建築設備
夏季は、太陽熱に
よるコンクリート建
物への影響は大きく、
特 に 屋 上 の コ ン ク
リート表面温度は日
中50〜70°Cまで上昇
します。そこで、屋
上を緑化することで
太陽熱の建物内侵入
を低減できます。ま
た、冬季は夏季とは
反対に熱が逃げるの
を防ぐため、暖房効
率も上がります。屋
上緑化の効果は、省
エネにとどまらず、
都市のヒートアイラ
ンド現象の緩和にも
役立ちます。
『設備改修』
屋上の有効活用し
ていますか?
屋上緑化
対 策 例
屋上緑化前
太陽熱により屋上表面
温度は上昇、室内温度
も上がるため空調機の
仕事大
屋上緑化後
屋上を緑化することで
太陽熱を遮断し、空調
機の仕事を低減夏夏 冬
コンクリート
屋上の有効利用
照り返し防止
夏は室温の上昇を抑制
冬は保温
038-O
システム導入のポイント
参考資料
建築設備 『設備改修』
屋上緑化
大量に土を入れることにより屋上の荷重が増し柱や梁に負担が掛かり、
亀裂や防水切れなどを生じることがあります。
低木など樹木を植えた場合、根っこが屋上床保護モルタルの目地など
に入り込み床を持ち上げたり、場合により防水を切ることもあります。
枯葉や土壌の流れ出しにより排水金物に目詰まりを起こすので、定期
的に清掃が必要となります。123屋上緑化
038-U

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