平成25年度第1四半期決算について

平成25年度第1四半期決算について
平成
平成25
25年年77月
月31
31日日本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした記述は将来の業績を
保証するものではなく、リスクと不確実性を内包するものです。将来の業績は、経営環境
に関する前提条件の変化などに伴い変化することにご留意ください。
ご説明資料
しかく
しかく 平成
平成25
25年度第1四半期決算
年度第1四半期決算 しかく
しかく
【平成25年度第1四半期連結決算の概要(対前年同四半期)】
・収入面では、電気事業において、販売電力量の減少はありましたが、電気料金の値上げや燃料
費調整の影響による料金単価の上昇などにより電灯電力料が増加したことや、昨年7月に開始
された再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく交付金を計上したことなどから、売上
高は前年同四半期に比べ9.9%増の3,889億円、経常収益は10.2%増の3,927億円
となりました。
・一方、支出面では、電気事業において、修繕費の効率化や人的経費の削減などコスト削減に努
めましたが、為替レートの円安の影響による燃料費の増加や、再生可能エネルギー電源からの
購入電力料の増加などもあり、経常費用は前年同四半期並みの4,573億円となりました。
・以上により、経常損益は646億円の損失となりました。
・また、経営合理化の一環として不動産や有価証券を売却したことによる売却益76億円を特別
利益に計上したことなどから、四半期純損益は591億円の損失となりました。
連結 (億円、%) 個別 (億円、%)
H25/1Q H24/1Q 増 減 増減率 H25/1Q H24/1Q 増 減 増減率
経 常 収 益 3,927 3,563 363 10.2 経 常 収 益 3,762 3,331 430 12.9
売上高[再 掲 ] 3,889 3,538 351 9.9 売上高[再 掲 ] 3,633 3,307 325 9.9
経 常 費 用 4,573 4,585 さんかく12 さんかく0.3 経 常 費 用 4,346 4,339 6 0.2
経 常 損 益 さんかく646 さんかく1,022 376 − 経 常 損 益 さんかく584 さんかく1,008 424 −
特 別 利 益 76 − 76 − 特 別 利 益 76 − 76 −
四半 期純 損益 さんかく591 さんかく1,009 417 − 四半 期純 損益 さんかく503 さんかく994 490 −
(参考)主要諸元表
販 売 電 力 量
原 油 CIF 価 格
為 替 レ ー ト
原子 力設 備利 用率 −% −% −%
さんかく15$/b
19円/$
99円/$ 80円/$
123$/b
108$/b
増 減
192億kWh 197億kWh
H25/1Q H24/1Q
さんかく5億kWh1 しかく
しかく 平成
平成2
25年度業績予想
5年度業績予想 しかく
しかく2【平成25年度第2四半期業績予想】
・第2四半期の利益につきましては未定としておりましたが、上半期の需給動向等の見
通しを踏まえ、予想値を算出しましたので、お知らせします。
・電気事業において、為替レートの円安の影響による燃料費の増加などはありますが、
電気料金の値上げや燃料費調整の影響による料金単価の上昇などにより売上高が増加
することなどから、経常損益・四半期純損益は前年同四半期に比べ赤字幅が縮小する
見通しです。
・なお、通期の利益につきましては、原子力発電所の再稼働に関する見通しが不透明な
状況であることから、燃料費などの費用を合理的に予想できないため、未定としてお
ります。今後、業績予想が可能となった時点で、速やかにお知らせします。
連結 (億円、%) 個別 (億円、%)
H25/2Q予想 H24/2Q 増 減 増減率 H25/2Q予想 H24/2Q 増 減 増減率
売 上 高 8,600 7,630 970 12.7 売 上 高 8,100 7,188 912 12.7
営 業 損 益 さんかく800 さんかく1,355 555 − 営 業 損 益 さんかく850 さんかく1,361 511 −
経 常 損 益 さんかく1,000 さんかく1,510 510 − 経 常 損 益 さんかく950 さんかく1,519 569 −
四半 期純 損益 さんかく700 さんかく1,495 795 − 四半 期純 損益 さんかく600 さんかく1,501 901 −
(参考)主要諸元表
販 売 電 力 量
原 油 CIF 価 格
為 替 レ ー ト
原子 力設 備利 用率
増 減
418億kWh 421億kWh
H25/2Q予想 H24/2Q
さんかく3億kWh
さんかく8$/b−%−% −%
114$/b
106$/b
100円/$ 79円/$ 21円/$ 3しかく
しかく 平成
平成25
25年度第1四半期決算
年度第1四半期決算〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
販売電力量 (百万kWh、%)
H25/1Q H24/1Q 増 減 前年同期比
電 灯 6,470
6,604
さんかく134
98.0 電 力 1,110
1,143
さんかく33
97.1 電 灯 電 力 計 7,580
7,747
さんかく167
97.8 11,662
11,934
さんかく272
97.7 19,242
19,681
さんかく439
97.8 一 般 需 要 13,391
13,657
さんかく266
98.1 大 口 電 力 5,851
6,024
さんかく173
97.1 特 定 規 模 需 要
販 売 電 力 量 合 計再掲特定規模需要以外
発受電電力量 (百万kWh、%)
H25/1Q H24/1Q 増 減 前年同期比
水 力 818
1,170
さんかく352
69.9 ( 出 水 率 ) (68.5)
(97.7)
(さんかく29.2) 火 力 14,190
14,339
さんかく149
99.0 原 子 力 −


