平均
環境リサイクル・生活サービス事業
経常利益 20億円
環境リサイクル・生活サービス事業の動向
環境リサイクル・生活サービス事業の動向
【環境リサイクル事業】
【生活サービス事業】
<シニアマンション(介護付)事業:(株)キューデン・グッドライフ他 計3社>
・福岡(H14年10月開業),熊本(H16年12月開業),鹿児島(H18年11月開業予定)ともに順調に推移
<使用済蛍光管リサイクル事業: (株)ジェイ・リライツ>
・平成17年度単年度黒字化達成
処理契約量・処理量とも年毎に着実に増加
・わが国初の「ランプ to ランプ」を目指した蛍光管リサイクル事業を推進し,積極的な営業を展開した結果,
・九州,中国,四国を中心に2千を超える自治体,企業等と処理契約を締結
・今回の耐震強度偽装問題にかかわる国土交通省の緊急点検では,建築物の構造計算書を審査する福岡
<住宅性能評価事業:九州住宅保証(株)>
県内の自治体と民間の指定検査機関計7団体のうち,九州住宅保証のみ不備がなく,順調に事業を推進 6
(注記)1
(注記)1 外部向け売上高
しかく 新規事業の取り組み状況
<お問い合わせ先>
九州電力株式会社 経営企画室IRグループ
電 話 (092)726‐1575
FAX (092)733‐1435
URL: http://www.kyuden.co.jp/ir̲index

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