2023年度第3四半期
決算について
2024年1月31日
本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。こうした
記述は将来の業績を保証するものではなく、リスクと不確実性を内包
するものです。将来の業績は、経営環境に関する前提条件の変化など
に伴い変化することにご留意ください。
ご説明資料
(余 白)
当第3四半期の業績につきましては、燃料価格の下落により燃料費調整の期ずれ影響が前年同
四半期の差損から差益に転じたことに加え、原子力発電所の稼働増などにより燃料費が減少した
ことや、卸電力市場価格の下落により購入電力料が減少したことなどから、経常損益、親会社株
主に帰属する四半期純損益ともに大幅に改善し、黒字となりました。11 2023年度第3四半期業績〔連結〕
売上高 3期連続の増収、 経常損益 2期ぶりの黒字、 四半期純損益 2期ぶりの黒字
連結売上高 : 1兆5,833億円 ( 前年同四半期比 1.0%増 )
連結経常損益 : 2,505億円
連結四半期純損益: 1,870億円
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 16,049 15,841 207 1.3
( 売 上 高 再 掲 ) (15,833) (15,675) (158) (1.0)
経 常 費 用 13,543 17,147 さんかく3,603 さんかく21.0
( 営 業 損 益 ) (2,600) (さんかく1,205) (3,806) (-)
経 常 損 益 2,505 さんかく1,305 3,811 -
特 別 利 益 - 112 さんかく112 -
特 別 損 失 - 27 さんかく27 -
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 損 益 1,870 さんかく894 2,764 -
(注) 連結子会社1社減(50社←51社)、持分法適用会社3社増(50社←47社)
(注記)1 有価証券売却益 (注記)2 独禁法関連損失引当金繰入額
(億円、%)
(注記)1
(注記)2
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増減率
小 売 販 売 電 力 量 541 564 さんかく23 さんかく4.1
電 灯 167 164 3 2.0
電 力 374 400 さんかく26 さんかく6.5
卸 売 販 売 電 力 量 124 144 さんかく20 さんかく14.1
総 販 売 電 力 量 664 708 さんかく44 さんかく6.1
1(1) 収支諸元1販売電力量〔連結〕
小売販売電力量につきましては、域外の契約電力が減少していることなどにより、前年同四半期
に比べ4.1%減の541億kWhとなりました。
また、卸売販売電力量につきましては、14.1%減の124億kWhとなりました。
この結果、総販売電力量は6.1%減の664億kWhとなりました。
【当社グループ合計】 (億kWh、%)
(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)2 2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増減率発電
水 力 35 36 さんかく1 さんかく2.4
( 出 水 率 ) (93.9) (89.4) (4.5)
火 力 187 273 さんかく86 さんかく31.6
原 子 力 237 132 105 79.3
( 設 備 利 用 率 ) (90.5) (50.5) (40.0)
新 エ ネ ル ギ ー 等 10 10 - 5.1
計 470 451 19 4.1
融 通 ・ 他 社 受 電 253 322 さんかく69 さんかく21.5
(水 力 再 掲) (14) (13) (1) (7.2)
(新エネルギー等再掲) (149) (153) (さんかく4) (さんかく2.6)
揚 水 用 等 さんかく16 さんかく18 2 さんかく11.4
合 計 707 755 さんかく48 さんかく6.5
(注1) 四捨五入のため、内訳と合計の数値が一致しない場合がある
(注2) 発受電電力量合計と総販売電力量の差は損失電力量等
(注3) 当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
(注記)1 発電電力量は送電端 (注記)2 当期の電力量は期末時点で把握している値
1(1) 収支諸元2発受電電力量〔連結〕
(億kWh、%)3【 当社グループ合計 】
(注記)1
(注記)2
( 参 考 )発受電電力量に占める割合
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減
原 子 力 33.6 17.5 16.1
再 エ ネ 28.1 26.6 1.5(%)(注) 非化石証書を使用していない部分は、再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての
