平成26年度第3四半期決算について

平成26年度第3四半期決算について
平成
平成27
27年年11月
月30
30日日本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした記述は将来の業績を
保証するものではなく、リスクと不確実性を内包するものです。将来の業績は、経営環境
に関する前提条件の変化などに伴い変化することにご留意ください。
ご説明資料
( 余 白 )
しかく
しかく 平成
平成2
26年度第3四半期決算
6年度第3四半期決算 しかく
しかく
【平成26年度第3四半期連結決算の概要(対前年同四半期)】
・当社におきましては、原子力発電所の停止が長期化する中、徹底した経営効率化に取
り組んでいますが、原子力に代替する火力燃料費等の増大により、依然として厳しい
収支・財務状況が続いています。こうした中、自己資本の増強による経営の安定化を
図るため、昨年8月、株式会社日本政策投資銀行に対して1,000億円の優先株式
を発行しました。
当社は、引き続きグループ一体となって徹底した経営効率化の取組みを進めています。
このような状況のもと、平成26年度第3四半期の連結収支については以下のとおり
となりました。
・収入面では、電気事業において、販売電力量の減少はありましたが、前年度の期中に
実施しました電気料金の値上げや燃料費調整の影響による料金単価の上昇などにより
電灯電力料が増加したことや、再エネ特措法交付金が増加したことなどから、売上高
は前年同四半期に比べ5.1%増の1兆3,673億円、経常収益は5.2%増の
1兆3,798億円となりました。
・一方、支出面では、グループ一体となったコスト削減に取り組んでいますが、電気事
業において、再生可能エネルギー電源からの購入電力料が増加したことなどから、経
常費用は3.0%増の1兆4,496億円となりました。
・以上により、経常損益は前年同四半期に比べ262億円赤字幅が縮小し697億円の
損失となりました。また、四半期純損益は資産の売却などの特別利益が478億円減
少したことなどから、188億円赤字幅が拡大し778億円の損失となりました。1 しかく
しかく 平成
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26年度第3四半期決算
6年度第3四半期決算 しかく
しかく2連結 (億円、%) 個別 (億円、%)
H26/3Q H25/3Q 増 減 増減率 H26/3Q H25/3Q 増 減 増減率
経 常 収 益 13,798 13,112 686 5.2 経 常 収 益 12,965 12,436 529 4.3
売上高[再 掲 ] 13,673 13,007 666 5.1 売上高[再 掲 ] 12,897 12,255 641 5.2
経 常 費 用 14,496 14,072 424 3.0 経 常 費 用 13,841 13,420 421 3.1
経 常 損 益 さんかく697 さんかく960 262 − 経 常 損 益 さんかく876 さんかく983 107 −
特 別 利 益 19 498 さんかく478 − 特 別 利 益 94 532 さんかく438 −
四半 期純 損益 さんかく778 さんかく590 さんかく188 − 四半 期純 損益 さんかく824 さんかく516 さんかく307 −
(参考)主要諸元表
販 売 電 力 量
原 油 CIF 価 格
為 替 レ ー ト
原 子 力 設 備 利 用 率
増 減
593億kWh 622億kWh
H26/3Q H25/3Q
さんかく29億kWh
0% 0% −
さんかく6$/b
8円/$
107円/$ 99円/$
109$/b
103$/b
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しかく 平成
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26年度業績予想及び配当予想
6年度業績予想及び配当予想 しかく
しかく3【平成26年度通期業績予想】
・売上高は、電気事業において、原油価格の下落に伴う燃料費調整の影響により料金
単価が低下することなどから、前回公表値を下回り、1兆8,750億円程度となる
見通しです。
・利益については、原子力発電所の停止が長期化する中、現在、徹底した経営効率化
に取り組んでおり、それらの状況を見極めていることから、未定としております。
今後、業績予想が可能となった時点で、速やかにお知らせします。
連結 (億円、%) 個別 (億円、%)
今回公表 前回公表 増 減 増減率 今回公表 前回公表 増 減 増減率
売 上 高 18,750 18,800 さんかく50 さんかく0.3 売 上 高 17,650 17,700 さんかく50 さんかく0.3
営 業 損 益 − − − − 営 業 損 益 − − − −
経 常 損 益 − − − − 経 常 損 益 − − − −
当 期 純 損 益 − − − − 当 期 純 損 益 − − − −
(参考)主要諸元表
販 売 電 力 量
原 油 CIF 価 格
為 替 レ ー ト
原子 力設 備利 用率
4円/$
107$/b
95$/b
110円/$ 106円/$
増 減
815億kWh 815億kWh
今回公表 前回公表− さんかく12$/b
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26年度業績予想及び配当予想
6年度業績予想及び配当予想 しかく
しかく4【期末配当予想】
・配当につきましては、安定配当の維持を基本として、業績などを総合的に勘案し、
決定することとしています。
