2024年 7 月 19日
九州電力株式会社
玄海原子力発電所4号機
重大事故等対処設備(電源設備)に係る定められた動作確認期間の超過について
玄海原子力発電所4号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力118万キロワット)の重大
事故等対処設備である大容量空冷式発電機等について、2024年6月24日に実施した
動作確認が保安規定に定める期間を4日間超過しており、当該期間において運転上の
制限を満足していなかったことを確認しました。
このため、
本日16時00分、
6月21日に運転上の制限から逸脱していたことを判断する
とともに、6月24日に実施した動作確認の結果に問題がなかったことから、運転上の
制限から復帰していたことについても同時に判断しました。
原子力発電所の安全性に問題はなく、
本事象による環境への放射能の影響はありま
せん。
なお、当該設備について、設置以降、本事象以外に動作確認期間の超過がなかった
ことを確認しました。今後、当該事象について、原因を調査してまいります。
(参考)
・大容量空冷式発電機
交流電源が喪失した場合に電源を供給する空冷式の非常用発電機
・保安規定に定める大容量空冷式発電機等の動作確認頻度
項 目 頻度
大容量空冷式発電機
1か月に1回※(注記)
大容量空冷式発電機用給油ポンプ
重大事故等対処用変圧器受電盤
重大事故等対処用変圧器盤
※(注記)31 日+7日以内で管理
以 上
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