価値は有さず、火力発電などを含めた全国平均の電気のCO 排出量を持った電気として扱われる
(注記) 再エネは、太陽光、風力、
バイオマス、廃棄物、地熱、
及び水力(揚水除き)などの
自社・他社合計
(注記)
小売・卸売に対する供給面につきましては、原子力をはじめ、火力・揚水等発電設備の総合的
な運用等により、また、エリア需給につきましては、調整力電源の運用及び国のルールに基づく
再エネ出力制御の実施等により、安定して電力をお届けすることができました。
1(1) 収支諸元3その他の収支諸元〔連結〕 4
原油CIF価格及び為替レート
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減
原 油 C I F 価 格 ( $ / b ) 87 108 さんかく21
為 替 レ ー ト (円/$) 143 136 7 51(2) 経常収益〔連結〕
(億円、%)
収入面では、国内電気事業においては前年同四半期並みとなりましたが、その他エネルギーサービス
事業において収入が増加したことなどから、売上高は前年同四半期に比べ1.0%増の1兆5,833億円、
経常収益は1.3%増の1兆6,049億円となりました。
小 売 販 売 収 入 10,247 10,951 さんかく704
小売販売電力量減 さんかく370 単価差 さんかく335(注記)
( 激 変 緩 和 割 引 前 ) (11,813) (10,951) (862)
卸 売 販 売 収 入 1,480 1,959 さんかく479 他社販売電力料 さんかく468
そ の 他 2,580 1,384 1,196 電気事業雑収益 1,125 (激変緩和補助金1,565)
( 売 上 高 ) (14,260) (14,227) (32)
経 常 収 益 14,308 14,296 12
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
売上高(営業収益) 15,833 15,675 158 1.0 国内電気事業 32 その他エネルギーサービス事業 119(注記)
営 業 外 収 益 215 166 48 29.2
(持分法投資利益再掲) (116) (69) (46) (66.6)
経 常 収 益 16,049 15,841 207 1.3 国内電気事業 12 その他エネルギーサービス事業 154(注記)
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
(注記) 燃料費調整制度の上限超過影響差さんかく30億円(さんかく200←さんかく170)、及び電気ガス価格激変緩和対策事業による割引さんかく1,565億円を控除後
〔国内電気事業再掲〕
(注記)連結消去後の値(セグメントでは売上高:321、経常収益:356) 6支出面では、国内電気事業において、原子力発電所の稼働増や燃料価格の下落などにより燃料費
が減少したことに加え、卸電力市場価格の下落などにより購入電力料が減少したことなどから、経常
費用は21.0%減の1兆3,543億円となりました。
1(3) 経常費用〔連結〕
(億円、%)
人 件 費 808 865 さんかく57 給料手当 さんかく56(出向者増:九電送配サービス・九電ネクスト)
燃 料 費 2,875 5,070 さんかく2,195 CIF・レート差 さんかく1,340 原子力稼働影響差 さんかく1,340(注記)
購 入 電 力 料 2,351 4,696 さんかく2,345 他社購入電力料 さんかく2,309
修 繕 費 1,172 1,045 127 汽力 74 配電 74
減 価 償 却 費 1,362 1,220 141 原子力 79 送電19
支 払 利 息 172 169 2
原子力バックエンド費用 519 315 203 原子力稼働影響差 230(注記)
そ の 他 2,897 2,545 352 諸経費 405
経 常 費 用 12,159 15,929 さんかく3,770
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率 主な増減説明
営 業 費 用 13,233 16,880 さんかく3,647 さんかく21.6 国内電気事業 さんかく3,800
営 業 外 費 用 310 266 43 16.5
経 常 費 用 13,543 17,147 さんかく3,603 さんかく21.0 国内電気事業 さんかく3,770
〔国内電気事業再掲〕
(注) 国内電気事業の数値は、当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジー(株))の合計値(内部取引消去後)
(注記) 原子力稼働影響差(燃料費+原子力BE費用) さんかく1,110
1(4) 経常損益、親会社株主に帰属する四半期純損益〔連結〕 7
(億円、%)
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 損 益 2,505 さんかく1,305 3,811 -
渇 水 準 備 金 さんかく3 さんかく3 - さんかく17.7