・当年度の個別業績につきましては、利益を未定としておりますが、第3四半期末
時点で純損失824億円を計上し、通期も厳しい業績が予想されます。
・そのため、期末配当につきましては、誠に申し訳なく存じますが、普通株式、
A種優先株式ともに、中間配当に引き続き無配とさせていただく予定です。 5しかく
しかく 平成
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26年度第3四半期決算
6年度第3四半期決算〔
〔個別
個別〕
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販売電力量 (百万kWh、%)
H26/3Q H25/3Q 増 減 前年同期比
電 灯 19,433
20,756
さんかく1,323
93.6 電 力 3,510
3,922
さんかく412
89.5 電 灯 電 力 計 22,943
24,678
さんかく1,735
93.0 36,375
37,539
さんかく1,164
96.9 59,318
62,217
さんかく2,899
95.3 一 般 需 要 41,390
44,263
さんかく2,873
93.5 大 口 電 力 17,928
17,954
さんかく26
99.9 特 定 規 模 需 要
販 売 電 力 量 合 計再掲特定規模需要以外
発受電電力量 (百万kWh、%)
H26/3Q H25/3Q 増 減 前年同期比
水 力 3,339
3,028
311
110.2 ( 出 水 率 ) (100.2)
(83.3)
(16.9) 火 力 43,259
46,024
さんかく2,765
94.0 原 子 力 −


− (設備 利用 率) (−)
(−)
(−) 新 エ ネ ル キ ゙ ー 等 931
1,028
さんかく97
90.6 計 47,529
50,080
さんかく2,551
94.9 17,091
17,658
さんかく567
96.8 (3,726)
(2,163)
(1,563)
(172.3) 561
934
さんかく373
60.1 さんかく128
さんかく539
411
23.9 65,053
68,133
さんかく3,080
95.5 融 通
揚 水 用
合 計
他 社
(新エネ ルキ ゙ー 等再 掲)自 社
H23年度末 H24年度末 H25年度末 H26/3Q末 H25/3Q H26/3Q
太陽光
風力11142420太陽光
風力 527
1,3274572,945
315万kW
466万kW
3,402百万kWh
1,854百万kWh
[設備量] [購入電力量]
H25/3Q H26/3Q
発受電電力量
に占める割合
2.7% 5.2%
43 46272153万kW
[100%]
[378%]
[100%]
[222%]
[245%]4174
115万kW6(参考)太陽光・風力の設備導入及び電力購入の状況
(参考)太陽光・風力の設備導入及び電力購入の状況〔
〔購入契約分
購入契約分〕〕(注記)上記数値は他社電力購入契約分の合計(自社分は含まない) 7しかく
しかく 平成
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26年度第3四半期決算
年度第3四半期決算〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
(注)下線部は再エネ固定価格買取制度関連
【収支比較表(個別)】 (億円、%)
H26/3Q H25/3Q 増 減 前年同期比 主な増減説明
電 灯 料 4,467
4,605
さんかく137
97.0 電 力 料 6,798
6,549
248
103.8 ( 小 計 ) (11,265)
(11,154)
(110)
(101.0) そ の 他 1,699
1,281
418
132.6
再エネ特措法交付金 470(1,003←533) 受取配当金 さんかく115
( 売 上 高 ) (12,897)
(12,255)
(641)
(105.2) 合 計 12,965
12,436
529
104.3 人 件 費 859
804
54
106.8 燃 料 費 5,169
5,437
さんかく267
95.1 販売電力量減 さんかく509 出水増 さんかく149 購入電力減 205
CIF差 さんかく186 レート差 285
購 入 電 力 料 2,856
2,448
407
116.7 他社購入電力料 474
(再エネ特措法買取額 591[1,270←679] 他社火力 さんかく134)
地帯間購入電力料 さんかく66
修 繕 費 824
744
80
110.8
汽力 53 配電 14
減 価 償 却 費 1,239
1,300
さんかく61
95.3
汽力 さんかく18 水力 さんかく13 送電 さんかく10
支 払 利 息 290
285
5
101.9 公 租 公 課 639
639

100.0 原子力 バ ック エン ド 費用 154
159
さんかく5
96.8 そ の 他 1,807
1,599
207
113.0
再エネ特措法納付金 176(365←188) 諸経費 43
合 計 13,841
13,420
421
103.1 (さんかく610) (さんかく824) (213)
(‐)
さんかく876 さんかく983 107
‐ 13
さんかく43
56
‐ 94
532
さんかく438
17.8 退職給付信託設定益 さんかく217 固定資産売却益 さんかく142
有価証券売却益 さんかく53 関係会社株式売却益 さんかく2430 108
さんかく78
27.6
法人税等調整額 さんかく78
さんかく824 さんかく516 さんかく307
‐ 四 半 期 純 損 益
特 別 利 益
法 人 税 等