− (設備 利用 率) (−)
(−)
(−) 新 エ ネ ル キ ゙ ー 等 333
340
さんかく7
98.0 計 15,341
15,849
さんかく508
96.8 5,038
4,445
593
113.3 (652)
(492)
(160)
(132.4) 399
584
さんかく185
68.2 さんかく88
さんかく125
37
70.0 20,690
20,753
さんかく63
99.7 融 通
揚 水 用
合 計
他 社
(新エネ ルキ ゙ー 等再 掲)自 社 4しかく
しかく 平成
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25年度第1四半期決算
年度第1四半期決算〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
【収支比較表(個別)】 (億円、%)
H25/1Q H24/1Q 増 減 前年同期比 主な増減説明
電 灯 料 1,349
1,310
38
103.0 電 力 料 1,928
1,826
102
105.6 ( 小 計 ) (3,278)
(3,137)
(141)
(104.5) そ の 他 483
193
289
249.3
再エネ特措法交付金 160 受取配当金 97
( 売 上 高 ) (3,633)
(3,307)
(325)
(109.9) 合 計 3,762
3,331
430
112.9 人 件 費 273
403
さんかく130
67.8
給料手当 さんかく80 退職給与金 さんかく43
燃 料 費 1,780
1,696
83
104.9
レート差 244 CIF差 さんかく67 火力発電構成差 さんかく84
購 入 電 力 料 769
630
138
122.1 他社購入電力料 176(再エネ 96 取引所取引 88)
地帯間購入電力料 さんかく37
[再掲:再エネ特措法買取額 205]
修 繕 費 230
408
さんかく177
56.4
原子力 さんかく136 配電 さんかく19 汽力 さんかく17
減 価 償 却 費 437
461
さんかく24
94.7 支 払 利 息 93
85
7
109.1 公 租 公 課 195
196
さんかく1
99.3 原子力 バ ック エン ド 費用 49
48

100.7 そ の 他 516
407
109
126.9 再エネ特措法納付金 52
原子力損害賠償支援機構負担金 42
合 計 4,346
4,339
6
100.2 (さんかく599) (さんかく940) (341)
(‐)
さんかく584 さんかく1,008 424
さんかく43
さんかく7
さんかく 35
552.4 76