特 別 利 益 - 112 さんかく112 -
特 別 損 失 - 27 さんかく27 -
税 金 等 調 整 前
四 半 期 純 損 益 2,508 さんかく1,216 3,725 -
法 人 税 等 629 さんかく332 961 -
非 支 配 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 8 10 さんかく1 さんかく13.8
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 損 益 1,870 さんかく894 2,764 -
以上により、経常損益、親会社株主に帰属する四半期純損益ともに前年同四半期に比べ大幅に
改善し、経常損益は2,505億円の利益、親会社株主に帰属する四半期純損益は1,870億円の利益
となりました。
(億円)
(参考)連結経常損益の変動要因(対前年同四半期) 8
連結経常損益
(2022.3Q)
連結経常損益
(2023.3Q)
さんかく1,305
2,505
(+3,811)
燃料費調整
期ずれ影響差
(さんかく1,090→550)+670+1,110
国内電気事業(3,782)
原子力
稼働影響差
期ずれ影響除き
連結経常損益
さんかく215程度
期ずれ影響除き
連結経常損益
1,955程度
卸電力取引
価格下落影響
その他+29その他
+1,640+362 9
(参考)燃料費調整の期ずれ影響試算〔当社個別〕
・基準燃料価格と2022年度後半の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の増加に反映 [1,060億円程度]
・基準燃料価格と当第3四半期の燃料価格との差の一部は、
当第3四半期の小売販売収入の増加には反映されず、第4四半期以降に繰越し [510億円程度]
この燃料費調整の期ずれ影響により、当第3四半期の利益は増加 [550億円程度]
(対前年同四半期:1,640億円程度)020,000
40,000
60,000
80,000
100,000
2021.10 2022.1 2022.4 2022.7 2022.10 2023.1 2023.4 2023.7 2023.10 2024.1
2022/3Q 2023/3Q
燃料価格(全日本通関CIF)(注記)
基準燃料価格
27,400円/kl
420億円程度
(円/kl)
(注記)支出時点の燃料市況(石油・LNG・石炭)の平均値
期ずれ影響:550億円程度
1,510億円程度
1,060億円程度 510億円程度
期ずれ影響:さんかく1,090億円程度
対前年同四半期:1,640億円程度
1(5) セグメント情報〔連結〕
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減エネルギーサービス事業国内電気事業発 電 ・ 販 売 事 業
売 上 高 13,561 13,626 さんかく65
経 常 損 益 1,699 さんかく1,866 3,566
送 配 電 事 業
売 上 高 5,131 5,208 さんかく76
経 常 利 益 449 233 216
消 去
売 上 高 さんかく4,432 さんかく4,607 175
経 常 損 益 - - -計売 上 高 14,260 14,227 32
経 常 損 益 2,148 さんかく1,633 3,782
海 外 事 業
売 上 高 42 49 さんかく7
経 常 利 益 75 71 3
そ の 他 エ ネ ル ギ ー サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 2,064 1,742 321
経 常 利 益 223 202 20
I C T サ ー ビ ス 事 業
売 上 高 872 802 69
経 常 利 益 28 25 2
都 市 開 発 事 業
売 上 高 162 174 さんかく11
経 常 利 益 26 20 5
そ の 他
売 上 高 68 66 2
経 常 利 益 4 5 さんかく1
消 去
売 上 高 さんかく1,636 さんかく1,387 さんかく248
経 常 損 益 さんかく1 2 さんかく3
合 計
売 上 高 15,833 15,675 158
経 常 損 益 2,505 さんかく1,305 3,811
(億円)10(14,175)(49)(720)
(610)
(注1) 上記の各報告セグメントの記載金額は、セグメント間の内部取引消去前の金額
(注2) 売上高の ( )内は外部売上高の再掲
(12,490)
(1,712)
(12,308)
(1,866)(89)(29)(42)(14,203)
(839)
(639)(79)(29)
(182)
(さんかく154)(28)(さんかく7)
(119)(28)(さんかく9)(-) 2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 13,671 13,749 さんかく78 さんかく0.6
( 売 上 高 ) (13,561) (13,626) (さんかく65) (さんかく0.5)
