保護協調チェックリスト(高圧・特別高圧配電線用) 〔連系区分〕高圧・特別高圧配電線 〔発電機種別〕誘導機・同期機・直流発電設備(逆変換装置使用)
判 定 基 準 チェック結果(電力会社)
保 護
対 象
保 護
継 電 器 等
特 記 事 項
(省略・共用など) 相 数
補 足 説 明 適・否
OC R−H
・電力会社の変電所側よりも高速遮断が可
能な場合は、H要素を省略できる。 2 O C G R
・突入電流のアンバランス又は、構内充電
電流が大きい場合はDGR(方向地絡継
電器)とする。 1 O V R
・回転機を用いた交流発電機自体の保護装
置によって検出・保護できる場合は省略
できる。 1 U V R
・同 上
・同期発電機であって、DSRとの協調が
とれる場合は1相でも可能。 3 お客さま構内事故
自 動 負 荷
遮 断 装 置
・発電設備脱落時等に、電力会社変電所の
過電流継電器が動作する恐れがあると
き。
−
D S R
・同期発電機を用いる場合に限る。
・電力系統と協調がとれる場合は2相でも
可能。 3 U V R
・誘導発電機及び逆変換装置を用いる場合に
設置する。
・構内事故対策用と共用できる。 3 電力系統事故
O V G R
・発電機用OVGRで系統地絡事故を検出
できる場合は省略できる。
・単独運転検出機能を有する装置を設置す
る場合は、省略できる。
(注1) 1 U F R
・専用線との連系であって、RPRで高速
に検出・保護できる場合は省略できる。 1 R P R
(注5)
・単独運転検出機能を有する装置を設置す
る場合は省略できる。
(注1) 1 逆潮流無し U P R
・LPDを省略し、
2系列目の装置として使
用する場合 2 U F R ――――― 1
O F R ・専用線と連系する場合は省略できる。 1
T T R
・単独運転検出装置を設置する場合は省略
できる。
−
受 動 式
・転送遮断装置を設置しない場合に設置す
る。
− お 客 さ ま 単 独 運 転 防 止 逆潮流有り(注2) 単独運転検出 能 動 式
・転送遮断装置を設置しない場合に設置す
る。
−
適:○しろまる×ばつ
(注1)OVGR、RPR:構内低圧線に連系する逆変換装置を用いた発電設備において、その出力容量が受電電力の容
量に比べて極めて小さく(目安として5%)単独運転検出機能を有する装置等により高速に
単独運転を検出し、発電設備が停止又は解列される場合は省略できる。なお、交流発電設備
の場合においても、逆変換装置を用いた場合と同様にOVGRの省略は可能である。
また、逆変換装置を用いた発電設備におけるOVGRについては10kW以下の場合も省略可能
(注2)
「逆潮流有り」で、誘導発電機を用いる風力発電設備において、OFR及びUFRにより単独運転を高速かつ確実に検
出・保護できる場合には、TTR又は単独運転検出機能を有する装置を省略することができる。
(注3)発電設備の出力容量が契約電力に比べて極めて小さい場合であり(目安として5%)
、低圧の連系区分に準じて連系す
る場合は、OCR−H、OCGR以外の保護装置については様式1−3−1に記載して下さい。
様式1−3−2
連 系 線 6.6kV 1線
ご契約名義 九電 太郎
お 客 さ ま 記 入 欄
D e v 相数 保 護 継 電 装 置 ブ ロ ッ ク 図 ・タイマーも記入すること。
・リレーの遮断CBを記入(Dev.Noは単線結線図に合わせること)
OCGR 3
○しろまる○しろまる電機 LRT−H 無方向性 1999.2
<0.3A−0.2秒> 64G 3
○しろまる○しろまる電機 MVG−AZ−096PGA
INST−60ms以下
0.2秒
(注5)RPR:構内負荷不平衡による不要解列が懸念される場合は、RPRを複数相に設置し、それらの全てが動作し
た場合をRPR動作とすることも可能である。また、三相回路の電力、又は単相3線回路の電力を検出
可能なRPRを設置することも可能である。 検出
「Dev」と「相数」をお客さまにて記入ください。
ZPD零相電圧 メインブレーカートリップ
OVGRレベル判定