誘導灯には様々な
タイプがあり、表示
面や明るさ等はすべ
て消防法に基づいて
います。誘導灯には、
直管蛍光灯により点
灯する従来型誘導灯
とLED型誘導灯が
あり、LED型誘導
灯は、従来型誘導灯
に比べ消費電力が大
幅に少なく、ランプ
寿命も長いため省エ
ネを図ることができ
ます。
『設備改修』
誘導灯で省エネ機
器を採用していま
すか?
高輝度誘導灯の導入
対 策 例
従 来 型 LED型
照明・電気設備
効 果 例
[試算条件]
・従来誘導灯 94W/台をLED型 10.6W/台に変更
・従来誘導灯 23W/台をLED型 1.9W/台に変更
・従来誘導灯 15W/台をLED型 1.2W/台に変更
・建物種別:ビル
・点灯期間及び時間:4月〜3月(365日)、0時〜24時
・電力契約種別:業務用電力A(6kV)
・原油換算係数:0.223kL/MWh
・CO2排出原単位:0.475t-CO2/MWh(2022年度実績値(調整後排出係数))
・再エネ賦課金単価:3.49円/kWh(2024年度:税込み)
・削減金額(税込み)は、燃料費等調整額を含みません。
サイズも大きく
消費電力大
消費電力が大幅に少なく
サイズもコンパクト
032-O
延床面積 20,000m2 10,000m2 5,000m2
誘導灯数量 170台 85台 43台
25.0MWh/年 12.5MWh/年 6.6MWh/年
5.6kL/年 2.8kL/年 1.5kL/年
11.9t-CO2/年 5.9t-CO2/年 3.1t-CO2/年
約530千円/年 約280千円/年 約150千円/年
原油換算削減量
CO2排出削減量
削減金額
規模
削減電力量
システム導入のポイント
『設備改修』
高輝度誘導灯の導入
照明・電気設備
誘導灯は消防用設備であるため、交換に際しては、所轄消防署への届出が
必要となります。
従来型誘導灯と高輝度誘導灯の比較(小形の場合)
参考資料
従来誘導灯 LED誘導灯
外 観
寿 命(h) 約6,000 約60,000
消費電力(W) 約15 約1.2
寸法(mm)(×ばつ幅) ×ばつ360 ×ばつ143
項 目
その他誘導灯の省エネ
誘導灯を不要時消灯する
大きな窓のある部屋で昼間の明るい時間・場所にある夜間誘導灯や、夜間
に人のいない場所にある誘導灯を、不要な時間消灯することで消費電力を
削減します。
しかく誘導灯を消灯できる場合の要件(消防法施行規則第28条の3第4項第2号)
誘導灯が自動火災報知設備の作動と連動して点灯し、かつ、当該場所の利用形態に応じて
点灯するように措置されている時は、以下のような場所に設置されている誘導灯は消灯が
可能です。
1) 防火対象物が無人である場合
休業、休日、夜間等において定期的に人が存しない状態が繰り返し継続されることを
いう。この場合、警備員等によって管理を行っている場合も「無人」とみなす。
2) 外光により避難口又は避難の方向が識別できる場所に設置する場合
ここでいう「外光」とは自然光のことであり、採光のための十分な開口部が存在する
必要がある。また、消灯対象となるのは外光により避難口等を識別できる間に限られ
る。
3) 利用形態により特に暗さが必要である場所に設置する場合
映像等による視覚効果、演出効果上、特に暗さが必要な用途に供される場所。
4) 主として防火対象物の関係者等が使用する場所に設置する場合
防火対象物の関係者等とは当該防火対象物(特に避難経路)について熟知している者
であり、通常出入りしていないなどの内部の状態に疎い者は含まれないこと。
032-U

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