経 常 費 用 11,971 15,616 さんかく3,644 さんかく23.3
経 常 損 益 1,699 さんかく1,866 3,566 -
1(5) 1発電・販売事業
(億円、%)11売上高は、小売販売収入等の増加はありましたが、卸売販売収入が減少したことなどから、前年
同四半期並みの1兆3,561億円となりました。
経常損益は、燃料価格の下落により燃料費調整の期ずれ影響が前年同四半期の差損から差益に転
じたことに加え、原子力発電所の稼働増などにより燃料費が減少したことや、卸電力市場価格の下
落により購入電力料が減少したことなどから、3,566億円改善し1,699億円の利益となりました。
売 上 高: 1兆 3,561億円( 前年同四半期比 0.5%減 )[減収]
経 常 損 益:
国内における発電・小売電気事業 など
[発電・販売事業]
1,699億円
1(5) 2送配電事業
(億円、%)12売上高は、卸電力市場価格の下落などにより再生可能エネルギー電源からの買取に伴う卸売販
売収入が減少したことなどから、前年同四半期に比べ1.5%減の5,131億円となりました。
経常利益は、再生可能エネルギー電源からの買取関連費用や需給調整市場からの調達費用が減
少したことなどから、92.8%増の449億円となりました。
売 上 高: 5,131億円( 前年同四半期比 1.5%減 )[減収]
経 常 利 益: 449億円( 前年同四半期比 92.8%増 )[増益]
九州域内における一般送配電事業 など
[送配電事業]
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 5,145 5,224 さんかく78 さんかく1.5
( 売 上 高 ) (5,131) (5,208) (さんかく76) (さんかく1.5)
経 常 費 用 4,696 4,991 さんかく294 さんかく5.9
経 常 利 益 449 233 216 92.8
1(5) 3海外事業
(億円、%)132023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 141 125 16 13.0
( 売 上 高 ) (42) (49) (さんかく7) (さんかく14.5)
経 常 費 用 66 53 12 23.0
経 常 利 益 75 71 3 5.5
持 分 法
投 資 利 益 72 36 36 99.0
売上高は、送電事業に係る開発報酬による収入の減少などにより、前年同四半期に比べ14.5%
減の42億円、経常利益は、持分法による投資利益の増加などにより、前年同四半期に比べ5.5%
増の75億円となりました。
売 上 高: 42億円( 前年同四半期比 14.5%減 )[減収]
経 常 利 益: 75億円( 前年同四半期比 5.5%増 )[増益]
海外における発電・送配電事業 など
[海外事業]
1(5) 4その他エネルギーサービス事業
(億円、%)142023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 2,125 1,769 356 20.1
( 売 上 高 ) (2,064) (1,742) (321) (18.4)
経 常 費 用 1,901 1,566 335 21.4
経 常 利 益 223 202 20 10.3
持 分 法
投 資 利 益 45 36 8 22.2
売上高は、石炭販売の増加や発電所補修工事の増加などにより、前年同四半期に比べ18.4%増
の2,064億円、経常利益は、ガス販売の増加などにより、前年同四半期に比べ10.3%増の223
億円となりました。
売 上 高: 2,064億円( 前年同四半期比 18.4%増 )[増収]
経 常 利 益: 223億円( 前年同四半期比 10.3%増 )[増益]
電気設備の建設・保守など電力の安定供給に資する事業、ガス・LNG販売事業、石炭販売
事業、再生可能エネルギー事業 など
[その他エネルギーサービス事業]
1(5) 5ICTサービス事業
(億円、%)15売上高は、データ通信事業におけるソリューションサービス収入の増加や情報システム開発受
託の増加などにより、前年同四半期に比べ8.7%増の872億円、経常利益は、情報システム開発
に係る売上原価の増加などにより、前年同四半期並みの28億円となりました。
売 上 高: 872億円( 前年同四半期比 8.7%増 )[増収]
経 常 利 益: 28億円( 前年同四半期比 11.7%増 )[増益]
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 876 804 72 9.0
( 売 上 高 ) (872) (802) (69) (8.7)
経 常 費 用 848 779 69 8.9
経 常 利 益 28 25 2 11.7
持 分 法
投 資 損 益 さんかく1.7 さんかく1.2 さんかく0.4 -
データ通信事業、光ブロードバンド事業、電気通信工事・保守事業、情報システム開発事業、
データセンター事業 など
[ICTサービス事業]
1(5) 6都市開発事業
