平成26年度業績予想の修正について

平成26年度業績予想の修正について
平成
平成2277年年33月月99日日ご説明資料
本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした記述は将来の業績を
保証するものではなく、リスクと不確実性を内包するものです。将来の業績は、経営環境
に関する前提条件の変化などに伴い変化することにご留意ください。
しかく
しかく 平成
平成2
26年度通期業績予想
6年度通期業績予想 しかく
しかく
【平成26年度通期連結業績予想の修正理由】
・当期の利益につきましては未定としておりましたが、最近の需給動向及び経営効率
化の状況等を踏まえ、原子力発電所の年度内停止を前提に予想値を算出しましたの
で、お知らせします。1 しかく
しかく 平成
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26年度通期業績予想
6年度通期業績予想 しかく
しかく2【平成26年度通期連結業績予想の概要】
・当社におきましては、原子力発電所の停止が長期化する中、徹底した経営効率化に
取り組んでいますが、原子力に代替する火力燃料費等の増大により、依然として厳
しい収支・財務状況が続いています。こうした中、自己資本の増強による経営の安
定化を図るため、昨年8月、株式会社日本政策投資銀行を割当先とする
1,000億円のA種優先株式を発行しました。当社は、引き続きグループ一体と
なって、徹底した経営効率化の取組みを進めています。
このような状況のもと、平成26年度通期業績予想につきましては、以下のとおり
となりました。
・売上高は、電気事業において、販売電力量の減少はありますが、前年度の期中に実
施しました電気料金の値上げや燃料費調整の影響による料金単価の上昇などにより
電灯電力料が増加することや、再エネ特措法交付金が増加することなどから、前年
度を上回り、1兆8,750億円程度となる見通しです。
・経常損益は、電気事業において、再生可能エネルギー電源からの購入電力料の増加
はあるものの、燃料価格の低下による燃料費の減少や売上高の増加などから、前年
度に比べ赤字幅が縮小し、900億円程度の損失となる見通しです。
・また、当期純損益は、資産の売却などの特別利益が減少することなどから、前年度
に比べ赤字幅が拡大し、1,150億円程度の損失となる見通しです。
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26年度通期業績予想
6年度通期業績予想 しかく
しかく3連結 (億円、%) 個別 (億円、%)H26予想H25実績
増 減 増減率H26予想H25実績
増 減 増減率
売 上 高 18,750 17,911 839 4.7 売 上 高 17,650 16,829 821 4.9
営 業 損 益 さんかく 600 さんかく 958 358 − 営 業 損 益 さんかく 700 さんかく1,122 422 −
経 常 損 益 さんかく 900 さんかく1,314 414 − 経 常 損 益 さんかく1,050 さんかく1,372 322 −
当 期 純 損 益 さんかく1,150 さんかく 960 さんかく190 − 当 期 純 損 益 さんかく1,150 さんかく 909 さんかく241 −
(参考)主要諸元表
販 売 電 力 量
原 油 CIF 価 格
為 替 レ ー ト
原 子 力 設 備 利 用 率 0% 0% −
さんかく18$/b
10円/$
110円/$ 100円/$
110$/b
92$/b
増 減
815億kWh 844億kWhH26予想H25実績
さんかく29億kWh
17,911
18,750
H25 H26
15,000
16,000
17,000
18,000
19,000
20,000
(億円)
売上高
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しかく 平成
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26年度通期業績予想
6年度通期業績予想 しかく
しかく4(+839)
(注) 下線部は再エネ固定価格買取制度関連
<連結売上高増加の要因 +839>
・電灯電力料の増加 +180
電気料金値上げ +340
燃料費調整額差 +230
再エネ特措法賦課金の増 +250
販売電力量減 さんかく520
・再エネ特措法交付金の増加 +640
さんかく 900
さんかく 1,314
さんかく1,500
さんかく1,000
さんかく5000500
(億円)
H25 H26
さんかく1,150
さんかく960
さんかく1,500
さんかく1,000
さんかく5000500
(億円)
H25 H26
しかく
しかく 平成
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26年度通期業績予想
6年度通期業績予想 しかく
しかく5経常損益
<連結当期純損益赤字幅拡大の要因 さんかく190>
・経常赤字の縮小 +414
・資産売却などの特別利益の減少 さんかく510
・平成27年度税制改正(法人税率引下げ)
の影響による法人税等調整額の増加 さんかく100
当期純損益
(+414) (さんかく190)
(注) 下線部は再エネ固定価格買取制度関連
<連結経常損益赤字幅縮小の要因 +414>
・売上高の増加 +839
・燃料費・購入電力料の減少 + 90
販売電力量減 520
CIF・レート差 330
再エネ特措法買取額の増 さんかく810
・再エネ特措法納付金の増加 さんかく250
・修繕費・諸経費の増加 さんかく370
【平成26年度 経営効率化の見通し】
・平成26年度は、修繕費や諸経費の一時的な繰延べを含めた効率化や、燃料費等の効率化に取り組み、
平成26年4月に公表した効率化計画1,350億円を1,600億円上回る2,950億円の費用
低減(達成率218%)を達成する見通しです。
・また、可能な限りの資産売却に継続的に取り組んだ結果、売却額104億円(売却益等98億円)を
計上する見通しです。
値上げ認可時計画
H25〜H27累計
売却額等1404010067121786368売却益等842320104418
売却額等
H25〜H26年度累計見通し980197
売却益等
内容など
退職給付信託‐[H25年度]
九電記念体育館用地、九州エネルギー館、桜坂研修所、恵比
寿荘、社宅跡地 等
[H26年度] 社宅跡地 等
株式等‐104
合 計
売却額等
当社保有株式を将来の退職給付に充てるために信託した
もの(収益は損益計算書の退職給付信託設定益に計上)0有価証券
固定資産3101
H26年度見通し
項 目
しかく
しかく 経営効率化の見通しについて
経営効率化の見通しについて〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
〔参考〕資産売却関係見通し (億円)(注記)億円未満は切捨て
第1四半期
実績
第2四半期
実績
第3四半期
実績
さんかく790
さんかく1,430
さんかく2,180
H26効率化計画
さんかく1,350
さんかく2,950
H26通期
見通し
効率化計画との差
さんかく1,600
H25実績
H25効率化計画
さんかく1,410
さんかく2,930
効率化計画との差
さんかく1,520
〔H25実績〕 〔H26見通し〕6 【平成27年度税制改正の内容】
1.法人税率の引下げ
[現 行] 法定実効税率 : 30.7%(法人税率 25.5%)
[改正案] 法定実効税率 : 28.7%(法人税率 23.9%)
法人税率引下げによる影響を織り込み、予想値を算出しております。
2.欠損金を繰越控除できる部分の段階的な引下げ
[現 行] 課税所得の80%
[改正案] 課税所得の65% : 平成27、28年度
課税所得の50% : 平成29年度以降
(注) 現在の残高の繰越期間はいずれも9年
平成27年度税制改正における欠損金の繰越控除限度額の縮小に伴う
影響などにより、平成27年3月期決算において、繰延税金資産の計
上額の一部見直しを検討しておりますが、この見直しによる繰延税金
資産の全額取崩しの必要性はないと判断しております。
しかく
しかく 繰延税金資産について
繰延税金資産について しかく
しかく7

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