渇 水 準 備 金
販売電力量減 さんかく485
電気料金値上げ 340 燃料費調整額差 164
再エネ特措法賦課金 176(365←188)経常収益経常費用
( 営 業 損 益 )
経 常 損 益
賦課金
電気 電気
再エネ発電事業者
費用負担調整機関
(一般社団法人低炭素投資促進機構)
お客さま
電気事業者
賦課金
買取費用
買取費用
買取 電気料金
再エネ発電事業者からの「買取」 買取費用の「お客さまからの回収」
買取費用負担の調整
納付
交付
<再エネ特措法買取額>
1,270億円
<再エネ特措法賦課金>
365億円
<再エネ特措法納付金>
365億円
<再エネ特措法交付金>
1,003億円(注記)
・一般電気事業者
・特定電気事業者
・新電力(PPS)
(注記)交付金=買取額 1,270億円
−回避可能費用等 267億円
・太陽光
・風力
・中小水力
・地熱
・バイオマス
(参考)
(参考)「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の仕組み
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の仕組み8 しかく
しかく 平成
平成26
26年度第3四半期決算
年度第3四半期決算 しかく
しかく9【連結貸借対照表】
・総資産は、減価償却が進んだことによる減少はありましたが、原子力安全性向上対策
工事などに伴う固定資産の増加や、現預金などの流動資産の増加などにより、前年度
末に比べ1,013億円増加しました。
・負債は、前年度末において計上した未払の工事代金などの支払による減少はありまし
たが、有利子負債の増加などにより、852億円増加しました。
・純資産は、株式会社日本政策投資銀行を割当先とする1,000億円のA種優先株式の
発行を実施しましたが、四半期純損失の計上などにより、161億円の増加となりま
した。この結果、自己資本比率は10.6%となりました。
連結 (億円) 個別 (億円)
H26/3Q末 H25年度末 増 減 H26/3Q末 H25年度末 増 減
46,512 45,498 1,013 43,008 42,180 827
41,408 40,556 852 39,379 38,766 612
有 利 子 負債 残高 32,515 31,167 1,348 有 利 子 負債 残高 31,060 29,838 1,222
5,103 4,942 161 3,628 3,414 214
10.6 10.5 0.1 8.4 8.1 0.3
自己資本比率(%)
総 資 産
負 債
純 資 産
自己資本比率(%)
総 資 産
負 債
純 資 産
(参考)当社の財務状況の推移
(参考)当社の財務状況の推移〔
〔個別
個別〕〕1001,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
H22年度末 H23年度末 H24年度末 H25年度末 H26/3Q末
(億円)
資本金+
法定準備金
資本金等
その他利益
剰余金、
その他資本
剰余金等
1,015
4,389 純資産
4,292
3,277
純資産
7,667
純資産
9,675
6,397136純資産
3,414
さんかく6,046
自己資本比率(%) 24.9 18.7 10.2 8.1 8.4351純資産
3,628
【平成26年度 経営効率化の状況】
・第3四半期までに、短期限定の一時的な繰延べを含め、計2,180億円の費用低減を達成しました。
・これは平成26年4月に公表した通年目標値1,350億円を既に830億円(+61%)上回って
おります。
・原子力発電所の再稼働の見通しが依然として不透明であることから、安全確保・法令遵守・安定供給
に十分配慮した上で、引き続き、徹底した効率化に取り組んでまいります。165%[161%]118%[ 144%]75%224%330%進捗率
実績
第3四半期効率化
さんかく470
さんかく210
その他経費
(諸経費等)
さんかく330
さんかく440
さんかく1,820
[さんかく2,180]
さんかく1,100
[さんかく1,350]
さんかく260
[さんかく360]
さんかく760
H26料金原価織込
効率化額
費用計
[燃料費等含む] (注)
さんかく220
減価償却費
[さんかく250]
燃料費等(注)
人的経費
さんかく230
修繕費
費目
値上げ認可時計画
H25〜H27累計
売却額等1404010066821785366売却益等838320103415
売却額等
H25〜H26年度累計950094
売却益等
内容など
退職給付信託‐[H25年度]
九電記念体育館用地、九州エネルギー館、桜坂研修所、恵比
寿荘、社宅跡地 等
[H26年度] 社宅跡地 等
株式等‐100
合 計
売却額等
当社保有株式を将来の退職給付に充てるために信託した
もの(収益は損益計算書の退職給付信託設定益に計上)0有価証券
固定資産198
H26年度第3四半期
項 目
(注)燃料費等については、需給バランスの前提が料金原価織込みの原子力
利用率と大きく異なり、比較にならないことから、参考値として記載。
しかく
しかく 経営効率化の状況について
経営効率化の状況について〔
〔個別
個別〕
しかく
しかく
〔参考〕資産売却関係実績
〔経営効率化実績(四半期累計)〕
(億円)(注記)億円未満は切捨て
(億円)
第1四半期 第2四半期 第3四半期
さんかく790
さんかく1,430
さんかく2,180
H26効率化計画
通年さんかく1,350
H26通年の効率化計画
さんかく1,350億円から、
さらにさんかく830億円を達成11

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