(億円、%)16売上高は、オール電化マンション販売の減少などにより、前年同四半期に比べ6.4%減の162億
円、経常利益は、持分法による投資利益の増加などにより、前年同四半期に比べ27.0%増の26億
円となりました。
売 上 高: 162億円( 前年同四半期比 6.4%減 )[減収]
経 常 利 益: 26億円( 前年同四半期比 27.0%増 )[増益]
2023年度
第3四半期
2022年度
第3四半期
増 減 増 減 率
経 常 収 益 174 176 さんかく2 さんかく1.3
( 売 上 高 ) (162) (174) (さんかく11) (さんかく6.4)
経 常 費 用 148 156 さんかく7 さんかく5.1
経 常 利 益 26 20 5 27.0
持 分 法
投 資 損 益 1.6 さんかく0.1 1.7 -
都市開発・不動産・社会インフラ事業 など
[都市開発事業]
2 2023年度第3四半期財務状況〔連結〕
資産は、設備投資などによる固定資産の増加に加え、現金及び預金などの流動資産が増加したこと
から、前年度末に比べ1,082億円増の5兆7,119億円となりました。
負債は、有利子負債が減少したことや、未払の工事代金などのその他の流動負債が減少したことな
どから、前年度末に比べ2,052億円減の4兆7,811億円となりました。
純資産は、 B種優先株式の発行及びA種優先株式の消却や、親会社株主に帰属する四半期純利益の
計上などから、前年度末に比べ3,135億円増の9,307億円となりました。
この結果、自己資本比率は、前年度末に比べ5.3ポイント向上し15.7%となりました。17(億円)
2023年度
第3四半期末 2022年度末 増 減
総 資 産 57,119 56,036 1,082
負 債 47,811 49,864 さんかく2,052
( 有 利 子 負 債 再 掲 ) (38,453) (39,915) (さんかく1,461)
純 資 産 9,307 6,172 3,135
自 己 資 本 比 率 ( % ) 15.7 10.4 5.3
(余 白)
2023年度の業績予想につきましては、至近の需給動向等を踏まえ、修正いたします。
売上高につきましては、前回公表値からの変更はなく 2兆1,500億円程度となる見通しです。
経常利益につきましては、燃料価格の下落による燃料費調整の期ずれ差益拡大や卸電力市場価
格の下落による購入電力料の減少などにより、前回公表値を上回る 2,000億円程度となる見通し
です。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回公表値を上回る 1,500億円程度となる
見通しです。
3 2023年度業績予想 18
前回公表(10月)から 売上高 は変更なし、 経常利益、当期純利益 は変更
連結売上高 : 2兆1,500億円
連結経常利益 : 2,000億円 (対前回公表:+300億円)
連結当期純利益: 1,500億円 (対前回公表:+200億円)
(億円、%)
今 回
前回公表
(10月)
増 減 増 減 率
売 上 高 21,500 21,500 - -
営 業 利 益 2,200 1,900 300 15.8
経 常 利 益 2,000 1,700 300 17.6
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益 1,500 1,300 200 15.419今 回
前回公表
(10月)
増 減
小 売 販 売 電 力 量(億kWh) 739 742 さんかく3
卸 売 販 売 電 力 量(億kWh) 173 165 8
総 販 売 電 力 量(億kWh) 912 907 5
原 油 C I F 価 格( $ / b ) 86 89 さんかく3
為 替 レ ー ト( 円 / $ ) 144 145 さんかく1
原 子 力 〔 送 電 端 〕
( 設 備 利 用 率
(億kWh)(%))317
(90.7)317(90.7)-(-)
〔参考〕主要諸元表
(注)販売電力量は当社及び連結子会社(九州電力送配電(株)、九電みらいエナジ-(株))の合計値(内部取引消去後)
3 2023年度業績予想(つづき)
連結経常利益
(今回見通し)
(億円)
連結経常利益
(10月公表見通し)
期ずれ影響除き
連結経常利益
1,380程度
燃料費調整
期ずれ影響差
(+490→+620)
2,000
期ずれ影響除き
連結経常利益
1,210程度
その他+60+300
1,700+130卸電力取引
価格下落影響+70+40
原子力バック
エンド費用減
(参考)連結経常利益の変動要因(対10月公表) 20
4 2023年度配当予想 21
2023年度の配当予想につきましては、当年度の業績や中長期的な収支・財務状況などを
総合的に勘案し、前回公表値の普通株式1株につき20円から5円増配の25円の配当を実施
する予定です。
B種優先株式につきましては、前回公表値から変更はなく、1株につき1,933,333円の
配当を実施する予定です。

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