76

固定資産売却益 23 有価証券売却益 5339 さんかく6
45
さんかく503 さんかく994 490
‐ 販売電力量の減 さんかく69
電気料金値上げ 69 H25燃料費調整額 98
再エネ特措法賦課金 52経常収益
四 半 期 純 損 益
特 別 利 益
法 人 税 等
渇 水 準 備 金経常費用
( 営 業 損 益 )
経 常 損 益
しかく
しかく 平成
平成25
25年度第1四半期決算
年度第1四半期決算 しかく
しかく5【連結貸借対照表】
・資産は、設備投資の効率化に努めたことや減価償却が進んだことによる固定資産の減少
などにより、677億円減の4兆4,587億円となりました。
・負債は、有利子負債の増加はありましたが、「退職給付に関する会計基準」(H24.5
改正)を適用したことや、前期末に計上した工事代金の支払いなどにより、557億円
減の3兆9,130億円となりました。
・純資産は、「退職給付に関する会計基準」(H24.5改正)を適用したことによる増は
ありましたが、四半期純損失の計上などにより、120億円減の5,457億円となりま
した。
・この結果、自己資本比率は11.8%となりました。
連結
(億円)
個別
(億円)
H25/1Q末 24年度末 増 減 H25/1Q末 24年度末 増 減
44,587 45,265 さんかく677 41,503 42,017 さんかく513
39,130 39,687 さんかく557 37,515 37,724 さんかく209
有 利 子 負債 残高 29,871 29,107 764 有 利 子 負債 残高 28,688 27,890 797
5,457 5,577 さんかく120 3,988 4,292 さんかく304
(%) (%)
H25/1Q末 24年度末 増 減 H25/1Q末 24年度末 増 減
11.8 11.9 さんかく0.1 9.6 10.2 さんかく0.6
自 己 資 本 比 率
総 資 産
負 債
純 資 産
自 己 資 本 比 率
総 資 産
負 債
純 資 産
(参考)「退職給付に関する会計基準
(参考)「退職給付に関する会計基準」」((H
H24.5
24.5改正
改正)
)適用の影響
適用の影響6・平成24年5月に改正された「退職給付に関する会計基準」を当第1四半期から
適用し、従来は簿外であった未認識項目((注記))をオンバランス化し、退職給付債務等
の計算方法を変更しています。
・なお、未認識項目のオンバランス化は連結財務諸表のみについて適用することと
なっています。
((注記))年金運用の見積りと実績の差など
連結財務諸表への影響
(億円)
計上科目 影響額
資 産 繰延税金資産等 さんかく227 負 債 退職給付に係る負債 さんかく700 純資産
退職給付に係る調整累計額・
利益剰余金等473
・当社個別の純資産(利益剰余金)影響額は 200億円
(参考)当社の財務状況の推移
(参考)当社の財務状況の推移〔
〔個別
個別〕〕7
・23年度から続けての損失計上により、当社の財務状況は急速に悪化01,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
22年度末 23年度末 24年度末 H25/1Q末
(億円)
資本金+
法定準備金
3,277
3,277
資本金等
その他利益
剰余金等
1,015
4,389 純資産
4,292
3,277
純資産
7,667
純資産
9,675
6,397
3,277710純資産
3,988
3,277
520程度
純資産
3,800程度
H25/2Q末予想
しかく
しかく 経営効率化の進捗について
経営効率化の進捗について〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
【平成25年度経営効率化の進捗】
・4月に公表しました経営効率化3か年平均1,400億円規模の進捗状況につきましては、
第1四半期では、計730億円の費用低減、52%の進捗となりました。
・低減額の内訳は、減価償却費60億円、修繕費350億円、人的経費160億円、需給関
係費70億円、その他経費90億円です。
・資産売却につきましては、12月公表時は売却額140億円を想定していましたが、第1
四半期では、売却額87億円、売却益76億円を計上しました。物件追加と入札による売
却益増を図り、売却額・益ともに想定を上回る見込みです。
・なお、原子力発電所の再稼働の見通しが不透明な状況であることから、費用の更なる繰延
べや緊急的な支出抑制の検討を進めています。
第1四半期効率化(注)74%さんかく350
さんかく470
修繕費
さんかく160
さんかく480
さんかく730
さんかく1,410 52%43%117%33%32%
進捗率
さんかく90
さんかく70
さんかく60
実績(億円)
H25料金原価織込
効率化額(億円)
費用計
さんかく210
その他経費
(諸経費等)
さんかく60
需給関係費
人的経費
さんかく190
減価償却費
費目
*資産売却の契約時期と会計計上時期は異なる場合がある7687
資産売却計
売却益*
売却額*2330
小計5357
有価証券
社宅跡地
保養所
城南クラブ・桜坂研修所
渡辺通駐車場用地
九電記念体育館・
エネルギー館用地
一部売却済
一部売却済
入札中
入札後、交渉中
契約後、諸手続き中
第1四半期資産売却状況(億円)不動産売却対象
(注)当面の支出抑制のための年度内繰延べを含む8

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